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[きょとんと辺りを見渡す。]
あれ、ベルに・・・
って、ちょっと!早まるな!
[人影は今まさに飛び降りようとしているところだった。勝手な勘違いの下、少女は慌てた。]
[飛び出した矢先に聞こえた声。
ある意味思いも寄らない内容に、一瞬体勢が崩れる──ものの]
っと!
[完全な着地失敗はしなかった。
……本を踏まないようにバランスを取るため、左手を思いっきりつきはしたけれど]
[食器を片付けながら。][思い出したように。]
薬、余分を作っておこうかな。
何だか怪我する人多いような。
[独り言を呟いて。]
[大袋を抱え一旦、二階の部屋へと*戻って行く。*]
[目を閉じ祈りを捧げていると漂ういい香り]
[それぞれが思い思いも事を口にしながら、
ある者は食事を作り、またある者は治療に励み]
……わたくしにできるのは祈ることだけのようですわね。
[そう言って微笑んで皆を見守る]
『この子供たちに、神は何をさせようと言うのでしょう…』
[願わくば、どうか、悲しみに濡れる事がないように。
自分と同じ悲しみを背負うものがないように]
わたくしは先ほどスープを頂きましたから。
[そう言って皆が食事をするのを見守って]
[食事を終えたエーリッヒに頼まれ、共に慰霊碑へと向かう]
こちらです。
[そう言って案内した石碑の前で、
感慨深げにそれを見つめるのを邪魔しないように、少し離れた所からそれを見る]
[エーリッヒが呟く言葉は、できるだけ聞こえない振りをして]
当時の方々は…見えない運命によって引き寄せられたのだ、と言われています。
[詳しくは教えてはもらえないけれど、決まり事があるという。
人・場所…そして、時。
だけどそれは言えない。符合してしまうから]
・・・・・はぁ。
あーもう、なにしてんのさっ。
[とりあえず着地した様に、安堵の息を吐いた。着地の態勢が崩れたのが自分の所為だなんて思いもしない。]
そっちは手遅れだったかぁ。
[ハインリヒの言葉は聞こえていたようで、小さく笑いながらアーベルのほうに駆け寄った。]
希望、ですか?
[彼がぽつりと落とした言葉に彼を見て、
それからもう一度慰霊碑を見る。
ここに刻まれなかった幾つかの名前。
月の少女を信じて、共に旅立ったと言う歌姫。
盟約に囚われないからこそ、盟約を断ち切ろうとした人]
……幸せになった、と信じたいですね。
[彼らの行方は誰も知らない。だからこそそう願いたかった]
あまり長くいると…
[風邪を引く。
そう言いかけて、エーリッヒが深く思いに沈んでいるのに気付いたから]
[邪魔をしないように、ただ、静かに]
[彼らと、自分たちのために*祈りを捧げる*]
[少女の視線と声に釣られて、男は窓から飛び降りた青年の姿を視界に捉えた。多少バランスを崩しながらも見事な着地……いや着雪に軽く口笛を吹く]
御見事!……てえか、こっちも元気だねえ。
[駆け寄る少女を見送り、手遅れらしい顎をもう一撫でしてから窓の内に引っ込んだ]
何ってな……。
本が落ちたから拾いに降りようとしたら、お前がおかしな事言うから。
バランス崩したんだろうが。
[駆け寄るリディに、ため息混じりに返しつつ。立ち上がって、本を拾い上げる。
とっさに突いた左腕を動かしてみるが、傷めずにはすんだようだった。
肩を確かめつつ、ふと上へ視線を向ければ、人影が窓から引っ込むのが見えた]
―一階―
[台所へ入ると手近にあったパンを齧りながら深鍋に赤ワイン、レモン、蜂蜜、シナモンスティックを目分量で放り込んで火にかける]
なんだよそれ。ふつうに階段使えばいいじゃん。
あんないきなり飛び降りられたら、だれだってそう思うってば。
[口を尖らせて文句を言う。あくまでこちらが悪いという考えはなさそうだ。]
怪我はない?
