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―河エリア・上流―
ヴィリーさん、大丈夫ですか?
大丈夫だったら。
[小石を握った手でカードの光る胸元を指す]
この光、移させて下さい。
[片手には杖をしっかり握って、お願いを*してみる*]
―湖畔エリア―
……分かった。
[シチの言葉>>45に少し首を傾げた後、頷いた。
尤もその頃には既に相手は隠れてしまっていたので、遊ぶ内容まではわからなかったが。
姿勢を正し、ユリアンの方を向く]
休憩所に行く。
[何かあればそちらへとの意で言い残して、休憩所のある方へ向かう為足を踏み出す。
少し行ったところでハインリヒに掛ける声>>50が聞こえ、振り返りはせずに1人頷いた]
―→休憩所―
[先客はまだ眠っていただろうか。
休憩所内を一瞥し、隅に腰を下ろす。
持ち歩いていた本の中から、白い表紙のものを選び、開いた]
……。
[黙ったまま、淡く光る文字に目を走らせる。
一見休んでいないように見えるが、彼なりの休息を*取っていた*]
─河エリア・上流─
[呼びかけが聞こえたのと>>51、リーの鳩尾にティティエンの頭が減り込んだのはほぼ同時。ティティエンの角が胸の辺りに打ち付けるような形にもなった]
ぅごっふぉあ!!
『む、ベアトリーチェであったか』
[吐く思いをしているリーを放置し、ティティエンは呼びかけの主へと視線を向ける。リーは衝撃で起き上がったものの、鳩尾と胸への痛みに声が出ずに居る]
『リー、どうやらベアトリーチェが押し付けに来たようであるぞ』
ぅえっほ!ぅげっほ!!
……あ゛?
[咳き込んで呼吸を整えた後に、ティティエンの言葉を聞いて隻眸をベアトリーチェへ。やや睨む形になったのは致し方ない事。”お願い”を聞くと>>53、一拍の後に、にぃ、と口端を持ち上げた]
おれと捕めだら、好ぎにしゃえがっぺ。
『易々と移されるつもりは無いのである。
捕まえてカードを奪うが良いのである』
[言って、立ち上がりベアトリーチェに相対した]
(……とあ言ったけんど、ちっちぇえわらし相手だらやいにぐいっきゃなぁ)
[ライヒアルト相手では思い切りやれたけれど、同じく魔法を扱う相手と言っても年下(に見える)女の子相手では心情的なやりにくさはあって。どうにか痛い目を見せずに済ます方法を考え始める]
…ティ、ルーンカードの意味、教えでけ。
『今からか?』
ベアトリーチェとば相手しんながらでも、い。
『やれやれ…仕方のない奴なのである』
[ぼそぼそとリーとティティエンだけでの小さなやり取り。相手しながら考えることにしたようだ。八卦十干を使わない、と言うのは守るつもり、らしい]
―湖畔エリア―
ん、場所はここでいい、移動するのも面倒だしな。
[ハインリヒ>>52に緩く頷く。
水の中、にはおかしそうに笑った]
おれは人魚じゃないから、水の中でやるのはしんどいって。
[休憩所へと去っていったゲルダ>>54にはまたなー、と手を振って。
そのままぼんやりと、ときどきハインリヒやシチと言葉を交わしたりしながら回復するのを待つ]
―湖畔エリア―
いやあんた、水の中潜ってただろ?
