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呼び寄せたのは果たして何か。
その意を誰一人知る由もないまま、人々は集い始める。
1人目、自衛団長 ギュンター がやってきました。
召集をかけたものの、まだ集まってはおらぬか……。
とはいえ、どこまで真実かもわからぬ噂、焦る事もなかろうて。
全員集まるまで、ゆっくり待つとするかの。
慌しく進んでいく冬支度の合間を縫い、丘の上の聖堂を訪れた自衛団長。
いつになく難しい顔をした彼を、老尼僧は驚きの表情で出迎える。
それが、始まりの兆し。
それぞれの事情で、丘の上の聖堂を訪れる者たち。
祈りを求めるもの、図書室に収められた智を求めるもの、或いは貴重な酒や、文字通り一夜の宿を求める者──様々な理由を持ち合わせる者たちが集まった後、穏やかだった天気が荒れ始める。
「今から降りるのは危険だから」
そう言って、集う人々を引き止めた老尼僧の穏やかな笑みが、翌日には引き裂かれる事など。
その時には、誰一人──否。
ただ一人を除いて、予想もできなかった……かも、知れない。
☆業務連絡
基本的な設定は、以下のwikiに記載されています。
なので、下記ページは必ずお読みください。
・『白花散る夜の月灯』wikiページ
http://werewolf.rash.jp/index.php?%C7%F2%B2%D6%BB%B6%A4%EB%CC%EB%A4%CE%B7%EE%C5%F4
・『白花散る夜の月灯』進行中ページ
http://werewolf.rash.jp/index.php?%C7%F2%B2%D6%BB%B6%A4%EB%CC%EB%A4%CE%B7%EE%C5%F4%2F%BF%CA%B9%D4%C3%E6%A5%DA%A1%BC%A5%B8
設定などに関する質問は、プロ〜1dの間は、メモでいただければ村建てがダミーメモでお返しします。
以降は、進行中ページの質問所へどうぞ。
村の設定が変更されました。
2人目、自衛団員 マテウス がやってきました。
─ 聖堂 ─
……了解。
[険しい表情の自衛団長に、お前は外で待っていろ、と言われ、少しの思案の後に了承を返す。
自衛団員が行動する際はツーマンセルが基本だったため、一人で出ようとした団長についてきたが、結局締め出されてしまった]
…他には聞かせられない話なのか?
[独り言ちた言葉に返る声は無い。
扉越しに何かしらの声は聞こえるが、その内容までは聞こえず。
仕方無しに終わるまでその辺りをぶらつくことにした]
─ 山羊小屋 ─
[まずやってきたのは聖堂で飼われている山羊の下。
聖堂で飼われているとは言え、ここに住むのが老尼僧だけであるため、自衛団員が代わる代わる様子を見に来たりする。
マテウスの場合は子供を連れて世話をしに来ることも少なくなかった]
元気そうだな。
[声をかけながら干草を与える。
山羊は一声鳴いて、与えられた干草に鼻先を突っ込んでいた]
また連れて来てやるか。
[思い浮かべるのは2人の子供達のこと。
2児の父であるマテウスの住民票は以下のように記載されていた**]
─────────────────────
■名前:マテウス=ヴァルトベルク Matthäus=Waldberg
■年齢:35
■職業:樵
■経歴:自衛団所属。春から秋にかけて森で樹を切り、冬の準備をする生活を繰り返す。
薪を麓へ売りに行ったり、伐採作業の合間にちょっとした狩りをしたりして生計を立てている。
冬の間は自衛団の仕事の他、村内の雪片付け等の力仕事を進んで行っている。
既婚者であり、子供が2人居る。
─────────────────────
3人目、司書 ライヒアルト がやってきました。
─ 図書室 ─
……これはこの場所に戻しておいて、と。
後は、向こうか。
修繕が必要だったのは、確か……。
[丘の上の旧修道院。
そこに今も残される知識の蔵──図書室を動き回る黒い影一つ。
一冊一冊、丁寧に題名を確かめ、所定の棚へと戻していく姿は、ここ数年ですっかり馴染みとなったもの]
ん。
……ここは……ああ、先日借り出されたまま、か。
雪が降る前には戻す、と言っていたから、近い内にくるか。
[書架の一画、不自然な隙間の前で足を止めて。
抜けている本が何だったかを思い出しつつ、確かめるように呟く]
4人目、役者 エーリッヒ がやってきました。
―自宅―
[テーブルの縁に背を預けて、つまりは立ったままで
何やら本を読みながら時折時計を伺う]
………
[違和感があるとすれば、そこが台所と言うことだろうか]
問題は、天気がどうなるか、か。
[修繕の必要な数冊を、図書室の隅の机に重ね。
黒の長衣の裾を翻し、一度図書室を出る。
装いはこの場にはしっくりと馴染む修道士のそれだが──青年の名乗る肩書きは、『司書』。
数年前、村の近くで倒れていた所を老尼僧に救われた青年は、旧修道院で暮らすようになって間もなく、そう名乗るようになっていた]
お、そろそろかな?
