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─ 第三階層 研究責任者室 ─
同じだな。
首から頭にかけて、脳の一部も込みで欠如している。
[軍人>>131が傷口を見るなら示すようにして説明をして]
肉を食らうだけなら遺伝情報のみ得に来た可能性が高いが、脳まで食らわれてるからな。
位置的に脳幹・小脳・後頭葉辺りか。
下手すると側頭葉までかかってるかも知れん。
食われた部位に関係なく知識を蓄積出来るのかも知れんが…。
記憶は側頭葉が関わってくる、そこを食らって知識を蓄積している可能性は否めないな。
プログラムの止め方をキャップが用意していたかは分からん。
緊急事態に急遽作った代物だ。
解除コードなんてものは作ってない可能性の方が高いだろう。
─ 第二階層・食堂 ─
[遠慮もなく切り込んでくる様子>>138に、一瞬言葉に詰まるものの。
まあいいか、的な感覚から、一つ、息を吐く]
ここで、あの学者センセに、じゃあないけど。
むかぁし昔、おエライ生物学者のセンセに捕まって、ヒドイ目にあわされた事、あるんよ。
……まあ、どーにかそこからは逃げ出して、今の後見人……つまり、ウチの事、世話してくれてるひとな?
そのひとに助けてもらって、航宙士の資格取れるようにまでなったん。
[辺境宙域で発見された『新種の生物』。
故郷では、半獣と言っても差し支えない様相で暮らしていたためか、星の調査団にそんな判断を下されて。
担当となった学者の人格やら性癖に多大な問題があった事もあり、かなり酷い扱いをされていた。
生物学者とか生態調査とか、そういったものへの不信感は、その頃に培われたもの]
─ 第三階層・研究責任者室 ─
はいはい。
[軽い口調でエリカから声を掛けられると、こちらも軽い口調に戻って手を振り研究階層へ]
推測は確信にってところですか。
やはりガードが高いな。
…その呼ばれ方は。まあいいですけど。
スティーヴ先生、研究者コード貸してくれます?
[端末を弄りながら、クローディアの遺体をチラリと見て。
暁と呼ばれると複雑そうな顔をしてから手助けを頼んだ。
借りたパスでも引き出せるのは研究データが殆ど。
主任が現在直接調べていたPMCが、知能度数の高い生命を好んで取り込もうとする性質を持っていたことは、スティーヴにも初見だっただろうか。
プログラムコードの方は一切の接触を許さず、一つでも外から触れば殲滅モードに切り替わるのが分かっただけだった]
― 第三階層・研究責任者室 ―
閲覧記録の方も。
特別プログラム発令の放送より後のタイムスタンプは無い。
消されてるような痕跡も、私には見つけられなかった。
[一通りチェックすると息を吐いて結果の出た画面を見せた]
主任さんから直接引き出したか。
端末を操作するだけの技術を持っていなかったか。
遺体の痕跡があるから、前者の方が可能性高そうですけれど。
― 第二階層・食堂 ―
酷い目…
[と、言われても子供が想像できる『酷い目』は、大したことはない。]
そっか、ねーちゃんピーマンの池地獄みたいな目に会ったんだ…大変だったな。
[なかなかアレな想像だったが、顔つきは神妙だった。
世話してくれる人には、何回か瞬いた後で。]
とーちゃんみたいな人のこと?
[父親の事に触れるときは、少し嬉しそうな顔をみせる。]
そっか、だったら良かったな。
[子供は父親が一番だったので、そういう人がいるのはいいことだ、とそう思って悪気なく言っていた。]
─ 第三階層 研究責任者室 ─
何だ。
[抵抗があるような反応を見せた通信士>>141に、バンダナの奥から視線を投げる。
それ以上の抵抗が無いなら、結局改めることはしないだろう。
研究者コードを貸して引き出されたデータ。
その中には確認し切れていなかった研究データもあり、そのデータをまじまじと眺めた]
知能の高いものを好んで取り込む…か。
と言うことは、ヒトは奴らの好まれる餌ってことだな。
[他人事のように言うのは、どうしても研究者視点で考えてしまうため]
閲覧記録もなしか。
前者を行ったとしても、接触を許さない状態になっているなら奴らにもどうにも出来んだろうな。
[結果を見せてもらい>>142、一度左手で顎鬚を撫でた。
プログラムの方も打つ手なしと知れば、少しだけ端末を操作させてもらい、新たに見つけた研究データを自分の端末へと転送する]
─ 第二階層・食堂 ─
うん、まぁ……そお、ね。
とにかく、思い出したくなくなるよーな、いやーな事がいっぱいあったわけ。
[上げられた例え>>143にへんにゃり、と眉が下がった。
この歳の子供が、実験動物として扱われた日々を微細に想像できたら、それはそれで嫌だ、とは思うが]
ん、そーね、そんな感じ。
……まぁ、『ルーねーさん』って呼ばないと、怒られるんだけど。
[呼び方には厳しい年齢不詳の姉的存在を思い出して苦笑し。
それから、最後の問い>>144には、と瞬いて]
ああ……船の行き先に合わせて、進み方を考えたり、何かおかしな事がないように、進路の監視したりするお役目。
この船は、自動で動くシステムがしっかりしとるけど、それでも、ウチら航宙士がおらんと、安全航海できんのよ?
