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そして、物語は動き出す。
目覚めたものが何処へ向かうか、それは一人一人の思うがままに。
どうやらこの中には、村人が7名、人狼が1名、守護者が1名、囁き狂人が1名、智狼が1名いるようだ。
おお、どうやら全員、揃ったようじゃな。 皆に大事な話がある。
先日から噂になっておるので、皆も聞いておるやも知れんが……この地に『人狼』と呼ばれる脅威が潜んでいるらしい。
噂の真偽の程は定かではない。 何事もないとは思うが、皆、念のため気をつけてな。
[楽しげなライヒアルトの言葉に胃を重くしつつ
灰銀竜の眼差しになんとなく仲間意識を抱いたりして]
「ユリアン殿。それでは効果がない…どうにかそういうこともなく目覚めるようになってもらわねばならぬしな」
[と答え。実はイレーネの緊張を解いているなど知らず。それどころか当人未だ参加してるなどとも知らずに。狼は結界内へと*向かった*]
[隠れんぼじゃないんだし、とか気づいたのは。
中庭を出てからだったなんていうのはここだけのないしょ。
魔法を解いて。さてどうしようかな、と小首を傾げた]
[結界に入ると同時に目の前に現れる魔道具。それをぱしりと掴み、にっと笑みを浮かべた]
来た来た。
ちゃんと話通してくれたみてぇだな。
[魔道具はシンプルなイヤーカフスとなっていて、それを左耳に装着。それがライヒアルトが鬼役であることの証拠ともなる]
『あー、てすてす。結界内の皆さん、聞こえてまっすかー!
祭事実行委員会からお知らせでーすっ!』
ほんの少し、ノイズまじりに響くのは、祭事実行委員長の声。
『隔離結界内部では、攻撃魔法の使用が解禁となっておりますが、天変地異クラスの禁呪とかは使わないようにお願いしまーっす!
あんまりやりすぎた場合、アーデルハイド寮母さんからおしお……きゃーーーーっ!』
……爆雷の音の後、声は聞こえなくなった。
何があったかは……*推して知るべし?*
さて、と。
[結界の中に入れば、しばし考えるように]
どうしたものか。
挑戦者と協力して、囲む、というのも一つの手だが…
挑戦者と戦闘してみるのも一興か。
最終的に、挑戦者の数が減れば、鬼が捕まえられる可能性は減る。
…願いを叶えられるのは一人なのだから、な。
[委員の声が聞こえてくれば、眉をひそめ]
攻撃魔法は結界の外では前面使用禁止にして欲しいモノだな…
…………。
何してんだ、委員長。
[ぷっつり途切れた放送に、思わずぽつりと呟きつつ]
さぁて、と。
身軽な立場で、のんびりと傍観させてもらうとするかね。
[にぃ、と。
口元に浮かぶのは、どう見ても状況を楽しんでいるとわかる、タチのよくない笑み]
さて、と。
折角やからな。楽しませてなー?
[くすくすと笑みつつ、手のひらの上で魔道具を転がす。
チリンと、澄んだ音のするピアスを右耳に]
誰かでちょっと予行演習させてもらって。
それから鬼の人に挑戦するのがいいかしら。
[予行演習で負けたらそれでおしまい、ということはウッカリ忘れている様子]
とにかく、まずは情報収集。
――風乙女たち、お願いね。
[ちょっとした応用魔法で周囲の音を集めやすくする。
場所を固定するより距離は短いし雑多な音が混ざりやすいけれど、こんな時にはきっと有効]
いやぁ、アーデルさんなのは分かるんだけど、何で攻撃ぶっ放してんのかなぁ、と。
[色々鈍いです]
っと、そんなことより逃げねぇと。
まーだ皆動き少ねぇけどさ。
さて、と。
どうせやるなら、盛り上げた方がいいだろうか……ね。
[ぐるり、と。周囲を見回して]
……三年前の全勝逃げ切り達成者としては、障害代わりになってみるべき、かねぇ?
鬼に挑む前に腕試しをしたい場合は、いつでも吹っ掛けてくるといい。
ま、こちらも本気で行かせてもらうが、な?
[にぃ、と笑う表情は、滅多に見せない本性に近い。
かも知れない]
さあ、楽しい楽しい鬼ごっこのはじまりだよ、と
[ふんふんふーんと鼻歌鳴らしながら]
とはいえ、あの二人が動くのはまだもう少し先か
片方は傍観者きどり、もう一人はエンジン始動まで暖気運転だな
となると……
[ぺろりと指を舐め、宙に翳し]
風下は………あっちか
[そう呟くと、テクテクと歩き出す]
[委員会の声に混じって聞こえた爆音に、思わず...は額を抑えた]
……私があれやると箒もって怒るくせに、自分は平気で使うんだから。寮母っていい職業よね。
[どこか正反対の感想を口にしつつ、彼女もまた目標に向けて駆け出した]
さ、必ずふんじばってあげるんだからね!
あ、尻尾。
[しっかり見ましたとも、ええ。音も無く駆けて行く仲間を見送ってから、一旦周囲を見回し]
はてさて。
素晴らしいくらいに空間ねじ曲がってるな。
これは利用するが吉っと。
『アンタの得意分野だものねぇ』
へへ、まぁなー。
[自慢げに言いながら、しばらくの間は空間を読み取るために空中に手をぺたぺた]
[歩いていると聞こえてきたのは自称実行委員の放送
そして口を滑らしてのお仕置きの音に]
おぉ、こわいこわい
触らぬ神に祟りなし。立ち回りは上手くしないとなぁ
なぁ、空
「……はぁ、それが3枚目を演じる理由ですか」
さぁてね、どうだろぅねぇ
「…………まあ、最近は少なからず素に混じってきているのは疑いようがありませんが」
うっせ、ばぁか
[そう言って、くつくつと笑うと再び歩を進めるのであった]
ゼルギウスさんが障壁。
とてつもなく高い壁じゃないですか。
[思わずボソリと呟いた。離れていればイイ笑顔は見えなかっただろうが、何かを感じてちょっと遠い目]
…中立なのは食堂、と。
栄養補給場所は必須ね。うん。
[ぽてぽてと歩きながら情報収集中]
おやおや。血の気が激しいのか。
それとも、勝利宣言か。
…それが全勝逃げ切りの栄光なる自信か。
[にぃ、と笑う猛者を見やれば]
誰かが手を出すなら出せばいい。
それに連鎖して、挑戦者同士のつぶし合いが起きるのが一番望ましい展開だが…
誰も手を出さないなら…ボクがやるかな。
此処で駄目なら、後でも駄目だろうし、ね…
[くす、と小さく笑い、眉間に指を当て]
[宣言を、先の異空間放送の原理で結界内に伝えておいて。
ひょい、と召喚するのは、『魔本』]
『……呆れた。傍観するつもりじゃなかったの?』
ただ傍観するだけ、というのもつまらんだろうが。
[水晶龍の突っ込みに、くく、と楽しげに笑う]
大体、厄介な役回りが回ってこなかった、という事は。
委員長は、俺の性格をわかった上で放置するんだろうから、な?
『まったく、もう……』
[水晶龍、呆れたように尻尾をはたり]
別に、勝利宣言とか、そういうつもりはないが。
ただ見ているだけよりは、何かやった方が面白かろう?
[視線を感じて振り返った先、金色の髪に笑みを向ける]
俺としては、魔除けの儀全体が面白ければ、それで十分、なんだからな。
同感。
しかし、血の気が多いのは否めないと思うがね。
真っ先に誰でも良いから、挑戦者求む、というのは。
[口の中に残る飴をがり、と噛み砕いて]
まぁ…ボクは他の学科の魔法を見れれば別に良いんだけれど。
出るからには勝利を一応、目指さなくちゃあ、ね。
ふんふん、寮の食堂が含まれてて。
おろ、結構飛び飛びに空間作って繋げてるんだな。
[盟友を介して小さな次元回路を開き。それを通じて結界内に取り込まれている場所を把握していく]
一応、隠れる場所もあるっちゃああるかな。
さて、どうするかねー。
[そんなことを呟きながら作業して居ると、周囲に鬼役であることに気付いた参加者が集まり始める]
おっと、あんまり悠長にはしてられないか。
ベル、いっちょ頼む。
『仕方がないわねぇ』
[肩に乗っていた灰銀がぴょいとライヒアルトの頭へと飛び乗る。そして大きく息を吸い込むようにしてから]
『…少し、大人しくしてて頂戴』
[周囲の参加者に向けて得意のブレスを吐き出した。精神属性の龍である灰銀のブレスは雑念を呼び起こす。しばらくの間、参加者の集中を乱すことが出来るだろう]
そんじゃ俺はしばらく雲隠れっと。
-開け次元の門
-我が盟友を介しその扉を開け
[何も無い場所に移動用の入口を作り出す。灰銀と共にぴょいとその中に飛び込むと、そのままライヒアルトの姿は消えて行く。開いた次元の扉も、直ぐに閉じてまた何も無い空間へと戻って行った]
さて、まずは慣れたフィールドの確保かな。次元がいい感じに捩れてるけど、この程度ならとりあえず天球儀の場所に変更はないはず。
[言いながら一枚の符を取り出すと、言霊を唱え始めた]
返答せよ! 祖は誰ぞ!
