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お帰りなさいませ、ケネス様。
[彼らが玄関先へと踏み入る一歩手前辺りで玄関の扉を開き、戻って来たケネスを出迎える。
もう一人、小さな客を見れば、教会に住む双子の片割れであることに気付いた]
これはウェンディ嬢、いらっしゃいませ。
今日は神父様とご一緒では無いのですね。
[そう問いかけながら、2人を中へと誘導する仕草を*した*]
[すごい、と視線は語った。
大きな手はとても安心してしまう。
ウェンディの手は滑らかではなく、水に触れる為か、他の同年代の子よりも少し荒れていたけれど、若いからか痛みを与えるようなものでもない。
気遣ってくれたのだろう、彼の足は早くなくて、だから少女はとてもうれしくなったのだった]
か、帰り。がんばります。がんばれます!
[手が離れてしまうのはちょっとだけ、寂しそうな顔をしたが、からかわれて後ろを振り返る。
ぐっと小さな拳を握って、ケネスを見上げ]
わたし、もう10歳ですもの。
……今は、ケネスおじさまに、助けてもらいましたたけど。
帰りは、神父さまに内緒にしたいから、がんばります!
笑わないで下さいね!
[先手、とばかりにお願いをして。
それから玄関へと向かう。手は繋いでいないけれど、一緒に]
― 玄関 ―
[突然開いた扉に、びっくりした。
目をぱちぱち、と何度も瞬いてから、バスケットを持っていない手でスカートを摘んでお辞儀する]
ヒューバートおじさま、驚きました。
はい、ウェンディです。お久しぶりです。
神父さまはお忙しいから、わたしがご本をお届けに来ました。
アーヴァインおじさまへの贈り物と、ソフィーおにいさまへのプレゼントも、預かっています。
……もうレディだから、一人でだって来れます。
[ぷ、と少しだけ頬が膨れて口を尖らせて。
子供っぽい仕草だと自分で気付いてか、慌てて首を振る。
一人で来ると言うには、つり橋も渡れなかったのだから少し甘い。
そうと知っているケネスに、内緒にしてほしいな、なんて縋るような視線を向け。
中へと促されて、ケネスおじさまが先に、なんて言ったりもする**]
[酔っ払いにめったに向けられることのないたぐいの視線を受けて、背筋がむずがゆくなった。
藪をつついて蛇を出したくないから無精ひげに覆われた口を閉じて視線を外らす。
丁寧な言葉遣いの割には荒れている手と、神父を引き合いに出す言葉になんとなく少女の境遇を理解しながらもそれにもなにも言わないまま、渡りきったつり橋を振り返るのを、立ち止まってみていた]
……10歳はまだ子供だァなァ……
[ニヤリ、と意地の悪い笑みを浮かべてからかうように呟く。
笑うなという言葉はどこ吹く風とばかりに受け流し。
置いていくことなく、連れ立っていることには気づかない]
……それにしても、大分賑やかになってきたなぁ。
[集まる時は集まるもの、と知ってはいるが、口をつくのはこんな言葉。
賑やかなのは、決して嫌いではないのだが。
人が集まりすぎるのが苦手、というのは完全に改善されているわけでもなく]
……うん。
ちょっと、菜園、見てこよっかな?