―第三階層・研究責任者室―
[スティーヴの見解を聞きながら]
知識を得るメカニズムについては謎なままか…。
とはいえ死体からも知識を吸収できるならそこらじゅうの死体からどんどん吸収していく可能性もありえるのか。
[もっともそんなことして回る人物がいれば目立つしすぐに見つかるだろうが]
解除コードは、おそらくないだろうな。
ただ作り方や構造がわかればそれを止めたりはできるんじゃないのか?
それがわかるならこちらで止めることもできるんだろうけどな。
[それができれば少なくとも無条件の強制的な殺し合いはしなくてすむのだろうが。
ノブの解析結果も得られて]
なんにせよ、この部屋にきた目的はクローディアさんだったってことだな。
―→第二階層・食堂―
[パワーアップやジョエルの話が出ても、相変わらず疑問符が出たままだったが。
高性能なアンドロイドは難しいかも知れないが、機械犬程度ならば、大破しない限りは修理も不可能ではない。
仮に不可能でも、技術者さえいれば似たものは作れるはず。
作ろうと思う者がいればの話だが]
くぅ…
[その後連れていかれた食堂ではサラダや様々なものを差し出されたが、勿論機械は食べられない。
首元の機械には『(´・ω・`)』と出ていた]
─ 第三階層 研究責任者室 ─
[作業を終えると少しばかり思案に耽る。
端末を操作する技術を持っていない人物とすると、どうしても固定の二名が頭に浮かぶ。
確定が出来ない以上、消去法で選択肢を選ぶことになるのは否めなかった]
俺はPMCの研究に最初から携わっていたわけではないからな。
研究データは見せられていたが、メカニズムまでは確立されては居なかった。
[思案を止め、軍人の言葉>>147にそう返して。
一度着いて来た者達を見回す]
これ以上収穫が無いなら戻るか。
…そろそろ例の時間も近いだろう。
[定時に行われる臨時プログラム。
それに遅れても殲滅プログラムが作動するのだからと、皆のところへ戻ろうと提案した]
― 第三階層・研究責任者室 ―
俺は滅多にそう呼ばれないんで。
慣れないだけです。
[アカツキ(暁)を名乗り続けるのは早くに没した母との約束。
それでも研究事故発生原因の疑いがある人物の名で呼ばれるのは、顔も知らなく親子の情を持てないだけに複雑なのだった。
細かく説明しようとはしないから、結局変わらないままだろう。
端末を使う>>145といわれれば、自分はコードを抜いて席を譲る]
SS権限でプロテクト掛けられてるから。
どこかに寄港するか本社から乗り込んでもらうかで上位命令使わないと止められないと思う。
[カルロスの疑問に口を挟んで、はぁっと深い息を吐く。
寝不足なものか、顔色が少し悪くなっていた]
―第三階層・研究責任者室→―
頭のいいやつから食われるとしたら、スティーヴやノブも十分注意した方がよさそうだな。
[今生き残ったメンバーで頭脳労働が得意なものといえば、後はエリカも入るだろうか]
まぁ、やつらのメカニズムやなんだよりは見つけ方、いやそれがわからなくてもどこにいるかが一番か。
[目下の問題としては、過程よりも結果が求められている。それも早急の]
そうだな、あれこれ考えるより行動する方が俺も性にはあっている。
[手段がいまひとつ乗り切れない方法になる状況ではあったが。
特に自分もここには用事がなく皆と一緒に会議室に向かうことになるだろうか]
このままPMCのやつがいるかもしれない状況で港について逃げ出すなんてのも、大問題だけどな…
[本社の人間が乗り込むというのも今の状況では難しいだろうか]
顔色悪いけど、大丈夫か?
