情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[廊下の方から聞こえる声。
それに答えるよりも早く、ピアが動いていた。
きーきー、と危機感を帯びた声は、急いで急いで、とでも聞こえるかも知れない]
……あたた……あ、うん……。
[落ちた当人は、当たり所が良かったのか、打ち付けた部分を摩りつつ、反射的に頷くのが精一杯]
[ガチャリ、扉を開ける。
ひっくり返ったティルを見て、駆け寄った。]
どうしたんですか?!
攻撃を受けましたか?!
[思わず大声を出し、扉は開け放したまま。
ピアにも、何が?という顔を向けた。]
……ふぅ。
[木の根元に座り込み、目を閉じて、長時間雨に打たれながら、淀んで鉄砲水のように飛び出しそうな力を、河から海へ、海から雲へ、雲から河へと循環するように、少しずつ、その力を発散させていく。
その眼前には、水の輪がくるくると回っている。
自分は暴走するタイプだからと、水竜王に教わった御し方の一つだ]
天聖……。
確認するまでもない。
結界に囚われてしまったようねぃ。
[半眼を開けて、ポツリ呟く]
─東殿・自室─
[駆け寄ってきたミリィ。
その声がちょっと耳に痛かったのはさておき]
いや、そーいうんじゃなくて。
考え事してごろごろしてたら、落っこちた……。
[そうとしか説明できないので、ぼそぼそと呟く。
ピアは呆れたように、肩を竦める仕種をして見せた]
『力ある剣』
「偽者」たる私が使えないのは当然なのだから、これは、単なる八つ当たりと思ってもいいかしらぁ。
―――これは、「本物」の生粋たる竜族でしか扱えなくて当然ねぃ。
さて。
問題はその件のものが、どこにいったのか、ということかしらぁ。
答えは―――二つ。
八つ当たりと証したのだから、天聖に起因しているのは、間違い無いでしょうねぃ。
すなわち、天聖と共に結界内に消えたか、「揺らされたもの」の手に落ちたか。
おっこち…?
大丈夫ですか?
[少し安堵した表情を見せ、ピアの仕草には思わずそちらに駆け寄りそうになり、ぎゅっと手を握って止めた。]
…冷やす、とか私できないのですけれど…
どこかいたい所ありませんか?
[出来る事といったら、電流を流してコリをほぐす事くらい?]
ん、へーきへーき。
こんなん、兄貴と殴りあうのに比べりゃ、どーってことないよ。
[比較対象が間違ってます。
ピアは、握り締められた手にきょと、と首を傾げつつ、相棒の肩へするりと登る。
少しでも、首筋の痕を隠そう、というつもりらしい]
それより、雷竜の姉さん。
どっか、行くとこだったの?
[とりあえず、落下の話は決まり悪いので、話題そらしを試みてみた]
[考察を進めると、眼前で回っている水の輪が二重になった。
複雑に動くほど、思考が冷静になっている証拠だ]
「揺らされたもの」
もし、『力ある剣』を手に入れたとして、いきなり動いてくるかしらぁ?
―――無いわねぃ。
手に入れたとして、それは切り札。ジョーカーとなる存在。相手の手札も分からないのに、オープンにする人はいないわねぃ。
なら、可能性は、ある。ということかしらぁ。
逆に前者の場合。
「揺らされたもの」の結界内ということを省みれば、やはり、あちらが有利。
けれど……誰かが、天聖が囚われたのは、虚竜王の不機嫌による影響とか言っていたかしらぁ?
なら、結界内にあるとは分からない可能性もある。かしらぁ。
……ふむ。
状況は、五分よりも悪くなっているかしらぁ。
[それでも、口調はひたすら淡々と]
あぁ、えぇ。
ザムエル殿にお話を聞こうと思って。
ああそうだ、ティム殿、貴方は――揺らされていますか?
[人差し指だけを伸ばして他の指は軽く握り、自分の顎に絡めていたけれど、ふと思い出してちらりとティムに向け。
真っ直ぐに質問をぶつけた。]
爺ちゃんに?
[飛び出した後の事は知らないから、それは素朴な疑問として零れ落ちる。
だが、何故、と問うよりも先に続けられた問いに、青は一瞬きょとり、と瞬き]
オレは、疾風の眷族。何よりも、束縛や干渉を嫌うもの。
『揺らすもの』が、どんな風にちょっかいかけてくんのかはしらねぇけど、オレは、誰かに心をいじられてなんか、いねぇよ。
だから、オレは揺らされてない。
仮に揺らしに来られたって、揺れてなんかやらない。
[真っ直ぐな問い、それに返すのは真っ直ぐな視線と、答え]
……そこまで、推理したとして、さてどうしようかしらぁ。
[ぺちょり。
思考は崩れ、水の輪はもろくも崩れ去った]
一人で無駄な推理を続けるよりは、誰かと話していたほうが、答えは出やすいかしらねぃ。
[半眼に開いていた目を完全に開き、ナターリエがゆっくりと立ち上がった。
さて、何処へ行こうか?]
