80 夜天銀月
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織子 カルメンは、メモを貼った。
2013/01/10(Thu) 22:23:10
─ 屋敷内 ─
……爺様、が、狼、に?
[ローザの説明>>150に、翠が瞬く]
ビーチェが意識、って……さっき、聞こえた、悲鳴みたいなのって……もしかして?
[次いで、口をつくのは惚けた声。
実感がわかない、と。
傍目には、そんな感じで立ち尽くしているようにも見えるか。
それでも、ローザの浮かべている困惑に気づくと、は、と息を吐いて]
あー……悪い。
ここであれこれ聞いても、答えようがない、よな。
爺様の事は、自分で、見て、くる。
(153) 2013/01/10(Thu) 22:23:12
…ユ、リにいちゃ…?
[一度、喉がひくついたものの。
言葉とあやす動き>>149に、小さく頷く。
発熱のせいか、ただ熱くて。
くったりとユリアンに体を預けている。]
(154) 2013/01/10(Thu) 22:23:15
― 屋敷/自室 ―
[帰り着いてからは、橋のあった場所に目印を置いた事を伝えられる人には伝え、その夜、旅人は夢ひとつ見ず、ぐっすりと眠った]
んん…?
[翌朝、外で少女の悲鳴が聞こえた時も、旅人は未だ夢の中。すぐには目も開けずに、ごそごそと毛布に潜り直す有様だ]
(155) 2013/01/10(Thu) 22:25:43
旅人 ハンスは、メモを貼った。
2013/01/10(Thu) 22:28:35
─ 屋敷内 ─
うん、多分…。
[うちも悲鳴で起きた口やったさかい、エイリの問い>>153には曖昧にしか答えられへんかった]
せや、ね。
うちも、はっきりとは見てへんさかい。
[見てへんちゅーか、見れへんかってん。
身体が動いてくれへんかったし]
他ん人もおるとは思うけど、狼もうおらんとも限らんさかい、気ぃつけてな。
[そうゆぅて、うちはエイリに道譲ってん]
(156) 2013/01/10(Thu) 22:30:44
あ、リア。
ベスん部屋、扉開けておいとるさかい。
[後から来たリア>>149に気付いて、そう声かけといた。
先に行かそうとリアにも道譲る。
そん後に続くようにうちもベスん部屋に向かってった]
(157) 2013/01/10(Thu) 22:30:52
家事手伝い ローザは、メモを貼った。
2013/01/10(Thu) 22:31:33
― 屋敷三階 ビチェの部屋 ―
[ロザ>>157に頷いて進み、ビチェの部屋に入るとベッドに寝かせて布団をかけた]
まずは休むのが大切。
[運ぶ途中からくったりしていたビチェの頭をそっとなでる]
……おれ、出てる。
[着替えさせたりもするなら男は邪魔だろう。
廊下に出ておこうとベッドから離れた]
(158) 2013/01/10(Thu) 22:37:24
― 屋敷/自室 ―
[そんなだらしない旅人の耳にも、そのうちばたばたと階段を行き来する足音やら何やらが聞こえてきて、漸く覚醒に至る]
ふああ…朝からみんな元気だなあ…
[旅人にとっては、少女の悲鳴も起き抜けの夢にしか過ぎず、のろのろと着替えてから、やっと部屋を出た]
(159) 2013/01/10(Thu) 22:38:19
─ 屋敷内 ─
そう、か……ん、悪かった、呼び止めて。
[曖昧な返答>>156に、ふ、と表情が緩む]
……日が昇ったら、さすがにこない……と、信じておこう。
[気をつけて、という言葉に苦笑しながらこう言って。
ベアトリーチェを抱えたユリアンが上がってくる>>149のが見えると、眉を下げた]
……ビーチェ。
[名を呼んで。けれど、それ以上の言葉は続かない。
右の手が少し迷うように動くものの、それが少女に触れることはなく]
ユーリ、ローザ。
ビーチェ、頼む。
[短くそう告げると、階下へ向けて歩き出す]
(160) 2013/01/10(Thu) 22:38:23
狩人 ユリアンは、メモを貼った。
2013/01/10(Thu) 22:40:27
―ギュンターの私室―
[部屋の中を見渡した男は、机の上に置かれた2冊の本を見つける。
足早にその傍まで行けば、うち1冊の正体はすぐに知れた]
…… 人狼の本、だな。
[表紙には掠れたwerewolfの文字と、牙を剥き出し舌を垂らした、いかにも凶悪そうな獣のシルエット。
昨日少女にも話した、御伽噺の絵本だった]
(161) 2013/01/10(Thu) 22:41:52
研究生 エーリッヒは、メモを貼った。
2013/01/10(Thu) 22:42:37
─ 屋敷内 ─
うん、任しといて。
[エイリの頼み>>160に頷いて下りてくんを見送った。
そん後ベスん部屋行って、机ん上にトレイを置く]
あ、うん。
運んでくれておおきにな。
[出てるっちゅーリア>>159に礼言って、うちはベスん傍に近寄った]
ベス、大丈夫?
