情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
─中央部・廃墟─
良く吠えますわね。
消耗を隠すための虚勢かしら。
[挑発するように紡がれた最後の言葉には全く反応しない。それは既に聞き飽きた言葉]
年上の女性を前にしてそのような言葉しか出て来ないのでは、語彙力もたかが知れますわね。
言い合っても平行線を辿るのは貴女も理解しているのでしょう?
それとも口しか動かせないのかしら。
そうだとしたら……そのまま地に伏せなさい。
[最後の言葉は低めに。右手にはバズーカ。銃口を地面へと突き刺した状態で引き金を足で踏むと、天に向けて排気しながら轟音を立てる。地面からは砂煙。一見見当違いな使い方のように見えたが、2・3秒後にカルメンの足元で爆音が轟いた。それは地下潜行型の爆破砲撃]
(飛び出したのは失敗だったか…!)
[窓の外に飛び出した直後に、翼を展開した相手を見て、どうにかくらいつこうとする]
[しかし相手の蹴りであっけなく身体は離れ、翼を持たないこちらは落下を始める]
[加速がつく前に右手のワイヤーを伸ばし、適当なビルの鉄柵に結びつけると、高速で巻き取って高度を得る]
[そして眼下、左右非対称の、しかしともに漆黒の翼の中心へ向け、左手でナイフを投擲した]
―西エリア―
まともに打ち合うは下策。
[藍の混じった瞳が細められる。
鉄槌の届くだろう範囲を見た目から予測しながら右後方へと跳んだ。
爪先に意識を一瞬集中させ、足をつける。
即座に蹴って次の動きとはいかないが、湿地に深く沈みはしない]
いささか不利ではありますね。
[言葉ほど困っているようには見えない顔で、ロミの左肩を横から薙ごうと狙って腕を動かした]
そうそう、都合よくは行かねぇ、か。
[地上に向けて蹴り落とせれば、という意図もあったが、ワイヤーの動きにそれは叶わず。
高度を取って投げ落とされるナイフは鉤爪で往なしつつ、距離を測った]
……ま、いつまでも遊んじゃいられねぇ、し。
そろそろ、本気で決めていく、か。
[小さく呟きつつ、右手に現れた針を左手に持ち変え。
牽制のつもりで一本、投げつけた]
─中央部・廃墟─
……さぁて、どうでしょうねぇ。
[オクタの言葉に、ニマリと笑う。さて、その真意は……]
……? なにそr……
[そして、地面へバズーカを挿しての砲撃に首を傾げていたが、]
!? ……っとぉ。
[足元での爆発の直前。後方に跳んで爆破砲撃をかわす。]
……しかし『年上』ねぇ。
見た目で判断すると痛い目見るかもよぉ♪
(…………お互いに、ね)
[その言葉(心の声含む)と同時。
いつの間にか変形していた十字銃で、オクタヴィアの立つ場所へマシンガン掃射。]
(やつの右腕に刃は通らない…だが、胴は生身だった)
[しかし胴体の急所を攻めるには、再び危険な間合いに踏み込まねばならない。しかも、この空中で]
[投擲したナイフはその布石]
[防がれることは分かっていた。牽制で、わずかでも空中で止まってくれれば良いと]
[投げると同時に、右手の、自身を支えるワイヤーを切り離している]
[その手でもう片方のナイフを抜きながら、ビルの壁面を蹴って勢いをつけ、竜とも鴉とも人ともつかぬ異形へ向かい、真っ向から飛び込んでいく]
―西エリア―
[さすがに初撃は回避される――ここまでは予測していたものの]
この足場には、もっと手こずると思ってただがね……!
[槌を持ち上げる隙を狙うように、左からの斬撃。
捻りを加え避けようとするが僅かに足りず、ショールが裂けた]
さて、いつまで涼しい顔してられるだか……!
[捻った勢いのまま、鉄槌を左後方へ振り被り。
体のねじりを戻すように回転を加え、ユーディットの胴目掛けて鉄槌を振り回す]
[空中であれば、自在に舞えるこちらが有利。
それとわかっているからこそ、多少の余裕はあった]
は、真っ向勝負くるか。
[支えを断ち切り、迫る様子。
口の端が、笑みの形の弧を描く]
……そういう事なら。
[刹那、『龍眼』に宿るのは、底知れぬ光]
受けて、立つ!
[羽ばたき一つ。羽音は二種。
飛び込む死神を迎え撃つよに。
異形の右手の鉤爪が繰り出され]
─中央部・廃墟─
わたくしは見た目で判断することはありませんわ。
けれど相手を詳しく知らぬのであれば、見た目で判断せざるを得ないこともありますもの。
特に年齢に関しては……ね。
[いつから”在った”のかは遠く彼方のこと。それは他の者に関しても同様。知る術が無いのなら、眼に見えるものを判断材料にするしかない]
[相手より放たれた銃撃は自分も良く使うもの。バズーカを地面へ捨て置き、それを盾にしながら何度かステップを踏み、離れ過ぎないようギリギリで銃弾を躱した。次いで手に握ったのはハンドガンが二丁。牽制の射撃を放ちながら、有効距離を測る]
[交差は一瞬。金属同士のぶつかり合うような音が響く]
[すぐに両者の距離は離れ、相手は空中に留まり、こちらは重力に従い落下していく]
[左手のワイヤーを伸ばして再び適当な建物に結びつけ、それを中心に円を描いて滑空するようにように地面に降り立つ]
[足を着いても、落下の勢いのまま数歩進んだ…ところで、唐突に足の力が抜けたように、崩れ落ちた]
[じわり、とその胴体の下から血溜まりが広がる]
―西エリア―
動きも柔らかい。
[肉までは刃届かず、軽い手応えで鎌が振りぬける。
捩られた相手の身体の戻りが予測よりずっと早い。後方へ下がるのは間に合わない]
…つっ。
[意識を集中させる。左手の鎌が崩れて砂のようになり、右腕へと巻き付いた。岩のようになって強度を増す。
その腕で槌の一撃を受ける。重たい。浮かぶように吹き飛ばされる。
離れる寸前、鎌を離した左手をロミの顔へと向ける。酔いそうなほど甘い香りが流れる。手元が少しは狂うだろうか]
もう少し離れた場所から使えれば。
[空中で身を丸めて体勢を整えながら、岩から戻り零れる砂を左手に受け止める。
肩から右腕全体に響く痛みに顔をしかめた]
[右手に伝わったのは、手応え。
同時、感じたのは脇腹を掠める熱さ。
空白の刹那を経て、落ちてゆく死神]
……さすがに、ただでは、堕ちねぇ、か。
[そんな呟きと共に、二つの羽音を響かせて舞い降りたのは、死神が崩れ落ちるのとほぼ同時]
悪い、ねぇ。
コレ……『龍翼』を直接見せた相手には、堕ちてもらうのが、俺の流儀なもんで。
勝ちは、譲れねぇんだわ。
[広がる赤を見やりつつ、向ける言葉はどこか、軽い]
―西エリア―
防ぐだか……っ
[相手の武器が変形し、腕を守る形となる。
手応えは硬く、ダメージはあったろうが決定打とはなり得ないだろう]
(だども、圧しているのはオラの――)
…………!?
[振り抜いた槌を戻し体勢を立て直そうとした刹那、脳の奥を痺れさすような一撃に足元がふらついた。
それが鼻腔を突く甘い香りのせいと気付けば、反射的に左手を槌から離し、腕で鼻を押さえる]
なんだこりゃ……毒だか……?
[さすがに片腕だけでは、満足に武器を扱えない。
匂いの正体がわからぬ事もあり、警戒するように一度距離を取った]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新