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んーん、カヤが拾ったのは一匹だけ。
のらみたいだったから返してやろうと思って。
けど、こんな風に増えるの見たこと無いよ。
[クロエの問いに首をフルフル横に振る。
帽子の中にはいないのを反対の手で確かめ、つばから離した。
既に転がり落ちたふわふわは好き勝手に増殖してる模様]
あ?
[ふわもこが周囲をちょーんちょーん]
んだよこれ?
なんでこんなもんが……って、ぅおい!
[ふわだまりに沈むゼルギウスが見えてビクリとした]
[泣いたからすがなんとやら、とは言うもので。
そばのふわふわが ころころ 転がるのに釣られて、
エーファも とてとて 歩き始めたのでした。]
[頬を撫でられると、流石に同性とはいえちと照れる。
あははははと誤魔化すように笑って、一緒にと言われればはーいといい返事。
とはいえカルメンが動く気配がない。うーむ。]
どしよ。適当に…って。はれ。何ですそれ?
[カルメンが抱くふわもこに興味深々。きょとんとしながら覗き込むと、それがえらい勢いで増えているのにぎょっとした。]
ぶっ!な、増えてるー!?
ふわふわ…ああ、そういや、聞いた事あるような、無いような気もするさー
[ゲルダの答えに、あははーと笑う]
うん、物覚えは悪いな、俺。
で、これって、繁殖期なのかねえ?
[まったく危機感皆無で、ぽむぽむ増殖するふわふわを眺めて、首を傾げる]
知るか、関係ねぇよ。
[カルメンには短くそれだけを返し。
異常増殖するふわもこに眉間に更なる皺を寄せる]
何が起きてんだよおい!
こいつらこんなに増殖するもんだったか!?
[言いながらふわだまりに沈んだゼルギウスが居た辺りに移動。
手を突っ込んでゼルギウスを探す]
あらあら?…元気ねぇ…いうことはちゃんと聞かなきゃ駄目よぉ…
[火山が噴火したが如く。腕の中で一気に大量にあふれ出るふわふわに、動じた様子もなくいつもの、けだるそう、ゆえに甘えたような声を発し]
そうねぇ…あなたと一緒のがいいわぁ。
…これはふわふわ。抱くと暖かいわよ。
[大量に出来てるのに全く動じずむしろ抱いてみる?というように、増殖して溢れてこぼれてるのをベッティが触りやすいように近づけて]
‥‥‥すっごく、ふえてる?
[きょろきょろしていると、
ふわふわの海に手を突っ込む人がいます。]
なに、してるの?
[ゼルギウスの姿は見えていないので、
ライヒアルトに尋ねる台詞は暢気なもの。]
[ライヒアルトが好き嫌いして、なんで鴉が満腹になるのかの因果関係は良く分からないのでんー?と首を傾げながら。
首を締め出したのには慌てて鴉をダッシュ確保。]
だ、駄目だって!鴉とか小動物とか弱いんだよ?すぐ死んじゃうんだよ?
…ちうか、この鴉君そっちの使い魔だよね?
感覚共有してたらそっちも苦しいんじゃ…。
[とふつーに疑問に思っていた事を口にした。]
……あんたね。
[笑うイヴァンの様子に、何となく頭痛を感じていたり]
繁殖期っていうか。
そもそも、これって魔力に反応して、増殖するんじゃなかった?
[問いかけの形で言ってから、あ、無駄だった、と思ったのはさておき]
なんでこんなに増えてんのかしら……さっきの騒ぎ程度でこんなにぽむぽむ増えるとは思えないんだけど……。
って、ちょっと!
足元、埋もれてる、埋もれてるっ!
[首を傾げた直後に、イヴァンの足元が目に入り。
ふと、自分の足元も見て、ふぁさ、と翼を広げて軽く浮き上がる]
…とりあえず、説明責任果たしてくる。
持ち込んだだけでこうなるとは思えないけど。
判断するのは上の人だし。
けど、その前に。
風さん、何が起こったか風の噂を集めてきてくれる?
