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―東殿・回廊―
よく変わり者と言われますから。
[あまり理由になっていない気がしたが、それでもそう返答し]
……そうですねえ。
願いの種類にもよるとは思うけれど。
願いが分かれば、誰か叶えるのに適した人も、居たかもしれない、とかね。
……奇麗事過ぎるかしらね、色々と。
[眉を寄せて、苦笑気味に呟いた]
綺麗事に救われる者も、居るかもしれません。
……眩しいとも、思うけれど。
< 独りごちるように言うも、前方に発見した姿に警戒も薄く歩みを速め、その傍に膝を突いた。意識は無い。しかし、手には、しっかと握られた黒の腕輪 >
―東殿・回廊―
[最後の呟きは、微かに聞き取れず。
影輝竜の後を追うように、早足で向かう]
……腕輪がある、という事は……。
[老地竜の姿を思い浮かべ、辛そうな表情を浮かべる]
手から……外せそう、かしら。
剣にしては、力を感じな――…
< 氷破の竜より先に手を伸ばす。彼女に渡さないために。
しかし結果として、それが仇となった。
青年の心によって、剣の力が抑え込まれていたとは知らず。
触れた指先から流れ込むのは、その一端。それも己に近しい影輝の属と、混沌を齎す精神の属。暴走のひとかけらを受け、弾かれるように手を引いた >
……、っ…………!
< 伸ばしたのが、聖魔剣を手にしていた方であったのも、悪い方向に運んだか。
剣の怒りは暴走を促進させ、体内を駆け巡る。
腕を押さえ、身を縮こまらせて目を瞑った >
―東殿・回廊―
ノーラ!
[影輝竜の手が弾かれるように、腕輪から離れる。
その後もうずくまるように身を縮みこませ、目も伏せられて]
……ッ、何が……力を押さえ込んでいる?
暴走をか、それとも剣自体をか……。
[そこまで呟いたところで、首を振って]
大丈夫?ノーラ、ノーラ!
貴方は私を罰するか……
< 低く、抑えた呟き。
ブリジットを振り仰ぐと、微かに右の髪がずれる。
螢火の瞳が明滅していた >
触れては、いけない――
―東殿・回廊―
罰する……?
[眉を寄せ、倒れている心竜を見やったが、直ぐに首を振り。
影輝竜を見ると、蛍火を思わせる瞳が、闇の中から覗いていた]
触れては――、剣が暴走しているから?
[忠告は聞き入れたが、それでも焦る様にして]
< 今は黙して答えない。
剣もまた、伝える言葉を持たない >
暴走、しているだけならば、影輝の力は容易に感じ取れるはず。
ゆえに恐らく、封を施されているものと。
これ以上、下手に働きかけるのも、危ういかもしれない。
< 確証を取れぬ侭に呟く。他の手に渡らぬための言も混じって吐いたが、あながち間違いでもないだろう。
根幹から揺り動かされる感覚。
果たして、剣の暴走にのみ因るものか。
灯りのつくり出す影が、先とは異なり、意図せず蠢いた >
―東殿・回廊―
そう……、そちらは今は、良いとして……ッ。
ノーラ、貴方は大丈夫なの?
[そっと身体に触れようとするだろうか]
< その手が触れる刹那、人の容を保っていた姿は崩れ、以前に混沌の欠片の模した黒の塊と似たものになり、腕輪を手にした精神の竜の影に溶け込んだ。
まるで泉に石が落ちたかのように、*黒の波紋が起こる* >
―東殿・回廊―
――ッ!
[ノーラの身体が、影の塊のようなものへと変貌し、心竜の影へと溶け込んだ。
まるで水紋のように、影が揺れたかと思えば、間も無く収まり、一つの影となった]
……、……ノーラ。
[名前を呼ぶも、反応は無く。
暫くの間、心竜の青年をじっと見つめていた]
―東殿・回廊―
一先ず……他の者を探して、集めましょう。
[一番気掛かりなのは、翠樹の仔。
騒ぎに怯えて、どこかで泣いていなければ良いがと、その場を後にする。
ちらり、一度だけ振り返り、呟く]
……貴方の願い、伝えて欲しかった。
[心竜にも、その影にも聞こえはしないだろう呟きを残して。
ブリジットは、翠樹の仔を探すべく、その場を*後にした*]
―東殿・回廊―
[さてオティーリエに聖魔剣を渡したのには理由が二つ。
一つはアーベルがそれを願ったこと。
二つは自身が持つには手に余る事。クレメンスには『守る力』が無い事と、それほど剣に執着していない為下手をすれば他の誰かに渡してしまいかねなかった事。
三つはオティーリエの部屋を去った場所、向かった先にある。
一つ増えたが気にしない。
アーベルの傍から少し離れた場所に、姿は現われた。]
…アーベル!
[倒れ伏せた竜に駆け寄り、身体に手を触れる。死んではいない、が。酷く消耗している。琥珀が集まり、回復を促すがどれほど効果があるだろうか。]
怪我、じゃねぇな。精神的な疲労か。
爺さまから剣を奪うのに難儀したようだな。
[ちらと、その手にしたものを見るだけで触れはしないが。
感じる頭痛は、腕輪に近づけばより酷くなるような感じがした。]
―東殿・回廊―
[ちらと、その手にしたものを見るだけで触れはしないが。
感じる頭痛は、腕輪に近づけばより酷くなった。]
…エーリッヒが言っていた影響ってのはこのことかね。
[軽く眉を潜める。
最後まで三対残り辛うじて安定を保っていた心命機の一つも崩れた。
自身への影響も少しずつだが出てくるだろうか。おもに内側に。]
―東殿/回廊―
[崩れ落ちてからどれ程の時間が経った頃か、青年の傍らに生命の竜が現れた。体に触れた手から回復を促す琥珀が生まれ、青年の赤に染まった手の内を癒していく]
………ぅ…
[微かに眉を顰めた青年は、それでも目を覚ます事はなかった。
体は癒されても精神の消耗は現在進行形で続いている]
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