情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
─中央部・廃墟─
[武器が自分であると聞き、短くも無い溜息をついた]
嫌な方と似たものですわ。
[当初より感じていた相手に対する不快感は、同族嫌悪に似たようなものだったのだろうか。掃射し終えた銃を消すと、体勢を低くした状態から立ち上がる。左足首に鈍い痛みを感じたため、右足を軸にして負担をかけないようにした]
(受けるには流石に無理な体勢だったかしら。
出し惜しみはしてられませんわね)
[あわよくば武器のみで、と考えていたが、その考えを改める]
わたくし、性格が良いつもりはありませんし。
[臆面も無く言うと、両腕を胸の位置でクロスさせ、手をそれぞれの肩のタトゥーへと添える。何かを引き抜くように腕を動かすと、肩のタトゥーが消え、右手にはスズメバチの装飾が成されたショットガン、左手にはアゲハチョウの装飾が成されたハンドガンが現れた]
地面に這い蹲らせて差し上げますわ。
[ショットガンを一発、カルメンへ向けて放つ。その間、左のハンドガンは見当違いに何発か地面へと弾丸が撃ち込まれた。不規則な位置に複数の弾丸が地面へと減り込んで行く]
─中央ビル・一階モニタールーム─
……っかし、まあ。
[展開する戦いを見つつ、小さく呟く]
女はコワいっつーけど。
こういうの見てると、つくづくと思い知るよなあ……。
[零れ落ちたぼやくような言葉は、一体どこまで本意なのやら。
口調と裏腹、常磐緑は真剣な様子で対決の様子を追い。
それぞれに決着がついたなら、そこでようやく治療をするべく、メディカルルームへ**]
─中央部・廃墟─
……まったくもって。
[オクタヴィアの言葉に嘆息混じりにそう返す。
そして、オクタヴィアが肩から二挺の銃を引き出すのを見ると、]
(うーん、思ったよりも消耗が激しいですね。
長引かせると、不利になるのは明らかにこっち、と。
とはいえ、ドラゴン・ブレス2発目はまだ無理だし。
……仕方ない。)
…………『アエーシュマ』──スラッシュモードΩ。
[その言葉とともに、十字架が形取るのは刃の無い大鎌。
そして、カードを一枚抜くと、挿入。]
「ファイナルアタックライド デデデデスサァィズ!!」
[音声と同時。光波が直刃を成す。]
そう易々と行くと思ったら大間違いですわぁ!!
[オクタヴィアのショットガンによる一撃をオクタヴィアを中心とした円の動きでかわし、先程の地下爆破からハンドガンの弾丸の挙動に警戒しつつ、足を止めることなく徐々に距離を詰める。]
―西エリア―
[ロミの首筋に右手が伸びる。
香もより顔の近くに、けれど動いたことで散りもした]
届い…
[たはずの、感覚が抜けてゆく。
幼子のように小さな手が見える]
あ…?
[フラッシュバック。どれだけ伸ばしても、もう届かない。
夢と現が混じったのは自分の方だった。
戸惑う間に腹へ衝撃がきた。
先ほどの比ではなく息が詰まり、吹き飛ばされる。
宙を舞い泥濘へと頭から落ち。
衝撃に一度意識が吹き飛んで動きを止めた]
─中央部・廃墟─
[相手が距離を詰めて来るのに対し、後退ることもしない。痛めた足で下がっては、バランスを崩しかねないと言う考えもあった]
易々と行かないでしょうから、念には念を入れているのですわ?
[地面を向いていたハンドガンがカルメンへと向く。避ける相手に追撃をかけた。対して、今度はショットガンが地面へと向き、一発の号砲を鳴らす。自分の足元へと減り込んだそれが、行動開始の合図]
[まずはカルメンの警戒の通りに、カルメンの前方の地面から、2・3発の弾丸がカルメン目掛けて飛び出す。予測されていたのなら、容易に回避されることだろう。けれどここからが違った。カルメンの左右に、後方に配置されていた弾丸が、帯状に変化しカルメンの脚に絡みつく。射出速度は弾丸のそれと同じ。漆黒の帯が幾重にも包囲網を作り、カルメンを捕らえようと伸びて来た。刃を振るえば斬り落とされるものではあるが、その数に対処しきれるだろうか]
―西エリア―
[鉄槌の慣性力に身を任せた一瞬、思考が澄み渡り瞳が現実を映した]
近……!
