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─再び現在。
あー?どうしてこの村に残ったのかって?
まあ、この騒ぎの後で「またウチで働かないか」って新聞社の奴も言ってきたけどなあ。
その内容がよー。どっかの奴がやってたゴシップ記事のコーナーをやらねーかってよ。
[ククと声を殺して苦笑い]
なんでもゴシップ担当してた奴がどっかに消えちまったかららしいんだが…。まあ気が乗らなくてな。
それに…。
[目を閉じて思い出す。ミリィの描いた風景。その中には確かに自分も描かれていた。]
いや、まあなんでもねーよ。
ていうか、俺の料理の腕も大したもんだろ?
[ほぼ毎日自炊をしていたのが生きたのか、彼の料理の腕は確かにソコソコのモノ。豪勢な料理や手の込んだモノは苦手だったが、こういった店で出す料理には向いていたのかもしれない。]
…おっと。喋りが過ぎたかな…。
[軽くわき腹を押さえて苦い顔。古傷は今でも時折痛み、あの騒ぎが御伽噺ではなかったことを思い出させる。
先ほどまで居た客も勘定を払って居なくなり。
昼過ぎという時間もあってか、宿の中には客一人おらず。]
可愛いねーちゃんでもウェイトレスに雇った方がいいのかもしれねーなあ…。
[そう言ってから思い出したのは、メイド服を着た女性の姿。ついぞ約束は果たされる事は無かったが]
ま、料理が下手じゃあしょうがねえしな。
[再び珈琲を口に含む。と、カランと扉が開かれて、そこに現れたのは一人の男]
はいよー。いらっしゃい。
まあ、今なら何処でも座り放題だぜ。
もち、ご注文には御代を頂きますけどね。
と、あんたどっかで…。
[目の前に現れた男が何者か。思い出して目を丸くする。]
よぉ…お前だったのか。
新聞社の奴ら、相当困ってたみたいだぜ?
ま、俺には関係ないけどよ。
[注文に合わせて、砂糖とミルクたっぷりのカフェオレを煎れた]
─とある村のとある宿での午後の話。
掲げられた看板は。
『Regenbogenstein』
/*
突然爆撃でごめんなー。
てなわけでハインリヒのエンドロール回してみた。
もう完全に「詩人」関係ないですね。
本当にありがとうございまs
[髪を触る手が心地よい。
人の子と変わらぬ微笑みに、昔の己をも重ねた]
(──ああ、この子もいつか──)
[己と同じ道を辿るのだろう。
イレーネが返す言葉にその考えは強まる。
同じ道、即ち人を餌とし混沌を齎すこと。
それは己らにとって復讐と成す──]
[掠める唇に瞳を閉じ、紡がれる口伝の一説を静かに聞く。
囁かれるそれは甘く、優しく、己が中へと浸透していく。
擡げる狂気、僅かに歪められる口元。
それでも今はそれらを押さえ、瞳を細める状態で瞳を開いた]
……咲かせよ宴に相応しき華。
朱に彩られし大輪の華を──。
[そう言葉を返し。
我が子の視界を塞ぎつつ、憂いを帯びた微笑みを浮かべるイレーネに唇を*重ねた*]
/*
ハインリヒもお疲れさまです。
こういうのは流石ですね、本当に。
最後の名前を付けられたのはハインなのでしょう?
虹の石。立派に詩人じゃないですか(笑
そしてピーウィーも相変わらずのようで(爆笑
本当に神出鬼没な方ですよ、彼の君は。
さて、私もそろそろ休みます。
朝起きてからをまた楽しみに。おやすみなさいませ。
/*
ハインリヒさんこんばんは。
出演させていただいてありがとうございます!
てゆか、PE……! お店の看板も……!!
