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ス、スリ・ジャヤワルダナ・プラコッテ!?
[訳のわからぬまま、変な目覚めの言葉を叫びながら、ようやくがばっと起き上がった。
目の前には先程までと同じ夜空だが、しかし自分が何故また床の上で引きずられていたのかと首を傾げ]
……あの〜一つ質問なんスが……なんで俺、ゲルダさんに引きずられてるんでしょう?
[仕掛けを踏んでしまい、反射的に下を向いた直後に巨大ふわふわの一撃を後頭部に受けたため、軽い記憶喪失状態だったり]
ゼル…?
[振り返る]
[ゼルギウスが近づいてくる、周囲を警戒しているらしく、そろそろと]
…!!
[違和感、ゼルギウスから感じられる]
[この相棒、否、相棒の姿をした何者かだ]
[次の瞬間には、軍刀の剣尖その鼻先に、ビタ、と突きつけていた]
何者だ。
[ゲルダは何も言わず首襟を掴んでいる手を離した。その行動に少しゼルは違和感を感じた]
(あれ? 何かゲルダさんなら「ふ。頭を壁にぶつけて気を失ったんだ。何、寝顔は面白おかしかったぞ?」くらい言って含み笑いしてそうなんだけどな)
[目の前にいるゲルダは普段同様にあまり感情を表に出さない……いやどちらかと言えば無感情に近い様子で彼を見返していた。
この違和感の正体を何かと思考を巡らせる――[06]]
[カルメンの援護により、精霊とのリンクがより強くなる。
水の槍はかわされるものの、そも牽制のつもりだったので気にすることなく、迫り斬り上げの一撃を放つ。
その一閃は、ライヒアルトの左腕を掠め紅を散らすも、一切痛みを気にする様子はなく、至近距離から石礫を発生させてくる。]
くっ……!!
集いて弾けよ 「アンビジブル・スカフォルディング」
[がっと、空気の断層による足場が形成され、その破裂も利用して跳躍。]
もう、少しは痛がってくださいよ。斬り甲斐がありません。
[くるくると上空を回って後退しつつ、不満そうにぶーたれる。]
とはいえ、様子見は止した方がよさそうですね。
封印(セキュリティ)、開錠(アンロック)。
魔導機『万能武具(マルチスキル)』モード『翼(セラフ)』
[宣言と同時。背中の翼が開く。
再び、ガッと空中に足場を作ると、]
風精よ。拘束されざる汝の力以て全てを吹き飛ばせ
『天落の下降噴流(ブリッツブロッツ・マクロバースト)』
[その宣告と同時。彼女から放たれた風は地上のライヒを叩き潰さんと襲い掛かる。]
[剣を突きつけられ問われると、それは口元をニヤリと歪ませ]
<ヒヒヒヒヒ…>
[奇怪な笑い声とともに消えていった]
…トラップの類いか。
[軍刀は抜き放ったまま警戒を弛めず、本物のゼルギウスを探す]
ふぅん?
[疑問はあれど今は追及するよな時ではなく。
ルーンを描く動きの最後に、ショールをスルリと片手に握った]
さてそれはどうかしら。
[襲い掛かってくる影狼を二匹、手にしたショールで打ち払う。
一閃で二つの影を打ち消すが、三匹目には掻い潜られていた]
―― Blade net!