[幾度目か、時計を見遣って男が動く。
粉塗れのテーブルに無造作に本を投げ出し、天火の戸を開け、中の天板を引き出し]
ん、計算どおり、完璧な焼き色だな。
[そう言って取り出すのは、天板に並んだ狐色に焼きあがった小型のパイ。
それを、一つ一つ、冷ます為に網の上に並べて]
芳しき香り、麗しきその黄金色の姿……
何時の世も我らを魅了する、その名は林檎のパイ。
[朗々と謡うように、傍から見ると首を傾げそうな言葉を紡ぐ。
芝居ががってはいるが本人はいたって真面目そうである]
[テーブルの上には、今焼き上がった物の他に形が違う二種類のパイが置かれている。
計三種。丸いアップルパイ、半月型のカボチャパイ、そして三角のスイートポテトパイ。
それが、それぞれ10個ほど]
……ちょっと多かったか?
ま、いいか、5個くらいなら俺が食うだろうし。
んじゃ、ちょっと待っててな、愛しい子達。
[5個って多くね?と突っ込む者はとりあえずいなかった。
一度、自室に戻って出かける仕度をして、台所に戻った時には大きなバスケットを抱えていた。
そのバスケットの中に、冷ましておいたパイを一つずつ並べて入れていく。
どうやら、誰かに届けるらしい]
「お出かけー?」
[とでも言いたそうにドアの陰から小さな姿が覗く。
手招きをすると側に来て男を見上げた]
─ 回廊 ─
[図書室を出て、足を向けたのは回廊とそれが取り巻く中庭。
新たに積もった真白の眩しさに目を細めつつ、空を見上げる]
……次に降る前に、冬支度を終えないとなぁ……。
[雪で道が閉ざされれば、ここは陸の孤島と化す。
その間の不自由がないように、と。
その辺りに意識を向けるのも、いつの間にか自然と身についた事だった]
ん?ああ、聖堂のシスターの所。
借りてた本返そうと思って。
[手元の作業は止めぬまま、顔だけを向けて返事をする]
「遅くなる?」
[とでも言いたげに首を傾げるのを見て笑いかけて]
そうだなぁ、遅くなるかもしれない。
ちゃんといい子で留守番しててくれな。
[言いながら詰め終えたバスケットを持って玄関へと移動する。
見送りのためについてきて何か言いたげに男を見るのに、ひょいっと抱き上げて額に口付けて]
お土産買って来てやるから、な?
[そう言って笑いかける。
手の中の「子猫」は解っているのかいないのか、小さな声で「にぃ」と鳴いた]
あー、やっぱ寒いなぁ。
[玄関を出てドアに鍵をかけて、思わずそう呟く。
そんな男について、村役場の住民票にはこう書かれている]
―――――――――――――――――――――
■名前:エーリッヒ・シュピーゲル Erich=Spiegel
■年齢:28
■職業:役者
■経歴:町の小さな劇団に所属する役者。
元々この村の出身。進学のため町に出ていたが、何を間違ったか芝居の道に嵌る。
5年前に事故で両親が他界したため、家を継ぐために村に戻り、芝居の時だけ町に戻るという生活をしている。
甘い物好きで趣味は菓子作り。だが菓子以外の料理は大雑把でいい加減。
同居猫が恋人と言い張る独身。
―――――――――――――――――――――
[そんな青年の記録は、村役場にはこう記されている。**]
──────────
■名前:ライヒアルト・ウェーハスハール Reichard Weegschaal
■年齢:23
■職業:司書
■経歴:5年ほど前に、村の近くで倒れていた所を保護された青年。
行き場がない事から、旧修道院に身を寄せている。
普段の装いが装いのため、場所と相まって修道士と間違えられる事もあるが、本人はあくまで司書である、と主張。
村に来る前の経歴については、触れたがらない。どうやら、記憶の一部が欠落しているらしい。
──────────
5人目、娼妓 カルメン がやってきました。
[新雪が陽光を受けまばゆい早朝。
窓辺から射し込む光が寝台に横たわる女の瞼へと掛る。
ふっくらと柔らかそうなくちびるから漏れるのは小さなうめき。
シーツを引き寄せかぶり直し往生際悪くもぞもぞとしていたが
暫くして諦めたのかシーツ越しにくぐもる声を零して動きを止めた。
ばさり。新雪と同じ色のシーツが舞う。
軽い身のこなしで寝台下りた女は両開きの窓を押し開いた。
冬特有の冷たく澄んだ風が吹き込みその肌を撫でる。]
さ、っむ。
[夜着であるワンピースの裾と癖のある長い髪がふわとその風に攫われる。
すらりと伸びたしなやかな脚が片方を軸にくるりと弧を描く。
トン、トン、と床板を軽く蹴ってステップを踏みながら
クローゼットの前までゆくと鼻歌まじりに今日の衣装を物色する。]
[ハンガーに掛けられた服の中から選りだしたのは双眸と同じ菫色。
奥にある赤と見比べて「んー」と悩むような音を奏でる。]
この赤も好きだけど昨日とちょっと被るのよねぇ。
……やっぱり、今日はこっち、と。
[満足げに頷くと手早く着替えて身支度を整える。
汲み置きの水を沸かして目覚ましの為のお茶の用意をする。
湯が沸くまでの間に、寝台のシーツをかえて洗濯物を籠に投げた。
部屋の空気の入れ替えが済むと窓を閉めてまた台所へ。]
そろそろ沸くかな。
[スプーン一杯の茶葉をポットに入れて熱々の湯を注いだ。
ふわりと茶葉が踊ると目を細め、また鼻歌を歌う。
戸棚から手の平に乗るくらいの包みを取り出しテーブルの上で広げた。
鼻歌を歌い終わる頃が丁度、お茶の飲み頃。
カップに湯気立つ琥珀色を注ぎ、椅子に座る。]
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