情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
−現在/中央広場−
[結局、アマンダは、黒猫もベアトリーチェも見つけることが出来なかった。子どもが遺跡へと近づこうとしない様子から、無意識にそこに居るという選択肢が抜けていたのかもしれない]
……困ったな…。
今夜また、あのうねりが来る前に…あの子を止めたい…ううん、あの子に止まって欲しいんだけれど、な…
[茜色差す空を見上げれば、一陣の風が吹く。アマンダの対]
…ユリアン? 何処へ…ああ、ティルの?
[投げかけた声は、届いただろうか]
―森/樹の下―
[どれくらいが経過したのか。
時間についてはわからないものの、苗床の身体はだいぶ回復をしている。
まるで森とひとつになるような、そんな体勢が徐々に、
木々たちが離れてゆくことで、孤立したものとなる。]
……だいぶ、ましかな。
[呟く姿に片腕はなくとも、片目には何も見えずとも。
苗床は自分の中の二つの種から生まれた子らを、再び体内に戻す。
他の子らは森に返す。
引いてゆくうちの茨の蔓に傷つけられたか、その肌には薄く朱が引かれた。]
[...は気配を感じ、歩みを止める]
[自由気儘に飛び回る彼を縛り付ける鎖。
でも最近は以前より苦痛ではなくなっていて]
やあ、アマンダさん。
うん、今からティルを迎えに行くんだ。
そうだ。アマンダさんも来る?
[「僕と森でデートしませんか?」とくすくす笑って]
心配されるだろうか。
[左の手の甲からじわりと広がる朱。
抑えておけば治るか、と思うと、葉がひらり、そこをおさえる。]
朱く染まってしまうよ、ヨウ。
[それでも離れることない葉に、困ったように笑う。
そして再び座り込んで、根に繋がれた。
*花がふわりと飛んでいる*]
[立ち止まった少年の言葉に、アマンダは目を瞬く。
どちらの言葉に驚いたのかはわからない]
ティルが、目覚めたの?
デート、君と?
うん、いいよ。
[けれど、直に頷いて、森へ向かって歩き出す]
「デート」という響きが嫌なら、
「逢い引き」でも構わないけどね、僕としては。
[さらりとそんな発言をして...はアマンダの隣を歩いた]
―……→北東の森―
[アマンダはユリアンの発言に首を傾げる]
別に嫌いではないけれど?
[目的語がすっぽ抜けたままの答えを返し、隣に並んだまま歩く]
−→北東の森−
―北東の森―
[生い茂る草花に足をとられたりしながらも、
...はアマンダの前を歩く。]
[...にとって初めて足を踏み入れる場所。
しかし迷うことはなかった。
コエがする方向へ、一歩一歩進んでいく]
はな。おはようさん。
[いつの間にか三つ花の蝶がひらり。
彼らの道案内をするかのように森の奥に飛んでいく]
―明け方・kirschbaum―
[血を洗い流したミハエルが、喫茶店である一階へ降りると店主がアイスティーを用意して居た。恐縮するミハエル。
「本当は、此処へ泊まれれば色々楽なんだけどな」店主はそう呟いたが、此処は満室だからと笑った。いまは宿泊客も、出掛けて居るだけだから、帰ってくるから、と。]
[汚れたシャツを外套で隠して、着替える為に宿へ戻った。
それから、街へ出る。]
―森の中/樹の下―
[目を閉じかけていたけれど、苗床は少しわらうと、そっと根を見やる。]
おいで、君も来たいのだろう?
[呼び寄せ足のうちにいれると、立ち上がる。]
果実を探してこようか。
かの火の竜より、かの神鳴りの人より、かれは食べないだろうけどね
[心配かけてしまったし、仕方ないかなんて呟くよに。]
−北東の森−
[アマンダは、迷いなく進むユリアンの後ろを付いて行く。
草花までは無理だけど、大地には足を取らないように頼んだろうか]
ユリアンはティルと惹かれ合う絆があるのだね。
不思議。どうしてかな?
[「魔と人なのに」と種族を超えた繋がりに不思議そう。
首を傾げていると、三ツ花の蝶のお出迎え。
茶色の目を細めて御挨拶]
おはよう。お迎えかな?
[ミハエルは昼頃には墓地へ行き、長いことそこへ佇んで居た。
弔うものがある訳では無い。
人が訪れることも少なく、静かな墓地は少し、銀世界を思い出させるから。いまは穏やかに力を蓄えるべきと、そうしていた。]
―樹のそば―
[ひらり、いつのまにかいなくなっていた花が、
苗床の視界に姿を現す。
困ったよに手を差し伸べて、その指先に三ツ花を留まらせた。]
─喫茶室─
[ソファーに横たえられたまま、醒めぬ癒やしの夢の中。
肩の傷口は薄皮一枚ほどではあるが塞がり、力は次第に満ちてゆく。
回復に専念しているのか、*いまだ目覚める気配は無い。*]
−北の遺跡−
[柱に背を凭れてそらを見上げるベアトリーチェに、力なきものが気附くことはありませんでした。まるでその存在が世界とひとつになってしまったように、あるいはこの世界に存在していないものであるように。]
もう、少し。
[天のいろが移り変るのにつれて、人の影は一つ一つと消えてゆきます。それは日が落ちてゆくからなのか、書の力によるものなのかはわかりませんでした。
そして時間が経つのにつれて、からだの中に巡る力が高まってゆくのがわかります。それをたしかめるように、腕輪を嵌めた左のてのひらを柱に押当てますと、眼を瞑りイメージします。ずうっと昔の、都市の姿を。それは本で見た知識と想像の合わさったものに過ぎないのですけれども、ふわり光の粒子が集まりますと、柱は亀裂もない綺麗なものに直ったのでした。]
[...はアマンダの疑問に優しく答える]
それは今でもわからない。
ティルは「波長があったのかも?」とか言ってたけど。
理由なんて今としてはどうでもいいかな?
こうしてコエが聞こえるのは確かなんだから。
[前を飛んでいた蝶がふんわり羽を休めた。
ずっと探していた人が目の前にいて]
おはようさん、ティル。目、覚めたか?
[いつものように笑いかけ、ぐしゃっと頭を撫でた]
[ふっと顔を逸らしますと、ベアトリーチェは柱から離れて遺跡のそばから続く森へと向います。町の東にまで広がる森は巨きく、そして豊かでした。
果実の成っている樹を捜して、ゆっくりと辺りを見渡しながらあゆみます。自分で創れもするのですけれど、それは力を使ってしまうことになるからいけないのでした。]
―樹のそば―
[やってきた風と地に、苗床が向けるは微笑。
何を話していたのかはわからないけれど、
二人が仲のよさそうな様子にほっとしたのかもしれない。]
おはよう、ユリアン、アマンダ。
心配をかけたようで、ごめんなさい
[コエでは伝えたことをもう一度。地の精にははじめての謝罪。
撫でられては、わずかな苦笑。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新