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村は数十年来の大事件に騒然としていた。
夜な夜な人を襲うという人狼が、人間の振りをしてこの村にも潜んでいるという噂が流れ始めたからだ。
そして今日、村にいた全ての人々が集会場に集められた……。
村の設定が変更されました。
1.村の掛け持ちは国の規則として禁じられています。
ただし、以下の場合を除きます。
a)雑談村
b)ランダ村(RP重視の村を除く)
c)検証村
(abcの何れでも重視されるのはこの村であることを前提とする)
2.どなたでも参加できます。
ただし、必ずwikiを見て下さい。
参加報告、COは必要ありません。
参加COをされている方で入り損ねた方は、連絡ください。
3.コミットアンカーは出来る人がメモで言って下さい。
誰も出来ないなら時間を遅れさせても構いません。
4.リアル大事に。
体調を崩すまで頑張ることは、村建て人の望むところではありません。
村に入るにあたって注意する点は以上です。
何か疑問点がございましたら、メモで聞いて下さい。
なお、天声は使わずに進行します。
それではどうぞ、お入りください。
書生 ハーヴェイ が参加しました。
……ここ……は?
[零れたのは、かすれた声。
ここは何処か、何故、自分はここにいるのか。
霞がかる記憶は、それをはっきりとは知らせず。
ただ、紅を滲ませる包帯の巻かれた左腕の微かな疼きが、これが現実と示していて]
…………。
[氷を思わせる蒼の瞳を、一つ瞬かせ、ぐるりと周囲を見回す。
一面の紅、その先に見えるのは、何かの建物らしき影]
……人が……いる、のか?
[小さく呟き、それから、ゆっくりとそちらへ向けて*歩き出す*]
村長の娘 シャーロット が参加しました。
[森の中、獣道が走る傍らに聳える樹。その根元に、少女は眠るように瞳を閉じて座っていた。否、眠るようにではなく、実際に眠っているのだろう。少なくとも今は瞳を開けることは無い。周囲には紅い花が咲き乱れ、その中で風に靡く青い髪が良く映えていた]
[少女が目覚め、見知らぬ場所に居ると言うことに気付くのはもう少し先のこと。今はただ、夢の中でしばしの刻を*過ごす*]
冒険家 ナサニエル が参加しました。
[紅く緋い花の咲き乱れる森の道を、男は独り歩いてゆく。
遠く続くこの道の果てに、男の目指す場所があると、おぼろげな記憶が教えてくれる。
だが、そこが何処(いずこ)であるのか、また如何なる場所であるのかは、男はまだ、知らない。]
お尋ね者 クインジー が参加しました。
ここは、何処(どこ)だ
[片手で頭を押さえ、男――クインジーは、泉から視線を引き剥がした]
[あたりを見回す目は右のみで、左は傷付けられ、閉ざされたままだ]
[この事態に対してか、クインジーは舌打ちした]
[乾く唇を湿らせて、華を踏み潰し向かうは城へ]
[古城の周りは、木に視界を遮られてはいなかった]
[黒い――錆びたような門の前、人影があった]
[緋は散らされ、男の通った小路を作る]
おい
お前はここに住む人間か?
[一面のあか、その中では異質とも見える黒の門。
呼び掛けは、それを潜るか否かの思案を遮り、響く]
……そう聞いてくる所からして、あんたも御同輩という所かね。
生憎と。
俺も今来たばかりの異邦人さ。
お前もか
ここを何処かと尋ねても、答えは無さそうだな
目立つ場所ではあったから、他にもご同胞が居るかもしれないか……
[肩を竦めるのを見て、黒装束の男は溜息を吐いた]
[足元で緋が潰れ、道が築かれる]
[鉄の錆びたような臭いはハーヴェイからか、それとも門からか]
[軋んだ音を立てて開かれた門から*手を離す*]
何にせよ手がかりがここならば、入るしかないだろうな
ついてこい
血の臭いがしたぞ
[どれほどの時を歩いただろうか。
男が自らの行路に惑いを感じ始めた頃、空を覆い隠して繁れる森が唐突に途切れ、視界が一挙に開けた。
見いだしたのは限涯(きりはて)無く広がる緋の一色(ひといろ)。
見渡す限りに咲き誇る、赤い花に覆い尽くされた大地とそして、そこに不吉な棘のように突き刺さる、黒い古城の影だった。]
あれは……
[黒紅の右目が眇められ、見据える]
[この地の者か、同じ境遇の者か、男にはわからない]
[戸は僅か風に揺れ、再び軋む*音がした*]
[その瞬間、男を襲ったのは、]
この景色を見たことがある…
[という強い既視感だった。
それは、過たずこの場所へと道を辿らせた朧な記憶と相まって、そこはかとない畏れを男にもたらした。]
[畏れはだが、瞬く間に渇望へと変わった。
何としてもその定かならぬ親和の、湧きいずる源を知りたいという欲望に突き動かされて、男は前へと足を踏み出した。
そして、魅入られたように城に近づいて行った。]
[どれだけ刻が流れたか。眠っている少女にはその流れを知る術は無く。流れた刻とは関係なく、目覚めの時はやってくる]
……ぅん……。
[小さな声が漏れ、閉じられていた双眸が開かれる。瞼から覗いた紅紫の瞳が目の前の緋色を捉えた。しばし見つめた後、周囲を見回す]
…何よ、ここ。
[見知らぬ場所に眉根が寄せられる。眠っていたのだから覚えがないのも当然だろうか。そうでなくとも頭の中はもやとしており、記憶が曖昧な状態に右手を側頭部へと当てた]
一面緋色だらけ…。
全部、花?
[絨毯のように敷き詰められた緋色のそれは、曲線を重ねたような形の花を成していて。その緋色の中に、誘うように道が出来上がっていた]
……ここに居てもどうしようもないわね。
この先に何かあるかもしれないし…。
[意を決すると、凭れていた樹から身を離し、立ち上がり緋色の道へと足を踏み入れる。薄翠色の立て襟フレアロングワンピースの裾を払い、蒼色の薄手のケープの位置を直し、緋色に似た朱色のリボンを揺らしながら、緋色の中に出来た道に誘われるように歩を進めて行った]
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