100 緋くさざめく月光海
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……ん、ああ。
そうだな、一度戻るべきだろう。
……できるなら、着替えもしておきたいしな。
[やって来たエーリッヒ>>61にも、頷きを返す。
派手に返り血を浴びたわけではないが、腕には先に殺めた命の痕が残っている。
こんな状況では、他の皆も落ち着くまい、と思うからこそ、そちらに意識が向いた。*]
(64) 2016/08/11(Thu) 23:40:01
― 一階 ―
あー……なんか飯食うか。
カヤがいたから食材の不足は心配しなくていいし。
[軽く首を左右に伸ばしながら言って。
軽食ならば、一階にある食材だけでも足りるだろう。]
食べて話して、休憩とって……うわ、盛り沢山だな。
[少し混ぜっ返しながら厨房へ。
皆が集まる頃合いに、体を暖めるお茶とともにサンドイッチを広間へと持っていく事となる。**]
(65) 2016/08/11(Thu) 23:55:16
神父 クレメンスは、メモを貼った。
2016/08/11(Thu) 23:57:27
ありがとうございます。
[ヘルムートが、苦笑を見せる>>63のにも構わず、少年は嬉しげな笑みを浮かべる]
(66) 2016/08/12(Fri) 00:11:10
あ、はい。ありがとうございます。
[そして、エーリッヒに声をかけられれば、頷いて>>61]
すみません、何も手伝わなくて。足、大丈夫ですか?
[そういえばエーリヒは怪我をしていたのだと、改めて気付いた様子で、彼を追うように駆け出した。
建物の中に戻ると、今からでも何か出来る事があれば手伝うと申し出て、結局クレメンスが軽食を運ぶのを>>65手伝うことになる*]
(67) 2016/08/12(Fri) 00:16:23
[向けられる嬉し気>>66な笑みに、僅か眉が下がったのは気づかれたか。
エーリッヒを追うように駆けだすのに僅かに遅れて歩き出し]
…………。
[建物の中に入る直前、足を止めて空を見上げた]
……親父殿。
恨むぞ。
[小さな声でそう呟いた後、一度二階の客室へ。
着替えを用意し、改めて向かうのは浴室。
湯を使うとほんの少しだけ、張りつめたものが緩む気がしたが]
……緩みきるわけにも、いかんよなぁ。
[これから先、己が為すべき事。
そこを揺るがせる心算はないからこんな事を呟いて]
(68) 2016/08/12(Fri) 00:32:06
……しかし、彼が『違う』と言うなら。
[落ち着いた所でふと過るのは、素朴な疑問]
……生者を見極める者は、何処に?
[伝承においては、往々にして鍵たる立ち位置を得る事が多い者。
少年が違う、というならば、その力はどこに、と思いながら身支度を整えて]
……さて。
天秤は、どちらへ向けて傾くか。
[軽い口調で言いつつ、広間へと足を向ける。
先に命を掻き消した刃は布でくるんで、懐へと忍ばせて。**]
(69) 2016/08/12(Fri) 00:32:13
音楽家 ヘルムートは、メモを貼った。
2016/08/12(Fri) 00:33:52
[ヘルガが降りて来たのは、少年がエーリッヒを追いかけた後で、ほぼ擦れ違いのような形になる。]
ふう......
[彼女はヘルムートに何か告げたかどうか。それは判らぬままで、用意されたお茶を口にして、広間で皆が揃うのを待っていたのだが]
(70) 2016/08/12(Fri) 00:35:18
[ヘルムートが広間に現れるその前に、うとうとと眠ってしまったのは、不覚と呼ぶべきか**]
(71) 2016/08/12(Fri) 00:37:17
神学生 ウェンデルは、メモを貼った。
2016/08/12(Fri) 00:40:30
[二人の返答>>64>>67に、うん、と頷き返して、食事に関してはクレメンス>>65に任せてしまう]
大丈夫、ほとんど神父様が運んでくれたからね。
そっち、お願いして良いかな。
[手伝いを、と求めそうなウェンデルには、クレメンスを指し示しておいた]
(72) 2016/08/12(Fri) 00:54:10
─ 広間 ─
[広間で待っていると、ちらほらと人が集まってくる。
全員揃っていないことは分かっていたが、来ていない者を呼び出すこともなかった。
居ない方が静かだから、と言う理由であるのは多分に、ある]
…と、ウェンデル君、寝ちゃったか。
[共に広間に来ていたウェンデルが寝てしまっている>>71のに気付くと、僅かばかり困り顔。
話を聞きたいが、起こすのも忍びない、と。
ひとまずは寝せておいて、先にヘルムートから話を聞くことにした]
(73) 2016/08/12(Fri) 00:54:29
ヘルムートさん、ウェンデル君がブリジットさんを人狼と言ったから手を下したそうだけど…それは何故だい?
聞いたところによると、貴方は「誰かが人狼だと言い出しても、直ぐには信じられない」みたいなことを言っていたようだね?
