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コエは。準備の時にも一度だけ聞こえた気がしたの。
さっきのはそれよりもずっと弱くて。だけど気になってしまって。
分からないけど、怖くて。
でも…うん。探さないわけには、いかない。
[榛名の声に、恐慌に陥りかけていた心が少しだけ凪ぐ。
今は現実の視界も閉ざされていて、恐怖は薄れてくれないけれど]
…ごめんなさい。ごめんなさい…!
[タオルに包まれて泣いた。榛名に縋るようにして]
さァね。
見て来れば?
[視線で桜の根元を示す。]
仕方ねーよな。
言うコト聞かなかッたんだから。
[わらいながら、背を向ける。
掴まれた手を振りほどこうと、強く引いた。]
準備の、時──。
[それは、もしかしたら自分も聞いたものでは無かろうか。そうなると考えられるのは、巫女の、声。玲がこのようなことになってしまったのは、それに触れてしまったからなのだろうか]
…謝らなくても、良いんだ、よ。
玲ちゃん、たくさん、頑張った、もの。
私より、ずぅっと、たくさん。
[ふわりと、包み込むように玲をタオルの上から抱きしめた。あやすように、その背中を撫でながら]
蓮実君が、言ってた。
皆が、出来ることを、少しずつ、やってるから、この事態も、もうすぐ、終わるだろう、って。
私には、誰が、どうなってるのか、さっぱり、分からない、けど。
けど、今まで、玲ちゃんが、頑張った、分から、判ることも、あるんじゃ、ない、かな。
[背を撫でる手はゆっくりとリズムを取り。今自分が出来そうなことを、玲を落ち着かせようとその動作を繰り返す]
嫌なら、
何で殺さなかッた。
[離れない手に舌打ち。]
・・・我儘な子は、キライなんだケド。
[もう片方の手で、無理に引き剥がそうとする。]
…っく、うぐっ。
[声に出して泣いたのなど、何時以来だっただろう。
兄たちは外へ。他の幼馴染たちはそれぞれの仕事を。
自分だけが取り残されるような気分になってしまって]
…うん。終わる…終わらせる。
私にできることを、する。
[暖かい手の感触に、次第に涙も収まってくる。
何度かすすりあげ、コクリと頷きながらそう言った]
後で、もう一度、試してみる。
それで分からなくても。…多分。
[蓮実にも聞けば更に狭まる。後は、涼が]
…涼ちゃん。大丈夫かな。
[命を奪いはしなかったのは慈悲からではなく、必要が無いと判断してのこと。]
――ッたく。
面倒くせェの。
[濡れて張り付いた髪を掻き、未だ残る傷に触れ。
突き飛ばした先、少女がどうなったかを見もせずに、*丘を下って行った。*]
[玲が落ち着くまで、ただただ背を撫で続け]
うん、出来ること、やろう、ね。
私も、出来ることを、やる、から。
でも、無理は、しちゃ、駄目、だよ。
史人も、心配、する。
[「ね?」と、玲には見えないだろうが笑みを向けて]。
涼の話が出ると、視線を外へと向けて
…一人で、出ちゃったし、ね。
何事も、無ければ、良いの、だけど…。
[彼女を、許すことは出来ないが、流石に安否は気になって。また、外へ出たらしい利吉の安否も気になるところか]
うん…怒られちゃう、ね。
[兄の名前に小さな笑みのようなものを。
何事も無ければ、というのには同じように心配そうに]
涼ちゃんは、まだ取り込まれていないの。
だから、探偵さんの言ったとおりに。できるかもしれない。
許されることではないけれど。それでも。
…探偵さんも、一緒にいるのかしら…。
[視力が戻ればすぐにも探しに行きたかった。
兄たちも今ここにはおらず。だが榛名を行かせるつもりは玲にとて到底無く。微妙な焦燥感を抱えたまま*座っていた*]
[玲に笑みが浮かぶようになると幾分安堵の息を漏らすか]
取り込まれて、ない?
誘われは、したけど、人の、まま、なんだ、ね。
じゃあ、今は、どうこう、する、必要は、無い、のかな…。
[取り込まれていないのならば、取り込まれてしまったものだけを処せば、おそらく惨劇は収まるのではないか。ただ漠然と、そう思った]
利吉さんが、一緒だったら、少し、安心、なんだけど、ね。
ちゃんと、会えた、かな。
[僅かな希望を口にし。自分が外へ探しに行っても、移動だけでかなりの体力を消耗してしまい、ろくに探すことも出来ないだろうか。それを理解しているが故に自分から探しに行くことも出来ず。
今は玲を落ち着かせることに力を*注いだ*]
[自分の手で誰かを殺したときよりも泣けるとか、おかしすぎる。
手を伸ばしたけど、いつもみたいに抱きつくこともできない。]
ばかぁっ…
[誰に言ってるのか、わかんなかった。]
[心の中でなにかが脈打つ。
血を求めないといけないと思うけど、絶対そんなことしないときめた。
涙だって枯れちゃうんじゃないかっていう以上にぼろぼろ泣いて、りきっちゃんから手を離す。
呼吸の音もない。
離れたくないけど、離れないと。孝博が、誰かを、また殺すまえに。
でも、どこにいったんだろう。わからない。]
[閉ざしていた目を、ゆっくりと開ける。
右手を動かした。
軽い、痺れ]
……っしゃ、動くな。
[それでも、動かない、という訳ではなく、動くならそれで十分だった]
……取りあえず……このカッコは何とかしねーとな。
さすがに、いい気はしねー。
っつうか、この帰郷だけで一体どんだけの服が廃棄決定になってんだか……。
[薄給の塾講師になんつー仕打ちだ、と。
ある種場違いな事を呟きつつ、吸殻を携帯灰皿に放り込んで立ち上がる]
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