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それはまだ、始まりの前でした。
始まる前の、ささやかな日常。
おや、未亡人 綾野 が来たようです。
村の設定が変更されました。
[彼女――副島綾野が見つめているパソコンの画面では、ダミーキャラクターがいつもの台詞を喋っている。
彼女が設定した言葉をその通りに、だ。
その他の文章にも、動作にも何も可笑しなところはない。
にも関わらず、綾野が首を捻っている原因は、建てられた村そのものにあった]
村の名前もないし、説明もなし……
一体誰が建てたのかしら。
この時期、特に企画もなかった筈だけど……
[何処を確認しても、村建て人のIDが表示される筈の部分は全て空白。
村に戻れば、今度は白い画面にエラー表示が出てくる始末]
困ったわね。
[綾野は難しい顔で暫くカチカチとマウスを操作していたが、ふと手を止めて時計を見]
……いっけない。
もうこんな時間?
[俄かに慌て出す。
もう一度画面を覗き込んで]
仕方ない、対処は後にしましょ。
もしかしたらオフの参加者が建てたのかも知れないし。
[備え付けの掲示板に、得体の知れない村への注意とサーバーが不調である旨を書き込み。
ウィンドウを開いたままで終了ボタンを押して、ばたばたと外出の準備を始めた]
【ランダム希望での入村は非推奨です】
【参加前にwikiとプロローグの確認をお願いします】
□メイン舞台
時代設定は現代日本。舞台は廃ビルのような建物の中。(プロローグではまだ日常空間にいます)
食料は探せば見つかるはずです。携帯食料や保存食ばかりでしょうが。
ガスや水道は一応通っているようです。
目覚めた一室の隅にあるパソコンは点いていますが、その他に電気は通っていないようです。探せばランプや蝋燭くらいはあるかも知れません。
携帯電話の類は存在しますが、1日目以降はPC側から連絡はできません。(受信は可能なので、役職の能力として使うのはあり)
その他、部屋などは指定しませんので、言ったもん勝ちで。
□PCについて
画面の向こう側を想像してみましょう。
暇を持て余した学生、疲れた顔した社会人、一人の時間を満喫する主婦…
子供やお年寄りには少々酷かも知れません。いないとも限りませんが。
つまりは日本の何処かにいそうな、そんな人たちが主役。
共通点は一つ――「Lupus in Giapponese」に集う者たち。
□「Lupus in Giapponese」
数ある人狼ゲームサーバの一つ。
所謂ガチ推理村専用の鯖みたいです。綾野が管理人。
□進行関係
※プロローグ冒頭以降、基本的に天声は落としません。
*プロローグ*
数ある人狼ゲームサーバの一つ「Lupus in Giapponese」。
その日何気なく覗いたキミは、たった一つ村が建っているのを目にする。
村の名前は『 』。真っ白だ。
余程暇だったのか、興味本位か。入村してみたはいいけれど、それっきり村は霧に包まれる。
忙しい日常に追われて、そのうち入ったことすら忘れちゃうかもね。
※入村後、以下の内容をメモに貼って下さると助かります。
■名前:
■年齢:
■職業:
■経歴:
■希望縁故その他:
そうそう、「Lupus in Giapponese」のメンバーでオフ会も開かれるそうだよ。
折角の機会、ここで交流を深めるのも良いかもしれないね。
もちろん、参加しないのもキミの自由だ。
*1日目*
さっきまで日常の中にいた筈なのに、気づけば辺りは薄暗い。
窓から見える空は灰色のまま、時間の感覚も曖昧だ。
辺りには何人か人がいる。面識のない人、意外な知り合い、…ひょっとして、オフ会なんかで見た人もいるのかな。
殺風景な部屋の隅には、一台の古ぼけたパソコン。
画面を覗いた女が何か騒いでいるけど、何だろうね。――『人狼』?