[ノブの様子には心配する声をかける]
―第二階層・食堂―
[リディアのカードが別の場所にあったこと、それに使われた形跡があったことは、周囲の会話から拾うことはできたか。
第三階層へ行くという数人にはついて行かず、オーフェンの近くに留まる。
二人が会話を交わす間は、主にエリカの方をじっと見ていた]
─ 第二階層・食堂 ─
[そっかぁ、と子供なりに神妙にするも、頭の中の想像は酷く稚拙だった。
知らないことは、いくら想像したって大したものにはなってくれない。
エリカが眉を下げる>>146様子に、どした?とちょっと不思議そうにはしていたが。]
ルーねーちゃんって言うんだ。
とーちゃんみたいなのにねーちゃんなんだなー。
[女性の呼び方呼ばれ方、年齢の微妙さなどなど、子供は当然知らないので
エリカぐらいの人がとーちゃんやってるのか、そんな感覚でいた。
件のルーねーさんに会えば、おばちゃんと堂々口にする可能性が高いかもしれない。
エリカの仕事内容については、ほあーと感心した様子で。]
ねーちゃん船動かしてんだ!すげぇなぁ。
船って、ねーちゃんいなくても動くんだ。今もやっぱり、ちゃんと動いてんの?
[へーへーと瞬きながら、目的地までたどり着いているのか聞いてみた。]
― 第三階層・研究責任者室 ―
……そうだった。
[時間が近いと言うスティーヴに頷いて、寄りかかっていた壁から身体を起こして頷いた]
あまり役に立たなかったな。
[誰かを狙わなければいけない時間が迫ってくる。
重い足取りは「らしい」ものに見えていたはずだ]
― 第三階層・研究責任者室→第二階層 ―
ああ、大丈夫。
気分が良くなる情報得られなかったから、疲れは感じてるけど。
[カルロスに心配そうな声を掛けられ、首を振って苦笑った]
─ 第二階層・食堂 ─
[不思議そうな様子>>146には、何も言わず……というか、いえず]
うん、名前はルーシー、っていうんだけどね。
[『お守り』として、黒銀の銃を渡してくれた人。
彼女がこの状況を知ったら、どうなるやら、と。
考えたのは、一瞬……怖すぎて、先は想像できなかったが]
うん、そーよぉ。
航路設定プログラム……船の進み方を設定するのは、ウチのお仕事だったしね。
目的地には、向かってるはずよ。
あれから、航路設定には、誰も手ぇ入れてないはずだから。
[無邪気な様相の問いには、ちょっと得意気に答え、それから。
ふと、端末の時計表示に目を落とす]
……っと。
そろそろ、『集合』の時間かぁ。
行きたくないけど、移動しようか?
[プログラムの起動の時間は近い。
憂鬱なものはあるが、行かないわけにはいかないから、場にいるものを促して立ち上がった。
オーフェンと話している間、こちらを見ていたパトラッシュの視線には気づいていたものの。
特に気にせず、立ち上がってから、なに? という感じで首を傾げて見せた]
まぁ、そりゃそうだな。
[こんな状況で用心しない者もいないだろうし、スティーヴの返答は納得のいくものだった]
あれこれ考える時間もあまりないのが一番の問題だな…
[そのまま会議室に着くまでは何かを考えるように]
─ →第二階層 集会室 ─
[遅れがちな通信士を、急かしても置いていかなかったのは彼の息子だからか。
時間に遅れて殲滅プログラムを発動させないためでもあったことだろう。
エレベーターで階層移動し、第二階層へ着くと進路は集会室へと取られる。
途中食堂へ寄る者が居るなら、遅れるなよ、と厳命だけして自分は集会室へと向かった]
『まもなく皆様に一斉射撃を行ってもらいます。集まってください』
[感情というものを感じさせない、相変わらずの機械音声が船内に響く]
─ 第二階層・食堂 ─
[何も言わなければ何でもないんだと、子供は解釈して。
名前を聞けば、「ルーシーねーちゃん」と一度口に昇らせた。
エリカの中で>>159何か怖いことが想像されているとは知らず。]
会えるといいな!
[その時は、本気でそう思って言っていた。
船の航路が変わっていないこと…当然詳しいことは解らないので、ちゃんと着こうとしている、という所だけは読み取った。]
んじゃ、もーちょっとで着くのかなぁ。
前とーちゃんに聞いたら、あとすこしだって言ってたし。
[正確な日数や時間までは知らないが、そう遠くはないのだろうと理解した。
早く着けばいい――そうすればきっと大丈夫。
子供はよく分からないなりに、そんな事を思っていた。]
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