85 Glimmer stone
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─ 黒珊瑚亭 ─
ん。
悪いけど、ちょっと付き合ってくれ。
[頷き>>179に返すのも、いつもの自分が向けるような苦笑。
外へ向かいかけて、ちょっと思案した後]
ユリ、ちょっと待っててな。
ユーディ。
悪ぃんだけど、これ預かっててくれるか?
部屋に置きに戻るのめんどくてさ。
[そう言って、答えも待たず彼女の手の中に収まる程小さな羅針盤を手渡す。
精巧な細工は施されているものの古ぼけたそれが祖父の遺品だと説明はせずとも、大事なものと伝わりはするだろう。
軽く手を振ると、待たせていたユリアンと伴って外へ向かって]
(184) 2013/08/20(Tue) 23:22:28
─ 黒珊瑚亭→外 ─
[人気の無い所まで歩き、ユリアンと二人だけになった所で立ち止まる。
振り向き、彼の目を真っ直ぐに見つめると、小さく息を吐いて]
…あのさ。
爺様とゼル先生殺ったのって。
お前、一人で?
[彼を人狼という前提での、問いを向けた]
(185) 2013/08/20(Tue) 23:23:05
─ 黒珊瑚亭 ─
[ゼルギウスの遺体の下にシーツが届くと、包む邪魔にならないようにその場を離れる。
ほんの少しふらついた後、近くの椅子へと腰掛け、頭がくらりとするのが治まるのを黙って待った。
その間は音も遠く、視界に映るものも少ない]
…………
[眩暈が通り過ぎると深く、長く息を吐いて気を落ち着け、瞳を周囲へと向ける。
丁度、アーベルとユリアンが外へと向かうところが見えて、しばしそちらへと視線を向けていた]
(186) 2013/08/20(Tue) 23:24:20
音楽家 ヘルムートは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:25:53
─ 黒珊瑚亭 ─
え、ゼルおじぃが…?
[>>162宿屋に入ってすぐに、アーベルにそう言われて、
驚いたような顔をする。
誰が死んでも、子供はきっと驚いて同じ顔をしたろうが。
言った後で、もう一度赤い痕を見ると、ごくりと喉が鳴った。
昨日よりもずっと、死が傍にあり、
恐ろしいような緊張したような、そんな気持ちになっていた。]
うん。
[肩に手を置かれると、はっとしたように視線をアーベルに向けて、
返事と一緒に神妙にうなづく。
その気持ちは最初からずっと変わってない。
変わってないはずだと子供は信じていた。]
(187) 2013/08/20(Tue) 23:26:18
[>>163一人で手を出すな、と忠告めいたものに、
えーとかうんとか返事をする前に次が来た。]
?
[囁きには不思議そうな顔をする。
した後で、次は微妙な顔になった。]
なんでそんな事言うんだよ。
そりゃ、ユーねーもカルねーも、
人狼なんかじゃねーと思うけど、
でもおれ、そんないっぱい守れねーよ。
[なんでそこ限定なんだろうかと。それもだが、
いきなりそんな事を言い出したアーベルに
困ったように首を傾げてしまった。]
(188) 2013/08/20(Tue) 23:26:40
アベにーも、ギュンじじーみたいな事するのか?
[思い出したのは、ギュンターが食われる気でいると、
アーベル自身が言った言葉で、
だから子供はいっそう微妙な顔になっていた。]
(189) 2013/08/20(Tue) 23:27:15
― 黒珊瑚亭 ―
……役、目…?
[ゼルギウスの遺体を前に、
そっと声をかけてくれたカルメンの言葉>>125も、
何処か遠くからぼんやりと響いてくるように感じられたけれど。
“お爺ちゃんと、同じ色”。ゲルダの遺体の前で“白い火”
を見たというカルメンの呟き>>121が、記憶を過れば]
……ありがとう。
[ユーディット>>128とカルメンのやりとり>>130が耳を通り過ぎ。
シーツのことを亭主に聞いてくれるというカルメンと、
代わりに行ってくれたヘルムート>>142に、小さくお礼を口にした時。
ああ、彼女が、幼い頃から何度となく、
酷く忌々しげな口調で語られるのを聞いていた存在なのかと、
心の何処かで、ぼんやりと感じた]
(190) 2013/08/20(Tue) 23:29:47
― 黒珊瑚亭 ―
[不意に戻ってきたアーベル>>184に驚いたように瞬き]
えっ、これ、って。
ちょ、アーベル?
[受け取るどころか手の中へと渡されてしまった羅針盤。
あわてたときにはすでにユリアンと外に出ていて。
いつにない強引な様子に首をかしげながらもう一度手の中へと視線を落す。
大切にしているのだろうというのは見ればわかる。
それを預けて言った事がなぜか不安で、羅針盤を握り締めて、アーベルたちが出て行ったほうをみた]
(191) 2013/08/20(Tue) 23:30:42
― 外 ―
[移動した先でアーベルが立ち止まるに合わせて歩みを止めた。
まっすぐに向けられる眸をじと見つめ返す]
――…ん?
