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[ジッと見下ろすのは、ふたつの遺体。
その殺傷痕から相討ちであったことは容易に想像が付く。]
……回避することは、できなかったのかな。
[ポツリそう呟く。
ズキンと鈍く頭に痛みが走った。]
[部屋にいた面々にはちらり視線を向けるものの、すぐに目を背ける。
そうして、泣く事も叫ぶこともせず、ジッとふたつの遺体を見下ろしていた。]
[そうしている間にも、頭痛はますます激しく頭の中で*響く*。]
─休憩所→ ─
うん、じゃあ、行こう。
[一緒が良いと言う涼に頷きを返し、晴美も一緒に休憩所を出た。
休憩所に現れた奏は倒れ伏す二人を見つめたまま、その場を動こうとはしない。
遺体を目の当たりにして茫然としているだけなのか、それとも……]
[奏には一言だけ、「ryouを着替えさせて来るね」とだけ告げて、その場を後にした]
─ベッドのある部屋─
[シャワー室に向かう前に遺体の安置している部屋へと向かい、散乱させていた荷物の中から涼が着れそうな服を選ぶ。
デニムのホットパンツと赤と黄のボーダーの長袖を拾い上げると、結局片付けもせずに部屋を後にした]
─廊下─
[シャワー室に向かう途中、涼が何かを見つけて足を止める]
これ、が?
[涼が見つけた文字、即ち姿無き占い師の判定。
文字を見て誰の文字だと判別することは出来ない。
並んだIDと人狼の文字に軽く眉根を寄せた]
……最初の書き込みを見てないから何とも言えない、かな。
[見たところで細かな差異などは判らないだろう。
けれどその場で結論も出せないために、そう曖昧に答えた。
人狼の可能性は、誰にでも付き纏っているのだから]
[シャワー室につくと、タオルを持ってくるからと涼を先に個室へと向かわせる。
着替えは更衣室の隅へと置いた]
……けーちゃん、Wen.って何か武器になるもの、持ってた?
[自分が見た限りには何も持っていなかったはずだ。
晴美は何か見ているか、と訊ねかける。
返答を聞いた後は、先程涼にも言った通りにタオルを取りに最初の部屋へと向かおうとした。
晴美に同行もしくは自分が行くと言われたなら、それには緩く首を横に振って断った]
ryouを一人にする方が不安だから。
アタシは、大丈夫。
直ぐに戻って来るから、ね?
[僅か震えたぎこちない笑みを向けて、シャワー室を後にする。
一人で行動するのは不安が付き纏う。
それでも自分を奮い立たせ、足を最初の部屋へと向けた]
─PCのある部屋─
[部屋に人の気配は無かった。
玲は自分が手に掛け、聖と裕樹は相討ちらしき様相で果てた。
晴美と涼、奏の姿は確認している。
亜佐美と瑠衣はどうなったのだろうか。
シャワー室から離れてから、様々なことを必死に考え始めた。
リアル人狼が行われているならば、人狼がまだいるなら、この後また犠牲者が出るだろうこと。
誰を信じ、誰を疑い、どう生き延びるかを]
…ゲームなら自分が死んでも勢力が勝てば勝ちになる。
でもこれは、ゲームなんかじゃない。
死んだら、お終い。
[晴美を着いて来させなかったのは一人で考える時間が欲しかったため。
段ボールからタオルを引っ張り出しながら、頭の中で考えを纏める]
(最初の占い判定は誰が書いたのかが判らない。
二回目のryouが見つけたのも同様。
けれどもう一つ、アートが遺した判定結果もある。
最初に占われたのはとき。
アートが占い師なのだとしたら、占ってもおかしくは無い)
[そこまで考えて、何か決め手に欠けているような気がして、思考が止まった。
ふと、電子光に気付いて視線をモニターに向ける。
画面は更新され、死んだ二人の名前が表記されていた。