[その瞬間、符は彼女の手からふわりと空に浮き上がり、駆けている彼女と同じ速度で移動し始めた]
「我は風。大気に普く小人と交わりし清廉なりし者」
ならば答えよ! 先見えぬ暗闇を振り払うには如何なる法か!
「先見せし者。透にて敏なるその動きまさに疾風が如く――」
[符と会話を繰り返すごとに、符に魔力が集まっていく。そして一定値を越えた瞬間、符は一陣の風となった]
『我は疾風の影なり――』
[風となった符は一気に第二別館を探索するべく、飛び去っていった]
[同感、の言葉に笑みは深まり]
そうか? これでも貧血気味なんだが。
……ま、いきなり全員で鬼に群がるのも、面白くはなかろう?
[零れる言葉は、冗談めく]
魔法を見る、か。なら尚更、積極的に仕掛けた方がいい気がするがね。
うっし、上手くいった!
[これが新しく生み出してみた符術――符呼術である。符に簡易知性を与える事で、符からも魔術的な言霊を発生させ、...と符の言霊による相乗効果から従来の威力を上げる技だ]
くっくっくっく! ライ、見てらっしゃい。ギッタギタにしてやるんだから!
[先を行く符から情報を受け取りながら、...は駆けていく。
なお、本人は気づいていないが、簡易知性を与えるなんて高度な技術がそうそう上手くいくはずもなく、偵察がわずか二十秒で終わってしまったのを床に膝ついて項垂れていたのは、もう少し後の事]
わるいなぁ?
あんたらの相手はしてられへんのー。
[立ちはだかる参加者をひょいと抜けて、いつの間にやら屋根の上へ。]
さて、しばらく高みの見物とさせてもらうわ。
[望遠鏡覗くように片手を丸めて遠見の魔法。]
[そんなミリィの状態なぞ露知らず。ライヒアルトが次元の扉から現れたのは第二別館だったりする]
よっと。
…んー、流石に自分が思う場所にはなかなか行けないか。
この結界自体次元魔法だしなぁ。
『そうね、アンタより実力のある者が張ってるから、それを上回る力量がなければ自在には行けないでしょうね』
[灰銀も頭の上で周囲を見回し、簡易的な解説を入れる]
ま、これはこれで面白いかな。
移動した先に誰か居たー!ってことにもなりそうだけど。
『ホントお気楽よねぇ、アンタは』
じゃあ、血の気が多いヤツから血の気を自分に引くつもりか?
[其の目は笑ったまま、銀色を見据え]
…それも同感。
儀式としては、それを目指して欲しいんだろうけど?
まぁ、ボクは探知の魔法は持ってないし、委員会のご期待には添えないけれど。
[瞼を閉じれば小さく笑いつつ]
全く持って其の通り、なのだけれど。
仮にも勝利を目指してる身、出来れば厄介な相手は他の挑戦者に潰して欲しいんでね。
[そう、背中を向け、歩き出す。
数歩歩いたところで、立ち止まった]
…とは言え、貴方は挑戦者の中でのレベルは高いだろうし、放っておくことは勝利からは遠ざかる。
そうだな…この結界という"魔法"も見ておきたいし。
暫く歩き回ろうか…
ボクの気が済んでも、誰も戦闘してなかったらお相手願おうかな。
[振り返り、そう笑いながらゼルギウスに告げれば、今度こそその場から立ち去ろうと歩き出す*]
人の血の気で、自分を活性化はできんけどな。
生憎、俺は吸血鬼の一族じゃないんで。
[返す言葉はどこまで本気か戯言か。
儀式の狙い云々には触れる事無く]
君子危うきに近づかず、というヤツか?
……ま、気が向くようなら、来るがいいさ。
[楽しげな様子を崩す事無く、ウェンデルを見送り。
さら、と零れてきた銀糸を後ろに追いやりつつ、上を見上げる]
うーん、しかしここだと勝手が分からないしな。
出来れば西館か食堂に辿り着きたいところなんだけど。
『その場所に出るまで歩きまわれば?』
えー、疲れんじゃん。
でもそれか空間飛ぶしかないんだよなぁ。
この様子だと目的の場所がある方向に歩いても、別の所に繋がってそうだし。
繋がる先も毎回変わってそう。
[先程の空間把握で感じ取ったことを口にする。灰銀は少し感心するようにしながら尾を揺らし]
『アンタにしては上出来じゃない。
伊達に得意と言ってないわね』
…何か馬鹿にされてる気がするんだけど?
『褒めてるのよ』
[お決まりのやり取りをしていたり]
……さて。
一応、自分で調整した結界な訳だが。
[目には直接見えぬ力の流れを眺めつつ、独りごちる]
ん、移動には、差し支えはなさそうだな。
[差し支えなくても、自在に移動する気があるかと言えば、きっぱりないわけだが]
ま、取りあえずは、他の連中がどう動くか、眺めさせてもらうとするか。
[どこまでも楽しげな口調で言いつつ、近くの木の枝にひょい、と飛び乗り。
召喚した『魔本』を開いて*ページをめくった*]
これじゃ、鬼役の人見つけるのにも苦労がいっぱい。
[空間の捻じ曲がりに苦労しつつ。
精霊の声を頼りながら自分の足で状況確認中]
誰か引き受けてくれるかな。
[練習相手も探しながら。
長い廊下をぽてぽて*歩く*]
とりあえず移動するかー。
参加者に遭遇しないように移動しなきゃな。
開始早々とっ捕まるのも嫌だし。
[目的地を食堂へと定め、力の温存のために歩いての移動を敢行。出来るだけ物陰に隠れながら移動し始めた]
『感知魔法は使った方が良いんじゃない?
鉢合わせるのは回避した方が良いでしょ』
そっか、使っておこうかな。
-開け異界の門
-我が盟友を介し
-妖しの力を我が力とせん
[異界より力を引き出し、感覚強化の魔法を自身にかける。それを頼りに参加者と鉢合わせるような状況を回避し、目的地へと向けて*歩き始めた*]
斯くして鬼はその身を隠し、人の目を避け移り行く
さて、隠れるものを燻り出すには何か最善かねぇ?
いっそ一帯を燃やす……ってのも面白いかもな
「…………笑えない冗談ですよ、ご主人」
ひひひ、わかってんよ。それこそ非効率極まりねぇ
[けたけたと笑い、人目を避けつつ森の中を進んでいく
はたして、何処へと向かって*いるのやら*]
いきなり、何?
[言葉と共に女生徒が射出した火弾に飲み込まれる体。
周囲の地面は焼け焦げるけれど、風の防御膜に守られた体は簡単に焼かれはしないけれど、立て続けに直撃を受ければどうなるかも解らない。 ]
忙しいの。
手が空いてる時にして。
[防御膜の周囲を舐めるように走る炎を風に乗せて爆風に変化させて返せば音速超過の衝撃音が周囲に響き、女生徒が寮内へと吹き飛ばされていくのが見えた。
こんなモノで仕留れるとは思わないけれど時間を稼ぐのには十分。
*直ぐに身を翻し校舎内へと駆け込んでいった*]
[さて、慎重に歩き続けてしばらく経った後。また建物が見えて来たと場所を確認すると]
……何で戻って来てんだよ!
[空間が捩じれに捩じれて再び第二別館へと辿り着いたようだ]
『…まぁ、そんなこともあるわよね。
どこに辿り着くかの保証は無いんだもの』
そりゃそうだけどさぁ。
『自由に行き来したければ、もっと力をつけなさい』
[剝れるライヒアルトに灰銀がクスリと笑った。「ちぇー」と言いながらまた建物から離れようと移動を始める]
俺ですらこれだと、次元魔法使えない連中ってもっと迷ってんじゃねぇ?
『それはどうかしら。
各自の魔法の使い方によってはアンタより自由に行き来してる人も居ると思うわよ』
へー、そんなもんなのか。
[そんな話をしながら、また周囲を気にしながら歩みを進めて行った]
はぁ……、まだまだ改良の余地あり、か。
[項垂れているだけでは仕方ないので、その後五枚の符を使って何とか天球儀まで到達した...は手にした符を見て大きく溜息をついた]
方向性は間違ってないのよね。発動時間がかかるのを除けば。でも高速詠唱なんてしたら言霊がバラバラになるしなぁ。
[何とか儀式中で改善策が見つかればうれしいなぁと思いつつ、とりあえずライの探索を行うことにした]
ん〜……。探索は普通の式神タイプでいいか。
[言うやあっという間に四枚の符が蝶へと変わった]
みんな、頼むわよ。
[...の声に一度だけ頷くように羽ばたいて、第二別館の探索へと飛び立った]
[周囲の騒動を文字通り他所に、ぱらり、ぱらりと『魔本』のページをめくっていく。
今の所、積極的に動くつもりはないようで]
……他の連中は、元気だねぇ。
『……あなたは呑気すぎるのではなくて?』
[のんびりとした一言に、水晶龍は呆れたようにぽつり]
そうか?
とはいえ、俺は別にがっつく必要もないからなぁ。
[そういう問題なのかと]
[空間の境目を目指してふらふらり。さっき出て来たところを戻っても良かったのだが、心理的に別の所を通ろうと言うのが働き。少し館内を歩いて別の境目を探す]
広さ的にこの辺に…ああ、あった。
……と?