*2日目*
騒いでた女――綾野が動かなくなった。
ほら、パソコンの画面にも書いてあるよ。
『未亡人 綾野が無残な姿で発見されました』って、ゲームとまるっきり同じ言葉が。
どうやら『人狼』が、この中にいるみたいだ。
退治の仕方は、キミたちがよーく知ってる筈だよね。
尤も、冷静に話し合いなんてできるとは思えないけど。
*3日目以降*
1人が『処断』され、1人がまた喰われて死んだ。
画面にはそいつらの名前が並ぶだけ。
どうやらまだ終わらないみたいだ。
黙って死ぬのを待ちたくなければ、続けるより他に手はない。
*エピローグ*
さて、最後に残ったのは人か狼か。
無事に生き延びたキミたちがどうなるのか――それはキミたち次第。
ちゃんと日常に戻れるのか、出口を探して彷徨い続けるのか。或いはもっと他の結末があるのか。
但し、【死んだ者は生き返らない。】これだけは現実。
【その他役職や吊り襲撃関係等はwiki参照のこと】
[十数分後。
荷物を抱えた綾野は扉の前、部屋の中を振り返る]
それじゃ、行って来るね。
[棚の上に置かれた写真立てに微笑みかけて。
そうして、部屋の扉は閉ざされた。
彼女は目にすることはなかった。
先程の掲示板への書き込みが、書かれて1分もしないうちに消去されているのを]
[誰もいなくなった部屋。
電源が落とされた筈のパソコン画面が、ヴ、と唸り、不意に光を灯す。
開かれたままのウィンドウ。
ふ、とエラー表示は掻き消え、代わりに別の文字が映し出される――]
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
おや、修道士 礼斗 が来たようです。
[ID [Noir] password [*****]
やや骨張った、けれど滑らかな指がキーボードを叩く。]
1get。
[淡白に呟く。
選んだAvatarは男性。疎らに髭が生えた中年男。
役職は狼、狂人、おまかせを巡った後に狂人を選択した。]
「名前のない村か……。
謎かけもオツだが、誰か人は居るんだろ?
酒でもかっくらって待つとすっか。」
[入村文を書き、[参加]をクリック。]
おや、御曹司 晴美 が来たようです。
鯖障害か……。
[入村文は白霧に消え、ブラウザバックでトップに戻る。更新。
白霧は出ないが、『 』の村をクリックするとやはり繋がらない。サポート掲示板を覗いてみるが、書き込みなし。
様子見で放置する事に決め、別サイトに*アクセスした。*]
[もう日課となっている仕草は、
ごく当たり前のように僕の指を滑らかに滑らせ、
決まったキーワードを打ち込む。
【Lupus in Giapponese】
暇つぶしの遊び場。
現実とリンクしながら捩れて遮断された世界。
もう一人の僕が"僕"として活きる場所。]
あ、新しい村が建ってる。
[それは繰り返される日常の断片。
現実の暇な世界から逃げ出すための、手段のひとつ。
クリック一つでほら、目新しい世界がまたひらいた。]
…?
[僕が異変に気付いたのは、
いつも通り演じるキャラクターを選択し、
入村文を書いてクリックを一つしてからだった。]
消えた? …変なの。
ま、いいか。その内元に戻っているだろうし。
万が一入れていなくても、村はまたすぐに建つだろうし?
[選んだのは極彩色を纏う、細身の踊り子。
言葉を失った今は舞うこともなく。
どことなくあの人に似ていて、
つい気がつくと、同じようなタイプのキャラばかり
選んでいる自分に気付き、小さく苦笑した。]
さーて、姉さまたちも帰ってくる時間だし。
お茶会にでも顔を出しに行こうかな…。
ってRP村じゃあるまいし。
この時代にごく普通に家でお茶会って家くらいでしょ、
時代錯誤もいいところだよ、まったく。
[僕はパソコンの電源をつけたまま椅子から立ち上がると、
大きく伸びをしながら部屋を後にした。]
[現実からのESCAPE
それが村に参加する、*理由*]
おや、高校生 玲 が来たようです。
[かちり]
あれ、霧?
[入村のボタンを押した途端、画面は真っ白になった。
かちかちと更新を繰り返しても、一向に直る気配はなかった。]
…んだよもう。
[苛立ち混じりにウィンドウを閉じた。
そのままパソコンの電源も落としてしまう。]
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