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―林エリア―
『……っ。』
[本来ならシチはハインリヒの戦闘には非協力的なのだが、カルメンがゲルダに胸おしつけたり頬つんつんしたりあまつさえ、ほっぺにちゅう、なんてのを見せつけられてよほどイライラしていたようだ。]
……来るか!
[相手が何やら描き、それを実行するために手を振り上げたのを確認して身構える。
だが、痛む背に気が散って、詠唱することができない。
その間にも彼の召喚したものがこちらへ向かう!
直撃だけは避けようとして飛び避ける準備をするが……大きな魚が自分の横に落っこちてきた。ぴちぴちしているそれは何だか鱈っぽい。
ぽかーんとして見つめる。]
『……もう、いや。』
[シチの呟きに顔を上げると、ヴィリーが倒れこんでいるのが見えた。何だかわからないが彼の術は失敗し、自分の放った炎蛇は役を果たしたようだ。
ゆっくりと近寄り、まずは先ほど放った青いスピネルを見つける。]
……調子にのるからだ、餓鬼が。
なんて、なー。大丈夫か?すぐ術をとめるからな。
あんた強いからこっちも焦っちまって、つい。
[低い声でぼそり。つぎににこりと笑って明るく。
……郷での将来が決まっているヴィリーは、ハインリヒにとって妬みの対象でしかなかった。
スピネルをぎゅっと握りこむと、シチと目を合わせて頷き一つ。術を止めた。]
立てるか?
[手を差し出してみた]
─林エリア上空の漆黒の龍─
『……ふむ。こうなったか。
……アル、こちらは勝負がついたぞ』
[いつもなら繰り返すであろう突っ込みをする事もなく、空間に気配を潜めていた漆黒の龍は、ついた勝負の結果にぱたり、と尾を振る。
同時に隠行を解いたから、気づくものは気配に気づくだろう]
[扉が閉まるのは少し遅く]
……。
[僅かに目を細めた。
同時に、防ぎきれなかった炎柱の一部が隙間を突き抜けて彼の元へ。
直前で身を逸らすがそれも遅く]
!
[本を守るように抱きしめた背に火傷を負わせ、髪を僅かに焦がし、火の柱は通り過ぎて行った]
─林エリア─
[ハインリヒの言葉は耳に入ったかどうか。高熱は意識を朦朧とさせる。術が止められてもしばらくは頭がくらくらした]
……ぅえ……あんべわり……。
[差し出された手はくらむ視界でぼんやり捉えたものの、左手を出しても何度か掠るだけで。ハインリヒの手を掴むにはしばらく時間を要した]
『全く、未だ召喚は安定して出来ぬと言うのに、何故やろうとするのであるか。
貴様、これが手合わせでなくば死んでいるのであるぞ!』
…ティ…あだまさひんびぐ…。
[いつもの威勢無く、筆を持ったままの右手で額を押さえる]
ぅあ゛ー、やらいでまったでゃー。
[起き上がる直前、懐からひらりと「歯車」の複写カードが零れ落ちた]
あ、しまっ…!!!
『…間に合ってなかったのか!?』
[ゲルダを守るように出現した扉を壊せる程の火柱を放ったのだが、まさか扉が閉まりきっていなかったとは思いもよらず。
既に放出した炎を止める事も出来ず、炎がゲルダの髪と背を掠めたのを見て青褪めた。]
げ、ゲルさん大丈夫ー!?
あわわ、ど、どうしよ…
導師から治癒用のマジックアイテムもらってくるんだった…
『今更だがその通りだな…ゲルダ殿、本も大事はなかったか?』
─林エリアの漆黒の龍─
[見上げるティティエンの視線に気づいた漆黒はぱたり、尾を振り。
すい、とヴィリーたちの近くまで舞い降りる]
『良き対戦、良き技を、見せていただいた』
[一礼しながらの言葉から、ずっと勝負を見ていた事は伝わるか]
―林エリア―
まあまあ、高熱だしてたやつに説教なさらんでもいいんじゃねえの。
[ティティエンを宥めようとしながらヴィリーの左手を握り、立ちあがらせた。
温まった地でうずくまるより、木陰でそよぐ風に当たった方がいいのではという配慮だったのだが。]
『……?』
[上を見上げたティティエンをいぶかしんで、シチも視線を上にやろうとして。
空から漆黒の龍がやってきて、さすがにハインリヒも気付く。]
ありゃあ……見られてました?