[境目に入ろうとしたところでひらりと舞う何かを見つける。一瞬きょとんとしたが、直ぐに灰銀が声を上げた]
『ライヒ、ありゃ魔法だ』
げ、と言うことは…!
[こちらに気付いた蝶が反応するかのようにひらりと舞う。嫌な予感がしてすぐさま境目へと飛び込んだ]
[歩けば歩くほど景色は巡るめく変化を遂げる。
そこに法則性を見つけることは難しい]
なかなか面白いな…目的を持っていなければ、だが。
目的を持っていようものなら、ストレスが溜まりそうだ。
[また景色が変われば、辺りを見回して]
…さて。
戦闘と言える戦闘は起きてないのか?
それとも、一方的な戦闘ばかり起きているのか。
どちらにせよ…面白くないな。
[何かを思いだしたのか、小さく笑い]
[そのうち、一匹が...が望む最重要人物を発見することに成功した]
ふ、ふふふふふふ……。見つけたわよ〜〜〜!
[まるで巨人が短距離をしているかの如く、激しい地鳴りを上げて、...が突貫を開始! 遠くにいても多分近づいてくる足音は聞こえる]
[蝶っぽいもの連れて、歪んだ空間をとことこ。]
やー。ウエルンデやったかな?
これあげるわー。
[金髪のあたまについてきた蝶乗せてダッシュ!]
おや。
[何かを乗せられ、ダッシュで逃げる後ろ姿を見れば。
一つ瞬きをして…ほくそ笑む]
"鬼ごっこ"か?
[頭の其れを手に取れば、その後ろ姿を追いかけ。
逆の手の中にマナから石飛礫を作るとレナーテに向けて投げつけた]
ついでにっ。ウェンデルだっ。
[どこに抜けるかなんて考えている余裕は無く。抜けたのは南館内部だった]
うひー、なんだよあの地鳴りみたいな音!
どこの重量級だ。
[聞かれたら更にヒートアップされそうなことを呟きつつ、万一同じ場所に抜けた場合を考えて南館内を駆ける]
くっそー、食堂行って一息つけてぇ。
『この様子じゃしばらくは難しいかしらねぇ。
ここにも参加者が居ないとは限らないもの』
─第二別館→南館─
……お。
[本をめくる手が止まる。
真紅に宿るは、愉しげないろ]
随分、元気に走り回ってるなあ。
[何が、とは言わず。ぱたむ、と『魔本』を閉じる]
適当に、挨拶に行くのも悪くはない、か……さて。
きゃん!
[後頭部に石ころ。つんのめってころり。]
うひゃ〜!
[カラカラ笑いながらマナを練り、逃げつつ狐火を{1}個放つ。]
[視界の端にライの姿が映るや、速度を上げて上げるために符を使い……]
って止まらない〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
[次元歪みを使ってさっと姿が見えなくなったライの立っていた場所を通り過ぎて、そのまま壁に顔面から衝突した]
キュゥ……。
…失礼。
[其の声に女性だと気付いたのか、ぽつりと謝罪を入れる。
狐火が一個現れれば、へぇ、と小さく]
構成せよ。燃えぬ扇…!
[ばっ。
手を振れば、半透明の扇が手の中で形を作り。
狐火をすれ違い様に扇で撫でるように吹き飛ばす]
「その頃狼ことレーグとその主のマテウスは南館を歩いていていて]
「主はまだ起きないし…食堂はなかなか遠いし」
[と愚痴をいいながら蒸気の壁を作って簡単な迷彩をかけつつ、狼はのしのし歩く。
とりあえず中立地点と聞いた
「アーデルハイド殿も主を起こしてくれればよいものを…」
[獣人は頑丈で更に最近生命学科にもはいったものだからマテウスにあてられる雷撃の力がかなりあがっていたりで、雷撃を受けると戦えなくなってしまうと。
ままならない人生を憂いながらのそのそ食堂を目指して、教室をあける。見かけは気にせずに、食堂の匂いをたどって、くんくんと捜索中]
おなごに石ころ投げるとか紳士のやることやあらへんよー。
[扇の風に煽られた火は、一瞬大きく燃え広がって消える。]
ほなまたなー!
[歪みへ飛び込もうとした。]
―南館―
[そしてのこのこと、人の気配がしたら隅っこでやりすごしたり…そんなだから主が起きないのだが仕方ないが]
「ふむ…あれぐらい主もやるきがあれば」
[なんだか男の嫉妬なのかライヒを狙ってる節の男子生徒やそれとは別に、各々の目的をもって黄色い声まじりの女子生徒とかみて把握して思ったりする辺り。狼も胃が相当病んできているのかもしれない]
[先にかけた強化魔法は一応残っていて。廊下の角を曲がろうとして気配を感じる]
っとぉ、誰か居るな…。
[そろりと角から覗き込むと、教室の扉を開ける白狼の姿が見えた]
あ、さっきのもふもふ。
主とやらはまだ起きてない…みたいか。
[ここで出てしまったら見つかるかなと思い、しばらくやり過ごそうと]
『待つのは良いけど、他にも気を向けておきなさいよ』
わーってるって。
[ふわり、と木の枝から飛び降りる。
さらり、零れてきた銀糸を後ろに払って]
界と界、結びし力、行先定めぬ道を開け。
[短く紡ぐ、呪。
歪みの利用ではなく、ランダムに空間を繋げる転移の呪文を発動し、それの作り出した門の中へと踏み込んだ]
全く持って其の通り。
次の手から気を付けよう。
[火が燃え上がる音を聞きながら]
ただ…その耳の魔導器は気になるがね。
[そう、ドアの向こうの歪みへと飛び込む姿に言う]
…同じ所に出れば面白いのだが。
─ →南館─
ん、ここに出たか。
[ふわり、抜け出た先は南館。
ここには、学科合同演習の時に幾度か訪れた事があったものの、最近はとんと御無沙汰していた]
……さて、幾つか気配はあるようだが……ラヴィ。
[『魔本』を手にしたまま、肩の水晶龍へ声をかける。
ふわり、と真白の光が散った]
臨戦態勢は、一応万全にしとかんと、な。
[ほぼ全員に向けて挑戦宣言したような状況なので、一応の注意はしておく。らしい]
[熱を温度を司る狼は。嗅覚とその能力によって周囲の人の気配を敏感に察するも、それが鬼であることはしれない。ただ伺っている様子なのだけ把握して。教室をくんくんしつつ]
「…そこの者…我らに用があるならば相手になるが?」
[声だけを投げかけ、やっぱり食堂散策]
やー、とか、ほな、って。
次元魔法…じゃ、ないか…
[思いっきり隙を見せた気がして。
思いっきり隙を見逃した気がして、緩く頭を振ると]
まぁ。まだ、鬼ごっこは続くわけか…?
[ウェンデルもまたその後ろ姿を追いかける。
今度は持っていた扇をフリスビーの様に投げつけた]
では、プレゼント。
(うひょ、バレタ!?)
(『お馬鹿、あっちは嗅覚優れてるに決まってるじゃないの』)
[物影で灰銀とひそひそ。けれど鬼であるとまではバレて居ないと判ずると、姿は見せずに]
や、鬼じゃないなら用はねぇわ。
邪魔したな。
[自分も鬼を探す参加者であると偽ってそう声だけ向けた。その様子に灰銀はまた『お馬鹿…』と呟いて居たりするわけだが。そしてそろりそろりとその場を離れようとする]
うわっと!
[振り向いたら扇が飛んできたのでジャンピングキャッチ!]
ほぃ、パス!
[キャッチボールよろしく投げ返してみた。]
……ん。
[傍目呑気に廊下を進んでいけば、遠くない場所に見知った無配が複数]
さて、どうするか。
[この場合のどうするか、は、どちらに声をかけるか、という事らしい。
基準は、どっちが面白いか、だったりするが]
ん?
[投げ返されると思ってなかったのか、足を止め扇を受け止める]
お気に召さなかったかな?
[扇を開ききると、パタパタと自身に対して扇ぎつつ首を傾げた]
「ほう…邪魔ではないぞ…我らを鬼と知らぬは、鬼が何者か知られているのか。それとも…そなたが鬼だからなのかは…如何に…?」
[狼は答えた瞬間に威圧感を増して…]
「だが主がやらねば意味はないな…口惜しいものだ」
[残念そうにしながらくんくん。進路を見つけ]
「食堂はこちらか?…主もそろそろ食事の時間だ」
[やっぱり過保護だった]
(やべ、マジでバレそ…)
(『…どこまでアンタは考え無しなのよ』)
[鬼役は知れ渡っていると思い込んでいるが故の言葉だったのだが、結果的に同じこと。自身が鬼役なのだから。空間を支配するような威圧感に身を竦めかけるが、それも直ぐに掻き消えて]
(……よし、逃げるが勝ちっ!!)
