情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[彼はホットワインのマグカップをトレイに乗せて居間に戻ってくる。まっすぐオトフリートとイレーネの前に歩み寄る]
飲む?暖まるよ?
[トレイをオトフリートの前に差し出して]
[アーベルに、ありがとうございます、と、微笑んで]
頂きます。
[そして、そっと、アーベルに]
イレーネは熱もあるようなので…少し、冷やすものも作ってきますね。
[お願いします、と、告げて、厨房へ]
―居間・暖炉の前―
[目覚めは軽い酩酊感と共に。
揺れる視界は火の熱を孕んだ体の所為か。
それとも、扉から流れ込んだ臭いの所為か]
…ぅ…?
[現状を判断するのに人よりも長い時間を要して。
目の前の暖炉と眠るブリジットを知覚すれば昨夜のことを思い出す]
………熱ぃ……
[一晩中暖炉の前に居れば熱くなるに決まってる]
[普段ならば反発もするのだろうが、素直に撫でられるままに。
差し出されたマグカップに、こく、と頷く]
[視線は窓へ。あかく、血塗られた]
[それが何であるか、把握するに至っていない]
え?あ…
[オトフリートにお願いしますと言われ、彼はぱちぱちと目をしばたかせる]
うん、判った。
[ワインのトレイをテーブルに置き、イレーネの隣に座る]
イレーネ、大丈夫?
[赤はみたくなくて]
[林檎は切ることができず]
[グレープフルーツ、オレンジ…そっと果物を切り分けて]
[それを居間に運んで]
[食欲がわかない]
[上手く定まらない焦点を目を閉じ頭を振ることで強制的に正常な状態に移す]
…気持ち悪。
[逆上せたかな、と自分の中で結論付け。
自分がこれではブリジットも辛いだろうと毛布ごと彼女を抱き上げる]
…どした?
[ソファに寝かせようかと振り返った先。
其処にいる彼らの表情が、先日に比べ異常に沈んでいるようにも見えて声をかけた]
……うん?
[アーベルの問いかけに、不思議そうに首を傾げ]
うん。………大丈夫、だよ…
[答えつつも、視線はやはり窓へと向けられたまま]
[ユリアンが目を覚ましたのには、まだ気付いていない]
熱があるって、オトフリートが言ってたよ?
[彼は恐る恐る、イレーネの頬に手を触れる]
ほんとだ、熱いよ。寝てなきゃ。
[そして、誰かの動いた気配に振り向くと、目を覚ましたユリアンを見つける]
あ、おはよう、ユリアン。
[にこりと笑った。いつものように]
[頬に触れられれば、ん、と片目を瞑り]
………そう?
[自覚はないらしく。切り分けられたオレンジを齧る。
声に、ユリアンの方を向いて]
……襲った………
[言葉を、繰り返す]
[イレーネの視線を追い、窓の向こうを見る]
…赤い?
[軽い眩暈が消えない視界では、はっきりとは見えないようで]
[アーベルの声に窓から視線を移し]
おはよ。イレーネ、熱あるのか?
[二人の様子に何となくそう判断して首を傾げる。
空いているソファにブリジットを寝かせ毛布をかけてやり、自分はソファの近くの椅子に腰掛けようとして]
……狼が?
じゃあ…外が赤いのって…
[血なのか。
そう認識した途端眩暈が一層強くなって平衡感覚を崩しかけた]
[彼は立ち上がり、テーブルからホットワインのカップを一つ取って、ユリアンの前に差し出す]
キミも具合が悪そうだ。大丈夫?これ、暖まるよ?
[眉間に指を押し当てる。
強い眩暈に堕ちかけた意識をどうにか保って]
…ああ、ありがとう。
[差し出されたカップを受け取り、少しだけ口を付ける。
暖炉に熱された体には暖かさを与えることはなかったが、嚥下するという動きに、少し落ち着きを取り戻した]
果物も、オトフリートが持ってきてくれたのがあるから。
朝食って気分じゃないかもしれないけどね。
[彼はにこりとユリアンに笑いかけ、イレーネの隣に戻る]
ん、サンキュ。
[中程まで飲み下したワインの効果か、礼と共に笑みを返すことができるまで落ち着いて。
テーブルに置かれているオレンジに手を伸ばす]
…外、そのまんまになってるのか?
[染められたままの雪の色。
オレンジを齧りながら、ふと尋ねる]
[ワインを飲み終える]
[それから、物を片付けて]
―厨房→居間―
[イレーネを見て、少し落ち着いたようだから、ほっとするも]
[ユリアンの言葉に]
…弔ってやらないと、いけませんね…
[彼はイレーネの方をちらちらと気にしながら、ユリアンの言葉に応える]
うん。そのままだと思う。
狼の群れが戻ってくるかもしれないし…ほんとは御弔いしなきゃいけないんだろうけど。
僕…あんなに沢山の狼、初めて見たよ。人を襲うなんて雪で餌が無くなってたせいなのかな?
[人狼の話と狼の群れを敢えて切り離そうとするように言葉を繋ぐ]
[時折 果物を齧りながら、ぼんやりと]
そのまま……
[ユリアンの言葉に、頷いて]
……魂は………鎮まった…、かもしれない……けど。
外は危ないかもしれませんが……
それでも、弔いはしてやらないと
[それからイレーネの言葉をきいて、やはりそっと頭を撫でて]
…人狼、なのでしょうか…?
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新