74 PSM alert
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─ 議事堂内・休憩室 ─
[壁に寄りかかり少し俯いて沈黙していたが、フラン>>28の問いかけに顔を上げる]
PSMのコアは頭の奥にあって、そこに刻印されてるって話だね。
通常のスキャンなんかは誤魔化せる精度らしいから。
最終的な確認は、そこを暴くしかない。
[フランの背中を見ながら答えて、ケイジに被せた毛布を見た]
(31) 2012/04/13(Fri) 22:38:54
さてさて……と。
ここなら、大丈夫そう、だな。
[先に進み、休憩室の幾つか並ぶ廊下に出ると、念のため室内の様子を確かめ、荒れた様子がなかった一室の扉を大きく開けてついてきた一匹と一人を招き入れた]
いきなり色々あって、きっついかも知れんけど……とにかく、今は休んで、な。
[続く限り、心から休むのは難しいだろうし、切り抜けられたとしても……という懸念はあるが、それはできる限り出さぬようにしつつ、少女に向けてこう言って。
それから、視線は傍目なんとも甲斐甲斐しく見える犬へとむいた]
お前も、な。
駆け回りまくってるだろし、休み取れよ?
(32) 2012/04/13(Fri) 22:43:24
─ 議事堂内・休憩室 ─
そう、ですか。
[エリカの返答>>31に、先程の彼女の行動を思い出す。
意味無くあんなことはしないだろうと思ってはいたけれど。]
…私。
ケイジさんに、ふーちゃんって呼んでもらえるの、好きだったんです。
[エリカの方を見ぬまま、脈絡もないことを口にした。]
(33) 2012/04/13(Fri) 22:53:43
[青年>>32の後を付いて廊下に出て。
彼の確認を待ってから招きに応じて部屋の中へと入った]
くぅん
[少女に向く言葉に小さく鳴いて、犬は背に少女を乗せたまま床へと伏せる。
次いで自分にも言葉が向くと、犬は鼻先を青年へと向けた]
わふ
[鳴いた声は、大丈夫、と言うような音を含む。
それでも休まないと言うことは無く、今この瞬間は多少なりとも気を抜いて床に寝そべっていた]
(34) 2012/04/13(Fri) 22:56:45
─ 議事堂内・休憩室 ─
[ケイジとの、他愛ない会話が好きだった。
恋と呼ぶにはあまりに淡い、そんな想いではあったけれど。
いつか、恋人と呼べる人が出来るなら、ケイジさんみたいに明るくて優しい人がいいな、とか。
そんな思いを抱くくらいの好意は持っていた。]
ケイジさん。
勉強にきてただけで、こんなことに、巻き込まれて。
死んじゃう、なんて。
[故郷から離れた地で命を落とした彼の気持ちを思う。
悔しいだろうか、悲しいだろうか。
自分じゃない、他人の心なんて解るわけもなくて。]
(35) 2012/04/13(Fri) 22:59:46
─ 議事堂内・休憩室 ─
PSMじゃなくても、そないとこ暴かれたら普通は命奪われる。
だから先に殺し合えって理屈は、理解したかないけど、出来るんだよね。
[淡々とした声に、少し疲れたような声で答えて。
脈絡なく続いた話>>33に何度か瞬く]
……そか。
呼んでもらえなくなっちゃったね。
[呟くように応じ、フランの背中に向けていた視線を逸らした]
(36) 2012/04/13(Fri) 23:02:45
─ 議事堂内・休憩室 ─
…そう、ですね。
[エリカの声>>36に、彼女を見ぬまま頷いて。]
さっきの、男の人。
どうして、確認しない内からケイジさんがハズレだって、わかったんですか?
[ケイジの手に触れている自分の手に視線を落としたまま、エリカに聞いたのは。
撃たれたケイジの姿を見たあの時から、引っかかっていたこと。]
(37) 2012/04/13(Fri) 23:05:24
お手伝い犬 パトラッシュは、メモを貼った。
2012/04/13(Fri) 23:12:37
─ 議事堂内・休憩室 ─
……運が悪かった。
そんな言葉で片付けるのは、いいことじゃないけど。
そうとしか言いようがないな。
[どうにも困ったような表情で、続く話>>35に首を振る]
さっきの、レッグ?