[その隙に反対方向へと駆け出すのだった]
いたたたたた……。
[...は赤くなった鼻を摩りながら、起き上がった。さすがに少し涙目になっているが、それでも鼻血を流していないのは乙女(?)ゆえか]
くっそ〜。逃げられた。もう少しでとっ捕まえられたのに。
[周囲を見回すが、歪んでしまった次元は、次に何処に通じているのかまるで予測をさせないように歪みに歪みまくっている]
しょうがない。色々と飛び込んで探索しつついくっきゃないわね。
[そう結論つけて、...は近くにあった教室のドアを開けた]
……ん。
[どうしたものか、と考えている内に、気配たちは二方向に別れるようで。
しばし、思案]
……ま、出くわしたらその時は適当に、だな。
[呑気な口調で言いつつ、駆け出した方との接触ルートのまま進んでみた]
ん?投げ合って遊ぶやないのん?
[きょとん、と首かしげて。]
西の方のどっかでは、犬になげてあそぶとかきいたけど?
[お互い首の傾げあい。]
やー、もふりたいけど今はそれどころじゃないしな。
『…それよりも前方注意』
へ?
[少し振り返りながら駆けていたせいか、前は見ておらず。視線を戻した時には誰かと追突寸前]
うっひょお!!
『アンタ何のために魔法かけてるのよ』
[気付くのは遅れたがどうにか横に飛び退ることは出来た。出来たけども目の前に居た人物はと言うと…]
……あちゃあ。
扇を投げ合って遊ぶ…?
とりあえず、どちらかが犬でないとその条件には当てはまらないな。
[ぱちん、と扇を閉じると、軽く上に投げて一回転]
犬はどちらか試してみるかい?
[ふ、と小さく笑えば扇をキャッチする]
魔法使いの遊びに移行させても良いがね…!
[今度は扇を広げずに投げつけた]
お前、な。
その役勤めるなら、それこそ全方位に神経はらんでどうするか。
[大声を上げて飛び退いた後輩の様子に、呆れたように行った後、薄く笑む。
どこか愉しげな口調は、追いかけるもの、という印象はなく]
その様子だと、移動にも苦労しているようだな?
[問いかけは、思いっきり、日常的だったり]
「…機会はまたいずれ……巡って欲しいものだ」
[鬼役らしきものがさったのを追うこともなく。そんな後ろ向きな発言をして]
… …ぁ… …あ… ……飯 …か…?…レーグ…
「なんでそんなときばかり起きるのですか…主は」
[がっくし、鬼役の人間は既に逃げた後で、狼がっくし]
け、気配が入り乱れて。
読みにく…。
[むぅ、と眉を寄せながら空間の境目になってる扉を開く。
そこにあったのは]
あら、中立場所。
まあここなら逆に誰か来る可能性高いのかしら。
[目をぱちぱちとさせて、まあいいかと食堂の中に入った]
おぉ、おぉぉ!!??
[ひゅん!と飛んでくる扇をとっさに転がってかわして。
うっかりしっぽがふわり。]
残念、犬はちょっと似てるけどちゃうんやでー。
[崩れた体勢転がって立て直しつつ、扇が{5}個とんでくようなイリュージョン。]
…うぇー、ゼル先輩ー…。
[小言を言われて、うへぇ、な表情。相手の様子に警戒心は少しだけ引っ込める]
んなこと言ったって気が回らないものは回らないんだもん。
『威張ることじゃないでしょ』
[ライヒアルトの言葉に灰銀がすぐさま突っ込み]
んー、空間移動は出来るんだけど、行き先の指定が出来ないかな。
まぁどこに出るか、の楽しみはあるけど、目的地に着かないのはちょっとなぁ。
「ところで主…今がどのような状況かしっておいでで?」
……しらん。それよか。あっちだろ
[なんて一瞬だけonモードでさっさと指を差すのは、窓。であり、塀の向こうで]
「いつもこうならば…」
[ぶつぶつとあっさりとonモードを解除した主にぶつぶつ言いながら、窓から降りて、塀を飛び越えつつ、さすがは次元のゆがみだと感心する。さすがにこの奥が食堂とか思わないだろう…次からどうなっているからは知らないが]
―南館→食堂―
>>80
「また?
何か包囲されているようね。
今から直接支援に行くのは少し難しいから
とりあえずがんばって逃げてねアルト。」
[彼女の目の前で自分の立場を見せるように指輪に向かって言葉を囁く。]
まぁ――そういう訳で、私は鬼側の人間なの。
悪いけれど、ミリィ――足止めさせてもらうから。
[言葉と共に温い風が教室内を流れていく。 ]
ライヒアルトが喜びそうな尻尾だ。
[出てきた尻尾に目を丸くするが、飛んでいったはずの扇が増えて此方に向かってくれば舌打ちした]
同じ学科…いや、次元魔法か!?
構成せよ!聳える塔!
[地面に手を叩けば、ウェンデルの目の前に半透明の煉瓦で出来た塔が聳え。増えた扇を迎え撃つ]
それで、全勝逃げ切り狙うつもりか?
特に、他学科の校舎はこちらの予想を超えたトラップがある可能性もあるんだから、ちゃんと気を回せ。
[後輩と灰銀のやり取りに、愉しげな口調でさらり。
なんでアドバイスしてるんですか、と誰かいたら突っ込みそうな]
ああ、まあ、そうだろうな。
ランダムテレポートするように、結界調整してあるし。
[やった張本人、思いっきり、他人事口調で言ってます]
……ま、頑張って逃げ回れよ?
その方が面白い。
―食堂―
[飛び越えるようにしつつも、優雅に緩やかに到着して]
「おや、先客…先ほどのイレーネ殿か」
… め …し…
「主…少しだけ現状を把握して欲しい」
[イレーネにぺこりと挨拶しながらも
offモードのマテウスに戦うとか以前に既に敗色気分な狼であった]
……なるほど。ゲルダはライの味方なんだ……。やっぱり女の友情なんて、間に男が入るといらなくなっちゃうんだ……。
[自分のことを棚にあげてボソリ]
と、いうかふと思ったんだけどね? 別に正体明かさなくても「一緒に探しましょう!」とか行って二手に分かれて探すように仕向ければ、直接支援に行けたんじゃ……?
[扇は幻影で実体は無し。
レンガの塔にあたると、塔の表面に沢山の戸ができて、無数の羽が散らばった。]
ほななー!!
[化け狐の目くらまし。
視界をそれでさえぎって、さくっと逃げる気!]
そんなのは分かってるよー。
その覚悟無しに鬼役希望するほど馬鹿じゃない。
『…十分お馬鹿だと思うけど』
[肩でゆらりと尾を揺らす灰銀に「うるせっ」と返し。親切にアドバイスされてることには疑問を持たないらしい。やはり馬鹿]
してあるしって。
あー! これ作ったのゼル先輩か!!!
ぜってー上回れないじゃん!!
[あわ良くばここに居る間に力を付けようとか思っていたらしい]
へーい、逃げますよーだ。
つーわけでここいらでしっつれー!
[そう言うと先程飛び退った後ろにあった窓を開け。そこからぴょいと外へ飛び出した。ライヒアルトの姿は空間の歪みに消えて行く]
>>88
友情より愛を優先するの。
ごめんね。
[演技じみた声でそう返し。]
あ、そうね。
そうすればよかった。
今からそうして良い?
[等と首をかしげて1歩そちらに近づいた。]
―食堂―
あ、どうも。
[ぺこり、と後から入ってきたマテウスと白狼に頭を下げる]
お腹が空いて鬼も探せ無さそうなんですか?
あ、ここ中立らしいので、腹ごしらえはゆっくりできそうですよ。
[どこかのほほんとそう言って。
自分も折角だからと氷水を取ってくることに]
[煉瓦の塔に戸が出来れば目を丸くし]
なっ…っ!?
[羽が視界を覆えば、咄嗟に身構えるが…]
…逃げた…?
目くらましだったのか。
[煉瓦の塔をマナに戻すと、その向こう…遠くに彼女の後ろ姿が見えた]
…どんな魔法を使ったのかは分からないが。
相手にとって不足無し。
一筋縄ではいかない、か。
[逃げられた、と言うのに何処か楽しそうに呟いて、落ちている羽を一つ拾い上げた]
所詮友情なんて儚いものでしかないんだ……。
[こちらも少し演技調に。でも、ゲルダが本気でライを狙っていないか、ギラリと置くにある、ある意味殺気は隠し切れてなかったり]
そこで実はやっぱりミリィの方がいいから、ライを捕まえましょーって選択肢は……ないよね。
[近寄った分、摺り足で一歩はなれた]
…あ、あははっ☆
[とりあえず笑ってごまかした。]
あれか?…もしかしてあんさんとは運命とか赤い糸とかで結ばれたり結ばれなかったり…
んなわけないわー!
[今度こそホントに逃げっ!]
……やれ、やれ。
どんだけわかってんだか。
[空間の歪みに飛び込むライヒアルトを追うでなく、ただそれだけ言って。
物言いたげな視線を向けてくる水晶龍に、くく、と笑って見せる]
……どうせなら、俺の記録を更新させてみたいと思わん?
『……あなたねぇ』
[呆れたような声を上げる真白をぽふり、と撫でて。
取りあえず、どこか適当な場所に移動しよう、と力を紡ぐ。
……結局、結界作った張本人なわけで。
普通に、歪みを飛べないらしい。
ある意味、不便]
…ぁあ…… …鬼……?… …って?
