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―集会所前―
ん?ああいや。
先輩は今日は別。こないだは一緒の資料使ったけどね。
カルロスってのが今日も課題終わるどころかで格闘してて…。
[ジトっとした視線が痛いイタイ]
はっはー。
確かに先輩ならそのまま寝てても驚かないな、俺。
[ナターシャに説明しながら、冷や汗たらり。
このまま現実逃避できたらいいのに。絶対無理だが]
─集会場─
[二人から声をかけられ、少し申し訳なさそうに。]
すみません、本当ならぼっちゃまを先に探すべきだったんですが…局からの命令がきてしまって。
[局、とはズューネを製造・管理する機関の別称で、ここからの命令は主のものより優先される物が多い。
レッグの物言いたげな素振りは、すぐさま向こうが別のものに気をとられたので気づかなかった。
ナターシャの笑みにも、ぺこと一度頭を下げてから。ノブの話題が出ると。]
ノブさん…なら、さっき商店街でご一緒してたんですけど。
こちらではまだ。パトラッシュさんならお会いしたかもしれないです
[会っていないと暗に告げながら。]
あ、私は認証終わりましたんで、外でお待ちしてますね。
[もう一度、ぺこりと頭を下げ、列からは邪魔にならないよう少しはなれた。]
─集会場前─
[パトラッシュの視線に気付けば、苦笑交じりに頭を下げて。
レッグの言葉を聴けば、いつもレッグと一緒にいる学生の顔が浮かんで]
あぁ、あの子?
そういえば私が休憩行く時もまだ格闘してたわね。
カルロス君もノブ君も、来てるかしらね?
[パトラッシュの視線を受けて冷や汗をたらす様子に苦笑したまま頷いて。]
─集会場前─
いや、いいんですよ。
その辺りは、わかっていますから。
[申し訳なさそうなエリカに、向けるのは穏やかな笑み。
彼女の向こうにパトラッシュが見えたなら、軽く一礼をして。
その視線が向かう先を見て、おやおや、という感じで軽く肩を竦めた]
ええ、では、認証が終わるまで待っていてくださいね。
[一礼して列を離れるエリカを見送り]
……来週までに、終わってくれればいいんですけど、ね。
[ぽつり、と小さく*呟いた*]
── 集会場前 ──
あ。
[隅っこで腕を組み、其方、此方に視線を彷徨わす。
その先に見知った姿を見れば]
ラッシィだ。
[僅かに微笑して]
司書さん、まで。
……本当に非常事態だわ、これ。
[資料探しの際に見知りとなった姿に、
改めて実感したのか、ぽつり呟いた。]
─集会場前─
[エリカからノブのことを聞けば、あら、と瞬き一つして。]
ノブくんとお知り合いだったの?
世間って狭いのねぇ…
あ、私ナターシャって言います。よろしくね。
[邪魔にならないように、と列から離れる彼女に名前だけでも名乗り。]
─集会場─
[同僚かと訊ねるナターシャには肯定の頷きを返し。
事情を口にする同僚には]
…そうですか。
合流で来て何よりです。
では、認証が終わりましたら、また。
[局から命令が来たと言われれば、それ以上の言及はしない。
離れる同僚に告げると、列に並び順番が来るまで*待った*]
―集会場前―
まぁ、エリカさんたちは合流できてよかったな。
[みなの会話の様子を聞きながら]
ノブなら俺も商店街であったな。
今はどうしてるか知らないが、区画外に行ってないのならそのうち来るはずだ。
[レッグへの視線ははずさないままに答えて、ナターシャの会釈にこちらも首を縦に]
こんにちは、ナターシャ。
うちのレッグが迷惑かけたりしなかったか。
[と一度ナターシャに向けた視線を再度レッグに向けなおしたり]
─集会場前─
[辺りを見回せば、図書館へよく資料を取りにくる女性の姿が目に入り]
あらま、アヤメさんまで?