[真っ直ぐな答えに、眼鏡の奥の濃紅の瞳を和らげ、口元も少し緩める]
…信じましょう。
この先は兎も角、今は揺らされていないと。
[そしてすぐに、自分が言った言葉にはたと動きを止めて]
この先、まだ揺らされる事ってあるんでしょうか。
さんきゅ、姉さん。
そやって、真っ向聞いてくるとことか、姉さんもちゃんと、自分の心の自由は保ってるみたいだね。
[信じる、という言葉に嬉しげに笑う。ピアもほっとしたよに、短く鳴いた]
これから……か。わかんないな。
んでも、オレが感じてる嫌な感触の数は、変わってないんだよな。
だから、揺らすものが直接ちょっかいかけてくる事って、ない気もする。
[確信ないけど、と呟いて]
……むしろ、あれかなあ。
揺らされた連中が、仲間増やしする可能性とか、あるんじゃねぇかな。
< 枕元の明かりを消すと、影は闇に呑まれる。
ただ一点、髪の下、右の眼の奥に仄白い光が揺れていた。
腰掛けていた寝台から立ち上がり、部屋を出ると回廊を歩み始める >
―― 私室 ――
[ぐーるぐるぐる、怖い考えは巡る]
だーめーだーっ!
[ガバ、とベッドから起き上がった瞬間、ぴくりと左の腕が動いた]
あ…チャージしかかってるのか。
[ベッドの上に座り直してメタルの腕を見つめる]
今なら、再セット可能…か。でもなあ…
[毎度調査の度にぶっ倒れる誰かさんの部屋の方に、視線を彷徨わせて溜め息]
─回想─
[食堂を出た後は意識が腕輪へと向かっていて。周囲を気にする余裕はなかった。故に回廊で足早に立ち去る姿を見られているなどと露知らず。その足は宛がわれた個室へと向かっていた]
[個室についた後は腕輪の制御と状況の整理をし、長く深い溜息の後に再び休息を取る。心労に似た疲れを取るために]
─東殿・個室─
[不意に目を覚ましたのはいつだったか。外は相変わらず雨模様。時折落雷が響くその様は嵐の様相を呈していた。それを確かめると、短く息を漏らしてから部屋を出た]
[思案を巡らせながらゆっくりと歩むその足は、一体どこへと向かうなりや]
─東殿・個室→回廊─
何の因果で、あの馬鹿を…俺だって守るなら可愛い女の子の方が…可愛い?女の子?
[呟いてから、首を傾げる]
………ベアトリーチェくらいっきゃ居ないし。
[ 超 失 礼 ]
[保ってる、と言われれば、当たり前です、といった風に胸を張って見せる。
年下に胸を張って見せる図は少し情けないが。]
仲間増やし。
そうですね…それは困りますね。
[ふと、首を傾げて]
所で、もし揺らされた人を見つけたら、どうしますか?
見つけてから考えても良いのですけれど。
― 東殿・回廊 ―
< 薄闇に紛れて、漂うは黒き、切れ端のようなもの。
近く遠く、彷徨う。
恐らく意志なきものとは言え降られるのは厭なのか、少しばかり見かける数が多いようにも感じた。
視線は西へと行くらしいかけらを追って、定まった >
うん、そうなるとかなり面倒なことになると思う。
[それも考えて、剣の事は伏せてるのかな、とか。
今更気づいたなんていわない。というかいえない]
見つけたら、か。
取りあえず、ど突き倒して……。
[ここで、腕組みして]
……そも、どうすれば影響取れるんだろな。
[根本的な所が不明なのに、今更気づいたり]
─回想─
[ティルと出会えば、何やら自分への視線が厳しいのには流石に気づく。
身に覚えならありまくるが。正しい原因はさっぱりなので、へらり笑って受け流す。
そして聞くのはティルの力。
詳しい事は不明だが、とにかく結界の中に誰かが入れば、それを探知するという事は理解した。
去り際の視線には首を竦める。
そして東殿まで行ってからブリジットとは別れた。
別れ際がこちらはいい笑顔だったのは、さっきの一言が原因だろう。
何をさせられるのか少々怖いものが。
そして自室に戻り。
気がついたら雨は酷くなっていた。]
そうなんですよ。
どうすれば影響が取れるんでしょうね?
[少しまた声音を高くあげた。
同じように腕組みをして]
とりあえず、どつき倒すのは賛成します。
大人しくして貰える状況になれば、止まりますかね?
それとも――何か他の力が、必要でしょうか?
[頷いた。]
─東殿・自室(回想─
[いくらか眠った後は部屋から出なかった。やる事があった為。
心の声から、とある場所でのやり取りを聞き。
気がつけば一旦部屋からは消える。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新