何でも前にPSMと対面したことがあるよな話はしてたから。
それでかなと思ったんだけど…。
(38) 2012/04/13(Fri) 23:13:17
[鳴いて、床に伏す姿>>34からは、気を抜いている様子も伺えて。
自分も、ほんの少し、息を抜いた]
(……まー、やり難くはあるんだよなぁ、ほんとに)
[必要とあれば、という思いはあるものの。
妙に和む機会が多かったからか、ここにいる一人と一匹は狙い難いものがある]
……なんっつーか、ホント。
役所っつーか、エライさんは好き勝手、言ってくれるよなあ……。
[けれど、どこかは狙わなければならないし、そうしなければ終わらない]
っとに、やり難……。
[なんともいい難い状況に、先は飲み込んだ言葉がぽろっと零れ落ちた]
(39) 2012/04/13(Fri) 23:15:25
雑貨屋 フランは、メモを貼った。
2012/04/13(Fri) 23:23:56
警備員 エリカは、メモを貼った。
2012/04/13(Fri) 23:26:09
……… くぅん
[青年から零れ落ちた言葉>>39。
それを聞いて犬は小さく鳴き声を零す。
タイミングから相槌のようにも聞こえたかも知れない]
わふ
[先に自分に向けられた言葉を返すように、犬は青年に対して鳴き声を向ける。
この状況を喜ぶ者などどこにも居ないのだ]
(40) 2012/04/13(Fri) 23:28:00
掃除屋 レッグは、メモを貼った。
2012/04/13(Fri) 23:29:56
お手伝い犬 パトラッシュは、メモを貼った。
2012/04/13(Fri) 23:32:35
─ 議事堂内・休憩室 ─
怪しいっちゃ、怪しい。
[横に逸らした視線を床に落とす。
腕を組んで、左手の指を唇に触れたり離したりする。
雑貨屋で買い物に迷う時などもよくする仕種だった]
(41) 2012/04/13(Fri) 23:42:13
[相槌のようにも聞こえる鳴き声>>40に、へにゃ、という感じで軽く表情が崩れた]
……なんつーか。
言葉で言い合ってないだけで、会話してる気分なるわー、ホント。
……むしろ、言葉使ってない分、なんかねぇ……。
理屈並べられるよか、なんぼかラクだわ。
[妙にしみじみー、とした口調で言う。
軽口めいた物言いは、事起きる前の軽い様相に近いもの。
完全に緩めているわけではないが、気を抜いているからこそのもの。
少女を落ち着かせるため、というのもあるが、無感情な放送が入るまでは、緊張は表に出さずにおきたかった]
(42) 2012/04/13(Fri) 23:42:17
─ 議事堂内・休憩室 ─
運が、悪かった。
[エリカの言葉>>38を繰り返す。
それは、ケイジだけを指す言葉ではないと、思った。]
…そうですか。
[レッグが前にもPSMと対峙したらしいと聞いても、納得はしきれない。
さっきの、自分を見た彼の目>>22を思い出す。
感じた異様さを隠さなかった自分に、何も感じていないような印象を受けた、あの目。
怪しいというエリカの声>>41が、やけに大きく耳に響いた。]
(43) 2012/04/13(Fri) 23:47:09
[青年の表情が崩れる>>42のを見ると、犬も少しだけ口角を上げた。
相手の話を理解出来ても伝える術を持たないから、実際は会話にはなっていないのだが。
相手がそう感じてくれるのはどこか嬉しいものがあった。
だからこそ、意思の疎通が出来る少女は出会って間もないとしても、大切な存在となっているのである]
わふん
[その時ばかりは尻尾も嬉しげに左右に揺れる。
自分をあまり警戒していないらしいと感じ取ったためでもあった]
(44) 2012/04/14(Sat) 00:02:06
─ 議事堂内・休憩室 ─
一言で済まされたら浮かばれんかもしれないけど。
そんなものだよ。
[死ななかったのは幸運。
この事態に巻き込まれたのはそもそも不運。
最後まで生き残れなければ誰も同じと、繰り返された言葉>>43につけ足した]
……頭痛いわ。
[そのまま一方向だけに思考が流れそうで、また首を振る]
(45) 2012/04/14(Sat) 00:13:17
お。
……もしかしなくても、同意してる?