今回のことはその言葉と矛盾するように思うのだけど…。
[ヘルムートが広間へとやって来た後、抱いていた疑問を彼にぶつける。
やや疑い気味であることは、見詰める瞳が物語っていた**]
(74) 2016/08/12(Fri) 00:54:37
画商 エーリッヒは、メモを貼った。
2016/08/12(Fri) 00:57:17
─ 広間 ─
[広間に戻れば、目に入ったのは寝入った姿。>>71
やれ、と小さく息を吐いた後、深紫が向かうのは問いを投げてきた者>>74の方。
向けられる瞳、そこに宿るものにも臆した様子はなく]
……ああ。
私は、誰かが他者を人狼である……と言いだしても、すぐに信じるべきではない、と思っている。
そこは変わらないし、彼の言葉を頭から信じ切って行動を起こしたわけでもない。
[ならば何故、と。
問いが継がれるならば一つ息を吐き]
(75) 2016/08/12(Fri) 09:08:58
ひとつは、私自身に彼女への疑念があった事。
もうひとつは、それを『確かめる』術が私の手にあった事。
……死を持って、その在り方を見定める術が、ね。
その状況において、もう一つ真偽を確かめるべき、と判じる要素が生じた。
[言葉と共に、深紫は眠る少年へと一時逸れて]
それで何もせずに動かぬ、というのは、ただの逃避だろう?
故に、動いた──結果的には、命を一つ、無為に散らしてしまう事となったがな。
[無為に、と口にする刹那、深紫は僅かな陰りを帯びる。
その陰りは数拍の間の後、迷いなき光に溶けて消え]
(76) 2016/08/12(Fri) 09:09:02
彼女の……ブリジット殿の魂に、陰りは見えなかった。
彼女は人だ。人狼ではない。
[静かな声で、はきと宣する。
その響きにも、深紫にも。
迷いの揺らぎは、欠片もない。**]
(77) 2016/08/12(Fri) 09:09:05
音楽家 ヘルムートは、メモを貼った。
2016/08/12(Fri) 09:12:13
─ 広間 ─
[クレメンスとのやり取りである程度の推測は立っていた。
何故、と疑問を一つ挟んだ問いの答え>>75>>76>>77は、それを裏付けるものとして耳へと届く。
声や瞳に感情の揺れこそ垣間見れど、奥底には確固とした意思があった]
ヘルムートさんは死者から見出す者、と言う事か。
生者から見出すウェンデル君は人狼と言い、
死者から見出すヘルムートさんは人間と言う。
ブリジットさんは、どちらか分からないまま…。
そして、2人のどちらかが嘘をついている。
現状ではそう言うことか。
[進んだように見えて、足踏みしているようだ]
(78) 2016/08/12(Fri) 11:07:06
[他にも誰か、情報を口にした者は居たか。
それらを聞いた後、エーリッヒは一つ賭けにも似た提案をする]
ヘルムートさん、見出す者の力には制限がある場合があるそうだね?
このままでは我々もどちらが真実を言っているのか判断し辛い。
そこでだ。
生者から見出す者がもう1人、誰かを判別する機会を作りたい。
今必要なのは情報、そうだろう?
…ただ、これにはリスクも伴うけれどね。
[それこそ、カヤと話した「名乗り出た時の危険性」。
そこからも判断出来る部分もある。
ある意味人身御供も辞さない賭けだった]
どうかな?
[ヘルムートだけでなく、集まる者達にも提案の是非を問う**]
(79) 2016/08/12(Fri) 11:07:41
画商 エーリッヒは、メモを貼った。
2016/08/12(Fri) 11:10:18
─ 広間 ─
そういう事かな。
[現状のまとめ>>78に、返すのは短い肯定。
その後になされた提案>>79に、深紫はゆる、と細められる]
……ああ。多くの伝承において、一度に知れるは一人、という制約がなされている。
私の知る限りでは、例外はなかったな。
[問われた事には肯定を返し]
……異論はないよ。
確たる基準を全員が持ち得ぬ以上、その導を増やすのは手段の一つと言えるし……それに。
[提案への諾の言葉と共に、視線は眠る少年へと]
鎮魂歌を紡ぐための時間を得たい、というのもあるのでね。
[告げる言葉は、ごくごく静かな響きを帯びる。**]
(80) 2016/08/12(Fri) 12:54:34
音楽家 ヘルムートは、メモを貼った。
2016/08/12(Fri) 12:57:05
─ 厨房→広間 ─
お、頼むよ。
[ウェンデルに思う所はあれ、手伝ってもらえるのはありがたかった。
それぞれが好きに取れるように、テーブルの上に置いてもらう。
そして話し合いが始まると、静かに耳を傾けて]
……と、言っても。
此処には進んで死にたがる奴なんていないだろう?
[小さく首を傾げながらも、確認するように言葉を紡いだ*]
(81) 2016/08/12(Fri) 20:59:31
神父 クレメンスは、メモを貼った。
2016/08/12(Fri) 21:02:07
─ 広間 ─
あぁ…そうだね。
その時間は必要だ。
[質問や提案に対する是の後、静かに紡がれた言葉>>80に同意を向ける]
神父様、何も生者を見出す者が判断した人を殺して更に結果を見るわけじゃないよ。
先ずは生者が見出す者が、誰を、何と判別するか。
そこを知りたい。
[確認するようなクレメンス>>81には伝わっていないらしい意図を改めて伝えた]
誰を疑うかは、そこからまた考える。
(82) 2016/08/12(Fri) 21:16:38
画商 エーリッヒは、メモを貼った。
2016/08/12(Fri) 21:19:09
─ 広間 ─
[返る同意>>82に、ほんの少し表情が緩む。
クレメンスとエーリッヒのやり取りを聞きながら、ゆる、と視線を向けるのはピアノ]
……今の内に、調律しておくべきか。
[どれだけの時間があるのかはわからないから、猶予がある内に、と。
過ったのは、そんな思考]
(83) 2016/08/12(Fri) 21:29:00
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