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─ →館内二階・自室─
[食事を終えた後は自室へと戻り。
寝る時恒例の遠吠えに力を載せて]
けふ……わふぅ。
やっぱり慣れないー。
[ぺしょりと若草に突っ伏しながら息を吐いた]
行って欲しくない人はみんなだけどー。
みんなを護るのは無理でー。
一人に絞んなきゃいけないー…。
ベッティ女王様の匂いするしー。
女王様封印されちゃってるから、狙われる可能性あるよねぇ。
同じ力持ってるかも知れないしー。
だったら何かされる前に連れ去ろうとするかなぁ?
[まだそのことを知らない人も多いのに、主観だけでそう考えて。
今回はベッティに対して力を向けたのだった。
何やら誇大解釈している部分もあるようだが。
準備を終えると犬小屋に入ろうと匍匐前進で移動して。
けれど途中で力尽き、犬小屋の入り口に頭を突っ込んだ状態で眠りについた]
─しばらく時が経ち/ベッティの傍─
[ベッティへと向けた力は凝縮された球として彼女の傍に留まった。
何も無ければ一定時間の後に消滅するものだったのだが]
[突然周囲に持ち上がる黒い影。
その時ベッティは起きていたか、それとも眠っていたか。
どちらにせよ、黒い影は彼女へと襲い掛かり、飲み込もうとする。
しかし包まれてしまう直前、力の球が弾け飛び、圧縮されていた干渉の力が影の持つ力を均衡化しようと働きかけた。
その力は干渉した影が散り散りになり、残滓となってしまうまで残り。
役目を終えると、ふっと消えたことだろう]
─同時刻/館内二階・自室─
[その時は不意に訪れた。
離れた場所で自分が放った力が弾ける気配。
ぱちりと金の瞳が開き、勢い良く首が持ち上がる]
ベッティ!!
[力が発動したと言うことは、彼女が襲われたことを意味する。
急いで向かおうとそのまま立ちあがったのだが]
きゃいん!!
[犬小屋の入り口に頭を突っ込んだ状態だったため、頭を入り口の上部にぶつけてしまった。
一旦くらりとしてしまったが、ぷるぷると顔を振って意識を戻し。
気を取り直して部屋から飛び出して行った]
─ →館内二階・ベッティの部屋─
[ベッティの匂いを辿って廊下を彷徨う。
部屋の場所を見つけたなら、頭を使って扉をごんごんノックした。
その時周囲に人は居ただろうか。
急ぐ様子に不思議に思われたかもしれないが、今はベッティの無事を確認する事で頭がいっぱい*だった*]
―早朝―
んぁ…
[どうやらそのまま眠っていたらしく。
目が覚めた時の姿勢は ベッドに飛び込んだ時のままだった。
寝ぼけ眼でむくりと起き上がる。]
――あれ
[目を擦り、部屋を見渡す。
自身は人の形のままであり、尚且つ、熱無き炎は帰りもせず]
…――やっべ…
[一気に覚醒した頭。
眉間を手で押さえた後立ち上がり、そっと扉を開いて自室を出た。
まだ外は明るくは無く、薔薇色の空は分厚く世界を閉じ込める]
『ゼルギウスの部屋に行く』
[一応、と思い、部屋の机の上に書置きを残した。
何かあれば、きっと誰かが気づくだろうと]
[コンコン]
[ノックする扉はかの相手の部屋。
相反する属性が、彼の居場所を判りやすくしてくれる]
ゼルギウス。
起きているか?
[低い声]
―早朝/館・自室―
[未だ外は暗く、なぜか寝付けなくて部屋の中でうつらうつらとしていた。
左手がちりちりとしている気がして、それによって熟睡することができずに。
部屋の扉が叩かれる音と、対属性の気配にゆるりと朱色の眸を瞬かせ]
ああ――… 起きて、いますよ。
どうぞ、入ってきてください
[すこしばかり眠そうな声でこたえ。
部屋の中は壁の一角に流れる滝があるほかは、普通にベッドやらが置いてあるだけだった]
――ゼルギウスの部屋――
よ、すまんな、こんな時間に。
女子じゃなくて残念だ。
[軽口を叩くのはきっと無意識にわざと。
未だ眠そうな彼の様子には、少しばかり申し訳なさそうに広い肩を竦めて]
返してもらおうと思ってサ。
大事なもん。
[扉を背で閉めつつ 後ろ手でドアノブをぐ、と握る。
音も無く金属で出来たドアノブを溶かし 簡単に開かないようにしたけれど
一瞬属性の力が強まるので彼にはきっと 気づかれるだろう。
――気づかれないように、と、気をつける心算も無かった]
―早朝/自室―
いいえ、かまいませんよ。
[軽口に小さく笑いながら、残念ですねえ、とさらりと返し。
大事なもの、といわれて左手を見る]
返したいのですけれども、どうやったらでてくるんですか、あの炎。
[ゆるく首を傾げて問いながら。
一瞬強くなった力に朱色の眸を細める。
その巨躯の影でみえないけれど、扉に何かしただろうことはわかり]
――どうかされたんですか?
