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―2階 3の部屋入り口付近―
[ゲルダは迷うことなく奥のドアを指差す。
それはまるで、何かに“導かれるよう”
――副作用。クスリ。思い出す。
まさか容(かたち)は違えど自分にもそれが発症しているとは思いもせず]
――…まるで知っているかの ようですわね。
[謂いながらも、ユリアンへと視線を移す。]
鍵を。
[開けて、か。渡せ、か。
いずれにせよ、3の奥の扉は開かれるのだろう]
……。
[3の部屋の前
ブリジットの姿にも軽い会釈をし。
部屋の中が視認出来たのなら、
砕けたソレを見て、少し挙動を止め
何も謂わぬまま面々をじっと見つめただろう。]
[面々を見遣り]
……
[ゲルダを見て、洗面台の時の遣り取りを思う
そっと、砕けたソレに一度視線を移し、
ゲルダへ戻す。]
誰が?
[遣ったのか、という問い。
声色は一体、聞くものにどういう印象を与えたか。
ちら、とブリジットも一瞥して。]
―――……
[何の音と問うよりも早く―――…予測はついている。
けれども石を破壊していたギュンターは階下にいるはずで。]
…誰が?
[問いかけは独り言に近い呟きだった。
ナターリエを撫ぜると肩を貸していた頭は傍の石像に
一度預けてもらうことにし、立ち上がる。3の部屋を覗いた。]
―回想・了―
―3の部屋―
[覗くと、ユリアンとゲルダの姿。
それから砕けたもの――舞い上がる、]
…ケホ。
[言葉の代わりに、咳が出る。]
……鍵か?
[今度は言葉になる。
何の、と聞くよりも早く奥の扉が窺えた。]
お嬢さんが見つけたのは、それか…。
モノ捜しの上手な子だ。
[感心しつつも少し腑に落ちない様子。
鼻が利きすぎる、そんな感想を抱いたよう。]
―衣裳部屋―
[口の中が渇きを覚えていたがそれを堪え、暫くその場で佇んでいただろう。ぼんやりと自分の細い腕、その先の手を見つめた。
そこには小さな掌の感触が残っていた。]
…
[病がうつらないよう人との接触は避けていた。
ダーヴィッドの伸ばした手に触れなかったのもその理由。
けれど、目の不自由な幼子の手には――]
…
[面持ちはまた悲しげなものへと変わった。]
だめね。
[自分を小さく叱って、項垂れ表情を隠す。]
――…
[何か星の動きを感じたのか顔を上げた。
コールドスリープで目覚めてから何か不思議な感覚が訪れる。
空にある星は見えないはずなのに、感じ取れる。
重い足――特に右が重い、血色は悪いがまだそこで止まっている。赤星に魅入られず、託されたこの先の道を歩き続ける事が出来る限り歩かなければと、心で自分を励まし]
…行きましょう。
[肩から落ちた髪をかき上げ、一歩踏み出せば赤が揺れる。少しだが疲労は取れていた。]
―→2階廊下―
…大丈夫かい?
[声を掛けたのはイレーネへ。
先程言葉だけで怯えた様子を見せたからだったが]
……必要…か。
奥の部屋を開ける為ならば…そうだろうね。
よく見つけられたとは、思うさ。
[開けるのか?とユリアンとゲルダに問いかけて。]
[ハインリヒが声を掛ける
其れを聴き、受けた側の反応を、見る]
…
[矢張り口は開かない
けれど、鍵、という言葉。
それと、奥の部屋をあける為、という言葉。
そっと視線を奥の扉へと移し、思索。]
―2階廊下→B部屋前―
[廊下の先に人の声と姿が見えた。顔だけ向けて次に身体もそちらを向けば足をゆっくりと動かすだろう。
そこで、ブリジットの姿を見れば衣服はきっと届けられたのだろうと思う。]
…音が聞こえたわ。
何かあって?
ねぇ。
[ハインリヒへと]
鍵は、ソレから出てきたの?
[謂って、視線を崩れた石像へ向けた
物の様に謂うのは、人として意識したくはないから。
正確な解答を期待する問いかけではなかったが、
一番状況把握に長けていそうな、年長の男性へと。]
ん…、
[ノーラの姿が見えると其方にも目を向ける。]
…そうだな、奥に進むための手がかりを見つけたってところか。
[答える言葉は、カルメンにも向けたものだったか。]
そう、鍵の入手の為に必要なことだった。
…だろ?
[同意は、ゲルダとユリアンへと。
その為に壊したのだから、次にする行動は一つしかないだろう。]
…なら、早速鍵が合うか試してみりゃあいい。
合わなければ――…合う扉を探せばいいのさ。
―5の部屋―
[ぼんやりと映像が蘇ってくる。
はじめはどこなのかと思った。
というか、まず、現場なのかと思った。
突入して煙に巻かれて、身動きできなくなったんだ。うん、これで終わる…。
だけど、すっと体内に入ってきた空気は澄んでて…
はっと目を開ける。
そこはいばらの蔦が壁を這う部屋……。]
…………ッ
[戻ってきた感覚…胸に手を押し当てる。
もう、さっきのような痛みはない。]
鍵が…?
[どうやって鍵が見つかったかは知らないまま
カルメンの視線に促されるよう室内へと入るだろう。
ただ廊下を挟んで反対側――その扉の周囲の茨の様子に違和感を感じたのはどうしてか、今はまだ解らないでいた。
室内にユリアンやゲルダの姿があれば視線を向けるのみで
そこに広がる石、白粉に新緑が宿る瞳を細くした。]
…
[それが何か、とは聞かないで唇を横に少しだけ引いた。]
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