59 妖精演戯
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―南西・花畑―
[名前を呼ばれた>>151のは聞き逃していたらしい。
おろおろと双方を見比べていた。
が、ゼルギウス>>150の言う名前を聞いて、はたりと瞬く]
ティ殿?
[いつの間に来たのかと辺りを見回すが、それらしき姿はない。
とすれば]
……まさか。
[よくよく考えれば氷破の気配のあるような、けれど姿は似ても似つかないその人に、視線は再び止まる]
(159) 2010/09/08(Wed) 21:54:45
─南西・花畑─
[顔を振ったお陰か、ゼルギウスが名を呼んだためにベッティがビクっとしたせいか。
顔から手は離れて、大きく息を吐くように鳴いた]
わふん……。
んあれ、ねぇ黒江ー。
ナタが王様に進言したってことは、ナタはビーチェが犯人じゃないって知ってたのー?
[鼻を塞がれる前に聞こえた言葉>>147を思い出して、首を傾げて訊ねた。
今までの事は棚置き]
(160) 2010/09/08(Wed) 21:55:13
疾風 黒江は、氷破 ベッティをじっと見つめた。
2010/09/08(Wed) 21:55:14
―館二階・廊下―
[自分の推理は素早いナタルの突込みにより早々に崩れることとなった]
むむ〜…、たしかにそうなの〜……
[子供好きが多いとの言葉に、これまでのことを思い出せば確かにそんな気もしてきた]
じゃあ犯人は〜、子供好きなのに〜、ビチェを〜…?
[首をこてんと、なんだかそこに矛盾のようなものを感じた気がした。
犯人を捜す手がかりになりそうな、なにかがそこにありそうな気がと考えたり。
もっともゲルダ以外から見れば、あまり考えている姿には見えなかっただろうが]
(161) 2010/09/08(Wed) 22:00:03
―南西・花畑―
ん、……嗚呼。
[エーリッヒからの唐突な問いに、少し視線を上へ向ける。
迷う様な間は口止めがあった為に]
……某には、詳しいことは判らぬが。
ビーチェ殿は「違う」と言って居られたな。
[ややあって、少しばかり暈した応えを返した**]
(162) 2010/09/08(Wed) 22:00:10
─館内・廊下─
[投げた問いへの短い答えとその後の言葉>>154 >>157。
紫は刹那、極光の地の大気を思わせる冷たさを帯びて、騎士を見つめ]
……そうですか。
ならば、地道に当たるより他にないようですね。
[呟きの後、冷たさは紫の内へと溶け、代わりに浮かぶのは、悪戯めいた光]
……確かに驚く事ですが、あまり、気落ちなさらずに。
信を置くものに立て続けに異常が起きられては、さすがにぼくもやりきれませんので。
(163) 2010/09/08(Wed) 22:01:09
疾風 黒江は、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 22:01:34
[先夜、イヴァンから声をかけられた時>>87に、密かに浮かべた表情と、今の顔は同じ苦さを浮かべている、と知る者はあるか]
そうだな、探してみなければ。
[その場で事態を知ったものが、次々と捜索に繰り出すのを見送り、呟いた時には、その表情も隠れていたが]
(164) 2010/09/08(Wed) 22:02:36
ぅ…。ごめ、ん
[それは名前間違えてたゼルギ、ウスと鼻塞いで嫌がってたエーリッヒと、なんか色々戸惑ってた3人に向けて言ったんだ。
………ってかばれたな。完璧(ふ)
いやでもまだ素性は大丈夫だよな?な?
と一瞬沈んだ気持ちを持ち直したんだ。表面にゃ出にくいけどな。]
……そ、だよ。
ベッティで、あってる。
[ほんとは名前も違うけど、それは置いていて。]
……こっちが、わ、たし。
色々、あって、あっちの格好で、居たんだけど、たまに、こっちに戻る。
[あたいは観念して、自分の事を少し言っておいたのさ。
なんかハノスケがまだ疑ってんのかぐらいの勢いであたいのこと見てる気がしたから、じっと見つめて返しといた。やましい事はないんだ……うん。ない、よ]
(165) 2010/09/08(Wed) 22:04:20
─館内・廊下─
相性の悪そうな……ねぇ。
[首を傾げるゲルダの言葉>>155に、こちらも首を傾ぐ]
それこそ、いたかな、って感じなんだけど。
[小さく呟いて。
榛名の疑問>>161には、んー、と悩む素振り]
……その辺りは、わからないね。
ただ……あくまで自分の意思を貫くつもりなら。
そのくらいは、やれてしまうもの……なのかも知れないね。
[それから、小さくぽつり、と呟いた]
(166) 2010/09/08(Wed) 22:05:18
─南西・花畑─
[疑問を投げてからゼルギウスに気付き、「わふ」と鳴いて挨拶とした。
黒江から返答を聞くと>>162]
くぅ?
