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[他者には視えぬ、異なるもの。
見通す力は、異端の印。
それを、聖なるもの、と示したものは、既に亡く。
疎みながら、否定し、隠し続けていた]
……Ich bin weiß.
……Ich bin sauber.
[暗き翠が映したものは。
清らかなる、白き光。
即ち]
……白御霊。
[小さな呟き、直後]
……くっ!
[苛む痛みに、その場に膝を突いた]
な。
[聞こえてきた声。人狼。冗談。
交錯する対応]
に。
[エーファの声。何故この子供が知っている。
その身に宿した蒼炎を知らぬがゆえに]
俺は、ベアタを護ると決めたんだ。
だからイヴァン、俺はお前よりベアタを信じる。
[記憶の靄の奥から滲み出る義務感]
[今度こそ護らなければ]
[無意識の妄執]
[記憶の錠前は崩れ落ち始めている]
[ページが捲られてしまうのも、時間の問題]
……。
[イヴァンから返ってくる言葉に、老婆がため息を一つついた]
……冗談ではないのならば、なお悪いねえ。
そして……お前を信じるための根拠が、今は薄い。
ねえ。イヴァン坊主。
何故、今、この混沌とした場で、それを口に?
もしも……お前が本当に人狼を見つけることが出来る者ならば、こんな火事場泥棒のような真似はしないだろうさ。
まるで―――ドサクサ紛れに、犠牲者を増やそうと思っているようにしか見えなくなってしまうのですよ。
……悲しいことだけれどもね。
…だとしたら。
ライヒアルトの言っていた、見極める者は何処に居る?
[ゼルギウスの言葉に口を開く。]
誰も居ないなら、イヴァンがそうだ、としか言いようが無いんじゃないのか?
[責めるなゼルギウスの声から、イヴァンを庇うように逆に問う。]
……これ……だか、ら……。
[嫌なんだよ、と。こんな状況でも、悪態は口をつく。
わかっている。
痛みの理由は。
心の奥底に根付く、『拒否』の念。
それでも、それは、表には出さずに]
ああ……アーベルは、人間……だ。
人狼じゃ……ない……。
[家主の問い。
差し伸べられる手は、見えたか否か。
暗き翠は、閉ざされて。
*意識は闇の淵へと落ちる*]
ライヒ君とウェン君が言っていただろう。
「イヴァンが名乗り出たのは迂闊過ぎる」と。
己が役割に気付いているのであれば、その危険性を察しその力を明かしていない可能性だってある。
[ナターリエの問いに、先日の会話を思い出しながら答える]
[混乱。困惑。混迷。
その全てにあてはまりそうな場所で、はたりと二回瞬く。
その瞬きの間の沈黙は、物事を考える時間と等しい]
うん。
[小さな頷きは決意に似ていた。
ふら、と足を進めた先は、イヴァンの前]
無理かもしれない。でも、冷静になって。
[ナターリアがイヴァンを責める声を制しているようだったから。
自身は、イヴァンを制するように]
[イヴァンとベアトリーチェを巡る人々の対立にはまるで興味がない様子で、子供はウェンデルの前に近づく]
……違った。でもまだ食べられていない。
だから、まだ大丈夫。
終わらせることは、できる。
[騒ぎの源まで辿り着いた自衛団員は、仲裁などはしなかった。
交わされる言を耳にしながらも、混迷の中を行きながらも、まるで別世界の住人の如く、世を去った者を見下ろし、連れて行くに過ぎない。
彼らにとっては、手間が省けただけなのかもしれなかった。
そして、現在の騒ぎに口を出すなど、愚かと判断したのだろう]
あ。
[ウェンデルの問い。しまったという思いが顔に出る]
…分かった。
[意識を失う同居人を左手で抱きとめる。
もう届いていないだろうが、溜息をつくように小さく返して]
ウェンデル。
教会関係者なら、口伝のこともそれなりに知っているだろう。
こいつがそうなんだよ。
[決定的な一言はまだ言わない。
もう無駄だろうとも思ったけれど]
[背にしがみ付き震える少女]
[助けを求める声]
[振り向いて、ベアトリーチェを抱き抱え上げた]
大丈夫。
俺が護る、護るから──。
それは、そうかもしれないが。
[強く否定出来ないのは、今の己がそれをよく理解していたからだ。]
だからといって、何の手立てもないまま。
人狼を探して殺しあえというつもりか…?
だとしたら、隠れている者こそ、混乱を招いているとしか思えない。
[強い声に、なるべく淡々と、低い声で答える。
ここでこちらが感情的になる事は、場を余計に乱す事になるのを、十分理解していたからだ。
ゼルギウスの傍らにいる少女の顔は、見なかった。
怯えるような声は人そのもので。
とても人狼には、見えない。
それが人狼の狡猾な技だとしても。]
けれど。
一つを、終わらせてしまった。
[――熱が冷めていきそうになる。
醒めてはいけない。覚めてしまえば。
きつく、組んだ手を握り締めた。
朱い、別の赤の加えられた花が、視界に入る。]
[今ひとつぴんとこない情報が錯綜する、
混乱する広間。
とりあえずめにつくよく知った仕事仲間のゼルギウスによっていく]
ああ、おれが一番この中で話し読めてないのかもしれないが。
イヴァンの怪しさはとにもかくにも、
こうして混乱している状況はとりあえず、思わしくないと思うのだが?
[周りにいる皆にも語り賭けるように声をかけ、
比較的冷静そうなエーリッヒに何か知っているのかといった感じの視線を向ける、
視界の端にゼルギウスの背中で怯える少女の姿が見え、
その少女を落ち着けようとするゼルギウス。
再度エーリッヒに視線を向けて]
エーリッヒ、いくつか気になる点があるんだが。
一番知ってそうで話ができそうなのがエーリッヒくらいに思ったんでな。
[そっちに近寄り話しかけた]
…知っては、います。
先程、御自身の口から、聞いても。
けれど、………真実という保証はない。
[エーリッヒに、淡々と返す。
真実ではないと、心底、思っているのではない。
思いたいだけ。]
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