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そ。
まあ、仕方ないか。
[厭な話ではあるが、今となっては同じ境遇の者。
向けられる視線などは、容易に想像がついた]
実力行使に出ないだけ、マシだけどね。
そのうち、後ろから刺されても可笑しくなさそうだ。
[肩上に箒を乗せて、両手を引っ掛ける。
白猫は事態をまるで知らぬ様子で、暢気に毛づくろいをしていた]
おはようございます。
[目を覚ましたミリィに、窓の外を見ていた顔を向けた。
その言葉を使うには外れた時間だったが、穏やかな挨拶を送る]
おや、随分と信用がありませんね。
7つの時のお子様に怒られるようなことはしていませんよ?
[普通に会話をしてくれることが嬉しかった。
そして同時に少し不安だった]
お腹、すいていませんか。
[夜が明けて、長時間は離れないようにしながら何度か部屋を離れた。ミリィがまともに食事をしていないことにも気付いている]
……実力行使って、周りの連中が?
ユーディットが、何かが起きない限りは何もしてこないんじゃ、って言ってたけど。
刺されるような状況にはなって欲しかないね。
[小さく肩を竦めてカウンターへと近付いた。
いつものセットを頼み、テーブル席へと着く]
……そうですか。
[エーリッヒの答えに、ひとつ頷く。]
ああ。私は、エーリッヒ様を疑ってますよ。
というより、疑わないといけないと思ってる……というのが適切なんでしょうか。
これは皆に対してそうなんですけれどね。
[ちょっとだけ笑う。言葉の重さとは裏腹に、口調は軽く、和やか。]
疑わないと、って思ってる割に、頭は言うこと聞いてくれなかったりするのが困ったところです。
信じる気持ちって、コントロールし難いものなんですね。
昨晩一生懸命考えてよく判りました。
[エーリッヒの最後の台詞には、ありがとうございます、とお礼を言い。
そろそろ酒場が見える頃だろうか。]
[広場に着き、イレーネに気付けば呟くのを止めてひらりと大きく手を振り]
やあ、元気かい。憂鬱かね。それもまた自然。
星が落ちてこない限りはね。
星が落ちてきたなら……
落ちてきたならば。
慄然だよ、諸君!
憂鬱はすなわち終末ではないという事だ!
よきかな、しかし、落ちてきたなら……
嗚呼、恐ろしくて仕方がない。
[イレーネに向けてか、周囲に向けてか――無論周囲が聞くわけもないのだが――はっとしたように語り。最後は独り言のように言ってから、宿屋へ歩いていき、その戸を叩いた]
[オトフリートの言葉に、ミリィが微笑む]
私としては、夜這いに来てもらっても、別にいいんですけどね?
ま。先生がそんな人じゃないってことは、重々承知してますから。
そんな人だから……昨日、私を救いに来てくれた。
[少しだけ目を伏せる]
……ある程度は覚えているんだ。昨日の事。
自分の弱さに、嫌になっちゃう。
あ。ちゃんとお礼言ってなかったよね。
ありがとう。先生。
[ベッドの上でぺこりと頭を下げた]
お腹は、空いてない、かな。
あまり、食欲無いんだ。
逆を言えば、何かが起きたら――?
[それ以上を口にすることはなく。
扉の傍の壁に背を凭れつつ、注文を受け、そそくさと厨房に向かう女将を見る]
何か起きたら面倒だけれど、
何も起きなかったら、どうする気なんだろうね。
あるものをあると証明する以上に、
ないものをないと証明するなんて難しいのに。
このままじゃ交易だってままならない、先細りするのがオチだ。
[実際に見ていないものの、厳重な閉鎖の話は聞いている。旅人が寄り付くはずもなかった]
[大きく手を振られれば、一瞬きょんとして、その後で慌てたようにもう一度小さな会釈を返す。
そのせいなのか何なのか、何時もは怖くてあまり内容を聞かないブリジットの声と語られる言葉が、今日はやけに耳に残った。
空を見上げる。星は今日も変わらず綺麗で。]
憂鬱でいられる間は、終わりじゃない…。
[何度か瞬いて見上げた後、小さく溜息をついて、ブリジットの少し後に宿の中へと。]
お邪魔しよう。そう、この戸には血は塗られていない。
子羊の血は見えないのだよ。
それが不偏で普遍であり、何より不変であるかはわからないが。
ああ、お邪魔しよう。
今晩は、諸君。
ブリジット=フリーゲがお邪魔するよ。
[戸を少しく見上げていたが、アーベルの声と前後したか、そのうちにイレーネに先んじて中へと入り]
……それなりの対処が成されるんだろ。
[問いにも似たアーベルの言葉には端的に返して。
何を意味するかは理解しているが、はっきりと口にするのは憚られた]
…「間違いでした」では済まないんだろうな。
確信があるから、こんな対処をしてる。
何も起きなかった場合は。
──……容疑者を全員消しちまえば良いって腹なんじゃねぇの。
[誰が人狼か分からずとも、容疑者として挙がった者の中にそれが居ることは確実のようで。
そうでなくば名指しもすまい。
村からしてみれば、それが一番確実でもあった]
……まあ、そうだろうね。
[疑わないと、という言葉に掠めるのは苦笑]
それでも、そうしたくない気持ちが働くのは、仕方ないさ。
誰だって、親しいものを疑いたくはないだろうし。
[呟くような言葉は、どことなく他人事めいた響きを帯びて。
礼の言葉には軽く、肩を竦め]
現実的な話をすると、君がいないと家の中が片付かない、というのもある。
そういう意味でも、あんまり疑いたくはない、かな?
