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─ 昨日/→広間 ─
[ベアトリーチェを連れて戻って来た後、外へ向かうゼルギウス>>61には自分が行けぬ代わりも含めて頼み見送って。
一通りが終わった後に、エーリッヒの謝罪>>70に立ち会う。
非常に残念な感想を聞けば、もう一度殴ってやろうかと思ったが、的確な突っ込みはユーディットから為されたのでそれ以上のことはしないでおいた。
助けを求めるような視線をミハエル>>75から受けると、何となく苦笑してしまう]
褒められたなら笑って受け止めておけば良いんだが、ありゃ問題だわな。
言い方が悪い。
[全ての責任をエーリッヒに押し付けた]
[その間も腹にはしっかりと食べ物を入れ、ベアトリーチェが寝入ってしまったら部屋へと運び>>49>>53。
それが終わればそのまま部屋へと戻って行ったのだった(>>55に続く)]
―朝 集会場外―
[またの騒ぎに、長い一日が終わり、再び長い一日が訪れる予感がした]
[叫びは確かに外から聞こえた。あわただしく階段を下りて、外へ出、……そして、遺体となった彼を抱きしめているミハエラの姿を見つけた]
ユーディット……な、何で……
[貴族様、ユーディット、って区別して読んでいたら、自分も名前で呼ぶなと突っぱねられてしまった日。でも、こんな時もそんな他人行儀な呼び方なんてできやしなかった]
[先のことよりも、紅く濡れた彼女に、声をかけた。 >>65 ゼルギウスと同じであった]
ミハエラ。そのままじゃ、風邪引く。
着替えてこいよ。このままじゃ、ユーディットも、つらいだろうから。
[>>75 身上書の書き直しをした後で知った本名を呼ぶ。
血は凍れば容赦なく体温を奪うだろう。またいつ吹雪くかもわからない]
[何ごとかゼルギウスがミハエラに言っていたが、シーツを取りにリネン室に行った自分には聞き取れなかった]
─ 翌朝/個室E ─
[普段起きると同じに目覚め、ベッドから身体を起こす。
それは悲鳴>>59が聞こえるだいぶ前のこと]
……あ゛ー、起こされなかったか。
まぁ、まだ花のことは明かしてねぇしな。
[矛先が向く可能性は低かったのだろう。
だが、油断して彼女が襲われてしまうのは避けたかった]
ウェンデルがどうだったか知らねぇが、まだ居るようだし。
さぁて、またヤらねぇと。
[左手の呪印は消えていない。
それはまだ”役目”が終わっていないことを示す。
そのことを認識すると、ひたり、と昏いものが意識を取り巻いた。
流されるままに呟いた自分に、はた、と目を瞠る]
…っぶねぇ、今回は呑まれるわけにゃいかねぇっての。
[自分の変化に冷や汗が背中を伝った。
一つ深呼吸すると、嫌な汗を拭い去ってから新しい服に着替えていく。
昨日仕込んだものも、改めて服に仕込み直して。
手には呪印を隠すために黒の指貫グローブをはめた。
両手にはめられたそれにも仕込みがあるのは言うまでもない]
[それが終わった頃だったか、姪の悲鳴が聞こえたのは]
─ 翌朝/→個室C ─
[悲鳴を聞きつけ階下に下りると、扉が開け放たれていたのはミハエルの部屋の隣だった。
そのまま中に入ったが人は居らず、窓までもが開け放たれているのを見て、直ぐに窓へと駆け寄る]
ミハエル!!
[窓の外に見えたミハエルの姿に、焦りを交えた声を張った。
そのまま窓に足をかけ外へと出て。
惨状を目の当たりにし、何があったかを知る]
襲われちまったのか…。
…ミハエル、大丈夫か?
[問いかければ、ミハエルの泣きそうな顔>>60が見えた。
問うたのは外傷ではなく、精神的な部分について。
グローブに覆われた右手がミハエルの肩へと置かれた。
ミハエルとゼルギウスとの会話は済んだ後だったようで、内容は耳にしていない]
―集会場外―
[シーツと、それからスコップを持って戻ってきたときは、ミハエラもユーディットから離れていただろうか。
手際がよくなっている自分も、何か心がマヒしているような気がして怖くないといえばウソになる。それでも、立ち止るわけにはいかないのだ]
ミハエラ。ユーディットって、本名何っていうんだ?