[イヴァンの行動とは違うけど、これもある意味先手必勝。
寮母の傍に行き、何が起こったかを客観的に説明する。
その途中で風の精霊達の報告に絶句することに*なるのだが*]
あらあら?本当は優しいじゃない
[短く返しながらも、ゼルギウスを探そうとするライヒアルトの様子にふふっとまた笑みを刻み]
いいじゃない…害はないんでしょうし、扇いだほうが速いわよぅ…
[ふわふわが風に乗って飛んでいく様はたんぽぽのようで…と思い出しつつ一応助言めいたものを言う]
ひとつがふたつ、ふたつがよっつ〜♪
[歌って現実逃避してる場合じゃないのだが]
うーん、この子ってこんなに怯えやすかったのねぇ。
[だからそんな場合じゃないというのだが]
可愛いけれど、これは。
ちょっと困るか、にゃっ!
[動こうとしたら足下に増えたふわふわを避けようとして。
見事にバランス崩して、コケた]
[ふわふわを撫でている間にも、ぽこりと何度か分裂するのを目の当たりにする]
一匹だったのが、こんなに増えたんですか・・・。
しかしこの勢いだと、あっという間にこの学園中埋め尽くしちゃうんではないですか。・・・まあ、きっと先生方が何とかしてくれますね。
[他人任せの態度になりながら、大きなふわふわに腰掛ける。
まるでビーズソファーみたいな感触にご満悦]
ん。
この辺に、誰か埋まった。
[エーファの問いにそちらを見ぬままに返答をして、尚も捜索。
鴉はベッティに確保されつつ]
「あー、その辺りは加減してるんだよ、あれでも。
いつものことだし」
ディルクはその程度で死ぬような奴じゃない。
[なんだかんだで信頼関係はあるようです]
…くっ、ふわふわが…ふわふわがっ!!
[もがいて沈んでふわふわり。]
くそぅ、ふわふわして気持ちいい…
[思わず二度寝しそうに…]
て、あ。
[ほんの少し高い視点を確保したら、目に入ったのはコケる薔薇色]
ローザ、無事……っていうか、歩いて避けるより、浮いた方が早いってば!
[それは有翼族だけです]
きゃ!ローザさん大丈夫ですか!
[座っていたソファーふわふわから勢いよく立ちあがり、ふわふわをかき分け慌ててローザの方へ駆け寄る]
ふわふわしてて足元危ないから、気をつけてくださいね。
[ローザの手を取り、抱き起こす]
魔力に反応してってことは…え?まさかさっきの白雪さんたちのせいとか?
[焦った、めっちゃ焦って、思わず寮母の方を振り返ったりしてみた]
「そんなはずないでしょう」
[寮母は呆れた視線を寄越してから眉を顰め]
「それよりも…まずいわね」
[やってきたカヤに風の精霊からの報告を聞くと、さらにため息をついた]
「どうやら、閉じ込められたわ」
[大量発生するふわもこを抱える人を動かすなんてとんでもない!
というわけで持ってくる事に異論はありませんですはい。
でも食事どころではないんでは?とはちょっと思ったけど空腹には勝てない。回れ右。
確保した鴉はえーとえーとと思いながら、頭の上にのせてみた。]
うな、そうなんだ?
けっこう苦しんでるように見えたのは演技派なのかこのぅ。
うーんうーん、猫が喧嘩してじゃれてる感じなのかなー。
[ライヒアルトは別方向で何かしていた為、ディルクにだけそう告げながら。
カウンターにて、今日は何にしようかなーと暢気に物色。
そろそろそんな余裕もなくなってきそうですが?]
[すぽーーーんと一本釣りというよりはごぼう抜きに引っこ抜かれ、
そのままライの背後へどちゃり。]
…あたたたた……
[ちょっとひん曲がった首さすりさすり。]
[ローザの救援に向かう、見知らぬ黒髪の姿にほっとしつつ。
聞こえた寮母の声に、そちらを振り返る]
閉じ込められた……って。
アーデル姐さん、それ、どういう意味っ!?
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