[やっと起床時間が増えだしたり。そこに疑問を抱いてくれたりして狼は喜んでいたりしつつ]
「うむ。中立ということで我らも来たのだが…そういうわけではないのだよ。イレーネ殿主は…若干やる気のあるときとないときの落差があってな…」
[若干とかかなり控えめに説明して]
「それに主の食事は三食ちゃんと取ってもらっているしな。」
[なんだかそれはそれでしっかり過保護だったり]
まぁ…まぁ。無い、か?
[既に追う気を無くしているのか、顎に指を当てつつ]
…ああ。そう言えば。
[手の中にある、紙の蝶をその背中に投げつける]
コレは返すよ。
どうやら、君が作った物では無さそうだし。
[届くかどうかは知らないが、特に興味もないのか壁に凭れた]
幼馴染が異性同士で意識しあった時点で
幼いころの無邪気な関係は崩れていく。
次に生まれるものは何、かな。
[透けて見える殺気。
返す言葉は先ほどとは違い演技の色は見えない。
本心なのかも知れない。 ]
ライよりミリィの方が好き。
付き合って欲しい。
なんてドサクサに紛れて言ってみたり?
[すり足で間合いを取るミリィに向け今度は無造作にすたすすたと歩み間合いを詰め始める。]
[学科の先輩が自分に偉業を為させようとしていることなぞ露知らず。飛び込んだ歪みの先は東館内部]
ぬー、なかなか当たらないな。
そろそろどっかで休みたいんだけど。
[東館に来ることはほとんどなく、縁遠い場所ではあるのだが、どこか部屋に入って休息を取ろうかと館内を歩く]
だいぶ賑やかになってきましたね。
[高い樹のてっぺん近くの枝に腰掛、眼下の様子を眺めている。]
何処へ行こうかな…。
「しかし…食堂が中立地点というのはこの学園らしい」
[女帝によって食堂では静かにとかされて本能的に食堂では行儀よくなってる気配もあるこの学園らしいとか思ったり。この学園から飛び出た魔術師が食堂だけは大人しく争わないという噂も真実は定かではないがちらほらあるぐらいで]
「とりあえず主はここに…」
[いって大男をソファにおいて、そして厨房に消えようとする白狼は]
「イレーネ殿。よければ主の相手をしてやってくれると嬉しい」
[ついでに目覚めてくれればとかなんとか。いって厨房へ。そこでひっそり胃薬を飲みのは知ってる人は知っている。]
─南館→食堂─
[歪みを渡り、抜けた先は中立区域。
既に、何人かの先客はいるようで]
よう、休憩か?
[場所が場所だけにか、愉しげな笑みは消えて、表情はいつもと変わらぬもの]
―食堂―
え。だって参加されてるんだから。
鬼役で逃げてるか、鬼を追いかけてるんですよね?
[氷水で喉を潤して。きょとりとマテウスを見た。
まさか本人の意思でなく参加してるとは知らず]
落差って。
やる気になったらどんな感じなのかしら。
[白狼の説明に、逆に興味をもった模様]
うん、ご飯は大切です。
[お母さんみたいだ、と思ったとか思わないとか]
やっぱり鬼を探してみるべきですよね。
鬼さんはどこかしら。
[ふわりと枝から飛び降りて翼を羽ばたかせます。
適当な場所に下りてみる →{1}]
んー… ゼルか…
[寝てこそいないがoffモードのマテウスは手を上げることもなくけだるげに、傾けたままの首で一瞥して]
ちょっと…みづらいし… 立ちかた…変えれ
[やや斜めに見えるゼルギウスにそんな勝手なこといったり]
はぁ…しかし、あの魔法は一体何だったんだ?
次元魔法とは何処か違うし、精霊にそう言うのが居るのか…
それとも、魔導錬金法…?
もしもそうだったら、ボクの塔の物質構成を一瞬で把握したことになるぞ…
[額に手の甲を当て、深呼吸]
…名前を聞くのを忘れたな。
次に相見えるときは、どのような魔法かも聞かないと。
―食堂―
普段から中立地帯ですよね。
[女帝の怖さは学園に所属するものなら身に染みますからね]
あ、はい。
[厨房に消えてゆく白狼を見送りながら頷いて。
でも相手ってどうすればいいんだろう?と小首を傾げたり]
あ、ゼルギウスさん。
丁度ここに出ちゃったので休憩中です。
こんなややこしい結界作ったのって、誰なのかしら。
[言った途端に、風乙女がクスクスと笑ったりするのですが]
[無造作に近づいてくるゲルダの姿に、ふっと息をついて上半身から力を抜いた]
やれやれ……。っんとにそう言い出したらゲルダって引かないんだから。この頑固。若年寄。耳年増。
[キーキーとライの近くにいられるという事で、嫉妬八割な悲鳴を上げながら、ゲルダに道を譲った]
― →食堂 ―
[降りてみた場所は食堂の前でした。]
お腹はすいてないですけど… 誰かいるでしょうか。
[呟いてちらほらと人影が見える中へと入ってみます。]
……何の話だ、それ。
[立ち方変えれ、というマテウスに突っ込み一つ]
俺は普通に立ってるだけだぞ。
お前の視点がズレてんだ、お前の視点が。
首を真っ直ぐにしろ。
[呆れたように言い放ち。
イレーネの、結界への評に、思わずにぃ、と笑みを浮かべて]
ややこしい、ねぇ。
……それは、褒め言葉として受け取っておくべきかな?
鬼役…?…… …鬼…?何がだ?
[イレーネの言葉に、未だ死体のようにソファにぐってりしつつ、首を軽く動かす。今更になってなんか周囲おかしいよな。なんて思ったりして]
…あいつの…… …飯は…旨い
[とりあえず落差については触れずわかることだけ答えて、確かに中立だよなぁ。なんてレーグの言葉に軽く思ったりしてる]
─東館─
[適当に歩き回って休める場所を探し。扉を開けても他に繋がっていない部屋を見つけその中に入る]
うあー、歩き詰めは疲れる。
喉乾いて来たのがいてぇ。
『手洗い場の水道で水飲んだら?』
それもありかなぁ、見つかればだけど。
[その部屋は講義室のようで、机と椅子が沢山並んでおり。ライヒアルトは窓に近い隅の椅子へと座りだらんと手足を伸ばした]
『でもこの程度で音を上げてちゃこの先切り抜けて行けないんじゃない?』
わーってるって。
俺が集中力発揮したら半端ねぇことはベルが良く知ってるだろ?
[『それはそうだけれど』と言いながら灰銀は机へと場所を移動し、尾をゆらりと揺らす。少しの間はここで休むことが出来るだろうか]
案外多いです。皆さん、休憩中でしょうか?
[鬼という言葉に反応してそちらを向くと白狼さんの主さんが目を覚ましたみたいでした。
そういえば名前を聞きましたっけ…?]
狼さんの主さんが鬼役…?
無茶…言うな
[呆れたように言われるも。気にせず返す。
ただ立ちかた変えるほうが無茶だろうとかそんなことは気にしない]
ややこしい結界…か。 …導師やOBならともかく……生徒でこれが作れるのは数えれる程度… …しかいないな
[なんてイレーネの結界評にはちらりとゼルギウスを見ながらも、匂いも音もやたら入り混じっている不協和音に軽く顔を顰めた]
―食堂―
あ、ブリジットさん。
[新しく入ってきた人に挨拶ぺこり]
だってここ、魔除けの儀式の会場ですよ?
そのためじゃなければ…またどうして。
[まさか巻き込まれ、なんてことはないですよねとかマテウスをじーっと見て]
美味しいご飯は気力の元です。
[落差についての答えはもらえなかったけれど、コクリと頷いた]
>>112
だって……ねぇ。
戦いだもの。
それが負けられない戦いなら、なおさら。
[あっさり道を譲るミリィに意外そうに瞬き。
「良いの?」と、首を傾げるけれどすれ違いざまに仕掛けられる事でもない限り其の侭廊下へと出て行く。]
[入ってきたブリジットに、よぅ、と言いつつ手をひらりと振って]
俺は、気まぐれに飛び回っているだけだが。
ま、ここに来たなら、一休みした方が得策だろうな。
[何せ、普通に飛べるかは誰にもわからないわけで。
続いた疑問の声には、何も突っ込み入れずに]
お前の言ってる方が、よっぽど無茶だ。
[マテウスに向けて、きっぱり、言い切った]
え…あ?
[ゼルギウスの楽しそうな顔。
続くマテウスの評価を聞いて、空白の10秒]
……ああぁぁぁ!
ごめんなさい、ごめんなさい!!
[真っ赤になって、おろおろ。
褒め言葉かというのには慌てて首をコクコクと縦に振った。
凄いと思ったのは嘘でもないですが]
[てくてくと歩いていたわけだが、ぴたりと足を止めると]
…………なぁる
なんか違和感があると思ったら、空間がちぐはぐなんか
いいじゃん、面白いじゃん
さて、となると……
[そう呟くユリアンの目の前には目に見える歪み]
これは何処につながっているのかねぇ
[そう言うと、躊躇うことなく足を踏み入れる{3}]
[さすがに鬼とか鬼役とか聞いて、聞き覚えがあるが見に覚えがないので気になって少しだけ態を改める。とはいえoffモードなままだが]
…狼…といわれることはあっても…鬼っていわれることは …あまりないがな
って…魔除けの…?
