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……いけっ!
[一呼吸置いて、力を集中する。
まだ少し影響が残っているのか、カードに込められた力はやや不完全。
それでも、蒼白い雷光は龍さながらの舞でクナイを飲み込み、咆哮さながらの炸裂音を響かせながら翔けてゆく。
その様子は、異界龍を駆使する次元魔法の術とも似るか。
距離を詰めた雷光は、真っ向からカルメンへと牙をむく]
[通常ならばそうそう回避されぬ前後からの攻撃。
カルメンもこの技には自信があった。
しかし]
…っ!?
[ライヒアルトが作り出す雷光。
それは意思持つように彼の周囲をうねり、迫るクナイを全て飲み込み巻き取ってしまう。
繋いでいた磁力は雷による磁場により乱され、クナイは切り離されてしまい。
龍のように蠢く雷光の中に取り込まれてしまう]
ab-ok-u
uk-in-e-of!!
[咄嗟に胸元から< Ni Ti Al B Hf >と書かれた厚紙を取り出し燃え上がらせ。
呪を紡ぎ金属の壁を作り上げる。
けれど雷光はこちらへと直進し、壁をものともせずカルメンへと襲いかかって来た]
きゃああああ!!
[身を走る衝撃に、カルメンは後方へと吹き飛ばされる。
自身が作り出したクナイは、作り上げた金属の壁に突き刺さり、壁と共に崩れ落ちた]
…ぅ……ぃ…ったぁ…。
[吹き飛ばされた先で、カルメンは痛みに声を漏らしながら僅か身動ぎをするのみ]
……あっぶ、ね……。
[ぼそり、ともらした呟きは、何に対してのものなのか。
不安定な状態で解放した呪の事やらなにやら、色々とありそうではあるが]
一応、聞くけど、生きてる、かあ?
[死ぬようなダメージを与えたら、それこそヤバイを通り越しているのだが。
ともあれ、勝敗は決したようなので、新たに滲ませた紅でカードを一枚、複写する]
……我、願うは、全ての回帰。
[複写した『再生』のカードの力を解放し、癒しの力を満たしつつ]
つか、やっぱ、機鋼の連中とやりあうと……先が詠めねぇなぁ。
[その点はこちらの学科も変わらないだろうが。
思わず、こんな呟きをぽそりと*漏らした*]
……死んだらどうしてくれるのよぉ。
[倒れ込んだまま、ぷぅ、と膨れる辺りもう少し余裕はありそうだ。
けれど痛みは取れないために身動きは出来ずにそのまま。
ややあって解放された癒しの力により痛みは徐々に消えて行き、ころりと転がってライヒアルトの方を見れるまでになる]
その言葉はそっくりそのままお返しするわよぉ。
そもそもぉ、先が見えるバトルって面白くないわぁ?
[この師あればこの生徒あり、なセリフを紡ぐ。
そのままじぃ、とライヒアルトを見つめて]
身体痛いからぁ、医務室まで運んでぇ?
[と甘い声でおねだり。
でもきっと無視されて機鋼学科の生徒に運ばれて行く*ことだろう*]
/*
お疲れさまっと、お相手感謝っ!
10発言使いきりまではいかんかったなー。
今回わりと、改行が少なかったから、上手く収まったし。
/*
と、いうか。
カード名を間違えた自分に物凄く物凄く、突っ込みたい……!
『混沌』とか、ふつー使わんじゃろに……orz
/*
私が改行と描写が長いだけなんだけどねぇ。
けれどやりたいこと出来たから満足ぅ。
[やりたいこと=麻痺ガス]
ライ君には一発逆転されちゃったわぁ。
折角ガス効いたのにぃ。
/*
お二人とも、新年初バトルお疲れ様でした。
どうにも思ったより風邪っぽいようで。
ダウン気味なので明日にでもまたゆっくりと拝見させていただきますわ。
今宵はこのまま休んでまいります。
中身はまたも飲めないことにガックリしつつ(苦笑)
*おやすみなさいませ*
─実技実習室─
[実技の様子をカチャンカチャンと銃を弄びながら見ていたが]
ふぅん、あのカルメンが負けるなんてね
外にも目を向けてみるもんだ
…………さて、お兄さんの底はどんなものかしら
[そう呟くと、チャキっと銃を構え、その場を去ろうとしているライヒアルトの背中に照準を合わせると]
ぱぁん。…………なんてね
[撃つふりだけをする]
/*
メインは麻痺ガスの方だったのか!
ふつーに考えて、室内だからくらうよなあ、と素直に思ったんだけど。
クナイのは下手に食らうとカード描けなくね? と思って弾いたんだけどね。
つか、新年一発目から微妙な接戦だったなあ。
『混沌への回帰』に引っ張られたんだと思う。
『混沌』のカードは意味幅がどうとでも取れて強すぎるから、個人としては封じ手にしてるんよね。
/*
>>2271ライ
麻痺ガスって対抗手立てあったりするのかしらぁ、と思って使ってみたかったのぉ。
どんな返ししてくるのか、とか見たくってぇ。
うん、クナイはぁ、弾かれるの前提で投げたのぉ。
ああ言うのつければ流石に食らわないようにするでしょお?
外したところを磁力で操るのがやりたかったんだぁ。
流石私達ってところかしらぁ、そこは(何
最後の切り札って感じかしらぁ。
ワイルドカードよねぇ。
ゲルダぁ、医務室運んでぇ?
[ライヒアルトの背中に撃つ振りをするゲルダに甘い声を投げかける。
未だに床に転がったまま。
炎の槍を食らった部分とかが焼け焦げて、服が際どい状態になってたり*する*]
……こっちだってまだふらついてんだ、無茶言うな。
[おねだりは大方の予想通り?さくっと切り捨て。
影輝学科の教室に戻ろうとした所に聞こえた声に、ちら、とそちらに視線を向ける]
……ケンカ売るなら、後にしてくれな。
連続はさすがに、やってらんねぇよ。
[素っ気無い口調で、そんな言葉を投げて。
実技実習室を*後にした。*]
さて、そうなると…………行くよ、イグニス
「ヘイヘイ、暴れられんなら俺は大歓迎ダゼー」
[そう言うと、上着を肩掛けに羽織って、トーンと飛び降りる
そして、声を掛けてくるカルメンに軽く嘆息すると]
はいはい、医務室までね
[そう言って、肩掛けの上着を掛けてやると
ずるずると首根っこ掴んで引き摺っていった]
/*
>>2273 カルメン
生命なら、無効フィールドとか張って対処できるんでないかな、麻痺ガス。
あと、風が扱えるなら、拡散できるだろうし。
うん、さすがに喰らって返すの大好きな俺でもあれは弾くしかできんかったな。
……まあ、そういう事になるやね(ぇ。
ダテにロストナンバーじゃない、ってとこかなー。
文字通りの『切り札』。でも、強すぎて下手に使うと廃人化とかしれっとありそうだ。
/*
>>2277ライ
うん、生命や神聖なら魔法で回復も出来ると思うのぉ。
解毒すれば良いだけだからぁ。
風もそうねぇ。
あれは弾いてもらうのが前提だったからぁ、そこは目論見成功〜(わぁい
廃人化は強烈だわぁw
扱いが難しすぎるわねぇ。
さて、と。
やりたいこともやったからぁ、私はこれで抜けておくわぁ。
長々と使いっ放しだったしねぇ。
使いたい人はどうぞぉ。
機鋼学科3年 カルメンが村を出て行きました。
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