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[デボラの言う事を全て信じれば…
ネリーに投票するとこの連続殺人は終わる。旅人、自警団長、先生、…シャーロット。
終らなかったら?
ミッキーも殺されてしまったら…
嫌な想像を振り払うように足早に学校へと向かった。]
―(回想)集会場、昨夜―
[集会場に入る。嫌な温度を感じる。
人々が見据えた先に、赤い、有機的な――
教師が横たわっていた。
既に絶命している。
キャロルが慕っていた、あの――]
…見ちゃだめ。
[後ろに居たリックを一歩遅れてとめたが、時既に遅し。
リックは蒼白な顔で、何か叫んだ――ような気がした]
[教師の死。
少なからず居る彼女の教え子、元教え子に与えた影響は大きいだろう。
顔にはださねど、皆の心境がわかるような気がした。
ネリーがシャーロットの幽霊を人間と言った。
デボラがミッキーを人間とたたえた。
ミッキーがハーヴェイを人間と言った。
カミーラは…シャーロットを狼と言ったようだった。]
つまり、イストー家の2人とシャーロットに対峙するのは、魔女と人魚とあと誰か…ということね。
…この期に及んで、そんな判定が何の意味を成すものなの?
[イザベラの遺体に近づくキャロルとユージーンを見て、そう呟く。
あの人のどこに、襲われる所以があるのだろう。
なんだか判定云々騒ぐことが、とても不遜なものに思えた。
自警団が実況見分を終え、イザベラの遺体を運ぶ。]
[憔悴しきった顔で、人がまた一人一人と去って行く。]
「今日だけ、この婆のことを信じてほしい。ネリーの魂を送れば、それで狼は全ていなくなる。」
[そういい残してデボラは居室へ去って行こうとした。
堪らずその後ろ姿に、問いかける。]
イストー家の…2人がグルになっているのでしょうか?
イストーの2人が犯人ならば、勿論それで巧く行く。
だけど、それはあまりにも――出来すぎている。
第一、イストーの2人が犯人ならば、ミッキーは今日、誰かを狼と糾弾する筈ではないですか?
貴女の言うようにミッキーが「犯人一味の人間」ならば、ネリーを見殺しにするのでしょうか。
いくら使用人だからと言っても――ネリーは、あの子の家族だもの…!
[家族だもの。
意図せず、叫ぶような形になってしまった。]
[ばたん。音を立ててデボラの居室のドアが閉まった。
結果で全てを悟れと、そういわれた気がしてやりきれない思いになる。
放心したように壁際にへたるネリーを見やる。
キャロルとユージーンが、カミーラとコミュニケーションをとろうと試みる。
コミュニケーションを取れていたイザベラを失ってしまった今、語学が苦手なローズマリーにはカミーラとの疎通は困難に思えた。
確認したいなら――デボラお婆さんを問い詰めることから、だ。]
[寒い。
なのにじっとりと汗ばんでいた。]
…。
[休んでしまったデボラとミッキーの居室のドアを暫く見つめる。
踵を返す。
ローズマリーは海辺の教会へ*向かった*]
─回想・二階廊下─
[カミーラが答えようとして喉を掻きむしる仕草。キャロルが止める前に、ユージーンが止めた。カミーラを二階の部屋に運び、廊下へ出てからユージーンと会話する。]
>>61何かと伝えようとしてた?
何かしら。口がきけない呪いが掛かってるみたい…ね。彼女を人魚姫って言ったのは、デボラ婆さん…。
「呪い」なら何か理由があるんでしょう?