違うって言えるならー、犯人じゃないって分かったってことだよねぇ。
ナタが探せる人なのかなぁ?
[さっきまでベッティと話していた事を思い出しながら言葉を紡ぐ。
晦ました答えでもそう考えるのが妖精犬。
疑問を口にすると共に再び首が傾いだ]
(167) 2010/09/08(Wed) 22:08:12
[ゲルダもかっくりときている様子も見ればさらにむむ〜っと、
自分の考えはどこかずれていたらしい]
相性の〜……
[そして考えてる中で聞こえたゲルダの言葉に、
ビーチェと相性の悪そうな人と、それぞれの顔を思い浮かべていく。
該当しそうな相手が見つからなかった。
そもそもの前提が間違えてるのかなと、首をこてり]
それとも〜…、むしろ子供好きなら〜、犯人じゃないよ〜って…伝えるため〜…?
[犯人の手によって送られたものが犯人のわけがないのだから、
彼女の無実は一応は証明されることになるのだろう]
(168) 2010/09/08(Wed) 22:08:35
―館内・廊下―
子供好きなのに。
子供好きだからこそ?
[ナタル>>166の答えを受けて、やっぱりいないかと首を戻して。
同じように首を傾ける榛名>>161>>168を見上げて、反対側へまたこてん]
ビーチェちゃんのことは気にしてても。
何か目的があれば、そっちを優先しちゃう?
[ナタル>>166の呟きに翡翠をはたりとさせて、見上げ直した]
(169) 2010/09/08(Wed) 22:11:15
あ〜〜、そうだ〜…
[それから、自分なりになんとなく納得行く答えが出た後、
手にしたストゥールをナタルに返すつもりだったことを思い出し]
ナタ〜、これ〜、ありがとなの〜
[ナタルにストゥールを返しながら、そちらに笑いかけた]
(170) 2010/09/08(Wed) 22:13:47
―南西の花畑―
[ベッティの手が離れたエーリッヒ>>160の言葉に驚いたように瞬き]
ああ、そうですね……なぜナタルは進言できたんでしょう。
[不思議そうに首をかしげ。
謝るベッティ>>165には大人びましたねえ、ととぼけた返答]
まあ理由はあるのでしょうけれど……今は聞きませんよ。
[うん、とひとつ頷きながら、昨日ハンカチを指摘した手のほうへと無意識に視線がいく。
今はそこに印がみえて、ゆるく瞬いた]
ナタルが探せる人、ですか……
まあ、話を聞いてみないと、ですね。
[エーリッヒの言葉にきょとりと瞬き。
今までの友人の言動を思い返しながら、僅かに眉を寄せて呟いた]
(171) 2010/09/08(Wed) 22:14:14
─館内・廊下─
[榛名の推論>>168に、す、と紫の瞳を細めたのは、一瞬の事]
……仮にも、界の至宝を持ち出そう、というくらいだもの。
そのくらいの……情を越える覚悟はあるんじゃないかな。
[ゲルダの疑問>>169に返す言葉は、推論の形をとってはいるけれど。
口調はどこか、確信めいたものを感じさせた]
(172) 2010/09/08(Wed) 22:16:15
……と、ああ。
[差し出された銀糸>>170に、一つ瞬き]
どういたしまして。
……頼むから、今後はあんな格好で出歩くのは控えてね?
[やや、苦笑めいた表情で言いながら、光を編み上げたそれを受け取った]
(173) 2010/09/08(Wed) 22:18:44
[ナタルに>>163気落ちするなと言われると、小さく頭を振った]
いや、気落ちしているように見えるか?
ただ、驚いているだけだ。
ベアトリーチェを狙う意味などあるのかと、な。
もしや、あの子は何かを知っていたのだろうか?
[ナタルの鋭い視線からは、目を逸らすことなく、無表情をもって迎えはしたが、言葉に出たのは、他の者の頼りない予想と、同じようなもの。]
(174) 2010/09/08(Wed) 22:20:33
─館内・廊下─
そっか…そだね。
それだけの何かを抱えてそうなヒトか…。
[推論のようで確信めいた答え。
翡翠はじっとナタルを見つめながら呟いた]
(175) 2010/09/08(Wed) 22:21:04
─南西・花畑─
[ベッティの説明>>165を聞いても黒江が訝しむようなら]
ベッティはベッティなんだよー。
ベッティの匂いするもんー。
[女王の匂いも混ざってるとまでは言わなかったのは、ベッティにとって僥倖だったのかどうなのか。
匂いが同じと知れば、疑いも晴れるだろうか]
うんー、聞いてみれば分かるかなぁ。
それじゃあそろそろ戻るー?