[冗談めかした言葉はどこまで真意か、それは読み取れず。
歩みはやがて、酒場の前へと]
私はいつも手助けをするだけですよ。
ミリィの強さが、ミリィの命を救ったのです。
[ゆるく頭を振る]
…忘れさせてさしあげたいですが、そうもいかない事態ですね。
昨夜聞いた限りでは、宿で今後を相談することになりそうでした。
それに何か少しでも口にしておかないと、暑い盛りに体力がもちません。どうしても無理そうならやめておきますが、大丈夫だったら顔を出しておきませんか?
イレーネたちも心配するでしょうし。
……ある意味では。
何かが起きた方が幸運なのかもね。
事実を目にすれば、人間は行動を起こせる。
理性を打ち負かす本能に従って。
そして、為す事に対して“正当な”理由をつけられる。
[為す事。それが何か。本来ならば、罪とされる事。
開く扉からは、一歩分、横に離れた。
通る声の主はわざわざ見ずとも明白で]
いらっしゃい、先生。
[宿の中へ、小さくお辞儀して入ると、ユリアンの姿を見つけて心底ほっとした様子で傍に近づいた。
ユリアンとアーベルとの会話は、終わりの方
「容疑者全員を消す」
そこからが耳に入り、少し固まる。
困惑したように、二人を見上げ。
何か物言いたげに口を開きかけるも声にはならず。]
イレーネもいらっしゃい。
[少女の問いたげな様子は察しながらも、此方からは何も言わない。
先程までの重たい会話も嘘のような、普段通りの口調だった]
好きな席に座るといい、今日は選び放題だから。
今日だけじゃなくて、暫くになるかもしれないけど。
[オトフリートの言葉に、ミリィが力無く首を振った]
ううん。
私は弱いよ。
弱いから、人に頼ってばっかりいる。
人に頼ってばっかりだから、弱くなる。
イレーネや、ティルのように、一人で生きていける強さは、私には、無い。
だから、それを隠したくて、知られたくなくて、いつも色んなことを考え込むの。
勉強とか、絵とか……恋とか。
色んなことを考えてれば、それに気づかなくて済むから。
[続く言葉には、少しだけ口元を引き締めて、頷いた]
うん。分かった。
行こう。宿に。
その時には、きっといつものような私に戻ってみせるから。
大丈夫。みんないるから、私は私でいれる。
……先生?乙女の秘密、誰にも言っちゃ嫌だよ?
おや? 違和感、違和感。
何だね。何か妙な気がするが……
嗚呼、そうだ。私はフリーゲではない、フレーゲだよ。
誰だね、私の名前を間違えたのは?
[数日前言ったのとほとんど同じ事を言って]
お邪魔しよう。
早速話し合いでもしていたかい。していないかね。
どちらもまた不可思議ではないがね。
[冗談のよう口にしながら、少し奥にいった辺り、適当な席へと就き]
誰だって。ええ、そういうものなんでしょうね。
[他人事のように話すエーリッヒの口調に、一瞬だけその目を盗み見たが、判ることは何もなく。]
あら……じゃあエーリッヒ様から疑われないために、お仕事ますます頑張らないと、ですね。
[くすり、と声に出して笑う。
エーリッヒの前に立って、酒場の扉を開けた。]
やっぱり、皆ここに来るんですね。
[先に集まっていた面子に、こんにちは、と挨拶する。]
起きた方を幸運と思うか、起きないことを幸運と思うか。
どう感じるかは人によって変わりそうだな。
…為すべきことが見つかるなら、起きた方が良いかもしれないとは思うけど。
[紡いだ言葉はどこか歯切れが悪く。
何が起きるかを考えると、悪い方向にしか考えが向かないために。
そんな会話をしながら開いた扉に視線をやった。
相変わらず声高に言葉を発しながら入ってくるブリジットと、その後ろから歩いて来るイレーネの姿。
その姿を見ると僅かに雰囲気が和らいだ。
しかしイレーネは困惑したようにこちらを見てくる]
…イレーネ、どうした?
[笑う声に、期待してるよ、と軽く返し。
ユーディットに続いて扉をくぐり、中へと入る]
……や、どうも。
皆さん、お集まりのようで。
[場にいる面々に投げかけるのは、いつもと変わらぬ口調の挨拶]
頼ることがいけないわけではありません。
もっと自分のことも信じてあげてください。
[ぽむりと軽くミリィの頭に手を乗せて]
それに。人は誰しも一人だけでは生きられません。
一人で何でも解決しようと思うと、思わぬ失敗をするものですよ。
残念ながら、丁度今、集まり始めたところでして。
話し合うにせよ、フレーゲ先生のように、
博識な方がいらっしゃらなければ、
それもまた無意味なものであったでしょうが。
[相変わらずというべきか、ブリジットに対して投げる言葉は回りくどく、些か――どころではなく、芝居がかったもの]
そう言えば。予知夢の正体とは、これでしたか。
[宿の扉を開け中へと入る。中の空気がざわついているのは容疑者の自分が来たからなのか、それとも別の理由からか]
…よぉ。
[目に付くのは、何人かの知った顔で。どう声をかけるのがふさわしいのか分からないまま、小さくそれだけを呟いた]
それなら良かった。
いつもの笑顔が見れると、私も嬉しいです。
はい、二人だけの秘密ですね。
大丈夫です、医者は口が堅くなくては務まらないんですよ。
[笑いながら頷いて、二人並んで酒場へと向かった]
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