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うふふ・・・うふふ・・・うふふ・・・
クローディア・・・クローディア・・・クローディ・・・
[いつ終わることの無いと思われたうわ言は突然中断した。
ベッドに座り込み、1秒ほども立つと、いきなり倒れこんだのだ。
―――ややして聞こえてくるのは規則正しい寝息。
2日以上寝ずに看病した疲れがやっとシャロンを襲った。
笑みを浮かべたまま、シャロンは眠る。
悪夢から、悪夢へ。そして、醒めない悪夢へ]
〔また酒場に戻ってくると、己の飲みかけのジョッキをぐいっと飲み干した。宿屋の主人と目が合い、大丈夫だとサインを返す〕
〔ぐるりと周囲を見渡す。自警団があわただしく仕事をしている様子に、なぜか肩の荷が下りた気分になる〕
〔途端に、眠気を覚え、大きな欠伸を一つ〕
…ぁふ。
んぁ?いや、フランも心配だし、俺一人家に帰るわけにはいかねぇよ。
ちょいと、このソファで休ませてもらうわ。
なんかあったら起こしてくれ。頼む…。
〔宿屋の主人の問いかけに答えたが、全て言い終わるか終わらないかの辺りで、ことり、と、音がしたかのように眠り込んだ〕
[ミントスカッシュを飲み干して、ぼんやりとカウンターに肘をつく。]
…それにしても、誰がなんであんなこと…。
[先ほどの光景を思い出して、ふるりと頭を振る。
腹は減っていたが、それよりも気持ち悪さの方が強くて食べる気にはならなかった。]
部屋は荒されて居ないみたいだったから、金目当てじゃねぇ。
それに…、あんだけ美人なのに脱がされたりなんだりしてないってことは…男の仕業じゃ無さそうだし…。
腹だけがばーっとなんて、わけわかんねぇよ。
まるで、獣に食い荒らされたみたいな…。
[戻ってくれば]
[シャロンはベッドに倒れていて]
……おやすみなさい。
[起こさないようにそっと体勢を整えてやり]
[小さく声を掛けると]
[部屋から出て下へと降りた]
ああ。……まぁ仕方ねぇさ。
[何が起こったのかは今また言及すべきことでも無いだろうと。]
ランディのオッサンがここまで運んでくれたんだ。
あとで礼言っておけよ。
[さっき口にしていた、『ディ』という名前について。
触れて良いのかどうか迷って、その後は言葉が続かず。]
そっか…。
うん、後でお礼言っておく。
[身体を起こし俯いて。頭を抱えるように額に手を当てる]
…僕、何か言ってた?
[視線は下に向けたままに、傍のパトラッシュに訊ねた]
―宿屋1階―
[降りてきてみれば]
[ソファで眠り込んでいるランディがいて]
[小さく苦笑した]
うん、シャロンも眠ったみたい。
…疲れも溜まってたと思うしさ。
[マスターの問いに答えて]
[指を二本上げれば]
[琥珀色の液体が入ったグラスを渡された]
はぁぁ。
なんでこんなことに。
[溜息を落としながら口をつける]
[問われれば深く息を吐いて。
それが意味するのが相手から切り出して貰えたことからの安堵か、それとも切り出させてしまった己の不甲斐なさから来るのかは判然としないが。]
そう、だなぁ……。「ディ」って名前を何回か呼んでたかな。
そいつって、この間ノブに言ってた、「あいつ」か?
[ああやっぱり。最初に思うのはその意識。パトラッシュの言葉には頷いて]
…ディは、僕の双子の片割れ。
僕の半身の愛称。
………。
前に言った家族が死んだって話、その時にね。
両親は村人達に疑われて殺されたんだけど、ディは人狼に喰い殺されたんだ…。
[ベッドの上で膝を抱え、顔を膝に埋める]
クローディアの姿を見た時に、それを思い出した。
あの凄惨な状況。
ディを見つけた時と酷似してた。
[『ディ』という人物が亡くなっていること。
その死が人狼に関連したものであること。
そこまでは薄らと予想していたのだが。
いざ目の前で告白されると、どう慰めれば良いのか判らなくなる。]
そう、か。
[前足をなんとなく、揃え直し。床を見て。]
大切な人だったんだな……。
[だから、一人にしないで、と。
理解して。ふぅ、ともう一度息をつく。
そして続いた言葉に、耳をピンと立てた。]
…つーことは、つまり……あれは、人狼がやったもんだ、って?
