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[少女は自分の言動が、相手に影響があるとは
欠片もおもわず、ただただ不思議。
ユリアンが映っていないから、切り替えるようとすれば……]
…………?
[不思議な呼び名も続く言葉にも
ふるふると首を横にふり]
…それは喧嘩売ってると捉えても?
で。そういうフェイ君は、「こんなところ」で何してるのさ。
[一部を強調して聞えるのは、恐らく気のせいじゃない。
緩やかに笑みを浮かべて、くつりと喉を鳴らす。
続く言葉に、一つ瞬いて]
随分と懐いてるようだったから。
放っておいて、大丈夫なのかと、ね。
[泣いたりしないんですか?と同じように首を傾いで]
[影に助けられたとは言え、その衝撃は全て受けきれず、ビリ、と腕が痺れる]
うふふ、イ・ヤ☆
[近付いた顔を逸らすことなくにこりと笑み返して拒否の言葉を紡ぐ。
相手が間合いを取ると影はうねりルージュの周囲で停滞する。
その影を複数の刃へと変えようとした時だった。
不意打ちのようにユーディットが黒い炎を噴出した]
きゃあ!
…いやー! 髪の毛焦げたじゃない!!
もう怒ったわ!!
[咄嗟に直撃は避けたが真紅の長い髪は緩やかに動いたためにチリリと先が焦げる。
怒りの表情を露にしたルージュは自分の影を全て周囲に集め、分散させ、無数の槍を作り出した]
串刺しになりなさいっ!!
[作り出した槍を宙で繰り、ユーディットを取り囲む。
パチンと指を鳴らすと、槍はユーディットへと襲い掛かった]
…そうか。
邪魔して悪かった。
[少女の探し物を先にしていいと言ったのは自分。
映った姿は気になったが、どうぞ、というように右手を広げた]
したい……こと?
[そう呟き、一瞬表情が凍る。だが、すぐにもとの表情に戻ると苦笑いをしつつ]
え、ええ。一応は。
[それはとても曖昧な答え。まるで、『そんなものなかった』ような。]
うーん、温室育ちってことですか。まあ、否定は出来ないです。
痛そう――?
[古き時代にピコピコハンマーとヘルメットで
繰り広げられた血で血を洗う不毛な戦いを知らない彼女には
痛みを伴うじゃんけんを欠片も連想する事ができず。
少し振り返ると]
どうして痛くするのか、分かんない。
[二人とも変なの、とユーディットとオトフリートに対して
妙な評価を下しただろうか]
[ナターリエの答えには満足したのだろうか。
にこり、と笑うと]
頑張って登ってきて、したい事できなかったら悲しいもんね。
良かった、ね。
[ここで何をしようとしていたのだろう。
遠くを見たかったのかな、風に吹かれたかったのかな。
それとも、ユーディットとオトフリートさんのじゃんけんの
観戦をしたかったのかな。
そんな暢気な事を考えながら]
[広げられた右手に少女は頷いて
球体がもう一つ操作盤に乗り。
先程よりも早いテンポで切り替わり始め……
捉えるのは3人の姿。]
俺は夜のひとり歩きだっつうの。
どこかの顔のお綺麗なおにーさんと違って、女の子がホイホイ連れるわけでもないんでね。
[む、と僅かに頬を膨らませながら]
…あのなぁ、懐かれてるからっていつも行動が一緒ってわけでもないんだけど。
[二人の気にする様子、それから少しの間のあと、若干怪訝そうな顔して首をひねった。
まるで二人の間にある空気の質を値踏みするように瞳を眇め]
…前言撤回。
ひょっとして、仲悪かったりする?
だからって別れ話って雰囲気でもないけど。
わかんない……か。
まあ、確かに、痛くする必要なんて、わからんわな。
[あくまでじゃんけんが主体な事に気づいているのかいないのか、それは定かではないが、苦笑しつつ言って]
んでも、ここでは、それが必要とされてる……痛い思いしないと、護れないから、な。
[低く呟いて。
ナターリエの一瞬の表情の変化に気づいてか、蒼が僅か、細められる]
[重なる問いかけに瞬きながらも、ユリアンを見る。
返って来た答えには、些か、不服げな表情を浮かべた。
が、]
……仲?