具合悪ぅなら直ぐゆぅてな。
水飲むか?
[ベスん反応窺いながら声かけてみてん。
リアに運ばれとる時も辛そうやったな。
なんや顔赤いような気ぃするけど、大丈夫やろか。
そう思て、うちベスん額に手ぇ伸ばしたん]
(162) 2013/01/10(Thu) 22:46:50
……
[手が震える、寒さだけじゃない。
近くに寄ればその凄惨さをより感じる。
けれどもここで取り乱すのは死者への弔いの意味でも悪く感じ、目から離した右手を左手で抑える]
狼ですか……
(163) 2013/01/10(Thu) 22:48:58
細工師 クロエは、メモを貼った。
2013/01/10(Thu) 22:49:15
あ、ライヒアルトさんにも伝えて、連れてきていただけると。
[ギュンターの傍に立ったままで少し目を伏せて]
このまま、というわけにもいきませんし。
ギュンターさんもお連れしないと。
(164) 2013/01/10(Thu) 22:51:21
― 外→屋敷 ―
[ギュンターの遺体のことも気になるが、すでになくなった人に自分が出きることは少ない。
ベアトリーチェの熱が心配なので、ユリアンについていくように屋内へと戻り、階段を上がる]
あ、エリちゃん……
ギュンターさんが…
[幼なじみが階段を下りてくる姿が見えれば、眉をハの字にして見上げた。
言葉はひとことふたこと交わしただろうか。
ベアトリーチェの部屋に着けば、ローザも一緒にいて]
リーチェちゃん、具合どう?
[そう問いかけながら。とりあえず、服を着替えさせるべきだろうか]
(165) 2013/01/10(Thu) 22:53:58
─ 屋敷裏手 ─
[階下まで降り、人の気配を辿るように裏手へと向かう。
そこには幾人が残っていたか。
少し近づいて──足を止めた]
……爺様。
[小さく呟いて、唇を噛み締める。
言葉が、上手く出てこなくて。
しばし、その場に立ち尽くしていた]
(166) 2013/01/10(Thu) 22:56:26
― 屋敷/2階廊下 ―
[旅人が廊下に出た時には、少女を連れた若者達も屋敷に着いていた。まだ寝ぼけかけた頭に、微かにエーリッヒとローザの会話の切れ端が届く>>150、>>153]
狼?
[旅人の耳には、やはりその内容は現実感を持って届かない。けれど寒さが増した気がして、両腕を抱くようにして背を丸める。知らぬうちに、旅人の歯はカチカチと音を立てて、身体は細かく震えていた]
(167) 2013/01/10(Thu) 22:56:37
― 屋敷三階 ―
[ロザに向けたのと同じくエリ>>160にも無言で頷き請け負った。その分も含めて、ビチェの頭をなでてからロザ>>162やミリ>>165に場所を譲った]
……ギュン爺。
[廊下に出てから、目を瞑って呟く。
無残な姿が瞼の裏に鮮やかに浮かんで、ドンと音を立てながら壁に手をついた]
(168) 2013/01/10(Thu) 22:57:54
[降りてくる途中ですれ違ったミリィ>>165からも、少し話は聞いていたから。
だから、状況は大体理解していて。
その分、取り乱すことはなかった、けれど]
……なんだって、また。
こんな、ことに。
[ぐるぐると廻る感情を、上手く表せなくて。
額に手を当てて前髪をかき上げつつ、は、と大きく息を吐いた]
(169) 2013/01/10(Thu) 22:59:12
エリ、にぃ…?
