情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[ふる、と首を横に振る。
流血を暗示するような、色彩。
ずっと身近にみていた花に、初めて、畏怖のようなものを感じた。
じり、と後ずさり、踵を返す。
やる事を思い出した──と、言わんばかりに。
布を運ぶつもりだった部屋へ、急いだ]
[広間を出て、階段のほうへ足を向ける]
ふぇ。
…ロートス、カルねぇ。
[見えたのは鮮やかな色の鸚鵡と、カルメン。
ロートスがユリアンと一緒でないのに首をかしげて]
…あ。
[その後ろから歩いて来るハインリヒを見つけて、ロミルダは足を止めた]
[ゆっくりと歩を進めながらカルメンは考える。
為すべきことをするとして、自分にはどんな手段があるのか]
…カーラ、は、えらべ、ない。
えらべ、ず、みえる、だけ。
じんろー、さがす、しゅだん、ひとつ、だけ…。
[その手段すら、為すことは難しい。
見えぬ眼をこんなにも苦に思うのは初めてだった]
―一階・廊下―
[広間に向かう途中で、同じように広間に向かうらしいカルメンを見つける。
階段の途中で声をかけるのは危険かと、そのまま後ろをついて行く]
[階段を下りて、その向こうにロミルダとゲルダを見つける]
ん?どうした、ロミ?
[どこかいつもと違う様子に声をかけて。
手に持った折り紙にはまだ気付かない]
おはようです。
…ロートス、今日はカルねぇと一緒ですか?
[1人と1羽には挨拶しながらも、後ろを気にしてか、ロミルダの声は何処かおぼつかない]
―2階廊下―
[聞こえたのは、決して明るいとは言いがたい旋律。
遠慮がちながらのノック>>123で、その音は途絶えた]
…おはよ、ゲルダちゃん。
子連れで夜這いをするほど、俺も野暮じゃないよ。
[一晩中と問われたなら、曖昧に笑って濁す。
それをごまかすように、室内で目に止まったものを問いかける。
その変じに多少なり表情は曇った]
ん…、そんな中に悪いね。良くない知らせだ。
[ローザのことを端的に告げる。
下に行くというなら、それを止めることはせず]
…あぁ、この子なら、まだ俺が預かってるよ。
知らせてまわるだけなら、ほとんど手、空いてるしね。
[そう言って、背を向けたとき>>125、背中越しに掛かる声]
…そう、聞いた?
誰に……って、大体は想像つくけどさ。
一応忠告するなら、それを信用するか否かは別問題ってとこかな。
俺を、その誰かさんが庇ってる可能性もあるんじゃないのー?
[間延びした声を残し、今度こそ別の部屋へと]
[カルメンに伝えた時には、どこか険しい表情を見て。
ゼルギウスの挨拶には、溜息交じりのツッコミの後、その親しさを思ってか、やや婉曲にローザのことを告げ。
ハインリヒには、言葉少なく通じたから、すぐに背を向けて。
伝えていないのは、これで、あとひとり]
――…れ?
ロミちゃん、居ないのか。
[各個室をまわり終え、見えない姿に首を傾げた。
階下だろうかと、階段の方角を見る]
おは、よ。
ローテュ、カーラ、と、いっしょ。
ユーラ、どっか、いった。
[一緒に居る理由を口にし、また首を傾げた]
ローミュ、なにか、あった?
[おぼつかぬ声に何かがあるのだろうと訊ねる。
後ろでハインリヒがロミルダの名を口にしたことで、彼が居ることには気付いたけれど]
[ハインリヒに問われて、ロミルダはゆっくりとそちらを見る。
広間で“見つけた”時と同じような、なんだか困ったような表情で]
…ハインおじさん。
話があるです。
[少し経ってから、口を開いた]
[ロミルダにどこか困ったような表情をして「話がある」と言われて]
[どこかいやな予感がした、けれど、それに気付かれないように]
話?オレにか?
[軽く、笑みさえ浮かべて]
[血で比較的汚れていない一房の髪を手にとり、刃を通すようにそっと切りとる]
もらってくぞ。
[髪を結い。ばらばらにならないように纏めて。懐に納め、立ち上がる。体を覆う布もない。昨日干した布は乾いただろうか
そこまで考えながら、ローザの部屋を後にして、階段へと向かった]
─1階・廊下─
……なに?
[布束を抱えて戻ってきたなら、そこには妙に張り詰めたような、何とも言えない空気があり。
足を止め、一つ、瞬く。
状況は気になったものの、上もあのままにしはしておけないから、と。
軽く、挨拶だけをして、階段を駆け上がる。
鸚鵡には、このままここに、と短く告げて]
─ →2階─
そう、ですか。
[カルメンにうなずいてから、ハインリヒのほうを向く。
途中で通り過ぎたユリアンは見ずに、ハインリヒとの距離は詰めようとしない]
さっき、みたですよ。
[軽くすら見える笑みを、ロミルダはじっと見上げた。
ずっと握っていたせいでよれよれになってきた黒い鳥を、両手できゅっと握る]
…ハインおじさんが、人狼ですか。
[尋ねるようでいて、疑問系ではない言葉を、ハインリヒに向けた]
[階下へ向かうゼルギウスの背中を廊下の奥から見送って。
入れ違いに、ローザの部屋へと入る]
「双花聖痕」は、導き手にして。
…甘美なる餌、か。
[徐々に黒ずみだした赤の中、微かに覗くのは、蒼の色彩。
なるほど、と柔らかく呟く]
─2階・廊下─
[通り過ぎた後のロミルダの声は、聞こえず。
聞こえていたら、引っ返していただろうけれど。
ともあれ、当初の目的通りローザの部屋へ向かおうとして]
…………。
[そちらから来る人影に気づいたなら、自然、歩みは止まる]
[通り過ぎたユリアンも、目の前のカルメンさえも今は視界に捉えず。
見つめるのは小さな少女。
その手にある黒い物と、口にした言葉に、ほんの一瞬言葉を失くして目を伏せて]
……そうか
[少し間をおいて口を開く。
どこか笑ってえいるかのような声]
……お前が「捜す者」か……
[問いには答えず言葉を落とす。
それはそのまま「肯定」に繋がるのだけれど]
――回想――
[明確に問うことはない。
けれど、海鳥を象った折り紙を見て、]
それ――
昨日は、青かったですよね。
そういうこと、ですか?
[どんな答えが返ってきたとしても、勝手に納得の色を見せた。
少しの間、沈黙を置いて]
……ロミルダちゃん。
「一段落」ついた後で、構いません。
ちょっとだけ、お話する時間、頂けますか?
なぁに。
とって食いやしません。
――私達は『共犯者』ですからね。
[場違いに、悪戯っぽい笑みを作ってみせる]
聞いて欲しい、お願いがあるんです。
[探しに行くというロミルダを止めはせず、]
ロミルダちゃん。
人狼は、ただでは死なない――そうです。
気をつけて。
[投げるのは警告。
ロミルダとは別方向から目的の人物を探すといった素振りで、広間を後にした**]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新