[それでも心配そうに尋ねはしたが。]
悠長に階段なんぞ使ってたら、本が傷むだろ!
[なら落とすな、そも窓辺で読むな、とも言えるが]
ああ、心配すんな。
あの程度でどうにかなるような、ヤワな作りはしてねぇよ。
[心配そうな問いには、微かに笑ってこう返し]
本と自分とどっちが大事なのさっ。
まったく。
[腰に両手を当て、仁王立ちのようなポーズをとる。
勿論威厳は皆無。]
そっか。
・・・・ジティににがーい薬でも作ってもらおうと思ったのに。
[安堵したような言葉のあとで、冗談とも本気ともつかない発言をした。]
この本は特別なんだよ。
[父の形見だから、との言葉は口の中に止め]
……というか、そのポーズで見上げられてもな……。
[代わりに口にするのは、冗談めいたからかいの言葉]
それは残念でした。
でも、苦い薬で泣くほどお子様じゃないんでね。
……ま、心配してくれて、ありがとな。
ふぅん。
[ちらと本に眼をやっただけで、追及はしない。それは続いた言葉の所為かもしれなかったが。]
・・・・・うるさい。
[先程同じことでからかわれたばかりなこともあり、むすっとした顔で相手の鳩尾辺りに向けて拳を突き出した。慣れていれば簡単に受け止められてしまうかも知れない。]
ちぇ。
心配して損した。
・・・・そろそろ戻ろっかな。
[べぇと舌を出した後、集会所のほうを向いた。]
--二階個室--
[一人二階の部屋の床に座り、大袋から数十種類のの同じ形の小瓶を取り出す。]
[瓶に一切ラベルはなく、どれもこれも同じようなものだが。][彼女にはその色と匂いから、一つ一つを見分ける事が可能で。]
[床に並べ、置いてきてしまった薬研の代わりに小さな擦り具を取りだし、それらを一つずつ混ぜ入れ、粉にし。][物によっては水を混ぜ、塗れるようにしておく。]
[ひとつふたつ、用途別に三つにわけ、空の瓶に入れておく。]
[そしてもう一つ、少し多目に擦りあわせたそれを。][小袋に直接入れ、口を硬く閉じ。]
[それらを準備して再び一階へと戻った。]
おっと!
[鳩尾への一撃は容易く受け止めて]
ま、身長なんて気にすんなって。
[幼馴染の中で一番高い彼が言っても、説得力はなかろうが]
ん、そーだな。
いつまでも外に出てるとまた騒がれそうだし、中に戻るか。
[いつの間にか来て、こちらを見ている自衛団員をちらりと見やった後。明るい口調でこう言った]
--一階・広間--
[広間に戻れば、そっと火の傍へと近づいて。]
[暖の無い二階で冷やされた体を温めるように。手を翳し。]
[そして手にしていた小袋を火に投げ入れた。]
[ぱちぱちと音を立てて。][ゆっくりと袋は燃え上がる。]
[その上から薪を入れ、袋は傍目からは見えづらくなり。]
[再び暖炉の前に座り、手を翳す。][ぼんやりと、燃えてゆく薪と、立ち上る煙を見つめながら。]
自分が高いからって。
[振り返らないままぼそっと呟いた。
自衛団員には気付いたかもしれないが、後は特に言葉も返さず、すたすたと建物へと歩いていく。]
身長低いと、仕事にならねぇんだから、仕方ねーだろ。
[余り関連性のない言葉を返しつつ、リディに続こうとして]
……ん。
[ふと、足を止める。
蒼の瞳は、今は遠い森の方へ。
それと前後するように、森から鳥の群れが一斉に飛び立つのが見えた]
かんけーないじゃん。
[アーベルが足を止めるのも構わない様子で、丁度、建物の角を曲がろうとしたところだった。
羽音はしっかりと耳に届く。]
?
・・・・・・
[振り返ると、鳥の群れが飛び立つところだった。
意図せず、右手が左肩に触れた。]
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