[既に首筋に届くほどに迫っていた、ユーディットの右手。もはや回避行動を取ることは出来ない。
これまでかと観念しつつ、両腕は変わらぬ勢いのまま槌を振り回す]
くっ……
[相手の手が僅かに狙いを逸れた。
それと気付くのと、鉄槌に重い手応えが乗るのは同時]
とった……!
[衝撃に吹き飛んで行くユーディットを横目に、自身もまた回転する勢いのまま地面へと倒れ伏す。
無論、すぐに起き上がった。体は重く、泥濘に沈む足を支える気力もなかったが]
オラの勝ち……だな……?
―西エリア―
[脳内で仕掛けられた通りに力が働く。
動きを止めてから30秒。冷や水を浴びせられるように意識が戻る。
そこに聞こえてきたのは確認するようなロミの声]
…ええ、動けません…。
[震える声で答える。
フラッシュバックの元となった記憶は残っていない。
それでも蘇った恐怖に心を掴まれていた]
強い、ですね。
─中央部・廃墟─
[ショットガンからハンドガンへ獲物が変更されても、それをかわし距離を詰める。
そして、まさに飛び掛らんとする段。前方の地面から銃弾が飛び出してくる。
それ自体は予想できていたので、ステップで回避するのだが、]
……んなっ!?
[避けると同時、左右後方から彼女を絡め取らんと漆黒の帯が殺到する。]
なめ……るなぁぁぁっ!!
[迫り来る帯を切り裂き、オクタヴィアに迫る。
だが、数の暴力によりひとつまたひとつと彼女に帯は絡みつく。それを強引に引き摺り、徐々に勢いは殺されていくものの一歩一歩足を進める。
そして、オクタヴィアを斬撃の射程に捉えて、切り裂かんと鎌を振り上げ──そこでぎしりと腕を捕らえられ、完全に動きを封じられた。]
ぐっ…………くぅ!!
―西エリア―
[ずぶずぶと、沈む足を引き抜き引き抜きユーディットへ近付く。
怪我の程度はわからなかったが、『動けない』との言葉に嘘はなさそうだった]
いや……もしも香を今より少しでも多く吸い込んでたら、多分最後の最後で負けてただ。
風向きひとつで勝ったようなもんだよ。
[傍らにしゃがんで相手の顔を覗き込み]
それより、大丈夫だか?
なんだか震えてるように見えるけども。
[時をおかず治療班が駆け付ける事は知っていたが、単純に痛みのせいとも思えぬその様子が気がかりであった]
─中央部・廃墟─
[驚きを含むカルメンの声。意表を突くことには成功したらしい。自分の得物は元々影。銃身も銃弾も影より作られた。故にこのような変化は容易に行えるのだが、銃弾からこのように変化するなどと予測出来る者は少ないだろうか]
真正面からでは面倒そうですので。
別の手段を取らせて頂きましたわ。
[窯を振り上げた形で拘束されたカルメンを見やり、鶸色を細める。拘束が間に合わなければ避けることも出来ずに切り裂かれていたのだろうが、自分に軍配が上がったらしい]
勝負あり、でよろしいかしら。
[ごり、とカルメンの額に押し付けるのはショットガンの銃口。先程地面へと銃弾を放った時の余熱が残っている]
―西エリア―
いえ、この勝負だけで、なく…っ!
[恐怖に駆られながら話続けていたら、顔を覗き込まれた。
反射的に身を強張らせたが、ロミから向けられたのは冷たい観察するような目ではなく、むしろこちらを気にするかのような顔。
不安そうな灰色の広がる瞳に、少しだけ安堵の緑が浮かぶ]
…大丈夫、です。
[心を落ち着かせるように深呼吸する。そうするのすら痛みを訴えるが、そちらを我慢することには慣れていた]
そうおかずに、回収もされますから。
…ありがとうございます。
[心配してくれたことと、落ち着く切欠をくれたこと。
後者は伝わらないかもしれないが両方を含めて礼を述べた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新