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―商店街―
ふーん。
そういうの、あんまりみたことないからさ。
こんどいってみようかな。
[しかしそれまで記憶力が持つかが問題だった]
うん、だから味もかわるのかなぁって。
[そして勿論遠慮などしているわけもない。
その証拠のように]
……えっ、いいの?
[続く言葉にはあっさりと飛び付いた]
―商店街―
[是非にと笑む側も、記憶力に難有りだからどこか似たもの同士なのかもしれない。当人知る由もないが。
食いついてきた様子には、ほっとしたやら嬉しいやらで。]
ええ、ここからならそんなに遠くはありませんし。
ちょっと変な所にあるから見つけにくいですけど。こっちですよー。
[そう行き先を指差しながら、商店街でも特に商売に向いていない、治安の宜しくない一角へと*向かっていった。*]
―商店街―
たすかるなぁ。
ちょうど頭部の中央パーツが錆びてきてたんだよねー。
あれだけってなかなかないからさ。
[そこならあるかな、などと言いながら、先導されるまま]
へー。
こんなところとおるんだ。
[今まで来る機会のなかった場所へ、何の疑念もなく足を*踏み入れた*]
―― 商店街 ――
あ。
[こつこつと響いていた靴音が止まる。
視線は緩やかに窓の向こう側へ。
其処には衣服が詳細に投影表示されている。]
可愛い。
[微笑と共に指先がひたりと窓に触れた。
動きに合わせて衣服がひらひらと動きを見せる。]
んー。
このリボンがもう少し小さければなぁ。
[触れたまま独りごち。]
[其処へ子供の泣き声が聴こえて来る。
二、三度瞬いて視線を其方へ向ければ]
迷子、かな。
[それらしき子供が手の甲で目元を拭っていた。
かつこつと靴音を鳴らし近づいて]
……どうしたの?
[そっと屈んで
目線を合わせ、柔和な笑みで問い掛けた]
[言葉はたどたどしく、
状況を聞きだすまでに時間がかかりはしたが]
そう。
……じゃあ、お姉ちゃんが一緒に探してあげるね。
[矢張り迷子だった為に、
手を差し伸べて、『おいで』と声を掛けた。
おずおずと繋がれる手には]
大丈夫だよ。
絶対見つかるからね。
[きゅ、と確り握って声を繋ぐ。]
[手を繋ぐ二人は靴音を響かせて道を往く。
母親の特徴を聞きながら
ゆらゆらと視線を辺りに投げる。]
そう。私と同じ位の。
[同じ程度高さ、髪の長さ。
特徴を確認しながら頷いて]
何処かなぁ。
……あ。クレープ、食べる?
[偶々、見えたお店を指して問い掛けては
子供の頷きを見て、其方へ歩んでいく。]
何が好い? ……これ?
ん。 どっち?
[店先のメニューに迷う子供が可愛さに
柔和な笑みで見下ろして]
チョコクレープ、ね。
お姉ちゃんは……どうしようかな。
[子供が決まれば、今度は自分の分も、と
メニューを見て少し考え]
よし、決めた。
ブルーベリーのクレープにする。
[子供と共に笑いあう。]
[そうして二人の手に其々のクレープ。
手を繋ぎながら頬張って]
……美味しい?
[夢中な様が嬉しくて首を傾ぎ]
こっちも一寸、食べてみる?
[自分の分を差し出してみたりもして。]
[そんな遣り取りの最中、子供が唐突に声をあげた。
『お母さん!』
指差した先には此方へ走り寄ってくる母親の姿。]
お母さん?
[女は少しだけ驚いてしまった。
何故ならその姿は一見、人間とほとんど変わりはしないが。
独特の所作が、人間では無かった、から。]
[手を離し、母親へと走り寄る子供。
母親が緩やかに辞儀を取り、礼を告げた。]
いえ。……大丈夫です。
良かったね、お母さん見つかって?
[母親へは辞儀と礼を返し、
子供には笑みで、告げる。]
それじゃあ、またね。
[女は二人へ手を振って背を向けると
かつ、こつ、とゆっくり歩き出した。]
[とても精巧なロボット、だった――。
一見すれば人間とほとんど変わらない。
けれど違和感を覚えてしまう些細な動き。]
お母さん、か
[どれほど文明が発達しようとも
矢張り人間の動きを完璧に真似る機械の創造は
難しい事なのだろうか。]
……
[かつこつ道を往く、独り。
子は、永遠に歳を取らない母に何を思うのだろう。
ひょっとすると本当の母が何かしらの理由を以って
代理としての母を立てる必要があったのかもしれないが。
全ての妄想を飲み込んで、現実を背に
今は只、隣人を探し商店街を彷徨い続ける*]
―区画内・楽器屋前―
[ピン、という音で演奏に聴き入っていた意識が引き戻される。
店の脇に寄るとイヤホンを引き出し耳に掛けた]
もしも…お前か。
ああ、そのデータなら持ってる。帰ってからでいいか?
…何でそんなに急いで……そっちもまだ出してなかったのかよ。
しゃーねーな。端末の利用料も含めて特急料金寄越せ。
[交渉の末、溜息混じりに通話を切った。
空いている街頭端末を探して歩き始める]
―区画内・商店街―
おんや、あれは。
[その途中、クレープを片手にゆっくりと歩く女性を見かけた]
先輩と一緒、でもないんだなー。
何か考え事中っぽい?
[一瞬、デートで来なかったのかと思い。
それも彼の先輩には何か似合わないかと失礼なことを思った。
独特の雰囲気は声を掛けやすいものともいえず、何となく目だけで追いかけていた]
─アコルデ家・マイルズの部屋─
[メイドと手分けして主が戻る前に掃除を終わらせた。
主の部屋に置いたままであったカップと皿も回収し、片付けはメイドに任せる]
それではエリカが戻って来たら、夕食の準備をお願いします。
[仕事の指示を出すと、自身は自室へと一度戻った]
─ →アコルデ家・自室─
[自室に戻り、足はベッド脇の机へと向かう。
そこには帰って来た時のままに置かれた買い物袋。
時間が空いたから、と片付け始めた]
……………。
[公園で少し読んだ本。
自室でしか吸わない煙草。
取り出されるものはどことなくレトロなものが多く。
本棚や机の上、棚に買って来た物を並べ収納して行く]
[全てを片付け終えると、封を切っている煙草から一本取り出し口に銜え。
古めかしいジッポライターで火を付けた]
(……電子煙草もあるが、やはりこれじゃないと吸った気にならないな)
[息を吐くと煙も共に吐き出される。
苦手なものならば眉を顰めるそれも、自身には心地良い。
休息ついでに、と主が戻るまではしばらく自室で寛いだ]
―区画内・商店街―
[余所見をしながらも空いている街頭端末を捜したのだが。
運悪くどれも使用中で、下手をすれば並んですらいたり]
裏回ってみっか。
[明らかに治安の落ちる一角へと足を向ける。
パトラッシュにバレたら小言くらいは貰うかもしれない]
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