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そうです。
[アーベルのことを言ったものかどうか。迷う。
迷った末に、エーリッヒに相談してから、と決める。]
人狼が、ただそういった力を放っておくかな、って疑問があるんです。伝承にも出てくるような力らしいですし、それだったら、対策をとってくるんじゃないか、って。
[曖昧に返して、軽く肩を竦めた。]
忙しいって言っても、そんなでもありませんよ。こうして散歩に出ることもできますし。あ、良かったらハインリヒさんも一緒にいかがですか?
[ハインリヒが慌てる様子には気付かずに笑顔で誘い]
……きゃっ!!
[ハインリヒから飛び退いて離れた。]
もうっ、そういうことはやめてくださいって、前も言ったじゃないですか!
[むう、とハインリヒを睨む。]
[悲鳴を上げて飛びのくユーディットを見て笑いながら]
ワリワリ。おっさんだからすっかり忘れてたわ。
まあ、飯の事はまた今度でいいぜ。
正直今は…あんまり喉とおりそうにねえしな。
[そういってやんわりと笑う]
イリーネの力が本物なら…狼がほっとかない…か。
けど、伝承が本当なら、そういう力を持った奴がいるはずだろ?イリーネが偽だとして、じゃあ本物はどこにいるんだ?
[診療所で現場を見てからは、自宅に戻り、書斎の隅で座り込んでいた。床に置いたノートや周囲の本、窓の外の夜空を時折目に入れつつも、ただ茫然と。
何かと呟く事は普段以上に多々あったが]
……、
[いつの間にか窓から日が差し込んできていた。途中、幾度か転寝もしたかもしれないが、睡眠らしい睡眠はしないままに。
家を後にし、どこへともなく歩き始めた]
そっか、何処いっちゃったんだろうね。
私は……無理は、うん。してないと、思う。
[恐らく顔色は悪いが、少年に心配かけまいと小さく微笑む。
弱い返事には、少し迷ったがそっと頭を撫でた。
かける慰めの言葉は見つからず、これから伝えようとする言葉はあまりに残酷だったから。]
…あのね、ティル。
ハインリヒさんにも…エーリッヒさん達にも伝えるつもりではいるんだけど。
[伝える時は、ハインリヒと一緒の時がよかったが。
もうそんな余裕もきっとない。]
…まだ、人狼は、どこかに居る。
終わってない、の。
[声の震えは、さすがに抑えきることは出来ない。]
さて……どうするかな。
[いつもなら、気晴らしに散歩をするか曲を創るかする所。
しかし、今となっては曲を創る気にはなれなかった。
完成させる意味が、自分の中に既にないから]
……少し、歩く、か……。
[掠れた声で呟いて、部屋を出る。
ユーディットの姿はなく、書置きがあるのみで]
……まだ、落ち着いてないかな。
ま、仕方ないか……。
[小さく呟き、一応玄関には鍵をかけて、ふらりと外へ。
夏の日差しの下、植物の息吹は強く。
しかし、人のそれはあまり感じられないように思えた]
次やったら承知しませんからね!
[冗談ぽく、厳しい表情で言い渡し]
じゃあ、また今度。
ティルも一緒に、是非来てください。
……ちゃんと食べないと元気も出ませんよ?
……ええ、本物は。
[鋭い台詞に、少し、言葉に詰まる。くるくる、と頭が回る。
ここでわからない、などと返して、後で、実はアーベルが、などと言っても到底信じて貰えないような気がした。
腹を括る。]
……実を言うと。
前に二人で話したとき、アーベルも、人狼を見極める力があるんだ、って言ってたんです。
襲われる危険があるから、表立って話しはしませんでしたけど。
アーベルによると、イレーネは人間、だそうです。
昨日、オトフリート先生と……その、あんな形になってたのは、たぶん、先生を視に行ったからなんじゃないか、と思うんですが。
ああ、もうやらねーよ。うんうん。
[にやけた顔のままうなずいて見せ、続く言葉に顔が曇る]
アーベルにも力があったってのか…。で、その力が本当ならイレーネは人間…でも人間なら嘘つく必要もねえだろ。普通に考えるなら力もった奴が二人居たって事なんじゃねえのか…?
それに…もしアーベルが力持ってて、襲われる危険があるから表だって言えないっていってたんなら、なんでわざわざ危険冒して先生さんを単独で見に行って喰われてるんだ?
[頭をボリボリと掻いて顔をしかめる]
あー、くそわかんねーな!
伝承やらなんやらは俺はさっぱりだからなぁ…。
詳しい奴誰かいねーのか。その辺。
……っと。
[家を出て、少し進んだ所で目に入ったのは人影二つ]
あれは、ユーディと……ハインリヒさん、か。
[そこにいるのが誰かを認め、そちらへと歩みを進める]
ある意味、珍しい取り合わせだけど。
和やかに世間話……って感じでは、ないかな?