みんなにビーチェ居なかったことも教えないとー…。
[ゼルギウスの言葉>>171に頷くと、館へ戻ろうかと提案する]
(176) 2010/09/08(Wed) 22:22:21
天聖 マテウスは、月闇 榛名の推理?>>149には、乾いた笑みを浮かべるのみで。
2010/09/08(Wed) 22:24:28
[一応まだ隠し事もあるわけで。やべ、嘘ついてるから何か顔が熱い。
かぁっとなったあたいはハノスケから視線を反らしたのさ。]
……ビーチェ、は、やっぱり犯人に、なんだ。
で、ナタルが、調べられる、ひと?
[聞こえた事には、ぽつりと呟いて……ってか戻らねーななかなか。二度寝のせいか?むー]
言葉は、身体に引きずられる、から。
前みたいに、喋ろうと、してるけど、上手く、喋れない。
[大人びた…ってのはあたい的に誉め言葉じゃなかったりしたから、すこーし拗ねながら言ったんだ。
でも何も聞かないでくれるのは有難かったんで、あたいはゼルにちゃんと微笑めたのさ。]
(177) 2010/09/08(Wed) 22:25:15
―館二階・廊下―
[ナタルの言葉に、ゲルダの様子と見比べて]
むぅ〜、ナタは頭がいいの〜…
[どこか確信めいたものを感じさせるその様子にそんな感想の言葉を述べた。
確かに秘宝を持ち出すためならば、手段を選んでいられないと、その言葉は説得力が大きく感じられた]
まるで〜、なんだか知ってるみたいなの〜
[それは褒める言葉のつもりで、別段疑ったわけでもないのだが、
ふらふらっと他人には真意の読み取りにくい自分は誤解を与えたかもしれない]
(178) 2010/09/08(Wed) 22:25:26
氷破 ベッティは、館へ戻るのには、少し考える。帰り道で元に戻れるかな…
2010/09/08(Wed) 22:26:44
─館内・廊下─
全力で、凹んでいるように、見えましたけど?
[頭を振りながら返されたマテウスの否定>>174に、さらりと返す。
もっとも、一部誇張した物言いではあるが]
何かを知っていた……というのも、ちょっと考えにくいかと。
……隠し事の得意な子には見えませんでしたし、何か、犯人に対して不都合な事を知っていたなら、誰かに告げているようにも思えますよ?
[共にいた時間は長いとは言えないけれど。
何となく、そんな気がしたから、その通りに言葉を紡ぐ]
(179) 2010/09/08(Wed) 22:27:12
―館二階・廊下―
[それから差し出した銀糸のストゥール、それを受け取るナタルからかけられた言葉にこくりと頷いて]
気をつけるの〜
[理由はわかっていなかったかもしれないが、とりあえずはそういうことはいけないと覚えたらしい]
(180) 2010/09/08(Wed) 22:29:42
翠樹 ゲルダは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 22:29:59
…館が近づかない。
これも犯人の罠か…――!
[歩くうちに、肩口に熱無き炎が現れる。
ちらりと松の葉色で見て、うん、と頷いて]
よし、いける。
これくらいの時間で充填、か。
[ゆらゆらさせた炎は肩から手へ
指先で遊びながら 歩く。
館は微妙に 遠のき近づき]
(181) 2010/09/08(Wed) 22:31:21
―館内・廊下―
[ナタルの榛名への突っ込みと、それに続くゲルダも交えた会話には口を差し挟まず、けれど、探さねばと言った割には、すぐにベアトリーチェを探しに行こうともせずに、耳を傾けていたが]
そうだな…そういえば、ナタル殿こそ、何かをベアトリーチェ殿から聞いてはいないのか?昨夜、最後まで一緒にいたのは其方だろう?
[>>179ナタルの言葉に探るような視線と、問いを向けた]
(182) 2010/09/08(Wed) 22:31:52
─館内・廊下─
まあ……そういうものを持っていても、全く表に出さない人は、出さないけどねぇ。
[呟くゲルダ>>175に、さらりと言って。
頭がいい、という榛名の評価>>178には、くすり、と笑んだ]
知っている?
んー……ぼくが知っていることは、そんなに多くないよぉ?
ビーチェが悪い子じゃない、って事と、騎士殿は信頼してもよさそう、って事くらいかな?
[続いた言葉には、笑いながら、さらりとこう言って。
気をつける、と頷く様子>>180に、ちょっとほっとした]
(183) 2010/09/08(Wed) 22:32:55
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