良い味出てるなあ。相変わらず。
-Tens von Jahren spaeter. -
[細い街道を小さな馬車が通る。そこに乗るのは村の人間と、行商の男、そして数人の旅人。中では穏やかな談笑が繰り広げられていた。]
「へぇ、あんたらあの絵を見にきたのか。ああ、あれは村の宝だ。あんな素晴らしいものは早々お目にかかるもんじゃないぜ。何てったって…ああ、駄目だ、実際見ないと伝わるものも伝わらないな。」
「そうそう、うちのオパールは特別さ。量は少ないが輝きが他所とは違うんだ。
あんたのソレもちっさいけど、けっこういいモンだな。何だったら、加工にいい店を紹介するぜ?」
「ああ?人狼?…兄さんら、その事はあんまウチでは口にしない方がいいぜ。摘み出されたくなかったら…な。」
[灰銀の髪と鳶色の瞳の青年が微笑んだ。
人懐っこい、三日月の笑み。
その妹らしき、紺色の髪と瞳の少女が微笑んだ。
胸には、オパールの入った小瓶の首飾り。
惹き寄せられたものに齎されるのは
*幸か 不幸か*]
/*
イレーネのエンドロール確認。
さてっと俺も寝るとすっかね。
おやすみだぜー。皆の衆。
あ、珈琲置いとくから宵っ張り連中は飲むといい。
(まあ、皆寝そうだがw)
ではでは!
じったん♪たんたぶりじったん♪
(そいや、じったんみてねえなあ、とか思いつつ退場)
中:
用意してた原稿使い切ってしゅーりょー。
すっきりした!さて寝よう。
エウリノのちゅーに応えようとも思ったけど、それやると思いっきり方向逸れそうな気がしたから我慢した…!
エウリノ遅くまでありがとう(ぎゅぅ
/*
って発言したら。おー、そうなるのかー。
……惨劇の、影、が。お疲れ様でした。
よし、あとでアンカーは纏めてメモに落とすことにして。
とりあえず寝ます! おやすみなさい。
[人狼騒ぎの後。
...は暫くの間家に篭っていた。勿論買出しなどで時折は出てきたが、お決まりの「演説」をする事もなく、ただ虚ろにぶつぶつと呟いているばかりで。原稿を提出する際もそれは同様。そうしてたまには叫びとも奇声ともつかない声をあげる。唐突に走り去る。その様に、いよいよ発狂したのではないかという噂も流れていたが]
[時は流れ、現在]
――この世が塔だったら、どうするね?
[広場、噴水の前。掌を天にかざすようにして片腕を広げる姿]
この世が塔だったら……
制裁を恐れなければならない。
怒りによって分かたれる事を恐れる必要がある。
この世が塔で、崩壊したなら。
やはり恐れなければならない。
恐怖によって塔が再建される事を。
塔とは怒りの象徴であり、恐怖の象徴であり。
それ故に消える事はないのだよ。
だからこそ、この世が塔だったなら……
恐ろしい事だろう、諸君!
[辺りに大声が響き渡る。行き交う村人は一様に視線を逸らし、どこか足早に歩き去っていく。それに構う様子もなく、朗々と語る声は止まらない]
[現在より幾分前――
騒ぎが済んでから一、二ヶ月もした頃だろうか。...は再びしばしば外に出るようになった。無論、「演説」も再開した。以前と同じ――否。妄想癖や奇行はより進行しているようだったか]
そもそもこの世の始まりというのは……
ん?
[ふと袖を引いてくる手に視線を落とす。五、六歳くらいか、幼い少女が窺うように見上げてきている。周囲に親の姿はない]
「おねえちゃんは、せかいのこえが、きこえるの?」
[落ち着かない様子で問いかける少女に、ふ、と笑い]
ああ、聞こえるとも。
世界の欠片があげる音が。欠片が響かせる呼び声が。
――果たせるかな!
[微かな笑みを返す少女の頭を撫でると、歩み行く人々に向き直り。高らかに、*声をあげた*]
/*
なんだこれ。
どうしようか考えた結果がこれだよ!
時間軸もわかりにくいとかごにょごにょ。
こ、後継者フラグエンド!(…)
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