[嬉しげに尻尾を振る様子>>44に、言葉通じてる? と思いつつ、冗談めかした口調で問う。
とはいえ、ただの犬ではなかろう、という予測はあったから、本当に通じていてもそんなに驚く事はない……かも知れない]
(しかし、なぁ。
仮にここふたつを外すとして、残るはふたつ……か)
[そこそこ付き合いのある警備員と、ほとんど知らない雑貨屋。
一方は知っているから、もう一方は知らなさ過ぎて、取っ掛かりの掴めない相手。
次の銃口を向けるとしたら、どちらかになるのだろうが。
まとまらない思考に、ふぅ、と小さく息を吐いて、軽く頭を掻いた]
(46) 2012/04/14(Sat) 00:19:25
わぅ
[返事をするように青年>>46に対して鳴き声を上げる。
尻尾もぱたりと床を叩いた]
[青年の左腕は気になる様相を呈していたものの、今では自分も作られた足を持っているため、それだけではPSMとしての疑いは持てず。
これまでのやり取りもあって銃を向ける優先度は少女に次いで低いものとなっていた。
何か気になる部分が出れば、銃を向けられる相手ではあるのだが]
[次に銃を向ける相手をどうするか。
自分へ銃を向けた女性と、少女に銃を向けた警備員。
PSMのことは抜いたとして、どちらも自分と、護りたいものを狙っていた人物であるため、犬はそのどちらかを狙おうとしていた]
(47) 2012/04/14(Sat) 00:35:19
お手伝い犬 パトラッシュは、メモを貼った。
2012/04/14(Sat) 00:36:29
─ 議事堂内・休憩室 ─
…エリカさんは、割り切れてるんですね。
[そんなもの、という言葉>>45にぽつりと返した。
警備員という職業がそうさせるのか、彼女自身が冷静なのか。
それは解らないけれど。]
…大丈夫、ですか?
エリカさんも、休まれた方が。
[頭が痛いという声に、思考を止めて彼女に視線を向けた。
彼女の力のことは知らないだろうか、知っていても気遣うのは変わらないけれど。]
(48) 2012/04/14(Sat) 00:41:38
[返事をするような鳴き声>>47と、床をたたく尾の動き。
肯定と取れるそれに、おー、と感心するような声が上がった]
(やっぱ、ただのわんころじゃねぇ、ってか)
[とはいえ、それが即異端に結びつく事はない。
PSMが動物に成り代わる事、それ自体はないとは言えない、と聞いているので完全に可能性を排除してはいないのだが]
……って、と。
ここはお前さんに任せて大丈夫そうだし。
オレ、ちょっと一服してくるわ。
[まとまらない思考を整理するため煙草がほしくなったものの、さすがにここでは吸えないからこう言って部屋を出る。
さてどこで、と思ってすぐに浮かんだのは定められた喫煙スペース]
……あそこにゃベンダーもあった気がしたが……生きてっかな?
[それも確認しておきたいから、と。自然、歩みはそちらへ向かった。**]
(49) 2012/04/14(Sat) 00:52:15
掃除屋 レッグは、メモを貼った。
2012/04/14(Sat) 00:54:16
─ 議事堂内・休憩室 ─
割り切れてる、と思うけど、ちょっと怪しいかな。
こんな風に即決できないんじゃね。
警備員じゃ、そうそう生死隣り合わせにまではならないのよ。
[ぽつ、ぽつとした話し方>>48が、フランの受けた衝撃の深さを物語っているようで。軽い話し方を心がけながら答える。
新兵の時にされたことを、なんとなく踏襲していた]
そうね、先に失礼させてもらう。
……また後で。
[気遣われると、苦笑しながら頷いた。
好意を持っていたのなら、誰にも聞かれず話したいことなどもあるだろうかと、そんなことも考えながら。
壁から身を離して、小さく手を振るとその部屋から出て行った]
(50) 2012/04/14(Sat) 01:01:56
おんっ
[一服の言葉>>49に、犬はまた返事をするように鳴き声を上げる。
部屋を出るのを見送って、扉が閉じると同時に頭を床へと下ろした]
…… わふん
[犬と少女だけになって、先程よりも気を抜いた姿で、気が抜けた鳴き声を零す。
背に乗せたままの少女はどうしていたか。
少女が反応するか、刻が来るまで、犬はその部屋で休息をとるの*だった*]
(51) 2012/04/14(Sat) 01:15:15
─ 議事堂内・休憩室 ─
そう…です、よね。
エリカさんだって、巻き込まれたのは、同じなのに。
ごめん、なさい。
[エリカ>>50に、ぎこちなく謝る。
どこか感情が抜けたような、そんな話し方ではった、けど。
また後で、と部屋を出ていくエリカに頭を下げて見送り。
視線をまた、ケイジの手に重ねた自分のそれに*落とした。*]
(52) 2012/04/14(Sat) 01:15:42
― 議事堂内・廊下 ―
考えて撃つなら、掃除屋か。
怪しいって言うなら、間違いなく普通じゃないあの犬だって怪しいんだけど。
判断材料、乏しすぎるわ。
[少女は優先順位を下げた。あの怯え方はどこまでも普通の少女そのものだったから。フランも低く見ているのは、いつもの彼女と違うのはこの状況下では逆に当然と感じられたからだ]
……熱いお茶でも、飲も。
[過敏症のように痛くなっている額を軽く押さえながら、喫茶コーナーがあるはずの方向に*向かった*]
(53) 2012/04/14(Sat) 01:17:40
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