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[ミハエルの言葉にバッと何処からともなく取り出した扇子を広げると]
んー、苦しゅうない苦しゅうない
というより、無事も何も、ねぇ
[と、オトフリートに同意を求めてみる。てか何の同意ですか、と]
[そしてブリジットの問い掛けには、顎に指を当て]
んー。どうしたらいいか、ねぇ
[……ぴこーん(電球点灯(ぇ]
…………手っ取り早いのは、この空間を形作るコアにされた子をどうにかすること、じゃないかなぁ(にこにこ
[……時空王様。貴女、さらっと問題発言しましたね(汗]
空間と重なる?核になる…?
[ミハエルと一緒になって後退しながら、目を閉じた。
僅かな間、集中するように]
…ふえぇ?
[物凄く複雑な表情になった]
そうか。ベアトリーチェが無事にそこに『行ける』といいな。
でも、少しだけどまた会えてよかった。
[セレスの声に、毛布だけ残っているソファーを見やる。
そしてハインリヒの答えに眉を潜めた]
窓から!「また」無茶をしにいったのか――
いや、何でもない。
[とそこで思考を止める。「また」も何もリックとは初対面。
どうやら誰かのことと混同してしまったようだ]
まあ、その二人が何処行ったかだけわかればいい。
クレメンスさんがなにしようと、どうでもいいや。
どうせ、またろくでもないことを企んでいるんだろうから。
ど、どーにかって。
どーするんですかぁっ!?
[時空王の問題発言を聞き、思わず反射的に返してしまった。
絶対つっこまない方が良かったのに]
ああ、これは失礼。私は心の魔と呼ばれる者。名は、そうこの姿の時はクレメンスと、お呼び下さい。
どうぞ御見知り置きを。
[リックからアーベルの方に視線を戻して、今更の自己紹介]
ふむ、私の放つ気が、神経に障りますか?
どうも、この空間は私に合い過ぎているようで、ついつい、浮かれてしまうのですよ。
[くすくすと嗤う。浮かれた気は収まるどころか、更に強くなったかもしれない]
[神父殿の微笑にも、風人の手と前足の握手にも、歌は途切れず。
"ヘンな感じ"と呟いた彼の仔を慰めようとしていたなれど]
……そう。あの娘は、行かれたのですね…。
[いつの間にか揺らめき消えていた同属の気配。
その理由が彼の仔から紡がれるを聞き、首を曲げて見上げる]
落ち着かれましたか?
[穏やかな視線でセレスを見、次いでその腕の中の菫色竜へと視線をずらした。ほんの少し、潰れてはおられぬかと心配しつ]
……その同意がなんなのか、はともかくとして。
俺の憶測は大当たり、そして、対処法もそれで当たりなんですかと……。
[頭痛がした。めっちゃ頭痛がした]
[オトフリートの言葉にジッとオトフリートの目を見つめ]
…………
[じー……]
…………………………(にこ
[満面の笑み。言外での肯定。意地が悪………げふんげふん]
……なるほど。
おぼろげにですが、理解が追いつき始めました。
つまり、複製であるこの空間の核になった者が居て、その者を何とかすると空間が存在を保てなくなり、元へ戻れる可能性があると。
[概ね、問題発言の方に理解を示したようだった
ブリジットの悲鳴に]
……ん?
核なら弱らせれば良いのではないか?
必要なら抹消するというのも効果的だろう。
……否、
[近づく、翠樹の気配]
[細めた眼は何を映すか]
気にしなくていい。
[心の魔と名乗りし男に同じく視線を戻す]
……そう。覚えてはおこう。
合う、ね。
生憎と僕は、慣れないもので。
[声は普段より低く、][己を抑えるように]
[ブリジットの言葉にニコニコしつつ]
どうにかはどうにかだよ
…………それを私の口から言わせたい?
[だからそういう事を笑顔で言わんといて下さい]
そうだね。
でも、きっと、『行ける』よ。
[にこぱ、と笑って、抱えたふわもこを見やる。
同意するよに頷くすみれ色の首元には、小さく煌めく指輪が一つ]
うん、だいじょぶ。
ナタ・リェは、へいき?
[それから、麒麟の方を見やって逆に問う。
ふわもこは元気そうです。ちょっと苦しそうだけど]
よ、弱らせるとか、抹消とか。
とても物騒に聞こえるよ、ミハエルさん…。
[何となく彼らしいとも思うのだが。
時空王の満面の笑みも見えてしまい、冷や汗だらだら]
また、って。
よくやるのかあいつは。
[ユリアンが混同したらしいことには流石に気付かない。彼らのことは普通に知り合いなのだろうと思っているが故に。続くクレメンスの評を聞けば思わず笑って]
ぶは、そう言う認識なのか、あの人は。
まぁどっか食えねぇ感じはしてたが。
妙に隙がねぇんだよな。
[警戒していたのはこちらも同じで。彼の人物を思い出し、僅かに瞳を細めた]
慣れれば楽しいものですよ。
いや、あなたは元より、ご存知のはずだ。
心を楽しませることを、思い出されるだけでいい。
[微笑みのまま、アーベルに告げて、しかしそれ以上は刺激すまいと思ったのか…或いはただの気まぐれで…少しだけ、放つ気の力を押さえてみせる]
[更には自分にも向けられて。
血の気を失い真っ白な顔になった]
え、えんりょ、しておきますぅ。
[蚊の鳴くような細い声で答えつつ。
必死に首を振った。もう全力で左右に。
小さく震えながらミハエルの腕をぎゅっと掴んだ]
ありがとう
[アーベルに微笑を向けて。
それからクレメンスの言葉に、彼の顔を見上げた。]
……また何かやったの?
[酷い言葉だった。]
クレメンスも元気そうだね。
あと、僕はリックだから。苗床とは呼ばないでほしいけれど……
[いうだけムダかなと思ったり]
……いや、待て、君ら。
消滅とか何とか、いくらなんでも物騒だから。
[頭痛から立ち直り、はあ、と深い、ふかいため息一つ]
取りあえず、空間の中核となったものをここから出せば位相相違自体が崩れて元に戻れる、と。
……なら、その方法と、後は当事者を探せばいい、か……。
これは失礼。リック。
[しかしあっさりと、彼は呼び名を変える]
私は何もしてはいませんよ?
時空間に干渉する力等持ち合わせてはいませんしね。
ただ、本当に懐かしい気配に惹かれて来ただけです。
少々遅かったようですがね。
[更に、にっこりと、言外に本来の目的を示して見せた]
物騒か?
……何だ。追い出すだけで良いのか。
というかだ、それが出来れば苦労はあるまい。
と、なるとやはり……
[ミハエルは大分立ち直ったようだ。]
[しがみつくブリジットを抱き寄せ(?)ようとして
黒猫を発見した。]
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