[前置きのあと紡がれたそれに男は目を瞠る]
アーベル?
[言葉の意味がわからないという風に瞬き首を傾げた]
何の話だ。
[視線重ねたまま怪訝そうに友に尋ねを向ける]
(192) 2013/08/20(Tue) 23:33:22
[ユリアンと伴って外へ向かう前。
話しかけたカヤの返事>>187に浮かべるのは、安堵の表情。
けれど続いて返された言葉>>188には、苦笑を浮かべ]
さて、それは俺にもわかんねーな。
…でも。
俺には命かけて守りたいものが、有りすぎてな。
お前に頼むことで、安心しときたいんだよ。
[微妙な顔の少年>>189に、俺も人狼が居ると思ってると告げた時と同じ笑みを向けて背を叩き。
傍を離れると、ユリアンを探し声をかけた**]
(193) 2013/08/20(Tue) 23:33:46
アーベルお兄ちゃん?ユリアンお兄ちゃん?
[二人が出ていくのをただ見送ってはいけないような、
そんな気がしながら、なにもできず、困ったようにカヤ君の方をみた。
アーベルお兄ちゃんとは特にカヤ君が仲がいいと思っていたのもある]
なんか、やだよ…こんなの……
[呟きながらも、自分ひとりではどうすることもできないものを感じていた]
(194) 2013/08/20(Tue) 23:36:16
─ 三日目朝/黒珊瑚亭・食堂 ─
[どこかへ行くらしいアーベルたちには、いってらっしゃい、と声をかけ。
ユーディットの素直な反応>>180に、くす、と楽しげに笑んだ]
ありがと。
でも、ユディちゃんの方がずーっと綺麗。ここは譲らない。
[島を離れて暮らした6年の間に、色々な意味で清さは失われている、とは。いう必要もないから、口にはしないけれど、そこだけはきっぱりと言い切り]
頼るのと子供っぽいのとって、必ずしも繋がらないと思うけど?
……あんまり考えすぎないで、気持ちをちゃんと吐き出しちゃえばいい、って事よ。
[話している内に、ユーディットの震えが静まる様子に、安堵で眉が下がる。
まだ終わっていない──どころか、終わるための手がかりすらない状態。
けれど、今はそれは考えずにいたかったから。
言葉紡ぐ調子はできるだけ、常のものへと近づけていた]
(195) 2013/08/20(Tue) 23:36:21
─ 外 ─
[怪訝な顔で問いを返す友>>192に、向ける表情は感情の乗らぬもの。
何の話だ、という彼の瞳から、目を逸らす事無く]
昨日さ。
力があるヤツが出てきたら、って話、してたろ。
[紡ぐ言葉も淡々と続けるつもり、だったけれど。
微かな震えが声に乗るのは抑えきれず、苦笑が宿って]
…ごめんな。
お前のこと、視ちまったんだ。
[溜息のような、告白を落とした]
(196) 2013/08/20(Tue) 23:38:04
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:40:27
― 黒珊瑚亭 ―
…うん、そうだね。
先生を、運んであげないと、いけないんだった…。
ありがとう…。
[運ぶのを手伝ってくれるというアーベル>>156と、
シーツを持って来てくれたヘルムート>>161、
他にも誰かいれば、お礼を口にして。
足取りがふらついていたから、
あまり力にはなれなかったかもしれないけれど、一緒に運んだ]
(197) 2013/08/20(Tue) 23:41:22
画家 カルメンは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:41:49
漁師 アーベルは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:42:43
黒珊瑚亭 ユーディットは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:42:54
[アーベルの言葉にゆると首を傾げる]
昨日?
――…ああ、確かに、していた。
[頷き続く言葉をまつが、震える音色に気づき
一度目を伏せ困ったような顔をする]
俺、お前は味方だと思ってたんだけど……
信じたい相手の、一人だったんだけどなぁ。
[くしゃりと後ろ頭を掻いて、苦い表情を滲ませた]
(198) 2013/08/20(Tue) 23:43:34
黒珊瑚亭 ユーディットは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:43:42
細工師 ユリアンは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:44:56
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:45:11
研究者 エーリッヒは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:46:01
画家 カルメンは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:47:12
孤児 ロミは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:47:19
漁師 アーベルは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:47:28
音楽家 ヘルムートは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:47:44
お子様 カヤは、メモを貼った。
2013/08/20(Tue) 23:48:47
─ 外 ─
お互い様だろ。
俺だってお前なら任せられるって思ったから、視たんだぜ?
[ユリアンの答え>>198に、苦笑を浮かべたままに返す声はいつも通りと努めたもの。
何をとも、誰をとも言わずに、ただ信頼を乗せた言葉を口にして]
安心しろよ、俺が生者を視る者だって感付いてるヤツはまだ居ないから。
[ユーディに預けた羅針盤の裏。
古ぼけて、目を凝らさなければ気付くことも出来ない程薄れているけれど。
刻まれているのは、自衛団長の手の甲にもあった印。
それに気付くものが居るかどうかも、賭けでしか無いのだから]
(199) 2013/08/20(Tue) 23:50:26
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