……そうベアトリーチェから聞いたぜ。
それでもそうか、しんどいもんか。
[水中ゆえカイヤナイトからの熱探知はできず、ユリアンがどんなふうに水の中で動き回っていたのかは見られなかったが、行動できるらしいことは知っていた。
情報源については嘘をついたが。]
『精霊と仲良くなるって、どんなかんじなの……』
[シチも人見知りしながらユリアンに話しかけたり]
―湖畔エリア―
ん? ああ、あれは水精にたのんで水中でも呼吸できるようにしてたから、だなあ。
それでもやっぱり水の中の呼吸ものじゃないからしんどいんだよ。
[情報源については疑いもせずにさらりと応える。
シチからの問いかけにんー、と首を傾げて考えた。
昔っからなつかれやすかったからあらためて考えてもよくわからなくて]
どういう感じって言われてもなあ、きっとシチとハインリヒが一緒にいるのと同じような感じだと思うけど。
そうだなー、俺にとってはそこらへんにいる精霊が見えるのが当たり前だから見えないのがどういう感じなのか知りたいかも。
[うーん、と考えてても参考になることなどなにも言えなかった]
―湖畔エリア―
はー。万能な能力ってわけでもないんだな。
むしろ常に精霊の機嫌伺ってないといけないのか。
[ユリアンの言葉にふむ、と思案。むしろ話を聞いていて、自分には向かなそうだと考えた。]
『……ハインリヒと一緒にいるのと、同じ……。……わかんない。』
精霊が見えるのが当たり前なあ。ふうん……。
きっと、あんたからすれば、こちらは盲目の世界なのかもな。
[風がそよいで葉が揺れる音は聞こえるし、水に石を投げれば波紋が広がるのが見える。しかしユリアンはもっと多くのものを見聞きできているのだと思うと、そう表現するしかなかった。
卑屈になっているわけではない。彼らには彼らなりの苦労もあるのだろうと思うから。]
さて……。
[むっ!と気合をいれて立ちあがる。腕を伸ばしたりして軽くストレッチ。ユリアンを見て、にやりと笑う。]
そろそろやるか?
―河エリア・上流―
[>>57隻眼で睨まれると少しだけ首を竦めた]
そうですよね。
捕まえてカードを奪う。
分かりました。
[動けなくすればいいですね、と少し物騒なことも呟いて]
加減とかできないから、宜しくお願いします。
Energiepfeil!
[まずは一番短い詠唱で作れる魔法矢を作ると、杖をヴィリーの足に向けて飛ばした]
―湖畔エリア―
機嫌そこねるととたんに術の精度が落ちるから大変だぞ。
[ハインリヒにしみじみと頷く。
なつかれやすいとはいっても何してもいいわけではないからそっぽをむかれたりしたら大変なのだった]
一緒にいるのが当たり前、って感じかな。
盲目、は言い過ぎでも……まあ静かだろうなあって思う。
[風霊はなにかにつけ噂好きだから、いろんな話しを意味もなく持ってくるし、と小さく笑う。
きっとハインリヒのように周囲の動向を気にするならとても便利な力ではあるのだが、気にしないユリアンには宝の持ち腐れだった]
お、もういいのか。んじゃやりますか。
[立ち上がったハインリヒを見てにやりと笑い返す。
ゆっくりと立ち上がってすこし距離をとった]
─河エリア・上流─
えがっぺえがっぺ。手加減いらんっぺよ!
[ベアトリーチェの言葉に、にかりと笑った。その間、ティティエンはリーの背に隠れる形で耳元でルーンカードの説明をし始める。それを聞きながら足へと飛んで来た魔法矢を後ろへ飛び退る形で回避した。ずしゃっと砂利で草履が滑る]
っとと。
做地方精灵,墙,阻碍视界吗?
[多少バランスを崩しながらも精霊魔法の呪文を口にする。地精に頼み、自分とベアトリーチェとの間に突起物を作り、障害を作成した。大きさはベアトリーチェの背丈ほど。けれど、ベアトリーチェに直接当たらないよう、注意を払っている]
『…本当に聞きながらで大丈夫なのであるか?』
なんとがすっぺ!
[何とかなる、ではなく、何とかする、と言う返事にティティエンは、ふむ、と唸り。そのまま説明を継続している。リーは準備として懐から無地の正方紙を一枚取り出した]
―湖畔エリア―
[距離をとったユリアンはそのまま精霊語で呪文を紡ぎ始める。
とはいえユリアンの場合は精霊への語りかけがメインではあるのだが。
ハインリヒがどういう攻撃手段かはわからないから油断はしないように気を張り詰めて]
まずは、小手調べといきますか。
大地の精、緑を司るものよ。その腕を伸ばしてかのものの戒めとなれ!
[ユリアンの呼びかけに応えた、湖畔に生えていた草が伸びてハインリヒの足を絡めとろうとする]
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