情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
…
[視線をはずした先トビーがラッセルと話したり体の傷跡とかを見せたりしている。]
……
[その様子を眺めながら複雑な面持ち。
朝食を食べる口は余り進まない]
[暫くそうして過ごした後、空になったコップは使用人に預けられた。
広間の空気が少し変化したことを、その場にいない墓守が知ることはなく]
少し外を見てきましょうか。
墓の方も気になりますし。
[低音の呟きを落とす。
言葉の通りに厨房を出た墓守は、黒い外套を羽織り、玄関から外へ出た]
[ラッセルの悲痛な叫びに、わずかばかり体に緊張が走る。もしもの時にはすぐに飛び出せるように。おそらくラッセルがトビーに危害を加えるような事は、無いとは思ってはいるが]
ハーヴェイ殿、あのラッセル殿の過去には一体何があったのでござるか?
[この中で、この屋敷の中のことに最も精通していそうな青年に問い掛けてみる。明確な答えが来る事は半ば期待してはいないが]
[何の話をしているのかなんて、もちろんわかるわけもない。
不思議そうに見たけれど、首を傾げて。]
味方がいたんならいいんじゃないのかなぁって思うけど。
まあいいや。
ラッセルさんがそれでいいなら。
[ラッセルとは対照的に、トビーの様子は落ち着いている。
特別に痕は気にしていないようで、腕を下ろしても袖はそのまま。
感情を、声を荒げさせたくせに、当人は何もない]
裏切るとかもよくわかんないけどねー
でも、そんなのしょっちゅうなんだから、弱いまんまじゃ辛いよ?
[子供の顔で、そう言ってから、くるりと食卓を振り返る。なんかたべもの、食べられそうなのないかなぁと、じーっと見て]
[事故、と言われて思い出すような仕草をして]
んー、確か相当前にあったって聞いてるな。
ちっさい時だったから覚えてねぇけど。
お袋よりは若いから大丈夫ですって。
[そこまで返してまたラッセルの方を見る。
たぶん、昔のことを話しているのかもしれないけれど]
……思い出して、る?
[確信はもてない。ラッセルが言っている言葉の意味もわからない。
だからそのまま、成り行きを見守るだけ]
[怖い夢に頷くシャーロットに、少しだけ複雑な顔をむける。
あの惨劇の夢。忘れろと言っても、忘れられるはずもない惨事。
せめて塗り替えることができるようにと思い。]
明日は良い夢が見れるといいんだけどな…。
[そう言った。
夢と関係はあるのか、ご機嫌斜めのシャーロットに、苦笑しながら頭をなでる。
子ども扱いしているつもりはないのだが、言葉を並べ連ねるより、これが一番効果的なのはよく知っている。
人目がなければ抱き寄せもするのだが。今やるほど短慮ではなかった。]
……やっぱり、同情を買おうとしてたんじゃないか。
だから人は信じられないんだ…!
[それ以上トビーに返す言葉は出ない。
相手の言葉も耳に届いていたかも怪しい。
既にラッセルの声は嗚咽を漏らすだけとなっていて、抱えていた膝に顔を埋めていた]
[ハーヴェイから優しい声がかけられ頭を撫でられる。
不機嫌な気持ちはなくなったけど気落ちした気分は戻らなかった]
…
[ラッセルの姿を見るのは胸に痛い、ハーヴェイがいなければ自分はどうなっていたのかわからないから。
トビーが返す言葉、なんとなくそっちの方を見てしまう。
トビーが食卓の方を見ているのに気づくと、
朝食はもうそれ以上手をつける気にならなかったのでまだ手をつけてなかったパンを一斤トビーに差し出した]
…
[じーっとそちらの方を見ている。]
―外―
[先程中から見た時と変わらず、雨は降り続いていたが]
この分なら、もう少しすれば止みますかね。
[玄関から天を見上げると、雫が丁度右目の下に落ちて来て、墓守は幾度か瞬いた。
外套の袖でそれを拭ってから、少し早足で墓のある方向に向かう]
あの吊り橋を使うのは、アーヴァイン卿と、この館の人間と、たまの来訪者だけだけだからな。
使う人間が限られてるから、村が橋をかけるには至らない。
アーヴァイン卿がかけると言わないか、橋がそれこそ使い物にならない限りはあのままだな。
[かけ直したほうがというマンジローに、そう見解を述べて。
ラッセルの過去については、ゆるく首を振り、なるべく小声で。]
ラッセルは記憶を失っているんだ。
だから、本人ですら過去は知らない。
[はず、と最後に小さく付け加えたのは、ラッセルが肉親らしき者の事を口にしていたからだ。]
ラッセルを連れてきたアーヴァイン卿なら知っているかもしれないけど。
[実際連れてきたのがアーヴァインだったかどうかは知らないが。
そんな事を聞いた気もするので、そう言った。]
同情なんて要らないよ。
もらえるなら、使うけど。
[トビーにとってはごく当然のことを言って、泣いてしまったラッセルへと一度視線を戻した。
困ったなぁ、って顔をして]
きれいな人のところで、きれいな人を泣かせちゃったらいけないのになぁ
[ちっちゃくぼやいた。泣かせたくせにフォローもない。
それからシャーロットがパンを差し出しているのを見て、そっちへと向かう。]
ありがとう!
おっきいパンだから、半分くらいがいいなー
でも、勿体無い?