[とぼけたように、不思議そうに問いかけた]
いやぁ。
普通は自分で帰ってくるんだけどな、それ。
[ゆっくりとゼルギウスへと足を踏み出す。
避けられなければ、彼の左手を取ろうと太い手を伸ばいつつ]
残念ながら、「普通」じゃなかったみたいだ。
なぁ、ゼルギウス……
[もう一歩 距離を詰めて 顔には何時もの 笑み]
そうなんですか……
[ベッドの端に腰を下ろしたまま左手を見やり。
イヴァンの手が炎が消えたままの左手に触れるのは避けることはなく]
――……なにが普通なのか、にもよると思いますけれど?
[にこやかに笑みを浮かべて答えながら、それでも僅かにため息をこぼす。
近くなるイヴァンを見上げて、さてどうしようかと思案するようにじっとみやり]
[男が相手の左手首を握り 一度目を閉じると
ゼルギウスの中でちりちりと燻っていた熱無き炎は
手を通じて火炎の男へと、戻っていった。
それはひとときの事で 男の表情は変わらない]
普通、ってのは、つまり。
[じっと見る相手の瞳を 男も覗き込むように見詰め]
お前、秘宝、盗ったろ?
[囁くような、低い声]
[左手で燻っていた炎がなくなる感覚に、ほっとしたような吐息をこぼす。
左手首をとられたまま、平気そうな様子に流石は火炎、などととぼけた事を考え。
覗きこんできたイヴァンが告げる言葉に、朱色の眸を細めた]
――……やっぱりイヴァンさんが探せる人なんですか。
うーん、しかし、それは違います――といったところで、信じてくれなさそうですねえ。
[確信を得たように呟き。
囁くような低い声に否定してみるけれど、相手も確信しているような気がして、苦笑を浮かべながら首を傾げて見せ]
あの炎はなんなんです?
[秘宝を盗ったことは認めないままに疑問を口にして誤魔化そうとしてみた]
そりゃあなぁ。
[信じてくれない、という言葉に肩を竦める。
手は、離さない]
あれはうちのお宝さ。
うちの姉貴が鍛冶師でな、秘宝の台座を作ってんだ。
詳しくはまぁ端折るがお陰でそういう事が出来る力を、貰ってる。
今回事情で姉ちゃんの代わりにオレが来る事になったから、そいつを預かって来たって訳で。
[律儀に説明しようとする割には良くわかっていないらしき態。
ぐ、と自分より細い手首を握る手に力が入る]
あんなもん盗って、何しようってんだ?
[やっぱり、というようにため息をこぼし。
手を取られたまま、説明に耳を傾け]
なるほど……まあ、そういう役目があるということなんですね。
[原理はわからなかったけれども、探せる、ということが確定すれば納得したように頷き。
大きな手で力をいれられれば、痛みをこらえるように眉を寄せ]
――なにって、私はなにもしませんよ。
秘宝の力が目的ではありませんから。
[だから盗る必要もないのです、と言外に含ませた返答。
とはいえ秘宝の力いがいが目的だとも告げている返答でもあった]
「私は」って事は。
他に居るんだな?力が目的の奴が。
[痛そうに眉を寄せるのも構わず 手に力を篭め
ぐ、とまた顔を近づける。
やっぱり髪がきれいだ、なんてとぼけた事を何処かで思う]
で、お前は他に目的がある、って事か。
……じゃあその別の誰かが持ってる、って事か?
[最早口調は 相手が犯人だと決め付けたもの]
――…っ。
いるかもしれないし、居ないかもしれませんよ?
[握る力が更に強くなると互いの属性が打ち消しあい、小さく蒸気が上がる。
吐息がかかるほど近づいたイヴァンに、痛みをこらえながらくすっと強がるように微笑んで見せた]
秘宝をずっと持ち歩いていたりするとでも?