[名を呼ぶ声>>160に、くったりとしたまま。
二重の意味で慕う人の名を口にする。
口にはしたものの、熱の影響で少女の声は弱く、階下へと向かう人には届かなかったか。]
やす、む、たいせ、つ…。
[自室のベッドまで運んでくれたユリアンの言葉>>158を、繰り返しながら頷く。]
お水、ほしい。
……熱くて、しんどい。
…でも、寒く、ない。
[ローザの言葉>>162に少し考えながら口にする。
風邪による悪寒は、ないのだが。
ローザの手が少女の額に触れれば、発熱しているのが分かるか。]
(170) 2013/01/10(Thu) 22:59:28
少女 ベアトリーチェは、薬屋 ミリィ>>165にも、同じよう>>170に答えた。
2013/01/10(Thu) 23:00:57
─ 屋敷の裏手 ─
…風邪かも知れない。
それか、ショックかも。
[漸く自分に気づいたらしきカルメンに、頷いた。
ベアトリーチェの熱を口にする>>124のに返し、
続いてやってきた人々、
ことにベアトリーチェを運ぼうとするユリアンに場所を譲る。
視線が交わる。こくりと、頷きを返した>>133]
(171) 2013/01/10(Thu) 23:04:07
― 屋敷 ―
[やがて、少女を連れた若者達は三階へと昇っていき、二階に人の気配が無くなっているのを感じると、旅人はふらふらと歩き出し、三階へと向かう。何か目的があるわけでもなかったが、一人でいるのは、どうにも耐えきれなかったのだ]
……狼が、出たって?
[三階の廊下にユリアンの姿を見つけると>>168旅人は、おそるおそる声をかけた]
(172) 2013/01/10(Thu) 23:04:37
手伝うよ。
[ユリアンがベアトリーチェを抱きかかえる。
それについて、玄関ドアを開けたりなどしながら>>149
共にベアトリーチェの部屋へ向かった。ただその前に、]
…カルメン。
良かったら、先に戻って広間暖めておいてくれない…?
[青ざめた女友達に、こう声を掛けた。
別段、彼女が広間に行かずとも良いのは良いのだ。
けれどきっと、人のいるところで何かしていれば気が紛れる。
そう思っての言葉だった。だから言葉に強さはない。
そしてもうひとつ、]
(173) 2013/01/10(Thu) 23:05:43
アーベル。
[こちらも立ち尽くす友へ声を掛ける>>139
彼には伝えたいことがあった。
けれども今はそれよりも、]
…剣を。
[彼の打った抜き身の剣が、雪の中に転がっている。
それを示して、蒼に視線を合わせ、]
あと、出来たら…。ギュンター、お願い。
[男だからと頼むのは酷だろうか。
それでも、死者をこのまま晒すのが良いとは思えなかった]
(174) 2013/01/10(Thu) 23:07:34
─ 屋敷内 ─
ん、分かった。
ほなちょっと起きんとな。
[ベスが水欲しがった>>170さかい、水差しからグラスに水移して、ベスん上半身起こそうとした。
熱くてしんどいんに、寒ぅない…?
なんや、昨日んうちの症状に似とる…]
熱、結構あんなぁ。
ミリィ、解熱剤ある?
[ベスん額から感じる熱に眉根寄せて、薬あるかミリィん聞いてみた。
薬箱持っとったみたいやし、多分あるよな。
ベスが上半身起こせるようなら背中支えて、無理やったら横向きに寝かせたまま、グラスを口に運んでゆっくり飲まそう思てん]
(175) 2013/01/10(Thu) 23:08:37
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