眉根を寄せながら文章を読み、一つ前の文章を目にして、「あ」と小さく声を漏らす]
……とき、襲われてたん、だ。
そうなると最初の占い判定って、襲うためにわざと書かれた可能性もある、のかな。
[ゲームならその手段を取る時はある。
けれどこの状態ではどうだろうか、考えにくくもある。
守護者となり得る者は居らず、狂人は人狼と通じることが出来るのだ。
隠れ潜んで他を欺いた方が、早い]
残ってる人数は、5人。
もう、決め打たなきゃいけない状態まで来てる、よね。
[何を信じて、何を疑うか。
誰を信じて、誰を疑うか。
迷うだけではチャンスの前髪を掴み損ねてしまうだろう。
モニターを睨んでいた瞳がふと閉じられ、視線を外すと別の段ボールからペットボトルを3つ手に取った。
それを抱えて最初の部屋を出る]
……信じる人はもう決まってる。
その人が人狼だとしても……アタシも、怨まない。
[良く知る相手だからこそ、信じたい相手だからこそ、裏切られても責めはしない。
自分が憎みたいのは、自分達をこんな状態に追い込んだ、*現状だから*]
―シャワー室の隣の部屋―
[暫く、床に座り込んでいた。冷たい、むき出しのコンクリートの床。その冷たさが、段々興奮を冷ましていった。
逆に、冷たさが震えを強めていく。
怖い。怖い。もう裏切られるのは、怖い。誰も信じたくない。信じられない。
けれど、このままでは…
ゆっくりと身体を起こし、立ち上がる。ゆらり、と、一歩足を進めようとすれば、どこからか、声が聞こえる。息を潜め、声を聞いた]
―給湯室―
[給湯室にたどり着く。以前探していた引き出しをさがしてみる。あせるあまり、引き出しや薬缶が、がたがたと音を立てていただろう。
目標のものは発見した。
そっと懐に仕舞いこんで、その場を離れる。
誰かいないだろうか。その思いで、足は自然と*最初の部屋へと――*]
―シャワー室―
[七重に促されると晴美を見て少し迷った後に、服を着たまま個室のある方に向かった。
瑠衣が使っていた個室からできるだけ遠くの個室を選ぶ。今はそこに近寄りたくなかった。
シャワーを流してから少し迷った末に一緒に来ていた二人が見ていないのを確認してから奥の個室に向かいマジックを捨てた。]
あと少しだったのに……。
[呟く言葉はシャワーの音に消され、服を脱いで対面の個室においてから個室へと*入っていった*]
―― 回想 廊下→休憩室 ――
[短く尋ねられた言葉に、僕は肯定の意を示すように
短く頷いた。
「悪いけど、預かっといてくれ」。
そう、短く告げて手渡された携帯。
それを僕は強く握り締める。]
預かってって…言ってたじゃないかっ、
――アートさんっ…
[急ぐ気持ちが、言葉を洩らす。
僕は反射的にくちびるを強く噛んだ。
疑惑は、まだ疑惑のまま。それは彼の生死も、素性も。]
―― 回想 休憩室 ――
[扉を開くと、この前よりも強い、血の匂い。
だけど感覚が麻痺していたのかな。こみ上げる吐き気もなく、
僕は目に飛び込んできた光景に駆け出していた。]
っ!! アートさん!!
[そこには確かにryouや聖の姿もあったんだけど。
僕は真っ先に彼の安否を確認するために駆け出していた。]
しっかりして! 何倒れているの!!
[血に染まった彼の頬を二度、叩く。反応は、ない。
少し遅れて傍にやってきた七重姉を、思わず見上げる。
判ってる。結果なんて変わらないことは。
でも医者の卵の七重姉ならっ!! 何か…]
―― 回想 休憩室 ――
相、打ち…?
[ポツリと紡がれた言葉に、僕は一瞬だけ時を感じない。
縋るように見た七重姉の視線は逸れて、
聖を見ては同じような反応をする。]
う…そ、だってセンセー約束…、したよ?