おっちゃんなら、大丈夫だろ…
[顔色が悪いにもかかわらず、微笑みながら頭をなでるイレーネの姿に、小さく『ありがと』と答える。
そして、続く話を聞いた]
そう…なんだ…
オト先生だけじゃ…なかったんだ…
[『先生』と名を呼ぶ度に、言葉に悲しげな色が混じる]
ハインリヒのおっちゃん、エーリッヒ兄ちゃん、ユーディ姉ちゃん、ユリアン兄ちゃん…
[容疑者の中から、能力者以外の人を思い出す──複数の能力者がいる、ということを知らされていないティルには、イレーネとブリジットを疑う理由はない──]
[みんな親しい人だという事に気がつけば]
……うそだろ……
[愕然として、身体を振るわせる]
それが、人間でも人狼に惹かれて、
[顔を僅かに顰めた。]
それで、人狼の声が聞こえる者もいるんだそうです。
だから、人間だからって完全に信用できるわけでもなくて。
それに……2人も同じ力を持つ人間が出てくるなんて、そんな可能性は、とっても低いと思いませんか。
ない、とは……言い切れませんが。
アーベルがわざわざ独りで行った理由は、わかりませんけど。
視てもバレない、と思ったのかも。
[もしくは。バレたって、死んだって、構わなかった?
ふ、と心の中に暗い考えが浮かんで、振り払う。]
伝承は……んん、エーリッヒ様も詳しいようでしたけど。
[足音に気付き、振り返る。]
あら、噂をすれば。
お、よ、よう。
エーリッヒも家にいたのかよ。
[先ほどセクハラした手前やや気まずい]
[ユーディットに軽く目配せする]
『アーベルの事をエーリッヒは知っているのか?』と。
[ハインリヒの目配せに気付けば、頷いて、声に出して言う。]
大丈夫ですよ。エーリッヒ様にはもう話してあります。
……信じられる人間だ、と推理しましたので。
[にこりと笑った。]
[姿が見えぬイレーネを探し駆ける。
あの書置きがある以上、娼館に戻ると言うことは考えられず。
誰かに結果を伝えに言ったのだろうかと人気を探した]
噂をすれば……って、何かあったのか?
[ユーディットの言葉に、緩く首を傾げ]
……でかける宛も、ありませんしね。
家にいる以外、どこにいればいいのかと。
そちらは、お散歩ですか?
[気まずげな理由はさすがにわからず。問う表情はどこか、きょとり、としたもの]
[ユーディットの言葉に安心したようにため息をつき]
ああ、そうか。それならいいんだけよ。
[と、エーリッヒの方へと向き直り]
最初は散歩程度だったんだけどな。
ユーディットと色々話してるうちに、知らなかった事知っちまってな。頭が混乱しまくってんだが、整理するには…伝承やら何やら知っとく必要があると思ってよ。
昔、新聞社に居た頃に人狼ネタを扱ってるゴシップ部門はあったが…馬鹿にして全く読んでなかったからなあ…。
[ため息と共に宙を見上げる。あの時、古臭い書物に埋もれながらゴシップを書いていた記者の事を思い出していた。確かピーウィーとか言ってたか。]
ハインリヒさんに、アーベルのことを話していたんです。
[首を傾げるエーリッヒに説明する。]
迷ったんですけど……。
でも、アーベルはもう、……居ませんから。
危険はない、ですし。
[ハインリヒの返事と、ユーディットの説明に、ああ、と短く声をあげ]
……なるほど。
確かに、いつまでも情報を止めておいても仕方ない、か。
[呟きつつ、右手で軽く、傷と痣の辺りを押さえる。
熱はまだ、引かない]
伝承に関しては、家に本があるんで、必要ならお貸ししますよ。
俺も、それなりには叩き込まれてますしね、親父殿に。
[ハインリヒに返しつつ。
そんな記事書く連中がいたのかよ、などとふと考えていたり]
[やがて辿り着いたのは、広場。村中がそうだが、起きる前と比べると奇妙な程に閑散としている。宿の方を一瞥しながらも噴水の前で立ち止まり、両手を天に掲げるようにして]
嗚呼。
戒を破りたるには影が落ちよう。
戒とは何か。契約だ。本質として定められし事だ。
影とは何か。――永続だよ!
望まれぬ永続だ!
なんという恐ろしい事だろう。
そう思わないかい。思わないかね。それも……
ああ、それでも、恐ろしい事だ!
[無視をする人物すらいない中、演説を始める。それから暫くの間は、何があってもひたすら喋るのをやめずに。その耳には、朽ちたざわめきばかりが聞こえているの*だろう*]
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