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[結局あの後も問われたことがあれば、推測も含めて自分の知るところを答えていたわけで。
それが一段落した後、宛がわれた部屋で思考の海に沈んでいたのだが、外の物音と実体化したカケラの気配に眼を開ける。]
…………。
[ふう、と軽く息を吐くと、ポーチ付きベルトとナイフを手に取り、部屋を出て、戦闘の行われている場所へと駆けた。]
ええ。
[さすがに衝撃から、すぐに声を出すのは苦しかったものの。
確認の声に言葉が出される。]
[そのまま身を起こし、背より落ちる血を再びすくう。
もう一つの円を描き、エルザの魔法を補強するようにと、使うのは樹の力。]
[本職はそばにいる為、それに比べてはいけないが、欠片が変じたものの下から、蔦が絡め取るように伸びた。]
─上空─
……なぁ、ピア。
なんっか、妙だよ、なぁ?
[気流を制してその場に浮かびつつ、今は首筋に確りと呟く相棒に問う]
光が……なんか、違う。
風の感触もだけど……なんだろ、コレ……?
[風や天候の変化には敏いものの、こういう部分には余り強くなく。
空に浮かんで、思案タイム]
[ノーラの言葉に、振り返る。
くい、と、眼鏡の真ん中を人差し指で上げ歩を止めて首を傾けた。]
影輝の…ノーラ殿。
危なそうなモノは見つけたりしていませんか?
―東殿/回廊―
[小さな手が躊躇いを越えて伸ばされたのを青年は口元に穏やかな微笑を浮かべ、恐がらせないようそっと繋いだ。そして目の合う合わないを気遣う余裕もなく黄蛇に視線を流す]
飛びます、しっかり捕まって。
[言いながら仔竜の手を首に回させ、膝の内側と背に腕を回し抱き上げた。刹那視線を移ろわせて目を閉じ、再び目を開くと同時に夢渡る。
出現するのは、二度寝むさぼり真っ最中の生命竜の部屋の外]
[そうして駆けて来て、角を曲がって出てきたのはちょうどナメを挟んでナターリエ側。]
……ナターリエ。とりあえず。公衆の面前では服を着た方が良いと思いますよ。
[……そこに今突っ込み入れますか。]
─上空─
[空を訝しみながら飛行していると、その視界の先に常盤緑の翼の飛行物が見えた]
ぬ?
おお、ティルか?
[本性転変していたために判別はやや時間がかかった。知己と知るとそちらへと近寄り声をかける]
何かおかしなものでも感じたかの?
[ 影の首は左側へと傾ぐ。]
見つけていると言えば、見つけていると言いますか。
[ 無論それは時折視界に入る、黒い、切れ端のようなもののこと。]
……乱れを感じた気がしたのですが、
エミーリェ殿がこうしていらっしゃるということは、
気のせいだったのでしょうか。
空も奇妙ですから、それと勘違いしたのか。
て、あれ?
[呼びかける声に、そちらへと首をめぐらせる。
首にしがみつくピアが尻尾を振ったのは見えたか否か]
ああ、爺ちゃん。
んー、なんかね。
空の感じがこう……違うなあ、って思って。
―― 東殿・廊下 ――
[カシャカシャカシャと建物の中を一周してきた機械竜が、混沌のカケラと竜達の大乱戦に出くわしたのは、ある意味必然だった。少し離れた場所で戸惑うように羽ばたきながら空中停止。ちかちかと瞳が赤く明滅する]
―東殿・回廊―
良かった。
[声に安堵が滲む。蔦と二重に絡みつかれた触手は、うぞうぞと動くもののこちらへの攻撃までは至らず]
止め、どうしましょうか。
[これ以上の力を使うには、他の刻印も傷つけなければならず、僅かに逡巡する。
後ろから聞こえてきた声に嬉しくない形で我に返らされたのもあるだろうことは、よろけかけたのに見て取れるか]
[もさもさ動く小猿の尻尾には手を伸ばし握手のように]
空か…。
奇妙な感覚ではあるのぅ。
もう陽が昇っても良いはずなのに、その明るさが少ない。
[確認するように天を仰ぐ。それからティルへと視線を戻し]
お主も郷に戻っておったのじゃったか。
姉君はご無事じゃったかの?