[前後して詠唱完了、マナそのものが刃の網となってナターリエを包もうと押し寄せる。行動の阻害を旨としたその力は、打ち消さずに動こうとすれば大なり小なりの傷を与えていくだろう。
直後、三匹目の影狼に距離を詰められ一撃が肩を掠め、朱が滲んでくる]
っく。届いてなかったの。
[ショールを引き戻しながら再び影を切り裂く。
動きに気を取られ、相手の動きも完全には読めていない。
次の詠唱まで一瞬の間が開いた]
[しかし、単純に夜空のフィールドのため光の加減でそう見えているだけだろうと思い、それ以上深く考えることはなかった]
ま、いいや。とりあえずここにも何もなさそうッスね。
[C-4と同じく室内に一歩踏み込み、何かないかと室内を探索する。だがそんな彼の後ろで、ゲルダがすらりと軍刀を抜いた。炎を纏わない軍刀は星空の淡い光を反射し、元々持っている金属の冷たさをより一層冷徹なものへと見せる]
……本当に何もないや。それじゃ次の部屋にいきましょ……。
[言葉は最後まで紡がれず、ゼルは突然背中を襲った衝撃に、蹈鞴を踏んだ。しかし、足の踏ん張りは利かず、そのまま前のめりに倒れた]
――え?
[肩越しに血液が流れてきているのがわかる。暖かい液体が頬に触れたからだ。そして背中が熱いから。その二つの情報がそう判断した]
ゲ、ルダさん……?
[その出血は思ったより多く、治癒魔法を唱えるもそれ中々回復しない。
そんな彼を感情のない瞳で見下ろしながら、ゲルダのドッペルはゆらりと夜空に溶け込むように消えていった。
『クフ、クフフフフフ。クフフフフフフフフフフ』
そう、笑い声を残しながら]
生憎、あんた喜ばせるシュミはねぇんでな!
[さらり、と言いつつ。
上空に舞い上がる姿を天鵞絨で追う]
はっ……様子見してても、何とかなるたぁ、大した自信だなっ!
[言いつつ、先ほど刃が掠めた部分にべたり、と白のカードを押し付けて血に染める。
ルーンカードの魔力複写には、単独でルーン描くよりも多くの血が必要となる。
傷を受けたのは、半ば、意図的な部分もあり]
……全てを見守る力、護りの盾を生み出さん……!
[複写した『慈愛』のカードで結界を張り巡らせ、風の圧迫を跳ね返す。
避けた所で、機動力ではあちらが上。
ならば、捉えやすい距離は維持したい。
そんな事を考えつつ、次のカードを用意した]
― どこか ―
おや、ゼルギウスはまた派手に喰らいましたねえ。
よっぽど油断していたんでしょうか?
[油断=信用なのかもしれないが]
違ったら。そうさせるのだよ
[放たれた刃の網の性質を見抜きながらも至って冷静に動くこともなく打ち消すつもりもなく。呪を紡ぐ。]
影が吸い込みし音の奔流よ。捨てられし音たちよ。
[口を動かしたことでか、動くなという意志を持つように切り付ける刃に。総身を削られ…突如。影を落として霧散するように消え]
『影不滅』
[直後地の底から声が響くだろう。その声の源は。初めにカルメンが先ほどショールで打ち払った先ほど放ちながらも…密やかな詠唱で、乗り移った影狼。その打ち消された残骸より突如出でる]
そのもてあまし不満を糧にし。今。高らかに鳴らさん。
ソニックウェイブ!!
[ショールで打ち払われた衝撃で口もとから血を垂らしつつも詠唱を完成させ、至近距離より凝縮された強烈な音の波を放つ]
[すー…、と空間を覆っていた違和感が消える]
…!
[そして、地面に倒れ伏す人影を見つけた]
ゼルギウス!
[一応警戒しながら、駆け寄る]
お前は本物か。
…手酷くやられたようだな。
[側にひざまずくと、傷の様子を確かめながら声をかけた]
な、に言ってんスか……。ゲル、ダさんがやったくせに……。
[死に掛けてもその目付きはメテオクラスで、そこでちょっとニヒルに笑ったものなら、そこらをあるくチンピラはあっという間に逃げていくだろう]
馬鹿野郎、それは偽物だ。
私は遊び半分で人を斬らん。斬るときは常に殺す気で斬る。
やったのが本物の私なら、今頃お前は開きになってる。
[少し怒ったように]
…立てるか?
[そして同じように少し心配した風に]
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