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[すたすたと、通い慣れた道を進んでたどり着くのは学校。
ふと、上を見やれば旋回する真白の姿がちらり、と掠める]
さて、と……。
[何となく気が重いものを感じつつ、最初に向かうのは生徒会室。
そこに従姉がいるのは、既に『知って』いたから。
……何となく、気が重いのはいつものことだったりするわけだが]
[校舎内。日差しを避けれて一息つける。とはいえやっぱり暑いわけだが]
ん。電話の相手は予想通りだよ。後で会う約束した
[と幸貴の問いに頷いてからそこで難しい顔をする。これがさっさと解決しないとついていけんぞ。と。
気は進まなかったが口にした以上反故にするのは申し訳なく]
とりあえず…他の出れなかった人たちとの共通点でも探してから…かなぁ。それが見つかれば見えてくることもあるかもしれんし
[まるで本かゲームの話だと思いながらも、待ち合わせしているといっていた家庭科室へ向かう]
ふーん、旅行とか言ってたけど、男二人旅?
色気無いねー。
彼女でも作ってその子と行けば良いのに。
[余計な事を言いつつ。辿り着くのは家庭科室]
そうだね、他にも居るんだとしたら、そこから共通点探した方が早いかも。
さて、あの二人はもう来てるのかな。
[言いながら家庭科室の扉を開けた。視線を巡らすと、机に突っ伏している璃佳の姿]
……寝てるし。
随分早く来たのかな。
[言いながら璃佳の傍へと]
あー、仕方ない。
とりあえず誰かのコピらせてもらうか。
[同じような目に会っている仲間がいるとも知らず。
ボヤきながら校舎内へと足を*踏み入れた*]
[思いのほか日差しは強く、途中のコンビニでスポーツ飲料を購入してダラダラと飲みながら学校に到着した彼は、昇降口に入ったところでミツクニの後姿を見つけた]
……? あれは……生徒会の……?
[さすがに有名な人は人間は覚えている。生徒会長の従兄弟という事で有名な同学年の生徒だ。ただ自分は面識は全くないため、話した事もない。
だが部活も生徒会もやっていない彼が何故ここにいるのか? 幾らでも予想は立てられるが、それでも見えない壁が出現して、用事もなさそうな人間が学校に居るという事実に、何か感じていた。
……が、結局ミツクニよりもキョウヤを選び、家庭科室へと足を向けた]
[武道なんかやってない人間に気配なんて読めません(二度目)
まだ目を開けてたら視界の端でとかで気付いたかもしれんけど、瞼閉じてる今は何の反応もなく熟睡中]
[テクテクと学校到着。
さて、来たもののどうしたものかと思っていると]
んー? アレは……
おーい、ケイコ。どーしたの?
[前のほうを歩いていたケイコに声をかける。]
まだわからん
…とりあえず向こうは彼女連れなんだが…色々あんだよなぁ。
[ケイコという人が参加するのか否かまだ知らないからというのもあるが、理由のほうを考えれば己のほうには色気があるのかないのか。濁すというよりもわからないという態。]
まあ四人だけなのか。それともまだいるのかにもよるけど。考える人間は多いほうがいいが……とりあえず喉乾いた。
[そして家庭科室に幸貴に続いて入れば、机に突っ伏す一人]
二人の内一人って璃佳だったんか
[メガネでおかっぱ。確かに。と思いながらこちらは対面する位置へ]
[とりあえず疑問はさておき、家庭科室へとやってきた彼は、キョウヤ以外に二人女子が居る事に気付いた]
……?
[一人は見覚えがある。いつもキョウヤを空手部に勧誘している人だ。もう一人の女子は全く持って知らないが。
それにしても、空手部の女子はなんて名前だったか?
いつもキョウヤが口にしているにも関わらず、記憶の端子に一片たりとも引っかからない]
……とりあえず、中に入ろう。
[そう呟いてから、ノックせずに家庭科室に入った]
[新たに扉が開いたのでそちらを見遣る。
二人の内一人は璃佳だったが、もう一人のほうではない。というかさっき連絡とってた久鷹で]
あ、速いな。幸貴がいうにはお茶もあるらしいから飲むか。というかまず俺は飲みたいわけだが…ところでマリーには連絡取ったのか?
[旅行の予定と口にしていたのだから大丈夫だろうとは思いつつとりあえず聞いてみる]
…彼女連れについてくんかい。
それって野暮じゃない?