[手を伸ばしながら、首を傾げる。
勿体無いならたべる、というように、パンへと視線を戻して。]
[こちらにきてもったいないと聞かれれば首を横に振り。
パンを半分にちぎって皿の上に、トビーに手渡す。]
…
[どうぞというように視線を向けてから顔を膝に埋めて嗚咽を漏らすラッセルのほうに行く。]
そう言えば、あいつ…俺を見て「にーちゃん」って言ったんだよな…
[あのときの様子を思い出して、今聞いたことをもう一度思い返して。それがラッセルにとってとても大事な存在だったのだろうと結論付ける]
流石に代わりにはなれねぇもんなぁ…。
[膝を抱えてしまったラッセルを見てそう呟く。
自分で何とかしてやれるなら、とも思うけれど。だけど今はそっとしておいたほうがいいのだろう、と]
俺も詳しくは知らないけど。
まぁ事故があってもおかしくない代物ではあるしな。
[とは吊り橋を思い出しながら。
ギルバートの母親よりはだいぶ若いからと言われると、へーへーと鼻に皺を寄せて返した後笑った。
実際自分の歳を知ってる奴っているっけかなとか、どうでもいい事を考えながら。
思い出している?という言葉は拾うものの。
実際のところどうなのか、分からないので首を竦めるのみ。
こういう時、手が出せないのは歳を取った証だろうかと。そんな事も思ったりした。]
[途中で見掛けた吊り橋は、風の弱まった今、時折揺れるものの問題無く掛かっている。ように見えた。
幾らかは散ってしまった白花の間を縫って、黒い墓石の前に立つ]
こんなところで風雨に晒すのは、少し申し訳ない気もするんですけれどね。
御主人の大切な方々なのに。
[せめて雨避けでも作ろうかと、濡れた墓の表面を撫でる。
掠れた文字は主人の妻子の名前だと、墓守は聞いていた]
ありがとう!
[半分にちぎってくれたパンを受け取って、笑顔でお礼を言う。
半分を食べたらおなかが一杯になってしまって。
もうラッセルのことは気にしないで、部屋の隅へと行く。
角の方で座りこんで、ちょっと曲がった指で、指先を回して*一人遊びを始めた*]
[ハーヴェイの答えには、そうか、と小さく呟く。もとよりどちらの問いも何かしらの期待を込めて聞いたわけではないのだが]
童っぱのことで、少し記憶が戻りかけているのでござろうか。
あまり、思い出したくは無い記憶のようでござるがな・・・。
[ラッセルの事は気にかかるが、それ以上は何もできず。トビーの方にこっちに来るようもう一度手招きした]
童っぱ、ラッセル殿は疲れているようだし、今はそっとしてやるが良かろう。
…気が済むまで泣かせておいた方がいいかな。
泣き続けるなんて、人間は出来ないんだから。
疲れて眠って目が覚めれば、時間と空腹で痛みも紛れるだろう。
[トビーの視線にそう言葉で返し。
シャーロットが向かうのであれば、それを見守った。
おそらくラッセルに一番近いのは、彼女のはずだったから。]
とりあえず、トビーは朝食食っとけ。
[トビーにそう言ったが、聞こえたかどうか。]
[膝に顔を埋めたまま、急に押し寄せて来た頭痛に膝を抱える腕の力を強める。
ラッセルを見て居た者なら、手が腕に力をかける動きが見えたかも知れない]
…いたい……にーちゃん……頭、いたいよ……。
[はたはたと零れる涙は膝を濡らす。
言葉だけ受け取れば、ぶつけたところが痛いと言っているように取られるだろうか]
[シャーロットがラッセルに近寄るのに安心したように息を吐いて、もう一度席に座りなおす]
大丈夫、だろ。
[小さく呟いて1人で頷いて。
そうした後で中断していた食事を*再開する*]
[それから墓守は、もう一つの墓の元へも足を運ぶ。
雨で少しだけ削れた盛り土。
風に吹かれた為か、そこから離れた場所に落ちていた石を拾い、元の通りに据えた。
そちらには何を言うでも無く、ただ深く頭を下げる。
暫し後に顔を上げ]
そろそろ食事も終わられますかね。
[雨に打たれる吊り橋を何気なく横目で見てから、外套の襟を合わせ、墓守は館の中へ*戻って行った*]
今は…そっとしておくのが一番だろうな。
少なくとも、ラッセルと関わり浅い俺達が気を揉んでも逆効果。
[マンジローにそう言って、自身もそう割り切る事にして。
当面はシャーロットに任せ、止まっていた食事を続けた。]
[少し距離を開ける程度に近寄り、腕を伸ばしラッセルの頭をそっと優しくなでる。]
……
[時折ラッセルから耳にする言葉、それが誰をさすのか細かいことは自分も知らない。
素性など詳しいことは本人から聞いたことは無い、自分が知るのはアーヴァインから話されたことだけ。]
……
[微かに口元は動くが声にはでない。
大丈夫だよとそれは動いていたかもしれないが。]
[トビーがシャーロットの方へと駆け寄り、そのままラッセルから離れて部屋の隅の方に行くのを見れば、そっと安堵の溜息を漏らす]
ふぅ・・・。やれやれ、さすがに少々肝を冷やしたでござるよ。
せっかくの屋敷の雰囲気が、険悪になるのは御免蒙りたい。
[そう苦笑いすると、食べ終えた皿を持って席を立つ]
さて、我は日課の素振りをしてくることにいたす。これにて御免。
[その場に居る人たちに一礼して広間を出て行く。皿を厨房に持って行った後、何とか雨があまりかからない場所を探して庭を*うろつくであろう*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新