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[何時もの軽い口調と表情に]
[ふと自身の表情も緩んで]
……そうだな。
何とかすれば良いだけだ。
[視線を前方へ]
[男の呟きには]
……向かないな。
[あっさり同意]
[桜茶に暫し見入っていたが、やがてそれを…移そうとして]
しまった。
一人一つずつの方が綺麗だ。
[何か色々問題が違う気もするが、自分の分はそれを移すことにして]
[透明なカップをいくつか取り出した。]
[その頃クローディアが出刃亀してるだなんてしったこっちゃない]
そーゆー事。後ろ向いてちゃ、コケるだけだしな。
[ペースを崩す事無くこう返して。
あっさりと返ってきた同意に、ほんとにな、と頷く]
……時間的にはこんばんは、な気もするが……。
なんか用事かい、こんな時間に?
[それから、挨拶して来た男に、問う。
表情も口調もいつもと変わらないが、瞳には僅か、険しい色が宿り]
[柔らかな声]
[笑みと共に投げられる挨拶]
[両の手に荷を抱えた侭]
[少し動き難そうに会釈をし]
[何故か気が抜けぬのは]
[先程の悪寒の所為もあるのかもしれない]
[此方を見上げ首を傾げる犬には]
[僅かな笑みを浮かべて]
……急に走り出して、どうしたんだ?
[拗ねる様には苦笑するのみ]
ああ。私も今日からこちらにお世話になろうと思いましてね。
はじめまして。
ノブ、と言います。以後お見知りおきを。
[にっこりと、眼鏡の奥の目を細めて]
[名前に覚えは恐らく無い]
[其れでも]
[妙な感覚が纏わり付いて]
……宜しく。
[自身の名を告げずに]
[他の面々に対しても告げては居ないのだが]
[もう一度会釈]
[其れだけ]
[小さな鳴き声と視線に]
[其の意味は察したのか]
[苦笑を零して]
[撫でるには荷が邪魔だった]
ここに、ねえ……。
[それ自体は別に。
止める謂れはないのだけれど。
旅の途中で宿がない者に自由に供して構わないから、とかなんとか。
管理サイドからはそんな風に言われていた訳なので]
……ま、俺はどうこう言える立場じゃねーからな。
[たどり着いた結論はこれ。
ため息をついて、頭掻き……は、両手が塞がっているのでできないから、断念して]
俺は、カルロス。ま、てきとーによろしく。
[やや投げやりに名乗るものの、瞳の奥の険しさは消えず]
[クローディアは何を気にしているのか、こっそり、部屋の中からのぞきっぱなし]
[犬の様子にもにっこりとしているようだ]
[シャロンは一つずつ桜の花をカップに入れて]
[耐熱の硝子に湯を注ぐ]
[桜の香りと、立ち上る湯気]
[それから部屋に戻ればクローディアの様子を見て…]
クロゥディ、これでも飲んでいろ。
…余り外にいると寒いだろうに
[(元)病人もいるのに。]
[体調管理が出来ないんではまた病人になってもおかしくないだろう。]
[一因に妹もかかわっていることは忘れてはいないが。]
いや、取りあえず、扉開けてくれりゃ後は何とか。
これはこれで、俺の請け負った仕事の一環でもあるんでね。
[手ぇ抜けねえんだわ、と。
冗談めかした口調でさらりとこう返し]
[扉の開く音に、やっとか、と思ったか。]
[隣のクローディアがきらきらと眺める様子に]
[頼むからもう興奮させないでくれ]
[と思わなくもなかったかもしれない、色々なもののために。]
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