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悪い子にはお仕置きをしなくちゃならんからな。
悪い子を探すのにやっきになってるんだよ、おじさん連中は。
…まぁ、普通そうだねぇ。
そこまでやったら良い子、って言えるけどなぁ。
[そのまま何処かへ言ってしまう様子を見れば、軽く手を上げて見送り]
猿の手には願いを叶える力があると聞くがねぇ…最も、代償を払わねばならんそうだが。
[ポツリと呟いて]
面白い物、ねぇ…俺にゃあ"客"ぐらいしか居なさそうだが。
ま、瓦礫に埋まらんようにな。
[子供に言い聞かせるように小さく笑いつつ、頭を掻いた]
そういうこった。
最も。"狩る者"で名のあるやつぁ、天使の名を持ってるのが多いみたいだけどねぇ。
[少女から返された小猿は定位置である男の肩へと]
ほぉ、ようけ知っちょおのぅ。
流石は、っちゅーことじゃろか。
エイキチにもそげな力あるんかいのぅ?
[疑問の声は肩の小猿へと。
問われた小猿は首を傾げるだけだったが]
残念じゃがワシゃああんさんの客にはならんのぅ。
まぁ、瓦礫に埋まる程落ちぶれとらんき。
『狩る者』かいね。
多いんかは知らんが、天使っちゅーんがつくんはようけ聞くかいのぅ。
生業に限らず、じゃがの。
さぁて、ワシももうちょい回って来るかいのぅ。
面白いもんあるかも知れんき。
あんさんも仕事終わっちょおなら、ちゃっちゃか帰るんがよかと。
他に用があるっちゅーんなら止めはせんけんね。
[そう言って男はまた建物の上へと飛び上がる。
紡いだ言葉はここで何が起きるのかを知るような*口振り*]
さぁてなぁ。
あくまで俺が聞いたのは、猿のミイラの手だがね。
まぁ、そうそう猿の願いが叶って毎度代償を払ってる、ってなったら大変だぁな。
[エイキチの様子を見ていたが、ふ、と小さく笑い]
そりゃあ残念だ。
お前さんが客だったら、真っ先にその仮面を担保にしてやるのにな。
ま。今のご時世翼持って飛んでるだけで天使に見えらぁな。
其処にあるのは人襲ったか襲ってねぇかの違いだけだろ。
面白いモン、ねぇ…
[もう一度、ケイジの言った言葉を反芻し…]
それにしちゃ、さっさと帰れって言うか。
[上へと飛んだ者に、呟くように言うと。
ポケットに手を突っ込んで歩き始めた*]
…新しい"客"、とかな。
─廃墟・街外れの湖─
……あれー?
[とことこと、傍目呑気な歩みが止まる。
飴色の瞳が捉えるのは、青い水を湛える小さな湖]
へー、こんな場所もあるんだ……。
……水棲のクリーチャーとかも、いるのかなぁ。
[そこで、魚と言わずクリーチャー、というのはどうなのか]
─河辺─
♪か〜ぁぜ〜ぇ〜がぁ〜 吹か〜ぁ〜ばぁ〜
く〜ぅも〜ぉ 流ぁ〜ぁれ〜ぇ
落つぅ〜る〜ぅ か〜ぁげ〜ぇがぁ〜
我が〜ぁ〜身〜ぃを〜 過〜ぃる〜ぅ
[街の傍を流れる河の傍。男はそこに仰向けに寝転がりながら唄を口にする。今見えた情景を即興で唄ったらしい。見上げた闇色は空を流れる雲を捉えている]
暇じゃのぅ、エイキチ。
他にも居るんか思うたが、まだ集まっとらんのじゃろか。
[あれから廃墟の街をあちこち回ったが、先に会った人物以外に遭遇したものは居なかったようだ。小猿は問いに同意するようにキィと鳴き、男の腹の上にちょこんと座り込んで居る]
[しばらく、湖の周りを歩き回るも、変化らしきものはなく。
やがて、歩き回るのにも飽きたか、ふわ、と真白を広げて水面に降り立つ。
傍目、水の上を歩いているかのような状態]
……むぅ。
何もいないのか、単にスルーされてるのか。
[波紋が広がるだけの水面につまらなそうな声を上げた後。
湖に流れ込む流れの上を、波紋を散らしつつ歩いて行く]
なぁんかいれば、ヒマも潰せるんだけどなぁ。
[そういう問題なのかと]
あ゛ー、ええ陽気じゃけぇ。
[燦々と照る太陽に男は次第にウトウトし始める。のんびりとした声で言いながら寝かけた時]
「…キッ?」
[小猿が河面に立つ人影を見つけて、くりっと顔を向けた。その人影にアピールするように男の腹の上で何度か跳ね上がる]
むぉ、何じゃエイキチ。
何ぞ居ったか。
[腹にかかる衝撃に男が頭だけ持ち上げた]
……ふつーに、川、かぁ。
この深さだと、水棲系はいなさそー。
[だから何を探しているのかと]
あっちの、森の方はどーかな?
