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[弾ける音と、驚く声。
さすがに心配そうに見やる。
もし必要そうなら、もうだいぶ冷めてしまったが、少し残っている紅茶を差し出そうかと思って。
しかし得体のしれないものに近付くには、少々勇気が足りなかった。
暫くしてまわりに勧める様子に、一つ息を落として]
……まともなものを、選ばないと。
[ああなる、と。言外に含ませた]
[それからお菓子の木へと視線を向ける。
つい今、取られたばかりの場所には、まだ実が生っていなかった。
先程までは取っては生り、を繰り返していたのに。
わずかに疑問に思ったようだが、それについて誰かに言うこともなかった。
再度視線を向けた時には、もうしっかりと新しい実が生っていたから]
[レイス>>175が真面目に言い切るのには、そうだね、と深く同意した。
差し出したものを受け取ってもらえた嬉しさに、泣き濡れた瞳が少し和み。
レイスが何か問おうしたことには気づかぬまま、ニキータ>>173がお菓子を食べて叫びだすのにびくりと固まり。
とっさに、レイス>>176が差し出してくれている手にすがるように、彼の後方に隠れるのだった。
はじけるお菓子を楽しんでいるニキータが勧めてきてもぶんぶんと首を振って拒否。
ぼろぼろと零れ落ちる涙のせいで、声はでなかった。
それから落ち着くまでの間、ぐすぐすとすすり泣く声が響く]
[もちろん自分も勧められても、首を横に振り拒否する。
後ろに隠れたドミニカの様子をうかがうように、そっと半身を捻って]
大丈夫、だ。
[安心させるように。
そっと言葉をかける。
しっかりと彼女を見て、視線を合わせようと]
……落ち着け。
何か、飲むか?
―― っ……ぐす……
[ぼろぼろと零れ落ちる涙を拭って。
案じるように言葉をかけてくれるレイスに涙で滲んだ瞳を向ければ、視線が合い。
こくり、と頷いて、赤く腫れた目元をまた拭った]
―― ありが、とう……
……おちゃ、でも……
[何か飲むかとの問いかけにもひとつ頷き。
小さな声で、なんでもいいと付け加えた。
お菓子の木に、お菓子がなる速度が落ちていることには気づかないままだった]
[涙を流す目元に、片手を伸ばして、彼女の目元に親指の腹で触れる。
少し熱を持つような赤い目元が、わずかに冷たくなる。
拭われてもわずかに濡れていれば出来ると、少し微笑んで手を離し、頷いた。
ポットやお茶はないかと視線を迷わせると、アナスタシアが持っている。
ついでに彼女の手元には幾つもケーキやらマカロンやらがあって、わずかに顔を顰めた。
が、差し出されるお茶を受け取り、頭を下げる]
ありがとう。…食べ過ぎじゃないか。
[そんな戯言を言うと、ドミニカへと、アナスタシアが用意してくれたお茶を、そっと差し出して。
落ち着くまで、言葉はなく、傍にいる]
[レイスの指が目元に触れるのに驚いたように一度瞬き。
けれど、赤く腫れていたところに、ひんやりとした冷たさを感じれば僅かに瞳を細めた。
熱をおさえる冷たさにありがとう、と小さく呟き。
アナスタシアにお茶をもらいにいくレイスを見送った時には、涙はほんの少し滲んでいるだけだった]
―― ありがとう……
おちゃ、おいしい……
[差し出された温かいお茶を受け取って。
静かに傍にいてくれるレイスにほんの少し、嬉しそうな声でかえした**]
[首を緩く横に振って、礼は要らない、という所作]
その礼は、アナスタシアに。
[お茶を受け取っての言葉には、そっとそう返して微笑う。
周りの阿鼻叫喚もなんのその。
少し考えるようにしてから、小さなクッキーの生る実を取って、ドミニカに差し出したりした。
新しい実が生るまで、その枝からは目を離さなかった**]
―中庭:アナスタシアの傍―
[片手にはシブーストの皿、もう片手には金色のティーポット。
挨拶には少々難有りな姿で魔人は招待主の傍へ現れます。]
…この度は面白い場への招待ありがとう。
まー、アンタの事だから文面に偽りなしとは思ってたけどね。
[逃亡した立場とも思えぬ言い様ながら、物腰は丁寧に挨拶を。
彼女の近くに人がいればそちらにも会釈したことでしょう。
おっとりさんなブラウニーはたくさんの菓子に囲まれご満悦。
魔人にも『お菓子もっとどうぞ』と勧めてくれました。]
なら、お言葉に甘えようかね。
お茶以外のものが欲しくなったら言ってくれ。
[こっくり頷き菓子をまた一つ味わい綻ぶ持ち主に、魔人は苦笑したのでした。]
―中庭:木から離れた場所―
[パリッとキャラメリゼされた表面にフォークを刺して一口含めば、ほんのり温かな砂糖膜と冷たいクリームがとろけます。
出来たてでなければ味わえない食感は、さすがは菓子の木と称えるべきものでしょう。
しかし、魔人の意識は少しばかり過去に向きがちなのでした。
かつて魔法のティーポットがアナスタシアの手に渡ったのは、菓子が大好きな人外である彼女を思えば自然な流れだったのでしょう。
美味しい菓子の供に飲料は付き物。魔法の茶器なら味もよし。
むしろ魔人まで付いてきた事の方が彼女からすれば予想外かもしれません。
いえ、現に願いらしい事もほぼ言われることなく、逃亡しても今まで放置されていた事実が全てを物語っているでしょう。]
なんというか、欲ねーよなー…
菓子への食欲だけは凄いもんだが
[半分落ちた瞼で見やれば、彼女を囲む菓子の種類はまた一新されておりました。茶器までしっかり増えています。
お茶を求めた様子のレイス>>182の声が聞こえていたなら思わず頷いたに違いありません。]
[いつの間にか空になった皿とフォークは魔人の手から消えました。
埋めるか否かの騒動は知りませんのでゴミとして何処かへ処理した模様です。
さすがに劫火で焼却したらマズイだろうなーと配慮したつもりです。
手が空いてしまえば次はどうしようかと髭を捻ります。
改めてあちらこちらの様子を眺め、何が美味しそうなのか探ってみるのでした。**]
[放り込んだ時の甘さは、外見相応? なんて暢気に思いつつ。
それとぱちぱち弾ける感触に、思考はどっか飛んだかも知れない]
ちょ、ぅわ、これ、ちょ、きっ。
[なんてちょっとわたわたしながらも、きっちり完食]
……うん。
たーしかに、これは面白いわ。
[その後、最初に言うのがこの一言ってどうなのか]
[そんな特攻の後は、木の傍に移動して。
ある意味本命である月餅と胡麻団子を手に取る、のだが]
……ぉ?
[心なしか、木の反応が鈍いような気がして、瞬き一つ。
とはいえ、自分の宿す気の影響かも、と。
特に気に留めた様子もなく、ただ、それならやばいかな、と木から少し距離をとった]
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