[ブリジットに答えながらもイレーネの言葉に瞬く。とりあえず食事については頷けるが]
…あれって…三ヶ月前になかったか?
[それは去年のことでないかとか狼がいたら突っ込んで胃をいためそうである]
ごきげんようです。
イレーネさんは、たくさん食べる人ですか?
[ご飯の話に小首を傾げて聞いてみました。
色々な人が居るから小さくても細くてもとてもたくさん食べる人はみたことがあります。]
そういえば白狼さんは勝手に申し込んだと…。
戦いじゃなくて儀式でしょうが。
[隣を抜けたゲルダに嘆息つき、そのまま自分も外に続こうとゲルダの後ろについて――]
ああ、一つ言い忘れた。
[と、一言断って]
私、儀式の『守護者』になったんでよろしくね。
[言葉が口をついた瞬間、袖口から十枚の符がゲルダの足元めがけて奔る]
符術、水蝋!
[水を天井まで生み出し、そのまま固めて捕らえる術を発動した]
…あんさん。
[結局また再会したウェンデルに首かしげて。]
なんや、やっぱ運命的なもん感じるわー。
や、なくて!!!
[逃げた!]
[ゼルギウスに手を振り返し]
ベテランさんの余裕で腹ごしらえってところでしょうか?
鬼役の人達は何処へ居るんでしょうねえ…。
[椅子に座ってずっと持っていた林檎をひとくち齧ってみます。]
別に、謝らんでもいいんだが。
[イレーネの様子に、浮かぶ笑みはそのままに、声音は愉しげなそれへと変化して]
ま、ある意味じゃ時空学科の実習の一環みたいなモンだからな、この結界張りは。
導師や、寮母殿の展開する結界からすればまだまだ荒い。
[比較対象が大きすぎるのは、気にしちゃいけない]
ね、年に一回だと思います。
[まだちょっとどもり気味で、それでもマテウスにつっこんだ]
ええと。そんなに食べる方じゃないと思います。
食が細いってほどでもないですけれど。
[ブリジットの質問にはまた小首傾げつつ答えて。
外でとある先輩から果物貰ったりとかもしますよ]
― 第一別館 ―
[歪みに入れば、見慣れぬ所に出て。
辺りを見回せば、ふむ、と小さく]
…学園内で有ることは確か、か。
授業とかじゃ第二別館ぐらいしか行かなかったからな…
[とりあえず。辺りを見回して気になった者に言葉を返す]
…本当に。
ここまで一緒になると。誰かの仕業という事を勘ぐりたくなるな…!
[体力も回復していたためか逃げる姿を追いかける。
しかし、今回投げかけるのは言葉で]
聞きたいことがある!
名前と所属学科は!?
─西館─
[とん、と着地。きょろきょろと辺りを見回し]
世界樹と日の向きから……ここ西館か
………おーい、誰かいねーかー?
… …ゼルならできると… …思ったんだがな…
[残念と肩を竦める…やる気もなくそれだけいって
イレーネが慌てて謝っているが、...も別にゼルギウスがやったとかまで確信はない。単に可能性でみただけだったりだがそこは触れずにいたが]
…は?…??
[ブリジットの言葉に少し固まる。魔除け。鬼。鬼役。勝手に申し込んだ。そしてこの歪んだ次元。咄嗟に噂の鬼の徴を所持してないか確かめる。なかったのにはほっとしたが…だいたい己の使い魔の目的は透けてきて大袈裟に手を目に当ててみる]
…そういやそうだったな…ってことはあの…ゼルが逃げ切ったのから一年か…
[イレーネの突っ込みに頷きつつもそれは更にもっと前だとかはoffモードだからこだわっていない]
ぁあ…とりあえず。参加者だよな?…俺はマテウス。どうなるか知らんがしばらくよろしく
[なんてやっとこさ挨拶]
勝手に申し込み?
…納得しましたです。
[ブリジットの説明で苦笑交じりにマテウスを見た]
えっと、だって。
もっと早くに気づけたはずなのに…。
[ゼルギウスの愉しそうな声にはもごもごと]
えーと、ゼルギウスさんも課題、なんですか?
…アディさんのレベルで構成されたら、動けなくなっちゃいます…。
[ちょっと遠い目。どんな経験をしたことがあるのやら]
─食堂─
別に、そういうんでもないが。
[ベテラン、との言葉に一瞬浮かぶのは苦笑]
まあ、食べられる時に食べといた方がいいのは真理だが。
[苦笑はすぐに消え、日常的な話題を口にするものの。
続いた疑問には、肩を竦め]
ああ、校舎のあちこちを飛び回ってるから、特定するのは難しいだろうな。
……もっとも、当人も制御できんで苦しんでいる様子だったが。
儀式なんて名ばかりの――。
守護者?
[その単語に首を傾げる瞬間
札が――水柱が来る。
ピンポイントに弱点をついた奇襲。
苦しげに水柱の中で水泡を吐きミリィを見つめる。]
とりあえず… 此処に居る人は鬼役の方ではないんでしょうか?
[林檎を齧りながら聞いてみました。]
竜族の方とかひたすら食べてないとだめみたいなひとも居たから、そういう人で… 食堂に居たのかなってちょっと思ったりしたんですけど。
そういうわけじゃないんですねぇ。
[果物なら出すの得意ですよ、と目を閉じて両手を合わせ。
梨とか蜜柑とか出してみます。季節ばらばら。]
─東館─
[しばらくぼーっと休息を取り。その間乱入者が居なかったのは僥倖だったことだろう]
んー…。
逃げを前提にするならそれ用の仕込みもしておくべきかなぁ。
まだ使い捨てでしか使えないけど、アレやっとくか。
[一応魔法の研究はしていたようで、独自に考えた(と思っている)付与魔法を靴へと施す]
-開け異界の門
-我が盟友を介し
-妖しの力を我が力とせん
[すっと人差し指で靴の底をなぞり、文字のような記号を書き記す。淡い光を放ちながら引かれる線は、書き終わるとその光を失い、靴底はいつもの状態へと戻った]
これでよし、っと。
あ?ウチか?
ウチはなー、
レックスオリーヌアルテエレナーターレフリンデ=サンパギータ=ロッターマイヤールエリクシルネーゼ、や!
[長い。]
所属は雷撃やけどー、魔法以外のんもちょいとなー。
長っ!
…皆からそう呼ばれているのか!?
[思わず素で声を荒げてしまったのか、緩く頭を振ってから問いかける]
魔法剣技…?
だろう、な!
流石にあの魔法は魔法剣技や次元魔法には見えん!
俺が全勝逃げ切りをやったのは三年前、だ。
[年数をボケるマテウスに突っ込み一つ]
ま、そう簡単に読まれるようでは、魔力の繰り手としてまだまだ、という事だしな。
[口ごもるイレーネにさらり、と言って]
別に、課題って訳じゃないが。
委員長に泣きつかれたんで、自主実習、って形にさせてもらったんだよ。
西館以外の空間に手出しできる、って機会は、それなりに稀少だからな。
……まあ、寮母殿は、な。
格別だから。
[遠い目をする様子に、突っ込みは入れずにおいた]
ま、てけとーに呼んでやー。
[けらりと笑って。]
なんつーかまぁ、種族特性ってやつー?
[つかつか歩み寄って、金髪の頭をぽんと撫でる。
そこから芽が出てツタが伸びて花が咲く幻影。]
そりゃぁ…結界を作ったものより力が強くないと…だしな
[自分で作った以上その後成長しない限り難儀するのは当たり前だよな。と肩を竦めているゼルギウスに思いつつ]
鬼役じゃぁ…ねぇみてぇだ。さっき知ったけどな。竜族は燃費悪いのもいるらしいからなぁ
[と、中立地区はのほほんと世間話もしつつ、ひょいっと手を伸ばしてブリジットから梨をもらったり]
……まさかゲルダ相手にこんなに上手くいくなんて思ってなかったわ……。
[予定外の事にポリポリと頭を掻きつつ、水柱の中で呼吸ができるように酸素を注入した]
守護者。鬼側が追う側を戦って退けた時に、使える力――でいいのかな? 多分委員会の話だと、勝敗を無効化させるって感じなのかな? ま、そんなのに割り当てられちゃったんだよねー。
[本当はライの仲間になれれば、喧嘩しつつも一緒にいられたなぁ。とかは考えていない。……そういう事にしていてほしいかも]
とりあえず、これで一人ゲットかな?
[ゲルダが翠樹学科であるのをあっさりと失念しつつ、そうあっけらかんと口にした]
鬼さんだからって制御できるわけじゃないんですね。
偶然会うまで動くしかないのか。
そういう運ってあんまりないんですよ…。
[幸運を呼び込む魔法が確かあったはずだと思い立ちましたが、それはインチキじゃないかと自問自答してやめることにしました。]
攻撃魔法が制御できるか少し試してみようかな…。
―食堂―
あ、他の人には確認してませんでした。
けれどマテウスさんは違いそうですよね。
[私も違います、と、ブリジットの問いには素直に答えてみたり]
なるほど。私は半妖精に分類される種族なので、底なしの胃袋は持ってないです。
[そんな渾名を持つ人がいるとかいないとか]
うわぁ!
