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[くるりと身を翻し、洞窟を後にしようとするが、ふと聞こえてきた鳴き声に振り返る。
するとそこにはまだ小さい魔獣が3匹。産まれて間もないのだろう。]
……ああ、なるほど。
[感情の篭らない瞳で呟きながらその子達を見ると、スッと左手の銃を構える。照準は小さき魔獣。]
……
[だが、その引鉄を引くことなく銃を腰のホルスターに仕舞うと、懐から外していた眼鏡を取り出しそれを掛ける。
途端、それまでの無表情から一転したニコニコ笑いを浮かべる]
私が依頼されたのは、「村を荒らす」魔獣の始末だからお仕事は終了。
あとは私の知り及ぶ範囲じゃないけど。そうだね、東の森なら君らでも生きていけるかもね。
[そう言うと、3匹の首の後ろを摘んで今度こそ*洞窟を後にした*]
―屋敷・客室―
[簡素で小さいながらも、手入れの行き届いた個室。
長旅の疲れもあり、朝日が窓からさしても、寝台の上の青年は無防備な様子で眠りこけている。
寝返りをうったその背中はほとんどを赤く艶やかな鱗に覆われているが、右肩から背中にかけては、鱗の生えない古い傷痕。
そのほとんどは、鋭い牙で喰いちぎられたように、醜く引き攣れたまま塞がっていたが、ほんの僅か端のほうだけ、長い歳月にも癒えぬままの切り口。
血を好むものには甘露と評される、竜の血の香は常に薄く漂っていた。]
─東部エリア・屋敷─
……おんや?
[外周通路にいた面々と共に、教えられた屋敷へと。
先に来ていた者の姿に、思わずとぼけた声を上げつつ。
どこか、と問われたなら、場所を教え、求められたなら、状況の簡単な説明をして。
個室で休む、という者がいたなら、そちらとは別れて、広間へと]
……ん? これは……。
[広間に入った所で、ふと目に入ったのは、本のような違うようなもの。
興味を引かれて軽く手を触れたなら、光と共に文字が浮かび上がる]
──
■名前:オトフリート=ヴァイス
Otfried=Weis
■種族:竜族
■属性:時空
■職業:歴史研究家
■年齢:外見26歳/肉体年齢600歳/魂年齢不明
────────────
人間界では、各地の歴史的な資料を収集、研究する旅の歴史研究家を自称。
ヴィンターと言う名前の、純白の梟を連れ歩いている。
機竜王にある事を頼まれ、それを果たすために機鋼界を訪れる。
虚竜の領域『無限なる虚』に生じた意識体が、竜としての身体を得て生まれた時空の竜。
誕生したのは600年前。しかし意識体としてはそれよりも遥か以前より存在していたらしく魂の年齢は不明。
他の種族やその領域に興味を抱き、300年ほど前からドラゴンズ・ランドを離れて人間界や魔界をふらふらと放浪中。
相棒のヴィンターは普通の梟ではなく、オトフリートと盟約を交わし、力の一部を共有している使い魔的な存在。
普段は普通の梟のフリをしつつ、実際には会話能力を持ち、簡単な魔法も使用可能。
──
……機鋼王……いつの間に、こんなモン読み込みやがりましたか。
[思わず口をついたのは、こんな呟き。
別に、知られて困るような内容は記されてはいないようだが]
……ま、別にいいか。
[場所が場所だから、というのもあるが、自身がなんであるか知られるのには抵抗もなく。
この一言で片付けると、一休みしようか、と厨房へ]
……紅茶でも淹れて、落ち着きますか。
[紅茶好きはどうやら、*相も変わらずの様子*]
―西部エリア西部:広葉樹の森―
[輪に導かれるまま、私は小さな命に満ちた森を歩んでいく。
素足を受け止める柔らかな草。温かな木漏れ日と覗く天の青]
まこと…不可思議なものよ。
未だ私の指先は、彼の地の冷たきを忘れはせぬに。
[輪がもたらしたぬくもりは錯覚であったのか、頬に寄せた指先は氷の如く。
独りごちて、また重い脚を緩慢と進めゆく。
それは小さき命溢れる大地に気を払う故。痛む脚を庇う故]
……「キコウカイ」、か…?