知った顔が多いのって、良いのか悪いのか…
[少なくとも、会えて良かったと手放しでは喜べない現状に、頬に手をあてて溜息一つして。
だが、知らない者の中に一人きりよりはマシ、と苦笑を浮かべながらアヤメに手を振った。]
―集会場前―
よくうちの玄関先でお会いするんです。
お名前知ったのは、つい今日だったんですけど。
[ナターシャにはそう笑みながら返し。
名前を名乗られ恐縮したように。]
す、すみません名乗りもせずに。
私はズューネのエリカです。こちらこそ。
[そういって袋を持ったまま、ナターシャとレッグに一礼した。]
―集会所―
何だかなー。でもってデータが足りないとか騒いで、俺が帰るのを遅らせもしたと。
そか、あいつのせいにすればいいんだ。
[責任転嫁のような、間違ってもいないよな]
来てはいるんじゃないかな。
ここで反抗するような奴じゃないし、どっちも。
[司書に答えながら列を進んでゆく。
離れてゆくメイドはちらりと見ただけで特に何も言わない]
ま、ここが生活の主体な人だとな…。
[アヤメの名前に司書の視線を辿り、軽く頭を下げた。
先ほど見かけた姿だから意外とかそういうのは一切ない]
―集会場前―
[アヤメの声に気づけば視線をそちらへ向けて]
アヤメも巻き込まれてたか。
とりあえず皆、積もる話は認証を終えてからだ。
[レッグに視線を向けてからはずし]
まぁ……こうなってしまっては…しかたがないな。
[つぶやいてからため息を漏らす]
── 集会場前 ──
アロー、アロー。
[此方に向かうナターシャの視線に気付けば
右手を軽く挙げて、振り返す。
されど近づいて行かないのは矢張り人の多い場所が苦手で。]
実は此れ。
何かのサプライズイベント、だったりしたら
少しは区画管理者にいい印象も持つんだろうけど。
[右手を頬に当てて]
……まぁ、どうせ。
誤検知だとか、その辺で何事も無かったように
解放されちゃうんだろうなぁ。
[ふぅん、と溜息をついた]
─集会場前─
こんにちは、パトラッシュさん。
レッグくんはデータも大事に扱ってくれる子だし、迷惑なんて全然かけられたことありませんよ。
[レッグから視線を外さない様子に、くすくすと笑みを零しながら顔を横に振り]
あまり怒らないであげてくださいね。
レッグくんも心配してたんです。
―集会所―
世話にはなっても、迷惑なんざ掛けないって!
[兄の声に目を逸らしたまま反論する。
メイドが名乗っているのを見れば、軽い会釈だけは返して]
先輩も研究室に向かってたとしたら区画内だったろうな。
まあ、おっとり来ると思うよ、あの人は。
[伶人をチラリと見て、あの人も、だったかなんても考えたり]
先に受け取ってくるから。
[丁度良くだかどうだか、順番が廻ってきた。
手続き用の端末に向かって逃げる]
―集会場前―
[主の言葉には嬉しそうに笑み。
ジョエルにこくりと頷いて、少し離れた場所で大人しく立ったまま。]
他の方たちも向かってきてるでしょうか…。
[そう呟きながら、主らをその場で*待っていた。*]
―集会場前―
[エリカからも名乗られれば、もう一度よろしくね、と微笑み返し。
級友のせいにしようというレッグには、くすくすと苦笑しながらもパトラッシュの方に視線だけを向けて囁き]
…パトラッシュさんに一言言ったほうがいいんじゃない?
心配されてるわよ、きっと。
―集会場前―
[アヤメが此方に来ようとしない様子には、彼女の性格上仕方ないかな、と考えて]
もう少ししたら落ち着くと思いますから。
私、先に手続き済ませてきますね?
[と、声だけ向けて列が進むのを待ち。
手続きを済ませれば、アヤメの方に向かう*だろうか*]
―区画内・集会所前―
[ナターシャの言葉に少し諦めの入ったような声で]
ナターシャに免じてうるさいことは言わないでおいてやろう。
それで今の事態が好転するわけでもないしな。
[遅れ気味の人たちが新しく来たのだろう、再度列が少し煩雑になり始めて]
ああ、俺は列整理に戻るから皆は適当に認証すませてきてくれ。
俺の方も落ち着いたら連絡入れる。
内部でなら携帯端末はつながるようだ。
それと何かあったら俺に連絡くれ。
[そういい残して再び列整理に*戻った*]
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