そんなことはしませんよ、きっと犯人だって。
[決め付けた口調にくすくすと笑って答える。
秘宝をそのままで持つような危険は犯さないけれど。
二つに割った破片を持っていることは、口にしない]
…まぁ、素直に話すとも思ってない。
[ゼルギウスのくすくす笑いに にぃと 口を横に引いて笑み。
そもそも 考える事は見かけによらず好きだが
駆け引きや誘導が得意な方で無いことは百も承知で]
かといって、別に痛めつけるのは趣味じゃねぇしなぁ。
逃げられたくないから、手は離さねぇけど。
[彼の言葉に肩を竦め 一度大きく深呼吸をした。
猪にならぬよう抑える為]
なぁ、なんでビーチェだったんだ?
言ってた通り、何か見られたんか?
[ふと 思い出して気になっていたことを 聞いてみた]
[イヴァンの笑みに朱色の眸を細め。
手を放す気配がないことに小さくため息をつく]
痛めつけられるのは嫌ですよ。
――これが他人事なら逃がしたくないなんて情熱的ですねえとかからかえるのに……こんな状況では嬉しくないですねえ。
[冗談のように軽く答えながら、続く問いかけに眸を丸くし。
認めても認めなくても、もう彼の中では確定なのだろうと、小さく苦笑した]
ビーチェが反省房に送られた理由ですか?
いいえ、彼女はなにも見てないですし、眠っているところを送ったから恐くもなかったはずですよ。
……ビーチェだった理由は簡単です。そのほうが皆が混乱しそうだったから。
[あっさりとばらした。
皆に可愛がられていた幼子だからこそ、そんな幼子を送る人が居るとは思えない、という混乱を誘って。
ある意味それは成功していたことを思い返して微笑んだ]
…やっぱりお前、見かけによらねぇよ。
まぁ、なら、良かった。
いや良くねぇけど。
[苦笑して、手を掴むのと逆の手で自身の頭をばりばりと掻く。
向日葵色の髪は好き勝手な方向を向き その下で大きく溜め息]
さぁて…どうすっかな。
皆の前に引き摺りだすか…
いや、このまま 玉座まで行くか…?
[手は離さないまま 独り言めいた事を言いチラと窓を見る。
此処は二階だったか、という呟きが続くのは少しばかり 物騒]
いえいえ、イヴァンさんも十分見かけによらないかただと思いますよ。
[くすくすと笑いながら、掴まれたままの手を離させようと、力をためて]
どちらも遠慮させていただきますね。
[にこりと微笑みながら、壁に流れる水を利用して水球をイヴァンにぶつけようとした。
たとえダメージが少なくても、一瞬でも手を掴む力が弱まればいいとばかりに]
そうか?
オレは割りと見かけどおりだと思うけどな?
[水球が飛んでくるのは 目で確認する前に体が動く。
手首は離さないまま、 ぐ、と背を逸らして避けると
窓へと飛んでいった]
痛い目にあわされるのがキライなら、
オレもあわさないでもらえるか?
[笑み浮かべたまま ぐいと引き寄せようと手に力を篭めた]
いえいえ、十分予想外ですよ。
[あっさりと避けられればやっぱり、と言うように肩をすくめて。
手を取られたまま引き寄せられれば熱気を近くに感じて眉を潜める]
痛いのは嫌いですから、自分が逃れるために行動するのは当然でしょう?
――まあ、少々不利ですが……
[基本的には肉体労働ではなく知的労働に分類される仕事を日常としている上に争いごとにはあまり巻き込まれない立場だったから、戦闘には慣れておらず。
それでも隙をつければ、と無駄な足掻きとして、引き寄せられるまま近づいたイヴァンの面前に水球を呼び出してみた]
そうかぁ?
まさかもっと大人しく見えたって事はねぇだろ?
[自身が見かけと違った、なんて言葉が不思議なのは本音で。
ぐいと引き寄せたのは体ごと捕まえようとしたからなのだが
眼前に現れた水球に顔を捉えられ ごぼり 息を吐く]
ごぼごぼ…っつ
[水球の中に大量の泡。
強い火炎の属性で 蒸発させようと体に力を入れれば
彼の手首には痕が残るほどの握力がかかり
だが息を奪われ続ければその力は更に強まった後
急激に弱まる事になる]
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