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……信用があるか否かというか。
その単語自体と、無縁のようだね。
[氷精が心魔へと向ける台詞に又一つ印象を重ねる]
まあ、安全を考えるなら、先に送るべき者を考えるべきか、
主因が解らないというのなら。
[安堵を浮かべる対ならざる対の様子に、こちらも少しほっとして。
やや緩慢に立ち上がり、歩み寄ってぽん、と肩に手を置く]
ま、ある意味俺がいう事じゃないんだろうが。
……あんまり、思いつめずに。
主因……中核、か。
[呟きと共に、浮かべるのは、無限の輪]
…………。
[何か考えてる。
どっか見たかも知れない。
一瞬だけど]
[肩に置かれた手に、寝ていた耳も跳ねて。
彼が"時空"の竜であり――時を渡り彼の仔を百年の孤独にはさせぬであろうと気付く。その分、無理をしてしまうのであろう事も]
……えぇ。…そなたも。
[半分に減った器を置き、肩に置かれた温もりにそうと手を伸ばす。
先程の緩慢な足取り。対ならぬ対のから伝わる気配は疲れていて。
せめて、僅かなりとも乱れが整えられるよに。大丈夫と伝えるよに]
ですから、無理をすると、麒麟殿がご心配されると…ああ、余計なことでしたね。
[時空竜と聖獣のカップルを見てにこにこ。次いでふと気付いたようにアーベルを見る]
無理をしていると言えば、あなたもお疲れに見えますが、アーベル。もしや、お食事をされていないのでは?
[重なる手、伝わる力。乱れがちな力の波長は、対ならざる対の干渉に僅かなりとも整えられ]
だから、無理はしないってのに……。
セレスにも、そう言われてるしな。
[ふと蘇るのは、刹那に交わした言葉。
かなしむから、無理はするなと。
仔竜なりの気遣いを込めたもの]
いえいえ関係はありますよ。何しろ、私は、あなたの対ですから。
[時空竜との会話は聞こえぬふりで、親し気な笑みを浮かべて、アーベルに歩み寄る]
必要でしたら力をお貸ししましょうか?恐らく、この場にある者の中で、尤もあなたと親和性が高いのは私です。場の安定のためにも、あなたが倒れてしまっては皆さんも困るはずですし。
[少しづつ――僅かでも拒否されたなら直に手を引くつもりで――整えようと力を送りながら。
ふわりと浮いた無限の輪。
異眸を、紫の右目をじっと見る。銀の刻印の有無を確かめるよに]
…………そなたが言う"無理"でなく。
セレスがダメというか否かをお考えになって下さい。
[セレスに、言われているのでしょう?
そう問う菫青石は、愛し仔の告げた基準が己にあるとは思わずに]
……。
[壁を背にした侭身動ぎはせず]
[されど浮かぶ色は忌避を含む]
言う事は、真っ当に聞こえるけれど。
君の気を喰らったら、食中りを起こしそうだ。
[ほんの一瞬、視線を他へと走らせる]
……、其れとも、喰らったほうが大人しくなるか。
[手を引く素振りはなく。
ただ、自身の本質──虚無の赴くままに喰らわぬよに、気を配りながら]
……それが基準になると、本気で何にもできなくなるんだけどね、俺。
[掠めるのは、苦笑]
ただ、俺は……『竜』だから。
力の正しき在り様を保つは、何よりも大事な『律』の一つ。
そのために、自身の成せる事を成すが本質、だから。
ええ、そうですね。あなたに力を与えれば、私の力は弱まります。
その方が、皆さん安心されるでしょう。
[機鋼の魔に向けるのは、穏やかな笑み。告げるのは真実]
[掠める苦笑。竜の"律"。そを聞くは幾度目か。
そうして、本気で決めた彼の竜の望みを、止められはせぬことも]
………嘘吐き。
[無理はしないと言った側からしている事への、ささやかな非難。
なれど響きは責めるでなく、それが彼の竜ゆえと許容するよに]
なれば、せめて――これを。
[重ねていた手を静かに引いて。
その腕から白金の環を抜いて差し出そうと手をかける]
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