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[あたりは、昼より暗い。]
[太陽が沈んでいるからだろう。]
[月がのぼるまでもう間も無く]
あ、見つけた。エーリ君
[大きな声で呼ぶと、ひらひらと手を振った。]
[紅の瞳を刹那、空へ向けた。
それから、林檎の樹の傍らの姿へ、視線をずらし]
……ああ、もぅ。
ちゃんと、休んでないですねぇ、エーリ?
[第一声がそれというのも、どうなのか]
……御揃いで。
[ゆっくり、少し気怠けに、緑の瞳を瞬かせる。
体重を預けた状態から身を起こすと、葉が揺れて微かに音が立つ]
そこの二人は緊張感がないな。
シチュー食べろっていったのに、食べないから鍋こげちゃったよ。
一応つけておいたけど。
だっておばかなエーリ君のために、緊張感もってどうするの
大丈夫だよ、ツィムト。
……終わったら、人は後で、解放するから。
[警戒の唸りに宥めるように言うも、その内容は少しずれている]
気持ちばっかり張り詰めてても、仕方ないですもの。
[緊張感がない、という言葉にこう返して]
それに、疲れて見えるのは、確かですしねぇ。
……無理のしすぎじゃ、ないのです?
勝手に使うほうが悪い。
[まるで子供の喧嘩レベルの会話。
至って真顔なのが、可笑しくもある]
持たれても困るけどさ。
最初は祭りのつもりだったし。
楽しんでたのは、確か。
やれやれ、だから食べさせるよう言ったのになァ。
[気だるげな様子に溜息を吐いて、静かな目を向ける]
友達にそんな言い方するもんじゃないさね。
……それに置いてかれるのが嫌だからって、置いていくのも止めて欲しいさね。
[薄茶猫はエーッリヒの言葉に唸り声を潜めるが、目付きは悪い]
楽しんでたならなんでそんなことやり始めたのさ。
エーリ君はわかってない。
[むぅとしながら、一歩、二歩、近付いて]
おじいさんがなんて言ったかも、おれは知らないけど。
でもエーリ君はあいされてるじゃないか。
みんなから。それにおれもエーリ君好きだし。
[肩をすくめた]
楽しめばいいじゃない。
何やっててもさ。楽しいなら楽しんで良いんだよ。
エーリ君が何をやったにしろ、何を隠してるにしろね。
大人しくしてくれてたら無理もせずに済むよ?
[心配の言葉にも、悪びれた様子は見えない]
……そんなつもり、別に、ない。
[ヨハナへの否定は、両方に対して]
人間だって、悪戯されるのは困るだろ。
妖精だって、いつまでも守って、馬鹿みたいだ。
ばらばらでいいのに。
エーリ君はやっぱりおばかだ。
一緒にいたいから、一緒にいるんじゃない。
どうしてばらばらでいればいいなんて言うの。
エーリ君は、本当はどうしたいの?
悪戯も手伝いも、言い聞かせだって、持ちつ持たれつってやつさね。それに…バラバラだと寂しいもんだがなァ。
妖精と人間が関わりあって暮らす。こんな楽しい村ないと、わたしゃ思うんだがねェ。
でも、大人しくしてたら、もっと無茶しそうなんですもの。
[さらり、返して]
守りたいものを守ろうとするのは、馬鹿な事かしら。
一緒にいたい、という気持ちは、自然なものだと思うですよ?
それは、いつも一緒は疲れるし、たまに一人になりたい時もありますけど。
でも、つながりが全然ないのは、寂しいものです。
う、……るさいな。
[出てくる言葉は酷く子供染みたもの。
感情を抑えるように、自分の手を掴む]
犯人だってわかってるなら、捕まえればいいだろ。
なんでそんなの、気にするのか。
大体、守護妖精さんだって契約とかで無しに、愛 の為に村守ってるだけと聞くしねェ。
傍から見れば馬鹿みたいでも、本人がそれでいいならいいような。
[罰のせいで云々は二百年の間にどこかに忘れ去られた模様]
置いてくつもりでもないなら、坊は何を…望むんだい?
それすら話してはくれないのかねェ。
[手の内の像は、妖精王が作っただけあってそれなりに本物に近い]
エーリ君がどーしょもない馬鹿だから。
[にっこり笑って、近付いた。]
[頭を叩きたいようだ]
みんなエーリ君のこと好きなんだよ。
恵まれてるじゃない。
望み?
……界を別つ、それだけ。
繋がりがあったって、寂しいのには、代わりないだろ。
余計に感じるばっかりだ。
喪ったものなんて、戻らない。
なんで、って……。
[はあ、と。
思わず、呆れたようなため息がもれた]
そんなの、大事だからに決まってるじゃないですかぁ。
どうでもいい、と思うなら、とっくに成敗してますよぉ?
[思いっきり、素で言った]
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