特別、よくも悪くもないと思いますけれど。
[心底、不思議そうに言う。]
別れ話、って。
付き合ってもいないのに。
ブリジット=エメス、エーリッヒ=ハイゼンベルク。
それに黒猫か。
[最後の人物は多少なりと見覚えらしきものもあったが、前者二人は特にどういう人物なのかを知らない。
少女が憶えているであろう名前と別の呼び方をしたのも気付かず、僅かに猜疑の混じる声で確認するように名前を口にした]
こちらは戦っているわけではないようだな。
[無数の槍に、瞬時に鎌を立ててその柄を下へと力いっぱい曲げ、反動で柄の先を中心にまるで鎌の上に逆立ちしているかのように飛び上がろうとした。
破れたスカートから、白いドロワーズが突き出て上へと伸びる直前、黒い槍がそのスカートを地面に縫いとめた]
…っち…!
[姿勢を崩し、地面に倒れると槍がその足に、腕に、突き刺さる。]
っく、ぁぁ…!
[冷たい地面と黒い鎌の上、朱が散った。]
あ、あはは…やだなぁ、ご主人様…。
ボク、まだやれるに決まってるじゃないデスカ…。
[ぶつぶつと呟き、フラリと立ち上がる。
ゆらりと揺れた。
前髪の間からちらりと見える眸は、かまぼこ型に曲がり。
ポタリ、ポタリ、と地面に血が落ちた。
ひらり揺れる、髪。
ゆらり揺れる、刃。
にたり笑う――口。
が、再びどさりと倒れた]
顔のお綺麗なおにーさんって、何処の誰の事ですか。それ。
でも、ぺったりだったじゃないですか。
そう簡単に、離れるとも思い難くて。
[顔を膨らます様子に、小さく笑いを零す。
ふと、値踏みするような視線と、続く言葉に。一つ瞬いた。
僅かに翠を細めて、ゆるりと首を傾ぐ。]
――如何して、そう思ったんですか?
[薄く、口許に弧を浮かべて。]
[きょとん]
…………黒猫はこっち……
[てぃるの言葉に思わず……少女はユリアンの通り名を知らない。
少女の言葉にあわせて、球体のうち二つのレンズが
猫の方を向く。]
痛い思いをすれば、護れる――の?
それなら、痛くても良い、かも。
我慢したら、護れるんだもの。
[さらりと言い切った後に、ふと気付いて疑問]
必要、とされてる――。
昨日話してた、みらいが取られちゃうってお話の事?
痛い思いをしないと、みらい、護れない――?
勿論、痛い思いせずに護れれば、その方がラクなんだがな。
[冗談めかした口調で言って。
続いた疑問には、ああ、と頷く]
未来をとられたくなかったら、痛い思いをして、でも、それに我慢するだけじゃなく……。
勝たなきゃ、なんないんだよ。
ここは、そういう所。
[わかるか、と問いつつ。
ぽふり、とイレーネの頭を撫でて]
うん?
ああ、そうじゃなくて。
ユリアン・フェイ、だったな。
[釣られるように猫の方を見た。
それからふと気付いたように]
…会話ができないわけでもないのか。
[微かな笑みと共にそう呟いた]
テメーだ、テメー。
宿舎戻ったら鏡見てみやがれ。
[日碧に舌ひとつ出して。
二人の質問に首をかしげながら答える間、青少年は若干気まずそうに頬をかいた]
…なんかねー、空気が?
俺に気づくまでなんか話してたとしても、いきなり二人とも話の矛先が俺に向きすぎるっつーのかね。
あと、ここ二日三日の付き合いにしてはお互い気安いみたいな感じもあるし。
初見の相手同士なら、もう少し探りいれたり地雷踏んだりするもんじゃね?
……そんだけ。
まぁ、とりあえず。
[微妙、と唇の動きだけが描く]
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