[大体あの爺さんが言う通りにつかいに出たりして、まともに終わる事なんてなかった。
だから今回も適当にうろついて適当にいれば、またゼノがあの爺さんが呼んでる、と来るだろうと思ってうろうろしていたのだが、確かに昼寝しているつもりが目を開いたら知らない場所に出ていて。
目の前にそびえる見たこともない塔に、ただただ目を奪われた]
…ん?
なんだ、アレ。
[見たこともない景色に見たこともない動くモノを目を丸くしたまま見ていたが、ふと、宙に浮かぶ無限鎖。
土に汚れた革靴を一歩踏み出せば、揺れるそれ。
じっと見つめていると、誘うかのようにくるくると周りを回る。まるで風に踊る葉のように。]
…ついてこい、って事か?
[呟くと、輪はふたたびくるりと回って先に進みだした。
良くわからない場所で良くわからないことが起こっているのは確かだったが、不思議と今のこの鎖から「敵意」は感じない、そう思ってついていくことにした。]
[私は透ける壁へと手を着いて、壁の向こうを覗き込む。
半透明の硝子に囲まれた通路とその奥に――聳え立つ機械の塔]
何故…このようなものが森に?
そはまるで、寝物語に聞きし【鋼の獅子王】の…
[零れた声を掬うように、無限の輪が私の周りを巡る。
淡い菫色を揺らしそれを追えば、透ける壁に沿い内へと通じる道へと空を滑る。天と壁を囲まれた、逃げ場なき道へと]
…行けぬ。
私は…そちらには行きとうない。
[頭を振れば長き白金が乱れ、緩やかに肩を覆う。
壁から離した手で身体を抱き、私はその場から後ずさった]
…森が見えるな。
木々が見えると安心する。
[どこか冷たい印象を感じる機鋼の界の中、ゆるりと揺れながら進む無限鎖を目の端に捕らえつつ、周りを見渡す。
透明なガラスに手を触れれば、想像通りの感触が手を冷やした。
無限鎖は強制するつもりもないらしく、ふらりと横に逸れればそれを許すかのように着いて来るように思え。
吹き抜けにそびえる塔の周りを回るように、その透明な硝子の壁が続く道―外周区画というらしい―を、足音を立てつつもゆっくりと歩く。]
何か……なんだろ
ココって誰か居るトコな訳?
[むくりと起き上がり、塔を囲む外周区画をぐるりと巡るように歩き出した。
遠回りでもいずれ屋敷へ着くのだろうからと、環は諦めたように漂っている。
丸い硝子を嵌め込んだ小さな目玉のような――カメラがその様子を音もなく、気配もなく*見ていた*]
──
■名前:リディ
■種族:魔族?
■属性:生命
■職業:無職
■年齢:外見15歳/肉体年齢約200歳
────────────
精霊界に住む魔族。
現代雷撃王と翠樹王の子供。
時々、人間界へ遊びに行くこともある。
反抗期。
[透ける壁に阻まれ、緑の天蓋は途絶えている。
私は半身を捻り、麒麟と成りて天へと駆け上がった。
光を受けた白金の毛並みがうねり、長い尾が緩やかに翻る。
そのまま――天の青を渡りこの地から出ようとして、私は唐突に現れた星空の天蓋に目を見張った。
そは透明な壁に隔てられ、出でる事は叶わぬと私に知らしめる]
な…なに、ゆえに…?
此処は、何処なりや…。
[私は絶たれた望みに首を垂れ、緩やかに地へと落りる。
その半ば、上より半透明の通路に人影が見えた気もしたが、動転していた私に気を払う事は不可能であった]
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