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─広間─
[焼きあがったタルトと花籠、花籠に放り込まれた聖書を抱えて厨房から戻ってくる。]
……さて、と。
最悪、一人で食べないといけないかもしれませんね。
[毒殺される、と警戒する者も少なくないだろう。
自嘲的な笑みを浮かべる。]
[目覚めると既に日は高い。
当然ながら、働き者のネリーの姿はなく。
寝坊をしてしまったことに少々の後ろめたさを感じつつも肌の不快感に顔をしかめた。
眠っている間に、汗をかいたのだろう。
寝間着が肌にまとわりついて気持ち悪い。
そう言えば昨日は体を洗っていないことに気づいて、立ち上がる。]
[耳慣れない名に首を傾げかけて]
…ああ。
そうでしたか。
[理解して頷く。眸に何か…警戒するような色が過ぎり、すぐに消えた。
広間に向かう背中に頭を下げ、廊下の奥――武器庫へと*向かう*]
[苺タルトをテーブルの真ん中に据え置き、
元の席に戻って飲み始め……]
おや。
どうされました。
[入ってきたローズマリーに、目を瞬かせ。
傾けていたグラスからワインが零れ、赫い染みを作った。]
[必要なものを両手に抱え、浴室へ。
広く暖かな浴槽に体を埋めると、体中の力が心地よく抜けていくのを感じてため息。
初めてここを見た時は、毎日お風呂に入れると言う贅沢に感動したことを思い出し、笑う。]
ここへくれば、少しは楽になるって思ったのにね。
[あの場所では生きていけないと思った。
自分が生きる為に、ここに来たのだ。
けれど今、自分の生存は前よりも危うい。]
[そう言えばさっきパンの欠片を口に含んだだけ、と思い出せば、急激に空腹が苛んできて。
青年から、部屋の食料を食べたのだと聞けば、お兄さんの為に持ってきたのだからと首を振って、気にしないでと笑んで。]
とりあえず、何か、探してきます。
……おにいさんは?
[廊下での遣り取りを知らない彼には、お兄さんがどうして廊下に立ったままでいるのかは判らなくて。きょとんと見つめ。
ローズと服を待っているのだと聞けば、少し目を大きくして、急にそわそわと。]
……んと、それじゃ、ローズマリーさんに会ったらボクの部屋にいてると伝言しますね。
こんな所で立ってたら、また具合悪くなっちゃうかもですし。
[早口で言い訳しつつ、ぐいぐいと青年の背を押して、部屋で待つようにと告げて。自分は厨房へと。]
−廊下→厨房−
[手だけは昨日、嫌と言うほど洗ったけれど、思い出してもう一度洗う。
自分も、あんなふうにごみのようにバラバラにされるかも知れないのだ。
暖かな湯舟のなかだと言うのに、ヘンリエッタは身震いした。
湯面に漣が広がる。]
嫌。死にたくない。
[そう呟いて、ヘンリエッタは顔を被った。]
−厨房−
[厨房には、焼きあがったばかりの甘い匂いがまだ満ちていた。
生唾を飲み込み、食料を漁る。
パンと、水。それから、林檎を3つ。あと、自分が運んできたチーズの塊を引っ張り出し、愛用の小さなナイフで大きく切り取った。]
……何か、入れるもの…あ、あった。
[チーズを破いた紙で包み、入れ物を探して見回せば、卵を運ぶのに使うのであろう籠があって。それに食料入れ水袋をベルトに結び付けて、出来るだけ急いで部屋へと。]
取りあえず、気持ち、切り替えないと、ね。
[独りごちた後、立ち上がり。
窓から、外を見つめる]
…………。
[ほんの一瞬、瞳が陰るけれど、それを何とか打ち消して。
とにかく、何か食べないと、と部屋を出て、下へ向かう]
[ローズマリーが出て行ったところを見送り、2本目のワインを開ける。]
……冷めちゃいますね、タルト。
[くすり。
苦い笑みを浮かべ。]
[やや、覚束ない足取りで階段まで来れば、色々と抱え込んだトビーが上がってくる所で]
……なに、その大荷物。
[思わず、呆れたような呟きがこぼれた]
[階段を登りきった所で、ドアの開く音に気付いて、ぎくりと立ちすくむ。]
…ぁ、メイ、さん…?
[それが知っている顔である事に安堵し、小さく息を吐く。]
[妙にほっとしたようなトビーの様子に、くす、と笑んで]
足元、ふらついてるよ?
大丈夫?
[軽い口調で問いかけつつ。
ローズマリーの心配げな様子に、わずか戸惑いながら、礼を返して]
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