ええと、錬金…じゃないですね。翠の子の気配残ってるし。
[果物が取り出されれば感嘆の声を上げた。
蜜柑をじーっと見て、ちょっとうずうず。好物らしい]
― 第一別館 ―
適当に呼べって。
一番難しいことを言う…レナ。
[思い出せたのがそのフレーズだけだったのか、悩ましげに眉をひそめた後出てきた名前が其れで。
ふと、いつの間にか追いかけっこから、至近距離まで来ている彼女に目を丸くし]
なっ…!
[軽く頬を染め、驚いているようだったが。
頭を撫でられると更に其の表情の色は濃くなり]
こ、こらっ、何をするっ!
[撫でられた事にか、それとも本人にとっては現実の幻影か]
[付与が一段落してまた休息を取ろうとした矢先。がちゃりと部屋の扉が開く]
………。
「「「「「……………」」」」」
[見覚えのある複数名。お互いしばらく見返して]
「ライヒ見つけたあああ!!」
「ここで会ったが百年目!!」
「覚悟しろ!!」
うーわー、喧しいのに見つかった。
…っと、今使うのは流石に勿体ないな。
ここは窓から……って。
[後ろの窓を見たら窓じゃなくて壁に窓の幻影が掛けられていたものだった]
なんつー紛らわしい!!!
『休む前に確認しなかったアンタが悪い』
[ご尤も。仕方なしに出入口を塞ぐ友人達に向き直る]
しゃーねぇ、強行突破と行きますかい。
「お? 5対1でやる気か?」
「大した自信だな」
やる気がなくともやらなきゃ捕まっちまうからな。
退いてもらうぜー。
[そうやって廊下を歩きながら声を掛けていたのだが、誰も出てくる気配はない
右手をポケットに突っ込んだまま左手で頭をガシガシと掻く]
……あー、こりゃはずれ引いたかねぇ……とぉ!
[突如目の前できらめく斬撃をスウェーでかわす
そのまま左手一本で後ろバク転
距離を開けて辺りを見回すと、参加者と思われる女生徒数名
ユリアンを囲むようにジリジリと距離を詰めてくる]
あー、どうみても俺狙いの子…………なわけねぇか
……わりぃけど、俺に感情向けてくれる子以外に興味ねぇんだわ
[スッと目を細め]
火傷しねぇように気ぃつけな
[彼女の説明に納得はできたけれど
苦手な水に包まれて困った状況になってしまった。
拘束されて動く事もままならないけれど
酸素が注入されたお陰で状況が一気に変わる。
それを媒介に働きかけ、風を引きこめば破裂音と共に内側から自分を拘束する水がはじけ飛ぶ。
扉に手をかけて体のをくの字に折れば、数度苦しげにせきこんで水を吐き出した。]
く……っ……はっ。
そう簡単に、捕まる訳にはいかないの。
何処へ消えてしまうんでしょうね、竜族の人の食べたものは…。
[口に手をあててくすくすと笑って。]
あ、自己紹介してませんでした。
天聖学科2年のブリジットと申します。
[ぺこりと頭を下げて]
神聖魔法です。よろしかったらどうぞ?
むしろ、誰にも制御できんようにしてあるんだが。
[一応、ある程度の自由はきくものの、面白くない、の一言でランダム移動をしている結界構築者がここに]
まあ、でくわす時はでくわす、そう思っとけば間違いないだろ。
[実際、さっき会ったし、とは言わず。
攻撃魔法、と呟くブリジットの様子に]
……わかってる、とは思うが。
ここではやらんでくれよ?
そだっけ?…三年前と一年前…似たようなものだろ
[いい加減なoffモードはやっぱりいい加減だったりしたが]
わかんね。口から炎はいたりするぶん。燃料が必要なんじゃね?
ああ、ブリジット…よろしく
[果物ももらうので思わず軽く頭を下げて挨拶]
とりあえず…
「主。食事が…」
…レ〜〜〜〜〜グ〜〜〜〜
「ぬあっ。どうした主っ」
どうしたじゃねぇーーー
[思わずレーグが厨房から顔を出したところで先ほどまでだらけていたとは思えない素早いスピードで責めよってうにゃうにゃ一悶着。そしてしばらくすれば食事をしてまたくってりしてるだろう
必要なら全員ぶん作ってくる。それが*主夫な狼なのです*
…くっ。逃げられたか…
[上を見ても、後ろを見ても、今度は彼女の姿を見ることは叶わず。
ふと、頭に手をやり、蔦や花は無く]
種別特性とかなんとか言ってたな…
まさかとは思うが。
犬ではない尻尾…狐、か?
それならば、幻影を操れてもおかしくはないが…
[しかし、本人にとっては辱めにあったことの方が大きかったようで、頬を赤くしたまま苦い表情をしていた]
ちょ! ま!
[急激に膨らんだ風に水蝋が吹き飛ばされて、思わず...は数歩後退して驚きを隠せないままゲルダを見直した]
(まさかたったあれだけの酸素から水蝋を吹き飛ばすくらいの風を生み出すなんて……)
[迂闊だったと今更ながら悔いる。元々彼女から見たらライもゲルダも天才のように思えていた。そんな人物に少しでも隙を見せたら負けてしまうのは明確ではないか]
(そんな二人に追いつけ追い越せのつもりで頑張ってるんだから、負けてられないんだから!)
でも、そんな状態じゃ戦えないよね! 悪いけど今のうちにもう一回捕まってもらうからね!
[再び袖口から十枚の符がゲルダへと飛んでいく!]
委員長さんというと、さっきの悲鳴の主…。
自主実習ですか。確かにこれだけ大規模に試すのは滅多にできないですよね。
でもやっぱり凄いです。前に巻き込まれた時は結構簡単に抜けられたのに。今回は辿るのも大変。
[これを課題にする導師なんてまあそうそういませんよね。
同じ西館であるが故の体験を思い出しつつ、賞賛の声]
ぜっったいに逆らっちゃいけない人ですから。
[ちょっと力が入りすぎた。まあ触れずにおくのがきっと吉]
[──数分後
あたりには倒れ臥す女生徒数人とぽりぽりと頬を掻くユリアンの姿]
……あっちゃぁ、やりぎたか?
「女の子相手なんだからもっと優しくしてあげなきゃ」
そうは言うがな、大佐
「誰が大佐ですか」
いやいや空。昔から言うじゃん
「獅子はウサギを狩るにも全力全壊スターライトブレイカー」って
「…………なんですかそれは。初めて聞きますよ」
ん〜、あれ? 違ったっけ?
[周りの惨状にもかかわらず、けらけらと笑う]
ここで使ったりは流石に…。
[厨房の方にちらりと視線を向けつつ苦笑します]
大地学科の時以来くらいだから何年使ってないかなって思ったんですよ。
鬼さんに偶然出会ってぶっつけで使うのが少し心配で。
[一度静かに深呼吸。それから肩に灰銀を呼び寄せ]
── ベル。
『…了解』
[肩の上で灰銀が大きく息を吸い込んだ。それを見た友人達は慌てて魔法抵抗の処置を取る]
[のだが]
…なーんて、うっそ♪
[彼らに飛んで行ったのはライヒアルト自身。軽く助走を付けて宙へ跳ねると、先頭に居た一人目掛けて助走の乗った飛び蹴りを一発。その勢いに巻き込まれ、後ろに続いていた友人達4人もその下敷きになった]
「ってぇ〜!!」
「おいライヒ卑怯だぞ!!」
ばーか、騙されたお前らが悪い。
[飛び蹴りの勢いで廊下に出たライヒアルトは、床に倒れる友人達を見下ろし、うけけと笑った。この身のこなしが出来ることから、普段の鍛練は身についていると言えるだろうか]
それじゃあ友人諸君、まったなー♪
[しゅた、と手を上げ声をかけると、一目散に廊下を駆けて行った]
あっ、翠樹2年のイレーネです。
[自己紹介されれば、一応こちらも名乗り返す]
神聖魔法でもこういうのって出来るんですね。
ありがとうございます、いただきます。
[ぺこり、と頭を下げて蜜柑を手に取った。
幸せそうに皮を剥いている。級友の苦労も知らずに、のほほん]
あ、そうだ。
ここだとどのくらい出来るかの確認がしたくて。
どなたか後で付き合ってくれませんか?