[事情なんて知らないために、一般論で答え。色々あると言っているので何かあるのだろうとは思うが、細かい部分までは分からず]
ああ、もう一人行くのか。
2:2で分かれられるならまだ良いのかな。
って、はいはい、ちょっと待ってて。
[茶を要求する恭也に小さく肩を竦めてから一旦冷蔵庫へと。緑茶と烏龍茶を取り出してきて、どちらが良いかと訊ねる]
あー、なんだ知り合いだったんだ。
[眠ったままの璃佳の名を呼ぶ様子に、少し意外そうに声を上げた。紙コップも用意しつつ。さて、この眠る少女はどうしたものか]
[ 学校へ辿り着いて、正門でも裏門でもなく、
壁を乗り越えて入ってきたのは普段の性。
かどうかは知らないが、ひとまず潜入成功を果たして、
校内へと入り込んだ――まではよかったのだが ]
家庭科室って、何処だっけな。
[ 三年通って起きながら、この有様でした。
連絡先交換なんぞしていないわけで。
さて、どうしようか。まあ、いいか。
昨日より難易度は低い筈だ、多分。 ]
[くったりしながら生徒会室を出て、足を向けるのは、通い慣れた屋上方面。
これからやろうとしている事を考えれば、人目はないに越した事はない]
取りあえず、『隔離の陣』を内部展開して……。
後は、動かしてみるしかない、か。
[小さく呟きつつ、階段を登りきり。
たどり着くのは、熱気に満ちた空間]
お、来たな無口っ子。
[やってきた久鷹に気付くと、紙コップもう一つ追加]
さて。
おーきーろー?
[眠ったままの璃佳の鼻を摘み、目覚めを促す]
[とりあえず、惰性的にサキに頭を下げ、それからキョウヤに向き直った]
……いや、さっきコンビニでポカリ○ェット買って飲んだからお茶はいらない。
それと旅行の事は先にキョウヤと相談しておいて、マリーに話そうかと……。
[つまり、何かあったときのためにフォローを入れやすいように相談しておきたいと、そういうことらしい]
その辺りは重々承知してるんだけどな。
[幸貴のいうようにやっぱり野暮だと思うのは自分だからではなく一般論なのだろうとかさりげなく思いながらも、当人を前に色々言う気もなく]
知り合いと言うかクラスメイト…ありがと
[璃佳のことも軽く説明して茶をもらう。
暑い暑いと思っていた分だけとんでもなく助かった]
[ケイコと一言二言言葉を交わした中でケイコも壁を認識していることを把握するか。]
うーん、これじゃ旅行行けないネ。
……そういえば、ヒサタカはどうナンだろ?
[そう呟くと、ウェストポーチの中から携帯を取り出し、シャコッとスライド。履歴からヒサタカに電話。
とうおるるるるるるるるるるるるるるる。]
そか…とりあえず俺は喉乾いた
[と、受け取ったお茶入り紙コップを傾け喉を潤す。
ついでに身体も少し冷えた…最も仮初であるが
横で璃佳が起こされようとしているがとりあえず任せておいて…ただまた事前に相談というの内容には少し固まる]
……えっと。保養所だったっけ。そこのことは具体的には知らんけどそっちはいつでもいいのか。
後、全員に都合にいい日。悪い日とか。まずそういうとこからじゃないか?
くぴ。
[鼻摘まれて空気が変に抜ける音がした。ちょっと小鴨っぽい]
っっぷはっ! なにさらすねん!
…て、いつの間にみんなして湧いてるんや!
[生命の危機に一発で起きました。
で、周りにいつの間にかいた面々を指差して叫んだり]
[久鷹が茶は要らないと言うのを聞くと、注ごうとしていた手を止め、ペットボトルに蓋をする]
ま、行くなら楽しんでおいで?
[倒れない程度に、と付け足したり。何故か今外に出られないと言うのがすっぽ抜けているようだが、本人気付かず]
ああ、クラスメイトなんだ。
そりゃ知ってるか。
[鼻を摘んだままの少女に視線をやって、一人納得]
おっと、起きた起きた。
[起こせたことに満足げ]
いつの間に、って。
ついさっき?
日差しで死ぬ前に集合っつったじゃん。
[真顔で返しつつ、「お茶飲む?」と訊ねたり]
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