僕と、やくそく…、生きて、かえろう…って
[血の気が、引けた。
自分の体が思うように動かないって、
こういうことを言うのか、な?
アートさんの携帯を握り締めたまま、僕は聖を見る。
同じように頬を二度、叩く。機械のような動作。
でも熱は感じる。まだ、温かい。]
――回想 休憩室――
――なん、で…?
何が、どうなの?
[二人を見下ろしても。僕は不思議と涙は出なかった。
多分ryouが僕の代わりに泣いてくれている。そう思った。
こんな時、僕はおんなのこが少し羨ましい。
嘆くことも、憎むことも、叫ぶことも、悲しむことも。
全部全部曝け出すことができるから。]
―― 回想 休憩室 ――
[泣きじゃくるryouを七重姉に任せて、
僕は二人を改めて見下ろす。
わざわざ結果の記された携帯を預けていった、
アートさんの思惑を、探ろうと。
そして記憶を辿る。
たしか聖を休憩室に誘ったのはアートさんだった。
でも占い結果の示された携帯を、わざわざ戻って来てまで。
僕に預けていった。どうして?]
――…三択?
[もし彼が本物の占い師だとして。
次に占おうとしていたのは誰だったのだろう?
そして前も誘い合って部屋から出て行っていた聖へは、
自分の力を端から使おうとは、思っていなかっ、た?]
―― 回想 休憩室 ――
[纏まらない思考に緩和されたのか。
ようやく体の自由が戻ってきて、僕は二人の頬を改めて触れる。
ふに。
まだ死後硬直の始まらない肌は、柔らかかった。]
血を…拭ってあげたいけど。
生憎僕はタオルやシーツがある場所、わかんないや。
[ごめんね?
そう告げて、予備のハンカチーフをカバンから取り出し、
それぞれの顔だけはきれいに拭いてあげた。
七重姉と話し合った結果、
大の大人ふたりを運べる力はない結論に達したから。
おやすみの挨拶は、冷たい床の上で行った。]
―― 回想 休憩室 ――
[ryouに着替えをさせたい、そういう七重姉に]
あ、そうだよ、ね。ごめん、気がつかなくて…。
着替えなら、二人で行った方がいいよね?
[泣きじゃくるryouは少しは落ち着いたかな?
次会ったら色々聞きたいことがあったのに。
こんな状況じゃ聞くのも答えるのも酷だろう。
疑問は無理に飲み込んで。
ryouを七重姉と二人きりにするのは悩ましかったけど、
見送ろうとしたその時、]
へ? ぼくも、一緒でいいの?
[差し伸べられた、手。
聖のこと、あんなに悲しんでいた姿を拒むことは出来なくて。
部屋を出る。その入り口で見つけた一つの影。
ほとんど話をしたことがない、名前もわからない、少女。]
――…後でいいから、ちょっと話をしたいんだ。
別にとって喰わないから。
あ、でも心細いなら誰かと一緒の所でもいいよ?
もちろん、そっちに不利な話で無ければ、ね?
[すれ違い様、小声で話しかける。
残る生存者の内、選択肢はふたつ。
その内一つの選択肢からは、
もう一つの能力者の声が上がっているらしい。
どこまで信憑性が有るか判らないけど。]
―― ベッドのある部屋 ――
[七重姉が着替えを取りに寄った僅かな時間に、
ぼくは中務とときちゃんの眠るところへと近寄った。
あまり時間が無いから、おやすみなさいを言うだけだったけど。]
……中務ってお腹減ってないのかな?
[ふとときちゃんの眠る顔を見て、
おいしかったマフィンの味を思い出す。
もう二度と食べられない味。お菓子を作るのが好きだと言っていたのに。
でもそのマフィンすら口にしなかった中務。
きっとお腹が空いているように思えて]
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