[慎重に、問い直す。]
うん、大切な人だった。
ずっと一緒に、って約束したのに…。
[それは儚くも消え去って。自分だけが取り残された。問い直される言葉には、顔を上げてパトラッシュに視線をやり、頷く]
僕は、そう思ってる。
そうとしか思えないんだ。
一度その光景を見てるから──。
[当時の光景を思い出し、錯乱しないまでも身体が震える。膝を抱えた状態で、ぎゅっと両手で自分の腕を握り締めた]
[部屋のベッドの上、外の騒ぎで目が覚めた。]
…うるしゃいなぁ。眠れやしない。
1人死んだ程度でぎゃーぎゃーぎゃーぎゃー…。
早く慣れなきゃしんどいよぉ・・・?
[寝言のように呟きながら、『我関せず』とばかりに毛布を頭から被る。ただ、自分自身でも気付いてないが、その手は小さく震えていた]
この村にその、人狼って化け物がいるのか。
普段は人間に化けてるんだっけか…
[ディーノの言葉を疑う気は、微塵もなかった。
思い違い、勘違いである可能性?
いや。過去に辛い目に遭ったディーノだからこそ、そのような間違いはしないだろうと思った。
記憶に刻まれているのだ。否が応でも。
間違えるわけがない。]
[震えているディーノに気付き、鼻面を摺り寄せる。]
安心しろよ。
もしここに人狼がいたとしても。
俺が人狼にやられることはない。
[あいつらだって犬なんか襲っても仕方ないだろ、と笑って。]
だから、ずっと一緒にいられるさ。
…でもなぁ……。
ワンコが噛んだとして…自分で口元拭ったりとかしなさそうじゃん?
あのワンコ、汚れてなかったしなぁ。
それに、綺麗に喰い残すとも思いにくいってーか…
うーん、飼い主が居るとか?
そう、人の振りをして、人を襲う。
それが、人狼。
僕の、ディの、仇。
[最後の言葉を紡ぐと同時に、表情は辛そうに歪む。そんな折、パトラッシュが鼻面を摺り寄せてきて、同時に紡がれた言葉に柔らかい笑みが浮かぶ]
…ありがとう、パトラッシュ。
さっきも、『一人じゃない』って言ってくれたよね。
凄く嬉しかった。
[錯乱していた中でも、その言葉は心に染み込んで来て。そのお陰で安堵したのを覚えていた]
そうだよねえ。
飼い主って、ディーノ?
ああそうじゃない、本来の飼い主か。
んで、襲わせて綺麗にして戻した?
確かにあのわんこは賢そうだったし。
できなくもないかもしれないけどさ。
[悩むように首を傾げて]
あー、もう煩くて寝てられないや…。
[暫く毛布を被っていたが、諦めたようにごそごそと這い出すと、身体をベッドから器用にずらして車椅子へと]
…ちょっと皆の様子でも見てくるかぁ。
『居なかったから、狼だろ!』なんて言われても困るしねぇ?
[─キィキィと音をたて車椅子は部屋から広間へと]
まあ、何も出来ないただのヒトイヌだけどな。
そんでも良ければ、傍に居てやるさ。
[仇、と言ったディーノの表情が切なくて。
それを微笑みに変えられたことに安心する。
けれど、ストレートすぎる感謝の言葉には矢張り照れが先立って]
ほら、もう寝ろよ。
昨日だって随分遅くまで起きてたし。
[ほらほら、と前足でシーツを引っ張りあげる。]
─どうして、人は死ぬのかなー♪ケンカをすると死ぬのかなー?ケンカしなくても死ぬもんなぁ♪ふふふんふーん♪
[どこまでも物騒な鼻歌を歌いながら広間へと登場]
…んー、なんか寝ている間に大変な事になっちゃったみたいだねぇ?
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