燃料ですかぁ。そういう考えもありますね。
なるほどぉ…。
[なんか妙に感心しています。
狼に責め寄るマテウスを見てぽつりと]
…白狼さんもホントに大変そうですね。
[呟いて林檎を齧りました。]
いや、一年と三年じゃだいぶ違うだろ……。
[マテウスに更に突っ込みを重ね。
顔を出したレーグに詰め寄る様子に、何してんだか、と肩を竦めた]
そう、あれ。
[イレーネの言葉は、アレ扱いで肯定して]
そういう事だな。
なら、使えるものは何でも使え、ってわけだ。
ああ……ライヒが、鬼役やりたがってたからな。
調整する時に、先輩としてのあいを込めておいたんだ。
[賞賛の声へ返す、冗談めかした言葉はどこまで真実なのやら。
愉しげな真紅からは読み取れず。
力説には、そうだな、と短く同意した。
ダテに六年、寮で生活していない]
[再び形成される水蝋にあっさり拘束されるたかに見えたが
囚われたゲルダの形が水蝋の中で崩れていく。
デコイを掴ませ、本体は咳き込みながらも何とか教室を抜け出てこの場を離脱しようと何とか廊下を駆け始めた。]
なんども、捕まる訳には――。
[言葉と共に後方へ浮遊するソフトボール大の火球を数個生み出した。
一定距離内に近付けば小爆発を起こす時間稼ぎの浮遊機雷。]
飢えた人を救ってくれるのは奇跡の中ではポピュラーな方ですので。
石をパンに変えたりとかですね。
[でもイースト菌とは仲良くありません。]
わたしも確認してみたいからお付き合いしても良いんですけど… 相手が務まるかちょっと不安です…。
さて、と
では次の場所へと向かうとしますか
………あ、そうだ
[そう言うと、倒れ伏せる女生徒達─ちょうど気がついたのか、もぞもぞと動き始めた─の所に歩み寄ると、指先からぼう、と火を出してそれ彼女たちの眼前に掲げ]
いいかい、キミたちはここで起こったことは覚えていない
どこかの誰かに襲われて、その誰かにやられた
それだけが君たちの覚えているすべて
……でゅーゆーあんだーすたん?
[うつろな目をした彼女たちが頷くのを見ると、満足そうに頷き、その場を後にする]
……ああ、まあ。
そこらは、暗黙の了解という事で。
[厨房を窺うブリジットの様子に、苦笑して]
なるほど、ブランクありなら、気にはなるか。
……ぶっつけで使っても、わりとどうにかなる気はするが、ね。
[どこまでも軽い口調で言いつつ、ふ、と窓の方へと視線を向けて]
さて、と。
俺はもう少し、外をふらついてみるとするか、ね。
触れちゃいけないところに触れちゃった人ですね。
[アレ扱いの人をアレな覚え方してみたり]
沢山愛されてますね、ライヒアルト君。
[冗談めかした声には、つられたようにクスリと笑う。
同意にはですよねーと。やはり6年組の実感を篭めて]
ん、美味しい。
[蜜柑を一粒、ぱくり。ニッコリ]
さぁて、奴らに追い付かれないうちに移動しなきゃな。
いい加減大っぴらに休めるところに行きたい。
『そんな風に考えてるから移動出来ないんじゃないの?
あの子が作った結界だって言うなら、ありそうだわ』
………むぅ。
[否定出来ませんでした]
[廊下を駆けていこうとするゲルダに、逃げられたはたまるかと追いかけようと走り出して――]
うわっとっと!
[ゲルダのばら撒いた浮遊機雷に蹈鞴を踏んだ]
疾ッ!
[それを符で爆発させ、安全になったときには、すでに数十秒が経過していた]
―食堂―
そういうお話もあるんですね。
[一般生活からはちょっと離れた育ち方をしたので、その辺は素直に受け取りつつも良く分かっていなかったり]
あっと。うん、調子を見るためだけのつもりですし。
ブリジットさんさえよければ?
[もぐ、ともう一粒口に入れたところでちょっと硬直。
何か炎の気配がいきなり強くなった気がします]
─→食堂─
よっと…………ん〜、ここって食堂か
[きょろきょろと辺りを見回していると知った顔発見]
おいーす、何してんだこんなとこで
大丈夫なものでしょうか…?
[ゼルの軽い口調には僅かに不安の影が過ぎるが。]
はい。いってらっしゃーい。
もう少ししたら私も別の場所へ行ってみよう…。
[とりあえず移動しようと思い立ち、空間の歪みに足を踏み入れる]
[しばらく歩いて出た先は、なんだか見慣れた場所]
………何でじゃ!!!
[見慣れたと言っても、先に二度もやって来た第二別館だったり]
─東館→第二別館─
そう、あいつ。
[全く否定しなかった]
ま、カワイイ後輩だからな、あれも。
[一応、と続いたのは、しれっと飲み込んで。
やって来たユリアンによぅ、と言いながらひらりと手を振りつつ]
さて、んじゃ、俺はまたふらついてくるんで、これで。
[入れ違うように、食堂を出て行った]
[飴を作ると口の中に放り込み]
ふぅ…しかし、目星がつけば何とか…
いや、フェイクを見せれる、と言うことは、幾重の攻撃のパターンに昇華させることが出来る。
鬼として実力充分、と言うこと、か?
[ガリガリと忙しなげに飴を噛みつつ]
最も…他の鬼や参加者がどうかは分からんか。
しかし、厄介だな…
[飲み込めば、ふぅ、と息をついた。
ようやく落ち着いたのか、顎に手をやりつつ]
だが。面白い。
他の学科の魔法も見てみたいな。
次はこう簡単にいかなから、覚悟してね。
[後方で炸裂する火球。
三下の捨て台詞のようなモノを残せば、爆発音にも振り返ることも無く何とか廊下を駆け抜けていく。
稼げたのは1分に満たない時間だけれどそれだけ稼げれば十分。
中庭へと飛び出せば寮棟、食堂を目指してかけ続ける。]
あら。
[食堂に入ってくる新たな顔に気付いて立ち上がり]
少しだけ休憩中です。
よかったら一緒にどうですか? 狼さんの作ったご飯もありますよ。
[梨とか蜜柑とかご飯とかが並んでいるテーブルを差して聞いてみます。]
―食堂―
…休憩中?
食堂は中立地帯です。
[入ってきたユリアンを見て、やっぱりーとか顔に出てしまったり。それでも疑問にはそう答えて]
はい、いってらっしゃいです。
またよろしく。
[そういえば鬼の人への挑戦権を考えれば、それ以外の人と勝負することもあるんだよな、とか。今更のように考えながらゼルギウスを見送った]
ケホケホ……。
[大気中に残った煙に咽てしまい、息が整った時にはゲルダの姿はなかった]
あちゃ〜! 逃げられた……。これで私の正体もライにばれたって考えておかないといけないかぁ。
はぁ。大失敗だよ……。
[誰もいなくなった廊下でがっくりと肩を落とし、とりあえずゲルダが鬼の仲間である事を誰かに伝えるため、トボトボと廊下を歩き始めた]
─食堂→第二別館─
……ん。
何やら、危険地域に出たような。
[転移した先を把握するなり、口をついたのはその一言。
一体、第二別館にどんな認識があるのか]
……ふむ……魔力流も派手に動いているようだし……もう一度、移動すべきか。
『……任意移動できるのだから、好きなように動けばいいでしょうに』
それじゃ、面白くないだろうが。
第一、フェアじゃあるまい?
[水晶龍の突っ込みに、くく、と愉しげに笑ってみせ]
おなかすいたなー。
[人の少ない南館をぽてぽてあるいて。
たまに人に追われれば、イニGの群れの幻影とかでおっぱらう。]
…ちと力使いすぎたかもしれんなぁ。
食堂…どこやったっけ?
[「跳躍」ができない程に消耗してしまった体。
相変わらずな水系統への極端な弱さに内心舌打ちしつつ中庭を抜け、寮棟へ――。
食堂の扉の前で指輪へと囁きかける。]
― 東館 ―
ここは…?
[本当、飽きないな、と呟きながら歩いていれば、何か見覚えのある集団と接触した]
ああ…ライヒアルトにつっかかった。
その様子を見れば、どうやらしてやられたようだが。
[何やら怒った素振りや、あのヤロー!とか言っていれば、大抵の人は分かりそうな気がする。
しかし、図星を突かれると怒り出すのが人の性]
その態度を見れば大体分かる。
本当のことだろう?
[しかし、売り言葉に買い言葉か。
ライヒアルトと同じく、体躯が細く小さいウェンデルを小馬鹿にする態度を取る男子生徒達に、小さく笑って]
…ふん。面白い。試してみるか?
[仕方がないのでまた第二別館内を彷徨って。今度はちゃんと気を配っていたお陰で何かの気配を察知した]
…って。
この気配はー…捕まると厄介過ぎる。
[冷や汗たらり。歩く先の気配が誰なのか、しっかり感じ取って回れ右。やり過ごすか離れるかを考えて、普通の窓から外にぴょいと飛び出した]
ありゃ、入れ違いか。じゃあな、精々気をつけるんだな
[入れ違いに出て行くゼルギーに声を掛ける]
……いや、むしろ、不注意でやられてしまえバインダー
[そして、誰にも聞こえない声でボソリ
二人からの返答には]
あーなるほど。そーいえばそんなこと聞いたような聞いてないような
んじゃ遠慮なく
[そう言って梨をもしゃもしゃ]
─第二別館─
[館内を適当に歩いていくと、出くわすのは他の参加者たち]
あー、丁度いい。
さっきここで何か……って。
[問いかけに対して向けられるのは、鋭い目。
一瞬きょとり、とするものの、すぐに理由には思い至る]
……ああ……鬼を倒す前の、前哨戦……って腹積もりか?
……やれると思うなら。
[ふ、と口元に浮かぶのは、笑み]
構成せよ。折れぬ剣。
[腕を一度振ると、其の手には半透明のロングソードがあり]
ふん、手加減出来るかは知らんぞ。
[魔導錬金法を扱う相手との対峙はしたことがなかったのか、動揺する相手を余所に、更に詠唱を行う]
構成せよ…!
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