いや、いいたくなかったら別にいいけれど。
祈ろうにも、名前知らないと、あの世に通じねえかもしれないから。
[自分の上着は汚れるが、この騒動が始まって、初めて自ら死体に触れた。全く吐き気を催さないといったら嘘になるが]
─ 前日/集会場 外 ─
……うん。
俺は、大丈夫。
[一部始終を見ていた姉の問いかけ>>66に、一つ、頷き。
大輪の朱に気づいた後の様子に、一度目を閉じた]
そう。
俺、が。
[ゆっくりと目を開けて、短く紡ぐ。
静かな様子は、どこか感情薄いもの。
それでも、エーリッヒの軽口>>45には苦笑を滲ませるなど、そんな所には常の様子も見受けられた。
ともあれ、埋葬のために手を開けねば、と。
銀の十字剣と手についた紅の痕を拭っている時、何か、疼きのようなものが感じられた]
[天鵞絨を僅かに細め、周囲を見回す。
捉えたのは、こちらを見るミハエルの姿。>>48
その装いに首を傾いだのは一瞬。
朱花が帯びる微かな熱に、感覚が『何か』を理解する。
けれど、その場で何かいう事はなく。
その視線が逸らされると襟元を正そうとして]
……ゼル?
[やって来たゼルギウス>>62の表情のなさに、僅かに眉を寄せる]
手伝ってくれるのはありがたい、が。
……無理は、するな。
[ぽつり、もらした言葉に足元の茶猫が低く鳴いたのは已む無しか。
ともあれ、埋葬のために動き出し、それが済むと修道士としての祈りを捧げ。
中に戻ると用意されていたタオル>>54を受け取りはしたものの。
少なくない返り血を浴びた状態では周囲も落ち着くまい、と湯を使う事にした]
─ 前日/浴室 ─
[一度部屋に戻って準備をし、浴室へ。
湯を使うべく黒の装いを脱ぐと、否応なしに艶やかな朱が目に入る]
……なるほど、確かに蚯蚓腫れに見えなくもない。
[鏡に映る朱の茨の蔦をつい、と撫でて苦笑した後、湯を使う。
温もりに包まれる事で、刹那、張り詰めていた気が緩むものの。
天鵞絨に浮かんだ多様な感情は、閉じた瞼の下に隠された]
─ 翌朝/個室I ─
[結局、湯を使った後は広間に戻る事はせずに個室に戻っていた。
とはいえ、すぐに眠る事もできず。
夜半近くまで続いて流れたオルゴールのメロディに、気づいた者はどれだけいたか。
やがて訪れた目覚めは、酷く気だるいもので]
ん……なん、だよ。
[聞こえてきた悲鳴に、数度、瞬いて。
それでも、動かぬ訳には、とゆっくり起き出し、階下へと向かった]
― 朝/集会場外 ―
そうですね。
わかりました。着替えてきます。
[ゼルギウスに促されて、ユーディットの遺体から体を離し立ち上がったところに掛けられた、着替えて来いというエーリッヒ>>80の言葉に、一度は「大丈夫です」と返しかけたが。
ユーディットもつらいだろう、という言葉が続けば、目を伏せて頷いた。
いつも貴族様とか呼んでいた彼が、自分を名前で呼んでいた事には、この時点では気付く余裕が無かった]
……伯父上。
[クレメンスが駆けつけてきたのは、部屋に戻ろうとする前だろうか。
大丈夫か、という問いかけ>>83には小さく頭を振って]
大丈夫でいないと、いけないんです。
ボクは、ユーちゃんの仇をとらなきゃいけない。役目を果たさなきゃいけない。だから……
[父に雰囲気の似ている伯父に、泣きつきたいと思う弱い部分を押し殺して。
そう言って、自分より背の高いクレメンスを見上げた]
─ 翌朝/集会場 外 ─
[外に出たなら、感じ取るのは外気の冷たさと、昨日から立て続けに感じている臭い。
天鵞絨が、僅かに細められた]
……誰、が?
[何があった、とは聞かない。聞く必要性を感じない。
だから、その場にいたゼルギウス>>65に向けたのは、短い問いかけ。
落ち着いた様子と問いかけは、ユーディットを蒼花の主、と捉える彼には異様なものと取れるだろうか。
伝承において、対なる二花は、一方の消滅に衝撃を受けるもの、とされている事が多いから]
― → 集会場外 ―
[着替え終えれば、再び外へ出て行く。埋葬が終わる前に、もう一度ユーディットの顔を見る事はできるだろうか?
外に出て行った時の服装は、肩の大きく開いたドレスの上にコートを羽織ったもの。
昨日まで隠していた右胸の蒼花が見える服装にしておいた。
例によって背中は締めれなかったが、まあそこはとりあえずコートで隠しておいて、後で誰か女性に頼んで締めてもらおうと]
─ 集会場 外 ─
[問いかけへの答えを得て、亡骸の方を見て、悼むように目を伏せる。
足元についてくる茶猫は、落ち着きないまま。
不安げな様子は、他者にも容易に気取れるか]
ん……姉さん?
[伏した天鵞絨は、姉の呼びかけ>>95にそちらを向いて]
……そう、か。
既に名乗り上げる危険がどうの、と言っている場合でもなし。
姉さんは、姉さんの思うように。
[ここで秘匿する事に意義は感じない。
だから、静かにこう返した]
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