[黒い扉は溶けて崩れた。
返答には暫くの間を置いて]
……、問題ない。
[立ち上がりながら僅かに顔を歪めたが、すぐに無表情に戻る]
元より私が言い出したことだ、治癒なら私自身でやる。
本は無事だ。
[ミリィとクロウにそれぞれに答えながら、小さく息を吐く。
本に対する安堵の息だったのだが、無表情では伝わったか分からない]
それより、これを。
[懐から『聖母』のカードを取り出し、ミリィに投げた]
―林エリア―
[落ちたヴィリーのカードに気付くと、それを拾って自分のカードを取り出す。
ぱしりとあわせて離すと、「創造」の複写カードにやどっていた光は「歯車」の複写カードへ。
自分のカードをしまい、ヴィリーのカードを彼に返した。]
─林エリアの漆黒の龍─
『うむ。
アルは、隔離の方で動いていたのでな。
私が、代理でこちらの様子を見ていた』
[>>93 ハインリヒに返すのは、肯定。
何をどこまで見ていたか、までは、言わないが]
─林エリア─
『講師殿の代わりの監督であるか』
[舞い降りて来たフウガ>>92にティティエンが声をかける。ライヒアルトは随分お疲れのようだったから、と考えての言葉だった]
『魚を召喚するなどとみっともないところをお見せしたのである。
やはり此奴には精進が足りぬ』
ぅえ゛〜…。
[リーはまだ気持ち悪がっていた。ハインリヒ>>93に立ちあがらせてもらったものの、まだ足元は覚束無い]
『痛い目を見ても反省せぬ奴なのであるからして、高熱を出していたからと言って容赦は出来ぬのである。
むしろ言い聞かせる良い機会なのである』
[宥めにはきちんとした理由を持って返した]
え、でも…わっ!?
『あぁ、カードか。かたじけない。』
あ…ダメだよ、受け取れないよ。
だって怪我させちゃったのにカードまでなんて…
『ミリィ、彼も言っている通りお互い解った上での怪我だ。
これを受け取らなければそれこそ彼の怪我は無駄になる。』
うん、解った。
ゲルさん、ありがと。
[問題ないと言うゲルダにそれでも言い募ろうとしたが、何か投げられたのを反射的に受け取って。
申し訳なさそうにしたのだが、鴉の言葉に説得され光を移した。
ちなみに。彼と言っているのは気づけませんでした]
─林エリア─
[ハインリヒに差し出された光の灯った「歯車」の複写カード>>95。リーは未だ覚束無いため、ファンカンが首を伸ばしてそれを銜えた。そのまま後ろ向きに竹筒へと戻って、右袖を肌蹴させたままのために見えているサラシへとカードを押し込む]
『これでリーも脱落であるな。
まぁ良いのである。これで単位を取得出来ずとも、自力で取らせるのである』
[ルーンを使えないわけではないと分かったのだから、嫌とは言わせぬといった態。ファンカンが呆れたように、けれど同意も込めて、きゅ、と鳴いた]
─林エリアの漆黒の龍─
『うむ、そのような所だ』
[>>97 ティティエンの問いに漆黒は一つ頷いて。
召喚の話題には、小さく首を横に振った]
『いや、ああして挑む、その心意気はよし、と言えよう。
……アルのように、異界存在との接触を拒んでいるよりは、遥かによいと思うがな』
[続けた言葉には、やや、苦笑の響き]
はい、ゲルさん。
カード返すね。
隔離結界のみんなによろしく。
またあとでね。
[青の光を移した聖母のカードをゲルダに手渡し。
鴉と一緒にぺこっとお辞儀した。]
―林エリア―
……そ、そうか。あは……。
[水で消されるとわかってて炎ばかりを打ち出したのは、最後の仕掛けをヴィリーにばらさないためのカモフラージュだったのだが……講師代理には何処まで見られていたのか。
ハインリヒは本気で気になって仕方なかった。
ティティエンにはまるで説得するような話をされるも]
あ、いや、何かこちらこそすまなかったな。
『ユリアンはハーフエルフ、このひとは人間。違うのよ。わかってた……?』
[それでもヴィリーがここまで気持ち悪がるとは思っていなかったし、シチからも小言をくらう。
対人の実戦には、封じた方がいい術かも知れない、とちらりとおもった。]
─林エリア─
『いやしかし、それで召喚したものが魚とは…。
全く恥ずかしいのである。
……講師殿にも色々おありのようであるな。
確かに拒むよりは良いのではあろうが』
[>>100 術が追いつかないのだからどうにもならない。ティティエンは溜息を漏らした]
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