[そんな事を呟きながら、水面から離した飴色の瞳が、跳ねる影を捉えた]
あ。
さっきのちっちゃいのだ。
[小猿です。という突っ込みはさておき。
ただ歩き回るのにも退屈していた頃合、自然、歩みはそちらへと向いた]
[人影がこちらへと近付くのに気付くと、小猿は男の腹から降りて水際へと]
おー、エリカかいな。
水上散歩たぁ優雅じゃのぅ。
[腹から小猿が降りたことで男の身体も上半身を起こす形となり。河面を歩くようにやって来るエリカに対し明るい声を向けた]
やほー。
[呑気な口調で言いながら、身体を起こしたケイジに手を振る。
それから、ぴょん、と川岸に上がり、寄ってきた小猿の横にちょこなん、と座り込んだ。
……やっぱり、何か振れたかも]
んー、散歩っていうか、ね。
何か、暇潰しになるものいないかなぁ、って思って歩いてたんだけど。
[起き上がるとどかりと胡坐をかき。左肘を足に突き、手に顎を乗せる]
暇潰しのぅ。
こげな廃墟じゃ何ぞ残っちゅーもんもなかかねぇ。
ドロボーん真似事じゃったら出来かもしれんが。
[言いながら、かか、と笑った。小猿はと言うと、横に座ったエリカを見上げ、素早い動きでその肩に登ろうとする]
[振れた何かは勿論、男がじーっと視線を送っていたり]
見た感じ、最近できた廃墟みたいだから、探せば何か出てくるかもねぇ。
[くすり、笑いながらのんびりとした言葉を返し。
肩に小猿が登ってくると、何やら嬉しげに目をきらきらとさせつつ撫でようとする]
[今のところは、視線の行方には気づいていないらしい]
食いもんもありゃあええんじゃがのぅ。
ヒトは食わんと生きられんけぇ。
[言いながら、エリカの肩に登る小猿を見やる。尤も、振れる何かを交互に見やる形になるのだが。小猿は伸ばされた手に抵抗すること無く、大人しく嬉しそうに撫でられて居る]
ほいで、そん揺れてる銀色んは何ね?
[遠慮は無かった]
そーなんだよねぇ、動くとお腹空くし。
なんか、残ってれば……。
[残ってればいいんだけど、という言葉は、ぶつり、と途切れた]
……ってー!
乙女のヒミツにいきなり突っ込むかあああっ!
[秘密以前に、隠せてません。
取りあえず、銀色のもふもふした物体は、姿を消しはしたのだが]
エネルギー切れにならんばええがなぁ。
[まるで他人事のような雰囲気で口にする。声には笑う気配が乗り、乙女のヒミツとの言葉にもその笑いは残ったまま]
そげなこと言われてものぅ。
見えてもうたき、気になってしもたけぇ。
[からからとした笑いが響く。小猿はエリカの豹変に肩で首を傾げていたとか]
[前後の話題は見事に飛んだらしい。
飴色、ジト目で狐面を睨みつけ]
見なかったことに、すればいいっ!
[無茶言った。
小猿が首を傾げる様子にも、気づく余裕はないようで]
─廃墟・街外れ─
あー、うぜぇ
俺個人の用事だっつぅのに、「じゃあ情報収集お願いします」とか
クライアント様は俺を過労死させたいのかねぇ
[嫌そうな言葉とは裏腹に、その表情は相変わらずのニマニマしたもの。]
まあ。あれこれの恩義は感じてるしぃ
気が変わるまではお付き合いして差し上げますかね、っと
[ジト目は気にした様子もなく。声は上がらねど笑う気配はそのまま]
じゃけぇ、出てるん知らんままっちゅーんもなぁ。
エリカかて他ん奴らに更に見られるよかええじゃろ。
こん後は気ぃつけぇも出来ぃじゃろし。
なぁ、エイキチ?
[言いながらエリカの肩に居る小猿に同意を求めた。小猿も「キキ」と鳴いて、慰めるようにエリカの頬をぺちぺちと叩く]
─ →湖畔から少し離れた場所─
…………ん、あれ…………は
[ここから少し離れた場所。そこに見えたのは仮面の男と話をする白翼の少女。]
…………ひはっ。これはツイてるねぇ
[にまぁと目を細めながら、ぺろりと舌なめずり。]
う゛〜〜〜……。
[恨みがましい響きの声が上がる。
低めの声は、聞きようによっては獣の──狼の唸り声と取れなくもない。
いつもなら、速攻首掻きも辞さない話題ではあるのだが、小猿のぺちぺちがそれを思いとどまらせたようだった。
ぽふぽふっ、と頭を撫でて、それで落ち着く事にした。
らしい]
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