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あー……。
[ヴィリーの礼の言葉には、少しだけ口ごもったように頬をぽりぽりとかき]
別にわざわざこんなことまで伝える必要は無いんだが、あー、話半分に聞いてくれ。
[こほんと一つ咳払い]
「野郎の礼の言葉なんかよりも、もし今後また俺を取材するようなことがあるなら、いかつい男なんかよりも、可愛い女の子にしてくれ。
勿論、おっぱいやケツがグンバツのやつだぞ!ついでに、色々とHなことをさせてくれるなら、もう何でも話しちゃう。うひょひょひょ」
……だってよ。
[心底嫌そうな表情で、レナーテが父からの伝言を伝えた]
[告げられた伝言におかしそうにくつくつと笑いが漏れた]
すげぇ親父さんだな。
今後取材するかは未定なんでな。
俺の礼で我慢してくれや。
[了承はしなかった]
[むしろ婆を宛がうかなんて考えていたりする]
まぁ何かの縁で親父さんと会うことがあれば…。
そん時は一人くれぇ紹介してやると伝えてくれ。
あー、好きにしてくれ。
アタイのしったこっちゃない。
[どうでもよさそうに、ひらひらと手を振った]
まあ、その言葉は一応伝えておくよ。
―――でよ。
[今までからガラリと雰囲気を変えてレナーテが身を乗り出した]
この後、なんか予定あるか?
無いなら、一緒にメシでも食いにいかねえか?
祭りの目玉の一つである花の乙女開催まで時間もあるようだしよ。
[身を乗り出す女剣士の顔を隻眸で見やり]
飯をたかるなら他をあたれ。
自分で食う分は自分で払うなら考えないでも無い。
[尋常じゃない量を食べるのは知ってます]
[誰かに奢るなんてこともいつもしないためにそんな言葉を返す]
おいおい。
見くびってもらっちゃ困るぜ。
自分の分のメシ代くらい、自分で払うよ。当たり前だろ。
……つか、そんなことを言い出すなんて、日頃余程他のやつにたかられてんのか?
意外に貧乏くじ引いてんだな、お前。
[呆れた顔で返した]
同僚が毎度煩ぇもんでな。
勿論払ってやったことは無い。
[特に貧乏籤は引いて居なかった]
[意地悪げな笑みが浮かぶ]
おら、行くなら行くぞ。
[紫煙混じりに言い、レナーテを促した]
おう。
んじゃ、行こ―――。
『……レナーテお姉ちゃん』
あ?
[ヴィリーに威勢よく返して移動しようとしたところで、足元から声が聞こえた。
見るとそこには、先日迷子だったベアトリーチェの姿]
お。どうした、ベアトリーチェ。
今日はお袋さんと一緒か?
『……うん。
それでね、あのね』
……?
[少女が何か言いたげなのを察して、レナーテは少女の言葉の続きを待った。後から思えば、これが地獄の始まりだったかもしれない]
え。いや、あの、アタイはちぃとそういうのは、似合わないっつうか、出番が違うっつうか、あの、そういうタマじゃねえし、その……。
[しどろもどろに言い訳をする。
これが他の者から言われた言葉だったら、「嫌だ」の一言で済ませたものなのだが]
[人混みから抜きんでた二人が移動を開始する……矢先]
[下から聞こえた声に隻眸を向けた]
[女剣士と知り合いらしい少女は顔を真上に向け]
[女剣士を固めるに十分な言葉を吐いた]
……参加資格は齢15以上、だったか。
[条件はクリアしてるな、と]
[そこまでは口にはせず二人の様子を眺める]
[黙ってた方が面白い展開になりそうなのを感じたため]
『……』
[下からジーッと見つめ続けるのに耐えかねたのか、その目はヴィリーへと移る]
お、おい、ヴィリー。
お前からも何とか言ってやってくれ。
ほら、知ってんだろ。アタイなんてガサツで、大喰らいで、ガタイはでかいわ、声はでかいわ、男に見えてもおかしくないとか。
お前いっつもアタイのこと筋肉馬鹿なんて呼んでるじゃん。な?
[このとき、助けを求めた相手の選択が完全に間違いだったのを、レナーテは数秒後に知ることになる]
/中/
やあ、このまましばらく突っ走るつもりなんで、待機しないほうがいいっすよw
むしろ、絡んだり、無視して進めたりしたほうがいいんじゃないかとw
─いつかの記憶─
「ベル、音楽好きなんだよな?」
[投げられた問いは唐突で。
一瞬、答えが浮かばなかった。
それは、ずっと前に聞かれた問いに良く似ていたからか、他に理由があるのか、自分でも良くはわからない、けれど]
えっ……と。
[口ごもる様子に、金髪の少年はん? と不思議そうに首を傾げる]
「……好きだから、楽団にいるんだろ?」
[重ねられる問い。
やはり、すぐには答えられず。
金髪の少年は困ったように眉を寄せる]
「……もしかして、やな事聞いた?」
[探るような問い。
それは、ふる、と首を横に振って否定する]
そういうんじゃないけど……でも、なんでそんな事聞くんだよ、エーリ?
「あー……っと。
大した事じゃ、ないんだけど」
[浮かんだ疑問を投げかけると、少年は照れたように頭を掻く]
「ベルがこれ鳴らしたら、どんな音になるのかなって、思って。
……俺、自分の音しか知らないから、他のヤツの音、聴いてみたいなって、思ったんだ」
[にこり、と浮かぶ屈託のない笑み。
その言葉に思わずきょとり、と瞬いて]
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