何か事情があるのか。
それが人狼だからなのか。
[>>45デボラのネリーから先に処刑してくれと言う言葉を思い出し、]
あたし、デボラ婆さんは何者にせよ…すごく本気だと思うから。
自分の目指す所の為に強く動いてるから。
その真剣さを信じる事が出来ない。
きっと信念の為になんでもすると思ってしまう。
─回想・二階廊下─
逆に、ミッキーは。
本当に、見える力があるなら──。
皆に、誰にその力を使って欲しいのか…聞くべきだったと思う。
シャーロットが殺されようとして、一番身近なネリーが身近でない者になってしまうかもしれない…。そんな状況じゃあ二十歳にもならない子には無理だと言われそうだけど、でも、だからこそ……。
ネリーも。
わかんないわ。ネリーとミッキーが、婆さんより上手く振る舞ってくれないからと言って、安直に偽物扱いしていいのか。でも、ギルバートの言った、シャーロットは狼を探してる様に見えないと言う言葉は…、あたしも少し。
力を最大限に使う為の最善策とあたしが思うことを、ミッキーがしなかったと言う点についても、少し不信を…。
[そこまで言ってからユージーンと離れ、休む事にした。]
─嘆き島─
[嘆き島にはエレノアのお墓は一応作られている。
Eleanor Ainsworth。
先日、銃の暴発事故で亡くなったシャーロットの母親のお墓。
確か、人狼事件の最初の被害者が出たのと同じ頃に亡くなった筈だった。
最初は、自警団も結びつけて考えていなかったけれど、暫くして人狼事件と何か関連があるのではと調査をし始めて埋葬が遅くなり、弔いはまだ完全に済んでいない筈だった。彼の記憶が正しければだけれど。
シャーロットは、その頃、雑貨屋の仕事を幾日か休んでいたようだけれど、気丈に振舞っていたように思う。
Ainsworthの名の墓は他にないから、シャーロットの父親は恐らくこの村で亡くなったのではない事は知っていた。
彼は、お墓を暫く見つめてから処刑台の方へ向かう。
僅かに血臭が潮風に混ざっているように思えたけれど、きっとそれは錯覚だろう。
処刑台には血一つない。
けれど、それが反対に寒々しさを与えた。
ごう、と風が吹く。
処刑台がある嘆き島の丘の中腹から本土を振り返る。
船着場には船が泊められ、白い鳥が数羽上空を飛んでいる。森の近くには、サーカスの宣伝であるカラフルなバルーンが冬空の色に負けじと浮かんでいた。]
─回想・午前─
[再び、父親の元を訪れようと集会所を出ようとした時、自警団の一人に呼び止められる。キャロルの父親が吐血し、本部ではなく隣町近くにある自警団系列の病院に移されたため、街から出る事が禁止されている容疑者には面会は無理である事。]
…婆さんの事を、聞こうと思ったのに。
「…わからんのだ。
お前が人狼だとは思えねぇが、俺でも判別がつかねぇ。
(だから)もし、お前が人狼ならさっさとここで死ね。
人間なら、人狼を殺せ。
その手で──。」
[当時を思い出すのが苦痛だったのか、キャロルと話すのが苦しいのか、呂律が回っていなかった。ただ、ダニエルは過去に親しい人間も人狼も殺したのだ。そして母親を助け、自分も生き延びたのだと、それは理解出来た。
ローズマリーと話をしようと思ったが、自警団によれば教会へ向かったと言う。リック、ギルバートと三人、固まって何か事情ありげな様子が気になっている。]
あたしは、どうしようか。
─嘆き島─
[墓地管理小屋の代理の人に聞くと、アーヴァインとイザベラの埋葬は検分が終わってからすると自警団は言っていたようだった。彼らは荒々しくていけないね、と代理人が話すのをじっと聞いて、頭を下げて小屋を後にした。
また、本土に行かなければいけないのだろうか。
ここから本土を見ていると、集会場で二人が襲われた事が遠い話のように思えたけれど、彼の後ろに見える処刑台はそれを遠いものとさせてくれない。]
…
[わらてた。
イザベラは…カミーラと話そうとしていた時、どんな表情だったろう。思い出そうとしたけれど、あの時は辺りの騒然とした気配と空気から一歩距離を置くようにしていたから、二人に注視はしていなかった。
カミーラが言ったのは、何時のイザベラの表情(かお)だったのだろうか。
少なくとも、襲われる時に笑っていたとは思えない…]
−舞台−
[火の輪をくぐる人の姿。燃え盛る炎の中、生還を果たす演目。
袖から眺めながら、彼は口元だけで微笑った。
ここを守るためなら人でも殺そう。
少し話したからといって、彼は仲間だとは思わない。
昨日、シャーロットを殺すと、わかりながら名を書いた。
彼女が人であれ狼であれ……狼だと思って名を書いたが……もし人だとして、彼はサーカスという家族に害が及ばないなら良かった。]
お婆さんが本物ならば、彼女を殺せば終わるだろう。
そうでないなら、ミッキーが生きていれば、すぐに見つかるだろうね
[一人も二人もかわらない。
たとえ誰を殺しても、彼は他の誰より苦しまない。
…自分が殺されるかもしれないとは思っても、大切なものを守れるのなら…
不安も恐怖もなかった。否、あったのかもしれない。それでも彼は感じなかった。]
[舞台が終われば、姉がテントで待っていた。
唯一の肉親は彼の変調にまっさきに気付く]
「なにか隠してるわね」
さぁ。
[自警団には口止めしてある。それをよかったと彼は思う。
彼女はやがて怒って、テントの戸に手をかけた。]
姉さん。これ…[ピアスにふれながら]…は、姉さんのだ。
おれが死んだら、約束通り。
灰にしてばらまいてくれ。
「……馬鹿じゃないの」
[そして扉はしめられる]
[海へと出る道をゆく。この間とおなじ場所にさしかかる。
臨む島で処刑されたのだろう。
しかしそれは、ころされたものよりはるかよいだろう]
舞台の上で死ねるのだから
[呟くと、どこへゆくか考えた。集会所にはあまりゆく気がしない。]
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