「―――」
[豹変したナターリエを気にも留めず、ただひたすらに、水の壁を通り抜けようとして通り抜けられずに「?」とか疑問符を上げて頑張るジャイアントスラッグが一体。
もう一体は変わらず遠くから酸のツバ]
―――良い気分で酔っ払っているのに……邪魔ですわよぅ?
[そんな混沌のカケラをナターリエは一瞥すると、水の壁を変化させて、カケラを一体包み込む形に。
そして、そこに更に水を送り込み、中央に収まっているカケラに深海の如くの圧力をかける]
蛙のように―――つぶれなさい。
[軟体動物にその攻撃が抗えるはずも無い。
カケラの一体は、ぶちゅりと水につぶされて、消えていった]
[―――丁度その時だ。
ナターリエがユーディットを視認したのは]
あらぁ……ユーディットじゃなぁい?
うふふ……。
私だってねぃ……やろうと思って……このような姿になろうと思っていたわけじゃないのよ?
ま。そんなことはいいわぁ。
貴方も、このパーティに……参加なさぁい?
見つけていますか?
何か処理が必要な物ならばおっしゃって下さい、すぐに下します。
[少しばかり前のめりになりかけてから]
乱れ?
私は…そういう、気を感じる的なものに疎いので、何か現状のヒントとなる物であれば、追う価値はありますが、どうでしょう?
空は…確かに。
雷も、祭壇に落雷があるそうで不安定です。
[目を空へと向け、ふると頭を横へ振った。]
[そんなある意味ボケなツッコミを入れていると、Gスラッグのうちの潰されなかった方が向きを変え、こちらに突進してくる。
だが、目前にそれが迫っても慌てることなく、]
……第参種開放。
[ポツリとそう呟き、ブンと腕を振り上げると、交錯の前にGスラッグ真っ二つ。
そして彼女の指先には真紅の長い爪。]
……ここで本性を開放したら、ちょっと壊しそうな気がするんです。
[エルザの言葉に、真剣につっこんだ。
大丈夫、あの言葉は聞こえてない。
と、ある意味現実逃避ちゅうではあるが。]
動かなさそうですし、陣でも描きましょう。
おそらくそれで、消せると思います。
[ついていた膝を立て、立ち上がる。
それから、動きを封じられたそれのそばに近寄った。]
風がいつもと違うのは、昨日翔んだ時も感じてたんだけど。
……その時は、光、こんなじゃなかったからさぁ。
力が……弱くなってる、って事、かな?
[思い至る事はそれくらいで、ぽつり、と呟き]
あ、うん。
蒼天の座にも、カケラが出て、ちょっと騒ぎになったけど、けが人もなかったし。
ねーさんも、大丈夫そうだった。
[あの、寂しげな表情は気にかかるのだけど]
―― 東殿・私室 ――
[一方、機械竜の主の方は、与えられた部屋のベッドで仰向けになり目を閉じていたのだが…眠っていたのではないらしく、機械竜が騒ぎを目撃すると同時に、ぱちりと目を開いた]
混沌のカケラ…
[慌てて跳ね起きようとして、左腕が動かないことを思い出し、顔を顰める]
Sit…!
[舌打ちしてから、右腕をついてようやく起き上がる]
ユル…誰かが危険になったら、助けろ。
[離れた廊下の情景を伝えて来る機械竜に命じる小さな声は、どこか苛立ちを含んでいた]
[そうと繋がれる手の優しさにか、仔が確りと手を握るのが見て取れた。
慣れぬ相手に怯えが無かった事に一寸安堵を零し、しかし一寸流された視線に私は気を引き締めることとなる。]
「――承知致しました。」
[心竜の言の葉に意図を悟った私は、確りと仔へ絡める力を強くする。
小さき身体では在るが幼子の腕に捕まるのは難無き事。中途に振り落とされるのは適わぬ。
それと同時――慣れぬ感覚では在ったが瞬きの内に景色が変わるのを見やれば、夢渡ったのだと寸時に気が付いた。
尤も、仔は何が起こったか微塵として判らぬようであったが。]
…?
……東殿崩壊は避けたいですね。
[そこまでのつもりは無かったのだが、と冷や汗一筋。
更に聞こえてきたユーディットの声は、今度こそ聞こえない振りをした。結構必死に]
お願いします。
それまでは確実に押さえ込んでおきますので。
[言うと左手にもう一度爪を立てた。僅かに眉が寄る。
流れる血は宙に消え、捕縛の網をより強くする]
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