[そんな呟きを漏らして、ゆっくりとした足取りで広間を出た]
─ 2階 ケネスの部屋 ─
失礼致します。
[部屋に誰もいないはずだけれど、客人の使っている部屋だからと一声かけてから扉を開ける。
部屋の中から漂う酒の臭いに軽く目眩をしかけて、少し眉をひそめながら中に入るとまず窓を開けて換気した。]
…お酒、そんなに、おいしいの、かな。
[テーブルの上に何本かある空き瓶を寄せて、首を傾げながら呟いた。
臭いだけでくらくらするのに、平気なのかなとも思いながら先に部屋の掃除を済ませる。
それからベッドメイクをして、水桶の中に掃除に使った布と部屋にあった空き瓶を入れるとそれを持ち上げた。
思っていた以上の重さに少し困ったような顔をしながら、部屋を出ようとした。]
─ 2階→1階 ─
あとは、もうお一人のお部屋の、準備、だけど…
瓶、片付けに、行かなきゃ。
[空き瓶を持って別の部屋の掃除をという訳にもいかないし、桶の水も換えたいしと一度1階に戻ろうと階段へむかう。
部屋に戻るケネスとはどこかですれ違っただろうか。
その際には礼をすると共に、お部屋のお掃除をさせて頂いたことを伝えただろう。]
─ 玄関 ─
驚かせてしまいましたか、すみません。
なるほど、神父様の代わりにいらしたのですか。
[レディと言いながら頬を膨らませるウェンディ様子>>102に、小さく笑みを浮かべる。
まだまだ子供っぽいが、なるべく子供扱いはしないよう気をつけることにした]
旦那様とソフィー様にお届け物ですか。
ソフィー様でしたら今広間にいらっしゃいますので、直ぐにお会い出来ますよ。
旦那様に直接お渡ししたいのであれば、仰って頂けましたらお部屋までお連れ致しましょう。
[2人を屋敷の中へと迎えつつ、ウェンディにはそう言って。
ケネス>>105から酒をと言われれば、溜息を押し込めて一礼を返した]
畏まりました、後程お運び致します。
― 2階廊下 ―
[執事や少女の返事を聞くことなく歩き去った男は、屋敷の主人に帰宅の声をかけることもなく自室へと向かう。
なんだか屋敷の中がいつもより騒がしい気がしてはいたが、それでもこの二ヶ月の間に、客の出入りはそれなりにあったから、まただろうと軽く流し。
廊下の窓から見える庭にちょっと目をやったりしながら歩いていた]
……あァ……いつもごくろォさん。
[どこかの扉が開く音が聞こえて視線を向ければ、そこは与えられた部屋で。
掃除道具と空き瓶を持ったメイド>>108の姿を見れば、無精ひげに覆われた口元を笑みの形にゆがめて、声をかけた]
─ 2階廊下 ─
…ぁ、
おかえりなさいませ、ケネス様。
御不在の所を失礼してしまい、申し訳御座いません。
お部屋の中を整えさせて頂きました、どうぞごゆるりとなさって下さい。
[丁度部屋を出たところで今の部屋の主>>111と鉢合わせた。
独り言を聞かれてしまったかな、と内心慌てながらもゆっくりとした動作で頭を下げる。
労いの言葉を向けられると、少しぎこちなく微笑んだ。
ケネス相手だからぎこちない訳ではないのだけれど、彼にはどう思われているかは解らない。]
勿体ないお言葉です。
それでは、失礼致します。
[もう一度丁寧に頭を下げると、水桶を抱え直して1階へ向かった。]
─ 一階 広間前 ─
[広間を出た所で、扉の横の壁に寄りかかり、軽く目を閉じて一休み。
全く見えない、というわけではないが、時折霞がかかったり、色が判別できなくなったりする頻度はやや増えている]
……やーだなぁ、もう。
[愚痴っぽく呟くのは一瞬、玄関の方から声が聞こえたならすぐに壁から身を離す]
オジサンがお帰りで……可愛いお客様がご到着、かな?
[声から来訪者が誰か、を察すると、小さく呟いた]
─ 1階→屋敷の外 ─
[水桶を両腕で抱えて慎重に階段を降りると、外へ出ようと裏口へ向かう。
桶の水を換える為ではあるが、空き瓶を洗っておいた方が他の人の手間が減るとも思ったから、だけど。]
…重、い。
[半分づつ運べば良かったかな、と思いながら何度も水桶を抱え直して裏口へとゆっくり歩いた。]
ん、しょ…
…あ。
ソフィー、様。
えと…大丈夫、です。
[重さでずり落ちそうな水桶を落とさないように何度も抱え直していたら、かけられた声>>115に足を止める。
心配させるように見えたかな、と少ししょんぼりした顔でこくりと頷いた。]
― 2階廊下→自室 ―
ああ、あんがとさん。
[部屋を整えるのは相手の仕事だと認識しているから、謝罪は気にせず。
顔をあげたメイド>>112がぎこちない表情を浮かべるのにはそんなもんだろうと思った。
水桶や空き瓶を重そうに抱える姿を見送って、整えられたばかりの部屋に戻る]
……使用人が居ると、楽でいいねェ……
[酒臭い空気が少しうすまり。
乱雑に置かれていた空き瓶やらがなくなり、寝起きの状態で放置されていた服やらベッドやらも整えられている]
さァて……、ちィと休んだら……アーヴァインの顔でも見に行くかねェ。
[上質な素材で丁寧に作られた客室の椅子にどかりと腰を下ろして、酒が入った瓶を手にして口元に運ぶ]
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